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自宅の晩酌に長野県上田市で酒を醸している酒蔵6軒のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。5本目はこれです。「つきよしの蛍純米無濾過生原酒」。若林醸造さんが醸しているお酒です。若林醸造は毎年1本チャレンジをすることにしており、今季(2025BY)は「長い夏を楽しめる、軽めで酸味の効いた酒」をテーマにしました。蔵元杜氏の若林真実さんは、その挑戦の過程をSNSで発信しているので、その内容をかいつまんでご紹介します。**************協会7号酵母
自宅の晩酌に長野県上田市で酒を醸している酒蔵6軒のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。4本目はこれです。「互(ごー)デコボール純米吟醸原酒」。沓掛酒造さんが醸しているお酒です。このお酒は裏ラベルに表示されているように、お酒を造った場所は新潟県糸魚川市の加賀の井酒造(2026年7月)で、搾ったお酒を沓掛酒造に運んでから瓶詰出荷(2026年8月)したお酒になります。実は沓掛酒造の甑が今年(2026)春になって不具合が起き、蒸しが滞りました。造り終盤で修理
自宅の晩酌に長野県上田市で酒を醸している酒蔵6軒のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。3本目はこれです。「山三(やまさん)純米吟醸無濾過生原酒山田錦」。山三酒造さんが醸しているお酒です。2022BYに酒造りを復活させた山三酒造は2023年春からお酒を売り出して3年が経過しました。順調にファンを増やしており、特約店も50店まで増えて、現在は新規契約を抑制しています。代わりに力を入れているのが、飲食店による「山三の会」の開催です。「特約店ごとの山三の販売量
自宅の晩酌に長野県上田市で酒を醸している酒蔵6軒のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。2本目はこれです。「瀧澤(たきざわ)純米吟醸生酒」。信州銘醸さんが醸しているお酒です。信州銘醸は今年の全国新酒鑑評会(2025BY)で2018BY以来の久しぶりの金賞を獲得しました。以前から信州銘醸は金賞を時々取っていたので、さほど喜んでいないのではないかと勘繰っていましたが、捲土重来の気持ちが蔵元も杜氏も強かったようで、上田市長に報告までいったようです。そして、
自宅の晩酌に長野県上田市で酒を醸している酒蔵6軒のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。1本目はこれです。「和田龍登水(わだりゅう・とすい)純米山恵錦」。和田龍酒造さんが醸しているお酒です。実は今年(2026年)7月に新宿・荒木町で上田の6蔵の街歩きイベントが開かれて、弟子と行ってきました。それもあって、また、改めてじっくりと6本を飲もうと思ったのです。和田龍酒造は蔵元の和田澄夫さんが、蔵が以前、酒造免許を返上してしまったために、自醸を再開できないこと
自宅の晩酌に奈良県橿原市の喜多酒造さんが醸している水酛酒母のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。最後の3本目はこれです。「御代菊(みよきく)純米90水酛×山田錦」。2000年初期に水酛(菩提酛)を作り始めた喜多酒造ですが、なぜ菩提酛を名乗らないのかについて、空太郎が喜多整蔵元に聞くと、「菩提酛研究会に入会しないと菩提酛を名乗れないと聞いて、それならいいや水酛で、と思ったのです」と答えてくれました。奈良県の有志蔵が1996年に結成した「菩提酛研究会」は清酒発
自宅の晩酌に奈良県橿原市の喜多酒造さんが醸している水酛酒母のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。2本目はこれです。「御代菊(みよきく)純米60水酛×山田錦」。喜多酒造は2000年を回ってまもなく、酒造りを再開すると共に、水酛(菩提酛)酒母造りを始めています。奈良発祥の菩提酛は蒸した米と生米と水を混ぜて、天然の乳酸菌を呼び込んで酸性の水であるそやし水を造るのが原型です。しかし、喜多酒造はいろいろ試みた結果、蒸した米は使わず、生米と水だけにしていますし、さらに天然の
