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Nsideひとしきり楽しそうに話してる翔さんと相葉さん。でも、さっきから相葉さんの視線がすげー刺さってんのよね、オレに。なによ。何か言いたいことでもあるの?それとも、もう一度『わふっ』て驚かしてやろーか?「ねぇ、翔ちゃんさ、この子の名前ってもう決めたの?」「あー。うん。決めたよ、そりゃ。」「なになになに?なんて名前?」すんげー前のめりで翔さんに聞き入ってる相葉さんはどさくさ紛れにオレの方に手を伸ばして来た。「わふっ」「くふふーっもう怖くないもんねー。」「わふ
この前に10話が上がってます🐕🐾Nside「ニノ…?」「ん、ん…」目を擦るとオレの上に翔さんがいてオレを見下ろしベッドがギシリと翔さん側に傾いた。翔さんが驚いたようにオレを見てる。え、なに。オレ、現実に戻ったの?「そんなに嫌だった?」「え…?なに…?」「や、気を失うほど、嫌だったのかなって…。」「…なんのこと?」眉根を寄せて少し困惑してる翔さんは『触るよ?』と、オレの頬にゆっくりと手を添えて、オレの目を見つめたまま何かを確認するかのように唇に当てるだけのキ
この前にninoわんこ弐ー8上がってますNside「おー、相葉くん。元気だった?取り敢えず中入って。」「ありがとありがとーって、あー!やっと会えた、オレが選んであげたわんこー!」言うが早いか相葉さんは、すぐさまオレの目線と同じ高さまで体を曲げ『はじめましてぼくちゃん。こんにチワワ♡』なんて、下手くそなウィンクをした。「わふっ」「うおっ」驚かせ紛れに噛み付くような仕草をしたら、仰け反るようにビビる相葉さん。ついつい可笑しくてクスクス笑ってしまった。「え…翔ちゃん、この
Nsideなんかちょっとグッタリとしてるオレを見て、翔さんはすごい心配してくれた。や、それはさあなたが執拗にお腹ばかり洗うからでなんならオレの亀さんを確認してからなお一層の手つきになりましたよね…。タオルにくるまれて翔さんに抱き込まれながらシャワー室を後にする。翔さんが着替える間、へろりと床に横たわる。だってさ、立ってらんないのよ。毛に含まれた水分からか、体がひじょーに重い。なんならオレは逃げたからね夢なんだし、匂いだってしないんだからオレが洗われる必要なんかどこにも
Nside「けほっぉぁょー」暖かい翔さんの腕の中で目を覚ます。「ふっニノの声、凄いことになってるけど大丈夫?」明け方まで翔さんに突き上げられ朝起きた時にはもう声も掠れ掠れしか出て来なくて「だってじょ、ざん…」「だから、後悔しないか聞いたろ?」ニヤニヤと口元だけで笑いそれでも優しくオレの頭を撫でてくれる翔さんの手のひらが、するりと頬へと下りてくる。その手の内に甘えるように擦り寄り上目遣いで翔さんを睨むも翔さんは嬉しそうに頬を緩ますだけでオレの威厳は何の威力も発
Nsideすればいいじゃん。オレの首にさ、すんすんすんって。不思議なことを言う翔さんだなーって首を傾げた。「だーっやっぱニノわんこもやべぇ可愛い!!」突っ伏すようにオレの首元に顔を埋め、尚もすんすんすんすんすんすんすん…もうさ、意味わかんないから好きなだけ嗅ぎなよ。それで翔さんの気が晴れるんならオレの首、氷のように冷え固まっても構わない。いーよいーよーはいどうぞ〜つって翔さんに身を任せてるとまた深い眠気に襲われる。だってさ、翔さんの指使いってマジでネ申な
Nsideぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺ…「ぶはっくすぐってーっ」「くぅん」「はいはい。起きますよっと。」オレ、もうここの住人なのかなって位この姿に慣れてきたかも。夢の中なのにぺろぺろして逆に翔さんを夢から覚ますとかさわんこならではの起こし方だよね。「ニーノー俺、先にシャワー浴びてもいい?」「きゅーん」「ははっわかった。一緒に行こう。」ベッドの上から翔さんに抱き上げられ一緒に浴室へ向かう。翔さんの胸の香り…多分、一緒だよね。つい、すんすんと匂いを
