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イラスト:いらすとや神社によっては、屋根に千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)を備えているところがあります。千木も鰹木も、古代では偉い人の住居に用いられましたが、今では神社にしか用いられません。イラスト:神社に行こう!神社空間を読み解くより千木(ちぎ)家屋をたてるために、木材を左右より交差して結び留め、その先端をそのままにして切り捨てなかったことに由来。屋根の三角に見える部分の板の先端が突き出して交差し、そのまま千木になっているのではなく、別に作って屋根に付けた
神社の参道や拝殿の前で目にするのが狛犬(こまいぬ)です。邪気を祓い、神前守護の意味をもつとされています。元々狛犬は、魔除けの力をもつものとして、天皇がいらっしゃる宮中にありましたが、神社や寺院でも使われるようになりました。犬、といっても獅子形の獣の像で、起源は古代オリエント(エジプトやメソポタミア等)とされています。中国、そして朝鮮半島の高麗(こま)を経て日本に伝わったために「外来の犬」という意味で「高麗犬(こまいぬ)」と呼ばれるようになりました。そして、日本でさまざまに変化をとげ