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池尻大橋の居酒屋「ししくら」さんにお邪魔しました。この店は2時間飲み放題が3850円なのですが、その値段以上のラインナップを誇ります。普段は酒販店には並ばない入手困難酒がたくさんあるので、今回はそれらの酒に限ってご紹介します。1本目はこれです。「十四代(じゅうよんだい)龍の落とし子純米大吟醸」。山形県村山市の高木酒造さんが醸しているお酒です。高木酒造は先代社長が新しい酒米開発に熱心で、独自に3つの米を酒造好適米として登録しています。それが「酒未来」「羽州誉」「龍の落と
船橋の銘酒居酒屋「ナイン」さんにお邪魔しました。今夜も2時間飲み放題でいろいろなお酒を堪能しました。その中のいくつかをご紹介します。最後の3本目はこれです。「楽器正宗(がっきまさむね)JAMSESSION」福島県矢吹町の大木代吉商店さんが醸しているお酒です。市販酒のナンバーワンを決める「SAKECOMPETITION」の2024年に純米吟醸部門で「楽器正宗愛山中取り」が首位に輝いた大木代吉商店ですが、その勢いは今年も続いていました。純米吟醸部門では、
長野の超人気蔵、岡崎酒造(上田市)が醸す「信州亀齢」をまとめて、集中的に飲み比べる機会を得ました。そのお酒の報告をします。最後の5本目はこれです。「信州亀齢(しんしゅうきれい)純米吟醸山恵錦おかざき真里ラベル」。5月に開業した「酒蔵ホテルKIREI」に泊まりましたが、昼下がりの「サケセレモニー」を楽しんだ後は、しばしゆったりと部屋で過ごし、夕食には地元産の蓼科牛とたっぷりの山菜による鍋をセルフで楽しむ企画でした。このため、食事開始の時間は自由。5つの信州亀齢は好き
山形県鶴岡市の冨士酒造さんが醸しているお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。最後の3本目はこれです。「栄光冨士(えいこうふじ)MAGMA(マグマ)純米大吟醸無濾過生原酒」。販売は取引先に任せて、冨士酒造は酒造りに専念しているわけですが、ここにも他の蔵とは違うこだわりがあります。一番のポイントは麹造りになるべく人手をかけないことです。すなわち、麹の汚染の原因は人なのだから、なるべく人の手が触れない、人が室に入らない麹造りを目標に据えています。このため、種切りは全量
自宅の晩酌に福井県永平寺町の吉田酒造さんのお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。最後の6本目はこれです。「白龍(はくりゅう)禅」。6本目も5本目と同じ、シンフォニー吉田酒造が醸したお酒です。さて、2023年12月にピッカピカの新工場が完成し、酒造りを始めたシンフォニー吉田酒造でしたが、いきなり、苦難に直面しました。好景気に沸き、日本酒の消費量が急激に伸びていた中国がリセッションに入り、日本酒の需要が反転、落ち込みを見せたのです。日本酒造組合中央会による
門前仲町の「煙」さんに休日の昼下がりにお邪魔し、自由に飲み放題でいろいろなお酒をじっくりと楽しみましたので、そのお酒を報告します。2本目はこれです。「山三(やまさん)純米吟醸うすにごりひとごこち」。長野県上田市の山三酒造さんが醸しているお酒です。2022BYに酒造りを復活させた山三酒造は、蔵元が異業種の事業で成功を収めた荻原慎司さん、杜氏はハローワーク経由の募集に手を挙げた栗原由貴さんで、二人のタッグにより、3造りが終わって、すでに長野県の人気地酒のベスト10に入って
福島県喜多方のお酒がGI(地理的表示制度)を2024年12月に取得しました。そのGIを取得したお酒のお披露目の会がありましたので、行ってまいりました。8つの蔵のお酒をじっくりと利くことができたので、ご紹介します。7本目はこれです。「喜多方テロワールエピソードⅡ純米無濾過原酒」。喜多方市松山町のほまれ酒造さんが醸しているお酒です。お披露目の時に配られた酒蔵の説明文をそのまま、ご紹介します。***************当蔵では、酒造りは当然のことながら、出来たお
船橋の銘酒居酒屋「ナイン」さんにお邪魔しました。今夜も2時間好き勝手に美味しいお酒をだしてもらいました。そのなかから気になったお酒を報告します。1本目はこれです。「白鶴(はくつる)Alternative純米大吟醸白鶴錦」。神戸市東灘区の白鶴酒造さんが醸しているお酒です。このお酒に使っている白鶴錦は「山田錦に勝るとも劣らない酒米を生み出す」という目的で1995年から白鶴酒造が品種開発に着手。山田錦の母である山田穂を母に、山田錦の父である短稈渡船と同系の渡船2号を父にし
