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「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という禅語をご存知でしょうか?「我々の周囲はすべてが学びの場である」という意味です。日常どんな環境に置かれていようと、そこから学ぶべきことはたくさんあります。通常の何気ない生活や仕事の中にこそ、自分を磨き、自己を高めるための要素は数多くあります。何も特別な修行や学びをするのではなく、その目の前の瞬間・瞬間から素直に、「何を感じ、どう受けとめ、どう活かすのか?」が、とても大切だと思うのです。アンテナ
脚下照顧(きゃっかしょうこ)先ずば、自分が立っている【場】を確かめてみる…要は、他者に対して不平不満難癖をつける前に自分の足元をシッカリと見つめ直して己を懺悔・反省するんやで…という意味の禅語なんよね。昔から言われている教え『履き物はキチンと揃えなさい』それは、自分の足元を照らすと大切なものが見えてくるってことなんよ…なんといっても前に進むのは手ではなく口ではなくて足なんやから…琵琶湖のシジミは…旨いのです。今日一日この星(地球)が健やかな笑顔でおられますことと
おはようございますゴールデンウィークいかがお過ごしですかここ倉敷はGW前半は曇りや雨で肌寒い日がありました。後半はお天気も良さそうです暑くなるみたいですどうぞ熱中症などになりませんようお気をつけください🍀…🌱🌱🌱…自治会について思うこと…🌱🌱🌱…私の住んでいる地区の自治会(約160世帯)にご縁があって、今年で7年目の役員をしています。それが出来るのも子育てを終えて自分が動ける身となったから最近は忙しくて調整も難しくなってはいるけれど…このゴールデンウィーク、わた
掛けるのを忘れちゃいそうだったお軸。今頃掛けると良いのだけど、毎年忘れがち。関南北東西活路通(かんなんぼくとうざいかつろつうず)大燈国師(大徳寺を開山した鎌倉時代の禅僧)の言葉。そこさえ通過できれば、あとは東西南北どこへでも自由に道が続いているという言葉。「関」とは悟りへ続く関所のこと、「活路」とは生きられる道、助かる道のこと。解き放たれた瞬間、東西南北に道がひらけるような、本物の自由が待っているということ。なぜ今頃かと言うと、入試シーズンだからなんです
桜散らし雨でも、また花々達は誰の為でもなく、何の計らないもなく無心に咲きます県南の方はこれから桜🌸がたのしめます桜の花言葉精神美純潔人間は計らいがお好きなようですその計らいという蜜に群がると気が付かないうちに心と懐が蝕まれるだけではなく、たいせつな人間関係が枯れます気が付けるのは幸せです🌸花は他の花を決して羨ましいとは思っておりませんよ禅語百花為誰開ひゃつかはるにいたって、たがためにひらくか参拝で見つけた良き教えです
「一日に一回は、立ち止まりなさい!」という意味の言葉で、『一日一止(イチニチイッシ)』という禅語があります。ずっと歩き続きけるのではなく、一日に一回くらいは自分の歩き方を見つめ直すこと。そうすることで、正しい歩みを創っていくことができます。「一止」いう字の「止」の上に、「一」を乗せると「正」という字になりますね。一日に一回、止まって自分を省みましょう(^^♪吸息と呼息とを繰り返す胸郭運動を「呼吸運動」と呼びます。これを意識的に最大限に行うことが「深呼吸」となります。「深呼吸」
昨日、病院と予定が重なって、30分くらいしか参加できなかったお茶のお稽古。この日のお軸は、春らしく、柳緑花紅の4文字。一般的には、春の美しい景色を表す四字熟語で、禅語としては「あらゆるものがそれぞれの在りように安らいでいるさま」のように、先入観や偏見なく、目の前に見えている姿が本来の真実の姿である、というような意味で使われるようですが、出典となった元々の詞を調べてみると、全然様子が違ってました。唐の時代の魏承班という人の作で、この前後は、離別又経年、独対芳菲景。嫁得薄情夫、長抱相思病