技術向上の為の勉強会昨日、今日と涼しく秋らしい気温あったかいうどんが美味しい季節になりました久しぶりの空太郎さん相変わらず大人気🎶並んでる列からは韓国語が聞こえてきて、海外からの観光客の人達の行動範囲が随分広がってるのを感じます!!美味しくいただきました今日は動画で学習同じ手技をしても、その人の身長や腕の長さ、手の大きさ、柔軟性などで全然違うものになりますいかに負担なく効果的なものに出来るかをディスカッションしながら学ぶ時間はとても勉強になり
自宅の晩酌に奈良県橿原市の喜多酒造さんが醸している水酛酒母のお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。1本目はこれです。「御代菊(みよきく)純米30水酛×山田錦」。喜多酒造は1748年創業の歴史ある蔵です(奈良県には古い蔵がずらりとありますが)。創業者は喜多利兵衛氏で、銘柄は御代菊でピーク時には数千石を造っていたようですが、オイルショック後の日本酒の需要減退で喜多酒造も苦戦。2000年から数造り休んだこともあるようですが、その後9代目の喜多整氏が能登杜氏になり、以後は
自宅の晩酌にお酒を選びました。これです。「廣戸川(ひろとがわ)特別純米」。福島県天栄村の松崎酒造さんが醸しているお酒です。松崎酒造の蔵元杜氏の松崎祐行さんは2008年に24歳で蔵に戻り、南部杜氏の下で修業をして、2011BYから杜氏になりました。その一年目から全国新酒鑑評会で金賞を獲得し、さらに2014年のSAKECOMPETITIONで好成績を上げて、脚光を浴びました。勢い、多くの酒販店から取引のオファーが来たのですが、注文急増に対応して短期間に増石することによる酒質悪
近年、飲み放題設定のある銘酒居酒屋で飲める日本酒のレベルが急ピッチで上昇しています。どのぐらい飲み放題ができるお酒の質が上がっているかを、いろいろな店を巡り、散発的にご報告していきます。第85弾は築地の「つきじ左光」さんです。左光は20種類の日本酒や瓶ビールなどを3時間飲み放題で、あとお任せ料理がついて7700円となかなかに手ごろな値段設定です。日本酒を頼むとカラフェに入れられて運ばれてきて、それを各自のグラスに注いでいただく趣向です。1本目にいただいたのはこれです。
長野県の高峰温泉に泊まりで参りました。温泉宿は標高が1900㍍もあって、下界が35度でも20度半ば以下で、朝夕はもっと涼しくて、暑い時期でも避暑気分で温泉が楽しめるのです。特に男女別の露天風呂からは素晴らしい眺めが楽しめて、時が経つのをすっかり忘れるほどでした。(写真は宿のサイトからお借りしました)そして、夜は美味しい食事とともに、日本酒をいただくことにしました。四合瓶のお酒を頼むつもりでしたが、残念ながら選択肢はなく、出てきたのはこれでした。「マルト純米吟醸生酛
自宅の晩酌にお酒を選びました。これです。「宝剣(ほうけん)純米吟醸八反錦」。広島県呉市の宝剣酒造さんが醸しているお酒です。宝剣酒造は2019年春のSAKECOMPETITIONの純米酒部門で見事ナンバーワンに輝きました。念願の金メダルに蔵元杜氏の土井鉄也さんも大変喜び、自分へのご褒美に高級外車も購入したほどでした。翌年から新型コロナの蔓延で、品評会は中止が続き、3年休んで復活したのが2023年でした。この年も宝剣酒造は純米酒部門で2位と9位、さらには翌2024年も純
千葉県一宮町の稲花酒造さんが醸しているお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。最後の3本目はこれです。「稲花(いなはな)1787~息吹~」。1990年代半ばに秋場貴子氏が12代目蔵元社長に就いて以降、流通改革に踏み切ります。問屋経由から特約店流通に段階的に切り替えるとともに、百貨店との取引も止めました。地酒販売店を発掘していた2005年頃、有力地酒販売店の鈴傳の番頭だった齋藤氏が稲花に目を付けて、取引を始めようとしました。ところが、この頃は次々と新しい注目蔵が登場し
千葉県一宮町の稲花酒造さんが醸しているお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。2本目はこれです。「稲花(いなはな)MUTSUZAWA純米吟醸」。さて、稲花酒造のプレミアム酒蔵見学にお邪魔したわけですが、この日の案内は秋場貴子社長でした。空太郎は息子の秋場康佑さんには酒イベントでお会いをして、名刺交換もしていましたが、秋場社長にお目にかかるのは初めてでした。どんな案内になるのだろうと、ちょっぴり構えて始まったのですが、秋場社長は話好きで、蔵の歴史はもちろん、ご自身がな