荒木町の居酒屋純ちゃんにお邪魔しました。いつものように25種類のお酒を堪能しましたが、そのうちのもう1本をご紹介します。これです。「花陽浴(はなあび)純米大吟醸八反錦無濾過生原酒」。埼玉県羽生市の南陽醸造さんが醸しているお酒です。花陽浴は人気沸騰して、特約店の酒棚から姿を消して久しいですが、蔵は相変わらず、頑張って、蔵での直販を続けています。発売日は決まっておらず、蔵のインスタグラムで大抵は前日に「明日、発売です」と発信するだけなのですが、それでも、翌日は早朝から大行
自宅の晩酌に、お酒を選びました。これです。「勝山(かつやま)縁(えん)特別純米」。仙台市の仙台伊澤家勝山酒造さんが醸しているお酒です。仙台伊澤家勝山酒造は昨年(2024)9月、社長交代がありました。それまで社長だった伊澤平蔵氏が任期満了で再任されず、代わって平蔵氏の兄の伊澤勝平氏が社長に就きました。勝平氏は2022年に仙台伊澤家の第十代当主になっている方で、いわば、仙台で多彩な事業を展開してきた伊澤家のトップです。事業の中核だった総合宴会場の「勝山館」をコロナ禍で閉鎖し
自宅の晩酌に新潟県新発田市の王紋酒造さんのお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。1本目はこれです。「王紋(おうもん)純米旨口」。王紋酒造の原点は1790年に新発田の地で市島秀松氏が酒造りを開始したことです。社名も市島酒造として長年やってきましたが、経営難と後継者の問題もあって、2018年に市島家が去り、代わって実業家の長谷川一豊氏がオーナーになりました。長谷川氏は苔の加工販売をする越後苔匠(新発田市)など複数の事業を展開しており、2022年2月には社名を王
自宅の晩酌にお酒を選びました。これです。「上喜元(じょうきげん)純米吟醸出羽燦々」。山形県酒田市の酒田酒造さんが醸しているお酒です。酒田酒造は昨年(2024=2023BY)まで全国新酒鑑評会において、10回連続で金賞を獲得するという快挙を成し遂げました。この蔵の力からすれば、その気になればこの先もずっと金賞を連続して獲得していくに違いない、と空太郎は思っていたのですが、今年(2025=2024BY)の鑑評会で金賞を取れず、入賞止まりでした。10連勝したから、思い
長野の超人気蔵、岡崎酒造(上田市)が醸す「信州亀齢」をまとめて、集中的に飲み比べる機会を得ました。そのお酒の報告をします。1本目はこれです。「信州亀齢(しんしゅうきれい)純米大吟醸39美山錦」。実は今年(2025)5月に岡崎酒造の蔵の北国街道を挟んだ真正面に「酒蔵ホテルKIREI」がオープンしました。古民家をリノベして、一階を食事処と簡易厨房、二階を宿泊者の寝室とリビングを配置した、いわゆる一棟貸しのホテルです。その最大のウリはホテルの名前の通りに、宿泊者は入手が難しい
自宅の晩酌に、お酒を選びました。これです。「大嶺(おおみね)3粒火入れ山田錦」。山口県美祢市の大嶺酒造さんが醸しているお酒です。休蔵していた大嶺酒造の復活に取り組み、当初は委託醸造、2018年春にはピッカピカの自社醸造設備を完成させ、美味しいお酒の自醸を開始した蔵元の秋山剛志さん。できたお酒は品のいい甘さとクリア感、さらにはユニークなボトルデザインが受けて順調に成長してきました。そして、事業拡大で本社工場&事務所が手狭になったため、隣接して第二事業所の建設を決定。
自宅の晩酌にお酒を選びました。これです。「辨天(べんてん)純米大吟醸生原酒出羽燦々」。山形県高畠町の後藤酒造店さんが醸しているお酒です。後藤酒造店は昨年(2025)11月、酒のオンライン販売を手掛けるKURAND(東京)のグループ会社である王屋(東京)の子会社になり、KURANDの傘下に入りました。いわゆる身売りですが、後藤家が引き続き、酒造りと販売を手掛けます。ただし、KURANDが酒質向上に必要な設備投資などを実施するでしょうし、マーケティングのアドバイス
自宅の晩酌に長野県上田市の若林醸造さんが醸したお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。最後の4本目はこれです。「つきよしの白純米大吟醸」。若林醸造はこの春から独自の利き酒体験サービスを始めました。蔵の創業以前に建てられた100年以上の歴史を誇る立派な母屋が会場です。室内でゆったりした雰囲気の中、蔵元杜氏の若林真実さんが酒造りへの思いひと通り語ってくださいます。それからが利き酒タイムなのですが、まず初めに「つきよしの」の9種類のラインナップ(季節によって生
自宅の晩酌にお酒を選びました。これです。「七本槍(しちほんやり)木ノ環木桶仕込」。滋賀県長浜市の冨田酒造さんが醸しているお酒です。このお酒は表示がある通りに木桶で仕込んでいますが、蔵元がその趣旨を語っていますので、ご紹介します。*************木桶は酒蔵の風景から消えかけています。酒造りで使用された木桶は味噌や醤油造りにも使用され、そこには循環がありました。酒造りの歴史を振り返ると、木桶は良きパートナーでしたが、利便性や木桶職人の減少などから昭和中期に