幸せ導く『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。いつもブログを読んで頂き、有難うございます。また「いいね」も頂き有難うございます。心から感謝申し上げます。有難うございます。皆さんの「業績アップ」「人間力アップ」「運気アップ」につながり、喜んで頂けることを願い、日々ブログを書かせて頂いております。本日は「禅語に学ぶ『名利共休』」と題して書かせて頂きます。『名利共休』は「みょうりともにきゅうす」と読みます。「名利(みょうり)」とは『名聞利養(み
******************************ここから変えるという人がここから変える今から変わるという人が今から変わる福島正伸******************************『脚下照顧』という禅語があります。他に対して文句を言う前に、自分の足元をよく見よという意味ですが、自分が出来ることも足元からなのだと思います。思い付いたその場、その時がちょうど良い場所、良い時。その際に実際の一歩を踏み出せる行動力が未来を変えていくのですね。「明日やろう
久しぶりのお稽古でした。この日はこの時期にしか締めることの出来ない藤の帯が主役です生憎の雨でしたので、万が一汚してしまっても惜しくないリユースで迎え入れた色無地にしました。最近はお気に入りの雨コートがあるので、コートでガードすれば土砂降りでない限り生絹でもほぼ大丈夫なんです!お気に入りの雨コートは大事ですね小物は紫系の三井寺に絞りの帯揚げです^-^最近帯揚げに悩む事が多いです💦微妙な色で印象が変わるので、パレットに次から次に色を作るように、次から次に欲しい色合いが頭に浮かびます
【歩々是道場(ほほこれどうじょう)】先日、茶道のお師匠さまのご自宅にて裏千家『許状伝達式』が行われ出席させて頂きました。許状とは、お稽古の各段階ごとに学ぶことを許可する許し状のことで、今回は中級(茶通箱・唐物・台天目・盆点・和巾点)を拝受いたしました。東京での花嫁修行から仙台で習い始めて3年・・東京から少々ブランクがありましたが、やっと最近茶道の魅力を理解してきた今日この頃です。お軸は【歩々是道場】。わたくし達の周囲はすべてが学びの場である。一歩一歩、一日一日が修行の場であるから
民芸はこだてには床の間があり、月に二度掛軸を掛け替えています。5月前半は、福岡寿福寺50世松涛泰宏和尚筆「薫風自南来」(くんぷうみなみよりきたる)(くんぷうじなんらい)出典は唐時代の詩人柳公権の詩です<薫風自南来殿閣生微涼>(くんぷうみなみよりきたり、でんかくびりょうをしょうず)これは唐の皇帝文宗が「人は皆夏の暑さを嫌うけれども、私は長い夏の日が好きだ」と言ったことに対する柳公権の詩です。この詩の意味するところは「初夏にそよぐ南風の
茶室"寸草庵"は四畳半の小間。一見「せまっ(O.O;)」とも思える空間ですが実は人と人とが心を通わせるのにちょうどいい広さなんです。慌ただしい日常から解放される静かで無駄のない空間。「美味しいお抹茶をいただきたい」ただその思いだけで無心にお茶を点てるひとときはありのままの自分を素直に受け入れることができる唯一の時間。みなさんにもそういう時間はありますか?‥‥‥‥‥小間の茶室「寸草庵」📍Tokyo꧁五感を満たす茶道時間꧂◆本格的
今日は表千家茶道教室でした。軸は弄花香衣に満つ。花を手に取ればその香りが衣に満ちる。禅語的解釈は、真理とは花の香りのようなもので、目の前にあって手に取れば全身に行き渡る。茶道の解釈としては、物事は少し触れても影響は計り知れないので、良い環境に身を置きましょう。ぐらいでいいのでは。花は乙女椿と雪柳。広間の軸は花屋春風の酒。書いたのは中原南天棒。解説お借りしました。漢詩の一部です。『花屋春風酒梅山夜雪詩(かおくしゅんぷうのさけばいざんやせつのし)』≪意味≫花咲く家では春風
禅語愛語あいご相手を思いやり優しい言葉をかけることを愛語といいます。愛語には不思議な力があります。どんなに短い言葉でも真心がこもっていれば深く相手に届きたくさんの元気や喜びを与えることができるんです。ふだん使う言葉でも真心を込めて相手を思って発することが大事なんです。うりゅ坊道元禅師の言葉「愛語は愛心よりおこる愛心は慈心を種子とせり愛語廻転の力あることを学すべきなり」愛語には人生を変えるほどの力がある『言葉はコトダマ』ことばは言霊口から出るときはひと