千葉県一宮町の稲花酒造さんが醸しているお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。1本目はこれです。「稲花(いなはな)上総国一の宮純米吟醸」。実はつい先日、稲花酒造の蔵にお邪魔してきました。稲花酒造が、毎回一組限定のプレミアム酒蔵見学&試飲を始めたので、弟子と一緒に蔵を訪れました。「酒蔵見学を複数のグループが一緒になって参加すると、日本酒に対する知識もバラバラだし、興味を持つ対象も異なって、結局、見学者も説明をする蔵側の人間も不完全燃焼の気分になってしまう。見学者に
九州に出張してきました。二日目の夜は北九州市、JR黒崎駅前の「八右衛門」さんで美味しい酒と魅力的な酒肴を楽しみました。日本酒の品ぞろえは全国各地から取り寄せた美酒がずらりと並びます。むしろ、地元福岡県の酒が少なくて、旅人としては残念でした。そんななかで、最後の4杯目にいただいたのはこれです。「繁桝(しげます)純米大吟醸50吟のさと」。福岡県八女市の高橋商店さんが醸しているお酒です。高橋商店は現在、インドでの清酒造りに向けた準備を進めています。高橋商店はコロナ禍で
九州に出張してきました。二日目の夜は北九州市、JR黒崎駅前の「八右衛門」さんで美味しい酒と魅力的な酒肴を楽しみました。日本酒の品ぞろえは全国各地から取り寄せた美酒がずらりと並びます。むしろ、地元福岡県の酒が少なくて、旅人としては残念でした。そんななかで、3杯目にいただいたのはこれです。「寒北斗(かんほくと)特別純米」。福岡県嘉麻市の寒北斗酒造さんが醸しているお酒です。寒北斗酒造は1729年に創業した相当に歴史がある酒蔵です。当初の蔵の名前は玉の井酒造でした。198
九州に出張してきました。二日目の夜は北九州市、JR黒崎駅前の「八右衛門」さんで美味しい酒と魅力的な酒肴を楽しみました。日本酒の品ぞろえは全国各地から取り寄せた美酒がずらりと並びます。むしろ、地元福岡県の酒が少なくて、旅人としては残念でした。そんななかで、2杯目にいただいたのはこれです。「喜多屋(きたや)純米大吟醸」。福岡県八女市の喜多屋さんが醸しているお酒です。喜多屋は創業が1820年。創業時は杜氏を雇って酒造りを始めたものの、期待するレベルの酒ができず、蔵元は自ら
九州に出張してきました。二番目の夜は北九州市、JR黒崎駅前の「八右衛門」さんで美味しい酒と魅力的な酒肴を楽しみました。日本酒は全国各地から取り寄せた美酒がずらりと並びます。むしろ、地元福岡県の酒が少なくて、旅人としてはちょっぴり残念でした。そんななかで、1杯目にいただいたのはこれです。「田中六五(たなかろくじゅうご)」。福岡県糸島市の白糸酒造さんが醸しているお酒です。1855年創業の白糸酒造は長年、「白糸」の銘柄を主力にして酒造りをしてきました。白糸酒造の8代目蔵
九州に出張してきました。一晩目の夜は佐賀駅前の「元気じるし」さんで美味しい酒と魅力的な酒肴を楽しみました。最後の4杯目にいただいたのはこれです。「岩の蔵(いわのくら)純米吟醸」。佐賀県小城市の天山酒造さんが醸しているお酒です。天山酒造の当初からの銘柄は「天山」で、いわゆる問屋流通でスーパーなどでも販売しています。そこへ、限られた地酒販売店だけに取り扱ってもらう純米のお酒を1997年にリリースすることになって登場したのが「岩の蔵」でした。手探りの試みだったので、佐賀県
九州に出張してきました。一晩目の夜は佐賀駅前の「元気じるし」さんで美味しい酒と魅力的な酒肴を楽しみました。3杯目にいただいたのはこれです。「宗政(むねまさ)純米吟醸」。佐賀県有田町の宗政酒造さんが醸しているお酒です。宗政酒造は日本酒蔵としては異色の歴史です。創業者は1975年に長崎県佐世保市で防虫・防腐の事業を起こした宗政伸一氏で、まずは、1985年に焼酎メーカーとして設立。その5年後に清酒の製造免許を取得して日本酒造りを始めます。そして、2003年頃に有田町に開業して破