長野の大信州酒造が年に一回、都内でお酒の会「手いっぱいの会」を開いていますが、それに参加してきました。9種類の美酒が楽しめましたが、そのうちのいくつかを報告します。1本目はこれです。「大信州(だいしんしゅう)雪に松」。大信州のお酒の会には随分と参加していますが、「手いっぱいの会」の時の乾杯酒は同じ名前の「手いっぱい」が使われます。今回も配った資料にはその通りのことが書かれていたのですが、司会を務めた田中隆一社長の息子の田中健一さんがいきなり、「今回は趣向を変えて、9種類
大阪府阪南市の浪花酒造が醸しているお酒をまとめて取り寄せて飲み比べをしました。1本目はこれです。「浪花正宗(なにわまさむね)特別純米」。浪花酒造は1716年に現在の地で創業した大阪では最も古い蔵です。長年、普通酒主体で大阪南部の商圏を握って数千石を造っていたこともありましたが、1990年以降、生産量が減少。生き残るために特定名称酒に軸足を移しつつあった矢先の2013年に一部の純米酒に醸造アルコールを添加して出荷していたことが発覚。これを契機にさらに規模を縮小し、現在は特定
神田の新興居酒屋「居酒屋ちぇけ」さんにお邪魔しました。学生サークル時代から日本酒をこよなく愛する豊田千木良さんが2023年に開いた「居酒屋ちぇけ」は豊田さんの興味の赴くままに多彩な日本酒を仕入れており、新しい酒を見つけるには格好の居酒屋です。今夜も、“ニューフェース”のお酒を何本かいただいたので、ご報告します。4本目はこれです。「多島海(たとうみ)生原酒」。山口県周南市の中島屋酒造場さんが醸しているお酒です。豊田さんに「新しく入ったニューフェースを出して」と行った
門前仲町の「煙」さんに休日の昼下がりにお邪魔し、自由に飲み放題でいろいろなお酒をじっくりと楽しみましたので、そのお酒を報告します。9本目はこれです。「カワセミの旅純米原酒」。新潟県長岡市の高橋酒造さんが醸していたお酒です。日本酒造りが途切れないようにと新潟・高橋酒造を買い取った埼玉・麻原酒造でしたが、翌年には新しい日本酒蔵を作って、埼玉での日本酒造りを復活させました。このため、高橋酒造の重要度が薄れ、高橋酒造は自力で細々と延命するような格好になりました。以来、202
神田の新興居酒屋「居酒屋ちぇけ」さんにお邪魔しました。学生サークル時代から日本酒をこよなく愛する豊田千木良さんが2023年に開いた「居酒屋ちぇけ」は豊田さんの興味の赴くままに多彩な日本酒を仕入れており、新しい酒を見つけるには格好の居酒屋です。今夜も、“ニューフェース”のお酒を何本かいただいたので、ご報告します。3本目はこれです。「狼炎(ろうえん)純米60生酒」。埼玉県秩父市の矢尾本店さんが醸しているお酒です。1749年創業の歴史の長さを誇る矢尾本店は、日本酒につ
自宅の晩酌に、お酒を選びました。これです。「天下錦(てんかにしき)純米吟醸鈴鹿仕込」。三重県名張市の福持酒造場さんが醸しているお酒です。このお酒は曰く付きのお酒になります。福持酒造場の蔵元杜氏の羽根清治郎さんは、2024年1月末に蔵の事故で外傷性急性硬膜外血腫と火傷を負い、入院してしまいました。幸い、手術も成功し、2月末に退院されました。しかし、造りは期間途中で終わり、お酒の在庫も少なく、2025BYの本格醸造まで売る物がない事態に直面しました。苦境を見て、
2017年5月に北海道上川町に誕生し、一躍時代の寵児となり、その後も、各地に衛星のような酒蔵を作って、とどまることを知らない上川大雪酒造のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べることにしました。最後の6本目はこれです。「五稜(ごりょう)純米吟醸」。このお酒は上川大雪酒造のグループ会社、函館五稜乃蔵(函館市)が醸しているお酒です。2017年夏に酒造りを始めた上川大雪酒造のお酒は、北海道内で大ヒットします。2000年半ばから、次々と新しい造り手による、先端的な日本酒が登場する一方で
新潟県新発田市にある超人気鮨屋「登喜和鮨」さんにお邪魔しました。創作性の高い鮨が次々と出てきますが、お酒の品ぞろえもすごいのです。よほど自信があるのか、「日本酒をいただきたい」と言うと、「こちらで順番にお出しします」と言われてしまいました。やむを得ず、お任せしました。4本目に登場したのがこれです。「新政(あらまさ)ラピス別誂2021」。秋田市の新政酒造さんが醸しているお酒です。このお酒は2021BYのお酒です。新政酒造が3年も蔵で寝かせていたのか?と思わず勘ぐ