この前に1、2が上がっています。まだの方はそちらからどうぞ🐤🐕🐾Nside「翔さんも久しぶりだね。」「そうだね。ニノも、元気してた?」人間の『オレ』が翔さんの前に座り、オレはオレで翔さんの膝元、机の下で二人の会話を聞いている。久しぶりの再会なのか心做しか二人の声は落ち着いて聞こえた。「んー。まあ、ボチボチかな。」「あ、ジャにの400万おめでと。見たよ、Twitterとか。」「うん。ありがとう。本当にさ、ありがたいよね。」は?何この当たり障りのない会話。ドアを開け
Sside「カズ、お前…なんで泣いて」「泣いてないです。」カズはすぐに俯き俺の胸元へとその顔を埋めた。そのあごをすくい取り、俺の方へと向かす。「ウルってる。なあ、これ涙だろ。」「寝てたから、目が潤っただけでしょ。翔さんだってたまになってるじゃん。」「ふふっ。んなん、なった事ねーわ。」尖った薄い口元にキスを落とした。さっきより暖かくなってるし、どうやら風邪はひかなかったみたいだと胸をなでおろした。「で?お前は…なんでそんなになってんの。」眉間にシワを寄せて可愛く拗ねて
Sside俺の授業中に、必ず何度も窓の外を見ている学生がいる。儚くため息をついたかと思うと、机に肘をついて、あごを乗せている。『ああ、俺の授業がつまらないのか』そう、思っていた。あの日までは……。夕方、時計の針が午後5時を回った頃、その学生は教室に入って来た。「先生。まだいたんだ。」教師に対してタメ口。窓の外を見ているだけあって、俺の事を舐めてるのか?カラカラと音を立てて教室のドアを閉めると、その学生は仕事をする俺の机の横に立ち、俺の事をマジマジと見てきた。珍しい。
ninoわんこの続きです。まだの方はコチラからどうぞ⬇ninoわんこ1『ninoわんこ1』Nside『ニノってさ、本当にわんこみたいだよな』聞いたよ?聞いた。昨日の夜、翔さんがオレに向かってそう言っててたさ。そりゃ、オレもそーだなーって思ったしそ…ameblo.jpNside夢ってさ、そう何度も同じ夢を見られるものなのかな。「ニノっおいで。」「くぅ〜ん」「ははっお前、いま寝ぼけてるだろ。」え、デジャブ?翔さんが異常にデカイ。ガリバーなのかなってくらい
この前に、ネバレチュが上がってます。あのですね、早い話が、エロロンの禁断症状です(笑)エロロンと言えば磁石♡EROの宝庫、無地キャンをどうぞ♡Nside「っはぁ、はぁ、はぁ、」「…っ、カズ…」櫻井先生とは、もう、何度も体を繋げてて…「あっ…んんっ…せんせっ…」「カズ…感じろ…」繋がれば繋がるほど、気持ちがよくって頭が真っ白になる…「やあっ…せん…せっ…!!…」何度もイッちゃって…でも、櫻井先生はオレが何
この前にninoわんこその弐ー1が載っています。Nsideどうやら今夜は夢から全然覚めない。翔さんの車に乗せられて一緒にNテレに行く。わんこ用のカバンに入れられて翔さんの肩に背負われる。「これさ、便利なんだけどニノの顔が見えなくて残念だわ。」「くぅん」「お前、今日はやけに返事してくれんね。」翔さんの弾む声。嬉しそうにオレに話しかけてくれる翔さんの声はとても優しくて、聞いてるだけでオレも嬉しくなる。何より、夢なんだから何でもありでしょって返事をしまくった。翔さんの楽
Sside今日は二宮のクラスでの授業だった。窓際のその席。二宮はいつも通りに頬杖をついて、窓の外を見ていた。あいつ、また、外を見てるのか。生徒達には教科書の問題を解かせているのに、二宮は窓の外を見ていた。解いていないのか?わからないのか?教科書を片手に後ろからゆっくりと二宮の席に近づいて、開いてある教科書に目をやった。解いて……ある…。答えが合ってるのかは知らないが、解いてあんのか…。若干、胸をなでおろした。本当にわからなくてボーッとしてるんじゃ、ないんだな。二宮
