ブログ記事2,355件
2024年5月1日落語読書三昧(故人、現役ともに敬称略でいきます)落語にはまり始めて2年半くらいになる。もっぱら定席や落語会に足を運んでいたのだが、ここ一年くらい読む方も興味を覚えてきた。◆「上方落語の四天王」(戸田学)2011年9月岩波書店笑福亭松鶴、桂米朝、桂文枝、桂春団治といえば私が中高生くらいのころ(昭和40年代半ばから終り頃)に壮年期を迎えていた噺家さんたちである。当時生で見る機会はなかったが、テレビではよくお見掛けしていた(関西は東京に比べて
「今の時代には合わない」と嫌っていた…落語家・立川談志が「柳田格之進」を死ぬまで口演しなかった理由そんな噺を「草彅剛主演の映画」にするためにやったことこの度、映画に出演することになりました。落語「柳田格之進」をもとにした「碁盤斬り」(監督・白石和彌主演・草彅剛)です。この映画の脚本を務めた加藤正人氏とは25年以上も前から付き合いがありました。異様…president.jp立川談志が嫌った“女性の犠牲”🆖そうなのそうなの剛ポン主演🎥映画化第一報を知って。初めて⬇️その
五代目三遊亭圓楽遅れてきた落語ファンの自分は、笑点司会者としての認識しかない。ただ圓楽が私財を投じて作った寄席「若竹」のことは、散々笑点でいじられていたし、スポーツ紙でも大きく報道されたので記憶が有る。1985年4月、江東区東陽町に設立された若竹。六階建てのビルで寄席は2階と3階で客席は163席。他の1、4、5、6階はテナントが入っていた。総工費何と6億円!当時圓楽は銀行から4億円の借金をし、10年での返済計画を立てたとのこと。毎月の返済金額は43
時代劇専門チャンネルで昨年立川談志没後10年を記念して放送された「令和の談志」の再放送を3回分録画して見た。談志が演じた落語は、「らくだ」、「鼠穴」、「野ざらし」、「権助提灯」、「粗忽長屋」「雑俳」の7席。これに加えて毒蝮三太夫、立川談笑、伊集院光の3人がフリーアナウンサーの山中秀樹を相手にそれぞれの談志論を語っている。その中では落語家の端くれでもあった伊集院光の談志論が実に秀逸だった。談志好きの私ではあるが、最近ちょっと見方が変わった。咽頭癌発症後には「死にたいんだよ。でも死ぬとポール牧(自
わたしがスーパービーバーを好きになったきっかけは2023年夏、生まれて初めてのフェス。『人生初の夏フェス体験記その1アーティスト編SWEETLOVESHOWER2023』人生初の夏フェス体験記うまく書けるかわからないけれど余韻が残る今、書けることを自分のために書いておきたいと思います。(絵本に関係ないので、しかも…ameblo.jpこのフェスのスーパービーバーのボーカル渋谷龍太さんのMCに完全にイチコロでした。
師匠(集英社文芸単行本)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}立川志らくさんによる師匠・談志とのエピソード集。談志信者なので、一気に読んでしまった。「談志とは麻薬である」との表現には思わず深く頷いてしまった。兄弟子である談春さんとの思い出話も楽しく読めた。この人、死ぬまで談志の話で食べていくんだろなと改めて思った一冊。
1967年10月14日から1968年4月20日まで日本テレビで園まりさんが司会を務めるミュージカルショー「土曜日の恋人」が放映されました。最初は青島幸男さんと園まりさんの二人が司会をされましたが途中で青島幸男さんは降板されて園まりさん一人の司会になりました。映像は現存せず、当時の園まりさんのファンが録音された数回分のテープと後援会の会報誌などに載せられた写真で内容を想像する事しか出来ないのが残念です。分かる範囲ですが各回のゲスト出演者を列記させてもらいます。第1回フランキー堺
★たつの湯〜2021年5月4日訪問緊急事態宣言中は旅行にも飲みにも行けませんが、その分前から気になっていた練馬区石神井台にあるたつの湯に車で行くことにしました。住宅街の中の狭い一方通行の道を進むと、急に開けた場所があったら、そこにたつの湯はありました。東京都浴場組合のホームページの表紙や数々のメディアを飾ったこともある、堂々たる構えです。去年の2-3月放送のNHKEテレ「趣味どきっ!銭湯」の第1話にも登場し、テキストにも出てます。(煙突がページの間に隠れてます)暗くなってきまし
浅草では「アンヂェラス」や「蛇骨湯」の閉店が決まっているが、かつて永井荷風のお気に入りで断腸亭日乗に何度も記していた「天健」が昨年で閉店してしまったのはショックだったなあ。今は更地になってしまい、自販機の置かれた天健跡を通るたびに、あの抜群に旨いかき揚げの天丼の味を思い出してしまうのだ。店内には荷風や談志師匠の色紙も飾られていたっけ。
手塚治虫「きりひと讃歌」スンゲエひさびさに再読。台湾での(マカオあたりかと思ってた)フリークスたちの見せ物のくだりが「下賤の夢」の参考になるかと思って読んだが、これは手塚治虫の最高傑作ではなかろうか。またしても差別の話になるけど、あるものを見て美しいと思い、またあるものを見て気持ち悪いと思う、それが差別の始まりである。いたずらに差別反対を唱えてる人はそのことをちゃんと自覚してるのかな。差別が悪なのではない、差別とセットになったイジメや迫害が悪なのだ。で、芝居の準備のために赤インクがほしくな