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:ひしりょう解説:考えるから心配、悩みが生まれる。考えてもどうしようもないことは考えないのがいい「くよくよするな」ということにも通ずるんだと思います。熟慮しなければならないこともありますが、特に、考えてもどうしようもないことをあれこれ考えたところで、何になるわけでもないので、考えないや、右から左へではないけども、受け流すという心持ちも平常心を保つ上では必要なんだろうなと思います。禅ごよみ365日
茶室になくてはならないものの一つに「掛け軸」があります。ただ、掛かってるだけではありませんよ^^掛け軸は、その日の「テーマ」を表しています。おめでたい席には、おめでたい言葉や画が。春には春の言葉や画が。その日にふさわしいテーマの掛け軸を、亭主が選んでいるんです。掛け軸には、言葉だけの「禅語」と、絵とことばの「画賛」があります。今日はこの掛け軸について、ご説明してまいりま~す。なお、茶道では「掛け物」や「軸」と言います。ここでは分かりやすく、読者の方たちに違和感の
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は6月15日24節気の芒種(ぼうしゅ)、72候の「次候腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」にあたります。先週末に東京アラートも解除され、茶禅は6月13日土曜日より営業再開いたしました。営業再開のお知らせはこちらさて、茶禅ではもちろんのこと、お茶室の床の間にはお軸が掛けられています。お茶室の空間を演出する大事なお道具、お軸。和敬清寂と書かれたお軸です。お軸には禅語を用いられることが多く、この禅語に込められた亭主のお茶
8時に禅語のエッセイ12時にきままなエッセイ18時に140字小説21時に300文字小説毎日、4篇ずつ、私の『毛利純一郎百匹目の猿』のアメブロに投稿している。アメブロの表紙に、毎日4篇ずつ投稿していると書いてるから、投稿しないと、嘘をつくことになる。書くことは生活の一部と自負してるので、書くことは厭わないが、でも、忙しいと、書く時間を作ることができず、投稿できなくなる。令和6年4月から出向し、多忙な日々が続き、身体が疲れていることもあり、書くペー
漢字一字の禅語part2関(かん)『碧巌録へきがんろく』「雲門うんもんの関」として有名な公案です。※雲門:雲門文偃うんもんぶんえん(864~949)中国唐代の禅僧もくじ・「関」とは・難しい関門に直面した時・「投機の偈とうきのげ」■「関」とは「関」とは、関所、関門、玄関、入り口のこと。人は、人生を歩んでいく中で、いろいろな関門を通過します。そうした関門、難関を苦労して乗り越えていくことによって、人として大きく成長していくので
「瑞気満堂」(ずいきまんどう)「瑞気(ずいき)」とは「めでたい気」「新鮮で、かつ美しい気」という意味。その有り難い気が堂(家・茶室)に満ちることは、縁起の良いことです。昔の人は、この「瑞気」をいかに家や体に取り込むために、神棚を祀りました。神棚に飾る榊(さかき)の枝は、「栄える樹」で「サカキ」と呼びます。つまり、榊の持っている、常に栄え続ける瑞々(みずみず)しい気を家の中に取り込むために飾るのです。「瑞気」を呼びこむと家が栄えます。禅語では「瑞気満堂の春」という言葉もあ
仏道(ぶつどう)自己を追求する(出典:「くじけない心をつくる禅の言葉」(田中次郎氏著・日本文芸社))「仏道を習うということは、自己を習うことである。自己を習うということは、自己を忘れることである。自己を忘れることができれば、周囲の森羅万象が真理を顕現してくれる」日本曹洞宗の開祖、道元禅師の言葉です。ここには、二種類の自己が語られていると思います。まず一つは習うべき自己で、これを「本来の自己」と呼んでみます。もう一つは忘れるべき自己で、こちらを「作られた自己」と呼んでみま