Nside川べりに座ったまま、その声の方に…振り向けない。低くて…掠れた声。だって、オレはたった今その人に会わないようにって逃げて来たところだから。「うそ…」「ウソじゃない。」小石を踏みしめる足音が、1歩ずつ近づく。「なんで…」「それは俺のセリフだ。」その人の気配を背後に感じるとさっきとは違う、胸が…ドキドキしてきた。だって、オレ、ちゃんと逃げたよ?会うなって言われたから。だって、大野コーチに言われて、ちゃんと、オレ…ちゃんと…「なんで逃げた…?そんなに嫌
Sside俺の腕の中で眠る二宮…ってか、俺…教師として、してはいけない事をしてしまったんじゃないのか?いや、そうだろ。確実に…。いや、でも。今更なんだけど、わかってる。わかってた。二宮を教室で見た時から、俺はコイツに…こうしたかったんだ。誰よりも、二宮から関心を引きたかった。生徒よりも、教師が先に生徒に惹かれるなんて。それから、授業中、放課後、職員室でも、俺は二宮と目を合わせなくした。二宮は被害者だろ。教師にもてあそばれて。いや、弄んだ覚えはないけど。何日
『無地のキャンバス』の続きです( ̄▽ ̄)Nsideーーーーコンコン放課後の廊下はガランと静まり返っている。そこに響くのは、教室のドアをノックする音。思ったよりも音が響くので、自分のした事に驚いて身をすくめた。『どうぞ』そんなオレを知ってか知らずか、暖かくて優しい声が迎えてくれた。自分の教室ではないけれど何度も何度も足を運ぶ、この教室。カラリと静かにドアを開けた。同じ時間でも、あの頃とは違う夕焼けの色に染まる教室。もう、だいぶ薄暗くて。その中でも一際キラキラと輝くような笑
Nside今日は土曜日。あれから殆ど月に1度は先生の家に泊まりに来てる。まあ、家に行くのは毎週なんだけどね。今日も朝からまーくんに電話して名前を貸して欲しいと頼んどいた。ただ…櫻井先生との事よりは、オレにイイ人がいるんだってことにしてある。きっと、言っても大丈夫だとは思うんだ。まーくんなら応援してくれる。…でも、言うのはもうちょっと後でもいいかなって、さ。いつもの踏切の所でまたあの子に会った。毎週同じ時間にここに来てるから、いつの間にかこの親子とも顔見知りになっていた。「おに
Nsideマジでチビるかと思った。こいつの運転、意外と荒いのよ。ていうか、オレが小さいから?ベルトしてないから?信号で止まる度に体が振れ、出発する度に転び、くるりとひと回転する。シートベルトなんてオレには出来ないから、紙のショッピングバッグに空気穴を開けて、助手席に横向きに置いたマネージャーは、オレをその中に入れるとすぐに発進した。そして紙袋の中でくるくる倒れながら到着したそこは、オレらの事務所。今は何かと騒がしいけど、でもやっぱりオレらの故郷なんだよ。だって、事務所に着いたって
Nside「あれ?…二宮さーん?」ぴぴぴと開けられた家の鍵。番号を知ってるマネージャーだから入って来てるんだけど、今の状況を見られるのはヤバくないか?オレは今だにベッドの上から動けずにいた。だってこのベッド、意外と高いのよ。それにオレの体の小ささからいって、このベッドから飛び降りるのは、もはや自○行為と言ってもいいくらいだ。だって嫌じゃん。足ケガしたら。犬だからって、全ての犬が運動神経良いはずないし。どう見たって今のオレは、子犬だから。「二宮さーん、時間ですよー?」おかしい
Nsideそんなの…オレが人間だった時に言っといてよ…。遠ざかる意識。微睡みの中、オレに優しくキスをしようとする翔さんの姿が遠巻きに見えた。ね、まだこうしていたいよ。翔さんにオレの気持ち伝えてないじゃん。『くぅん』て鳴いてたらいつか伝わるんでしょ?ね、翔さん。翔さんなら、この犬がオレだって気づいてくれるよね?翔さん。翔さん。「翔さんっっ!!!」「うぉっ」オレんちのベッド。目が覚めると、隣りで寝ていた翔さんが驚いてオレを見ていた。「なに、なに、なに。急で驚くんだ