九州に出張してきました。一晩目の夜は佐賀駅前の「元気じるし」さんで美味しい酒と魅力的な酒肴を楽しみました。2杯目にいただいたのはこれです。「能古見(のごみ)純米吟醸」。佐賀県鹿島市の馬場酒造場さんが醸しているお酒です。1795年創業の馬場酒造場は長年「芳薫」の銘柄で酒造りをしてきましたが、1993年に新たに投入したのが「能古見」です。1988年に8代目蔵元に就任した馬場第一郎さんが直面したのは日本酒の需要の落ち込みでした。このまま同じことをしていたら行き詰るとの危機感から
九州に出張してきました。一晩目の夜は佐賀駅前の「元気じるし」さんで美味しい酒と魅力的な酒肴を楽しみました。やはり、なんといっても、美味しかったのはイカの活造りでした。そんな酒肴に合わせて、1杯目にいただいたのはこれです。「鍋島(なべしま)純米吟醸」。佐賀県鹿島市の富久千代酒造さんが醸しているお酒です。富久千代酒造は工場の大幅な拡張に乗り出しています。現在の蔵からは車で10分ほどの場所に、瓶詰したお酒を収容する大型冷蔵倉庫と精米工場を作る計画です。敷地面積は
自宅の晩酌にお酒を選びました。これです。「甍(いらか)銀・森(ぎん・しん)山廃無濾過生原酒」。長野県松川村の甍酒蔵さんが醸しているお酒です。2024BYから彗星のように登場した甍酒蔵。お酒も注目されて、順調な滑り出しを見せています。杜氏の田中勝巳さんは、当初から速醸酒母だけでなく、山廃酒母や生酛酒母のお酒も造っています。その辺のことについて、田中さんに次のようなお話が聞けました。****************山廃&生酛は1造り目からやりました。私は新しい蔵に来
半年ぶりに目隠し日本酒吞み比べ会を友人宅で催しました。今回もいつもの6人が参加。空太郎以外はお題に合ったお酒(四合瓶)1本を、空太郎は5本持ち込んで全部で10本の飲み比べでした。お題は山廃酒母か生酛酒母で造ったお酒(生か火入れ、スペックなど問わず)でした。当然、参加者は終わるまでは銘柄がわからない状態でしたが、これをお読みになっている方向けに、先に、集まったお酒をご披露します。あいうえお順です。甍(いらか)生酛(長野・甍酒蔵)菊姫(きくひめ)山廃(石川・菊姫)
自宅の晩酌に東京都福生市の田村酒造場さんのお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。最後の4本目はこれです。「白麹(しろこうじ)純米」。さて、見学の後半は醸造棟に入って、酒造りの説明を聞きます。案内してくれたのは入社したばかりの若い女性で、暗記した説明文を読み上げるような感じで、難しい質問ははばかれる雰囲気で諦めました。田村酒造場は醸造量が1500石弱ですが、昔もっと造っていた名残りで、洗米&浸漬は大造りだし、蒸しは連続蒸米機で全量をエアシューターで送ります。
自宅の晩酌に東京都福生市の田村酒造場さんのお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。3本目はこれです。「田むら純米吟醸山酒4号」。さて、田村酒造場が&KASEN開業に合わせて始めた、酒蔵見学&酒試飲です。火曜~金曜は1030~1200の一回、土日祝は午後(1530~1700)の部もあり、定員10人で2700円でした。最初の30分は田村酒造場の歴史にまつわる話などを聞きながらの見学です。蔵が酒造りを始めるに当たって、敷地内に何本も井戸を掘って、ようやく軟水の
自宅の晩酌に東京都福生市の田村酒造場さんのお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。2本目はこれです。「東京和醸(とうきょうわじょう)特別純米」。田村酒造場はこの(2026年)夏、蔵の敷地内に、新しい販売所とレストラン・バー「&KASEN(アンドカセン)をオープンしました。インバウンドの来店客も増えていることから、販売スペースを大幅に拡張するとともに、日本酒のペアリングを体験してもらうレストランとカウンターバーを新設したのです。実際に行ってきました。本蔵の道路
自宅の晩酌に東京都福生市の田村酒造場さんのお酒をまとめて取り寄せて、飲み比べをしました。1本目はこれです。「嘉泉(かせん)純米吟醸」。田村酒造場の創業は1822年。徳川幕府の老中だった松平定信が実施した寛政の改革の一環で、関東での産業振興が進められました。「江戸地廻り経済」と呼ばれ、他地域から物産を買い付けるのではなく、関東圏で必要な物産を賄うという地産地消の趣旨で、日本酒においても、灘・伏見からの「下り酒」に頼るのではなく、関東での酒造りが奨励されました。各地の名主や庄