札幌・テーブル茶道花ひらくの山田恵です♪お花、和菓子、禅語など、茶道のエッセンスを学びながら、テーブルでおいしいお抹茶を点ててみませんか?「正座が苦手な方」、「まずは気軽に茶道に触れてみたい」方にも月一回のペースでゆっくりお茶を楽しみながら学んで頂けるお教室です。中級、上級コースでは帛紗を使った裏千家の立礼のお点前が学べます。🍵5月のテーブル茶道お稽古🍵①お抹茶体験②初級(癒しのお
立春末候。。。「魚上氷(うおこおりをいずる)」暖かくなって湖の氷が割れ魚が跳ね上がるころ春のはじめに薄く張った氷のことを「薄氷(うすらい)」といいます今年は2月早々に春一番が吹き春の訪れが早い気がしますね山風にとくる氷のひまごとにうちいづる波や春のはつ花ー古今和歌集源当純(まさずみ)ー山から吹く春風によって解けた氷の割れ目に吹き出してくる白波が春の初花であろうか春の陽ざしが輝くころではありますが。。。
「愛語よく廻天の力あり」これは、禅宗の名僧といわれる道元禅師の言葉です。直訳すると「愛語には、天をも動かす力がある」となりますが「思いやりのある真心の言葉には、世界を変える力があり、人の運命を好転させる力がある」と訳すこともできるでしょう。人と話す時には、常に思いやりのある言葉を心がける。その愛のある言葉は、相手を幸せにすると共に、自分をも幸せにしてくれる。人から優しい言葉を掛けられると、自然と喜びがあふれ心が楽しくなる。また、第三者を通
4月26日(金)から、突然ブログへのアクセス数が激減した・・・(悲)なんでだろう?理由がわからない。Googleで検索されなくなったのか・・・。というか、そもそも、ブログがどのような背景でアクセスされているのか、理解していない。露出が増えれば、人の目に触れるから、自然とアクセスが増えると思っているのだが、詳しい仕組みを知らないから、あるがまま、に任せている。1日4篇は最低限、投稿している。8時に禅語のエッセイ12時にきままなエッセイ18時
禅語の「春水満四澤」は東晋末から南朝宋の詩人・陶淵明が詠んだ『四時』の第一句(起句)です。春水満四澤しゅんすいしたくにみつ夏雲多奇峰かうんきほうにおおし秋月揚明輝しゅうげつめいきをあげ冬嶺秀孤松とうれいこしょうにひいず春水とは春の雪解け水のことで、四澤とは四方にある沢ーーすなわち、あらゆる沢のこと。つまり、春になって雪解け水があちこちの沢を満たし、川に水が溢れんばかりに流れている美しい情景を詠んだ句です。禅語的には、春のおおらかな水の流れが大地を潤し、五穀豊穣をもたらす様
「毎日いい日」なるヒント今日の禅語は、「薫風自南来」です。読み方は、「くんぷうみなみよりきたる」南から若葉のふくよかな香りの風が吹いてくるそんな意味の5月に相応しい禅語です。「風薫る5月」なんて表現もありますね。人々は昔から、風の香りに気がついていたんですね。風って、現象としては空気が流れること。風が起こる原因は、空気の温度差,地球の自転,地形の影響などから。こんなことが関係しながら、風が生まれます。
「今日無事」インスタでは深い解説ではなく、わかりやすく書きましたが、この禅語の真の意味は少し違っています。禅語には、「無事」と言う言葉が度々出てきます。「無事是貴人」とか「無事是好日」とか「無事太平」とか・・・・そもそも「無事」って?普段日常生活で「無事」と言う言葉を使うときは、「無事に荷物が届いた」とか「無事に家に着きましたか?」とか「無事だと聞いて安心しました」とか何も問題なく何かが成し得たことや安全なことを言うときに使いますね。けれど、本来の「無事」の意味は「人の
どうも、えいしょうです。今回の禅語はとにかくかっこいい言葉です。「吹毛剣(すいもうけん)」鳥の羽を吹き落とすと、スパッと切れてしまうほど、切れ味の鋭い剣。修行者の煩悩を断ち切る心の働き。修行者は、心に吹毛剣を持っている、かっこいい響きですが、武器ではなく、心の働きのことです。煩悩=悩みの根源は、貪瞋痴(とんじんち)だといわれています。貪(とん)…ほしい瞋(じん)…いかり痴(ち)…妄想さっと反応をすることで、このような心の動きを起こさせないことで、悩まな