Nside『ニノってさ、本当にわんこみたいだよな』聞いたよ?聞いた。昨日の夜、翔さんがオレに向かってそう言っててたさ。そりゃ、オレもそーだなーって思ったしそうだったらいいなーとも思ったさ。んでコレ。何?マジで。朝起きてベッドから起き上がると…って、起き上がるも何も、立ち上がってんのに一向に視界が低い。変わらない。ベッドの高さとほぼ一緒。は?マネージャーが迎えに来る事を知らせるスマホのアラームも、ずっと鳴りっぱなしのままだし。というよりアラームを止めようとしたオ
Nside不意をつかれたキスは、あまりにも優しくて、甘くて…そしてすごく、切なかった。櫻井先輩が唇を動かす度にその柔らかさを感じながら、口内に先輩の香りが充満する。深く差し込まれた舌は条件反射のようにちゅくちゅくと舌を吸ってしまう。顎先に添えられた先輩の手が、ゆっくりと首元から背中に回る頃ハッと…我に返った。「んっ…んんっ…せんぱっ…」胸を叩いて放してくれと訴えると、スグに体を離してくれた。唇を…思わずぬぐう。まだ残ってるのは
Nside「ニノ、もう1回舐めて。」ペロリと翔さんの鼻先を舐める。翔さんは擽ったそうに体を揺らしすごく嬉しそうに笑っている。床に下ろされ、「ニノ、おいで。」なんて手招きされると言われるがままに翔さんの方へと走った。抱き上げられて頬擦りをされ「ニノ、可愛すぎなんだよ。誰かに連れて行かれたらどうすんだ。」なんて、真剣な顔をして怒られた。意味わかんないでしょ、この状況。完全にカオスよ。また下ろされて、上の方からじっと見つめられる。オレがキョロキョロと辺りを見渡してから翔さん
Nside別室の床の上。膝を曲げて三角座りをした翔さんが、オレを正面から抱いて目を合わせていた。「お前、耳が垂れてんだな。(笑)」これ、現場でもよく見てたヤツ。翔さんて動物抱く時、大概こうやって正面から見つめんのよ。それもジッと、瞬きもしないで。Netflixでも見たっけ。子供と睨み合ってんのかイチャついてんのかわかんないけど、正面からデコぶつけてて。あれ、難しい顔してんのは翔さんだけで、子供は相当喜んでたからね。アレだってオレ的にはアウトよ。あそこまで顔を近づけるなんてしたら…
BL妄想です。ご注意ください。櫻宮ですので、大丈夫な方だけどうぞ。nside朝起きると、まずするのが散歩だ。人間は、社会的な生き物だから手っ取り早く目を覚ますには、この方法が1番なんだ。…なんて、ドラマの中の俺みたいにはならず。オフである今朝はうだうだと起きて、早速、ゲームの電源を入れる。最近のお気に入りは、コレ。地球を守るヤツ。とにかく今は、レベル上げにいそしんでいるがふと、時計を見ると…11時か…。そういや、起きてから何も食ってない事に、今更ながら気付く。最近は
BL妄想です。ご注意くださいね。Nside「…ニノ。俺はまた、ここに来ても…良いか、な?」一瞬、躊躇う。……なんで?もう、許してよ。こんな苦しい思い…。ワタシの気持ちを知ってて、セフレになろうとでも?翔さんの後ろにいる、見えない誰かの…存在。その人がいるから、ワタシにずっと謝ってるんでしょ?翔さん、謝らないでよ。ワタシが好きだって気持ちさえも、罪悪感に苛(さいな)まれそうだから…。翔さんは?翔さんは、どうなのさ。ワタシにこうしてる事は、どう思ってるんだろ
BL妄想です。ご注意くださーい。櫻宮さんですからねー。もう大丈夫ですよね?nside1週間に、2.3日は仕事が一緒だから、会えないわけじゃない。それよりも、確実に会える関係なんだからむしろありがたい。ワタシは、潤くんのように自分の感情に素直に言葉を発しないし、相葉さんのように屈託なく笑ったり、リーダーの様に皆にマイナスイオンを放ってはいない。翔さんにとって、ワタシのどんなトコが必要だろうかと、一時期本気で悩んだ。でも、ま、ワタシはワタシらしくある事で、嵐の一員として、目の