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『我々はヒマだ』そう。ボクには超能力があるのだ!その〈能力〉の事をボクは地球間移動と呼んでいる。いや。間違ってはいない。地球から地球へと移動するから地球間移動なのだ。別の惑星…ameblo.jp☝️2015.12.9そう。ボクには超能力があるのだ!その〈能力〉の事をボクは地球間移動と呼んでいる。いや。間違ってはいない。地球から地球へと移動するから地球間移動なのだ。別の惑星に行く力なのかって?そんな力ではない。それなら、「地球から別の惑星へと移動する」というだろう。この力はあくまで地
Nside櫻井さんの隣りで目をつぶってるとなんでなのかな、すごい安心できてゆっくりと時間が流れているように感じる。別にオレはそんなにあくせく生きてきた気はしないけど、でも、心の中ではいつも何かに追われていた。園長たちから仕事から…潤くん、から。ぱちぱち。ぱちぱちぱち。櫻井さんの、パソコンを弾く音が聞こえてくる。ぱちぱちと。そして時々、熟考してるような沈黙があって、またぱちぱちとパソコンを叩く音がしてくる。オレは……何もしないでいるのに怒られるどころか、薄目を開け
Nside相葉さんが帰った後、櫻井さんは書斎からパソコンを持ってリビングに現れた。「あ、ここで仕事しますか?オレ、どきますね。」ソファから起き上がり、オレにかけてあったブランケットを畳んだ。それを持って櫻井さんの寝室へ入ると「あ、何か忘れ物ですか?」すぐ後ろに櫻井さんが立っていてそのまま一緒に寝室へと入ってきた。「え。怖い。…櫻井さん、なんでなんにも言ってくれないんですか?」「考え中。」「…はい。」ブランケットをクローゼットの中に仕舞い、シャワー前に少し片付けただけのこの部
Mside「でもさ、潤はよくやったよ。」「俺は、……何もやってねーよ。」再会したカズに好きだと言うどころか怖い目に遭わせてしまった。「まぁ、オレも数日考えてみたんだけど」「大野さんが?俺の事を?」「そーだよ。オレだって忙しいのに。」「じゃあ、考えなきゃいーだろw」マスターから運ばれてきた大野さん用のロックグラス。大野さんは、俺の目の前にあるアイスペールからトングで氷をいれる。「それ、俺んだけど。」「まあまあ。少しだけくれよ。」大野さんはそのまま俺のボトルにも手を伸ば
Msideカラン…グラスの中の氷が溶けた。バーカウンターで飲むようになって気づいたのは、ここはヤリモクで来る奴もいるってこと。たまに女やら男やら、声をかけられることもある。でも、不思議とやる気にはならない。今までは、家に帰ればカズがいたから。アイツを泣かせて、縛って、逃げ道を塞いでそれでアイツは、……俺の元にいた。俺が、隠れてろとは言ったけどマジでなんだかやってられねー。……まさか、1人で住む家があんなにも暗く冷たいものだったなんて。カズのいない家に帰ったところでアイ
Nside「で、どうする?」「え?」『病院だよ』と微笑む櫻井さんはオレの口元を親指で拭き取ってそのまま自分の口へと運んだ。や、櫻井さん…それはやりすぎ。ほんと、相葉さんの前でそれは、、「翔ちゃんちの車の鍵取ってこようか~?」突然相葉さんが立ち上がった。良かった。見てないよね。実はオレはオレで櫻井さんの口元に釘付けになってたりしたから。でも、考えたらオレ達は保険証を持ってないから。「オレ、大丈夫ですよ。病院なんてかかったことないし、今日のは少しの貧血っていうか…」
Nside相葉さんと櫻井さんがやたらとオレを介護してくれて、やたらと…優しい言葉をかけてくれた。嬉しい。うん。嬉しい。自分自身、櫻井さん達と一緒にいることを拒まなくなったからか、不思議と二人のやり取りが、胸の奥に暖かいものをこれでもかってくらいに運んできてくれる。嬉しい。オレはもう逃げたくないし追われることも……したく、ない。ちゃんと櫻井さんと向き合いたい。相葉さんとも、もちろん雇用的なこともあるけど、でもそれ以上のさ、人間関係…そう、人間関係を築いていきたい。例え
Nside「でもさーっ何でカズくんが倒れちゃっの?病院とか行かなくても大丈夫かな。」いつの間にかリビングのテーブルの上に置かれた朝ごはんたち。相葉さんはそのお粥を1さじ美味しそうに食べながら話し出した。「病院は、大丈夫だろ。」「なんで?なんで翔ちゃんがそう言いきれんの?」櫻井さんは相葉さんに背を向けてオレに食べさせてるから、必然的に相葉さんと目が合うのはオレなんだけどなんか色々と詮索されたくないし。思わず相葉さんから、サッと視線を外した。そんなオレの事なんか気にも止めず
Nside「カズくーんっお粥食べよー?起きられる?」リビングのドアを足で開けながら相葉さんが両手にお盆を持って登場した。朝から元気だなーなんてこの見慣れた笑顔に安心してる自分に驚く。「はい。大丈夫です。」「いや、このまま寝てろって。お粥は俺が食べさせる。」「翔ちゃん…?」起き上がろうとするオレの肩に手を置いて、また寝かしつけようとする櫻井さんを、相葉さんがジッと見つめてた。いやいやいや。何言ってんの?って、思うよね。オレも今そう思ってるし。。「ありがとう雅紀。お盆ご
Nside眩しい……目元に手をかざし薄めを開けると、真っ暗な部屋の中、カーテンの隙間から零れた朝陽の筋が、オレの顔を照らしていた。その光の筋を掴みたくて、思わずかざした手のひらがじんわりと温かいからか、鼻の奥がツンと痛くなった。この柔らかな温かみに浸っていたい。…ずっと。でも待ってよく考えると昨日の夜ってさ……やっぱり。オレの腹とかすげーカピカピしてて…まあ、オレ達の白いヤツが乾いたって事なんだけど。2人してやり過ぎて爆睡するってなに。モゾモゾと動くと、隣りで寝ている櫻井さん
Sside夕方受けた智くんからの電話は、カズの生まれてからの事を伝える内容だった。親同士の殺人事件から身寄りのなかったカズは、とある施設に入れられた。そこの園長は子供たちに薬を盛って体を売らせていた。もちろん本人も楽しんでた。ただ、そこを摘発できたのは内部からの情報が漏れたから。…というより、警察が着いた時にはヤクまみれの園長がマッパでやられてたし、売りをさせてた相手の名簿もその場にばらまかれていたとのこと。内部告発というより、恨みを買った故の犯行だと断定された。そして、その園に居
Nside気持ちがいいなんてものじゃない。尋常じゃない刺激が腰から背中を這い上がっていく。「あ…、ああっ……んっ、!」ヤバい。声なんて聞かせたら気持ち悪いって思われるのに。止められない。声も、腰も。「んっ、んっ、、あっ、、あっ、…っ」「カズ、いい声。」「さく…、らいさんっ…」「カズ……」「ああっ…!」涙が自然と溜まる。自分で落とした腰を櫻井さんが掴み、甘い刺激が体内を駆け巡る。櫻井さんの声で、心臓が破裂しそうなくらい苦しい。櫻井さんっ櫻井さんっ「あっ、……ん
Nsideズボンを脱いで、櫻井さんの腿の上に跨って後ろに少し手をついた。「んっ…ふぅ…」くちゅくちゅと響き渡る水音。少し背を反らして指を入れてるから結構恥ずかしい。「………っ、、」櫻井さん、何も言わないな。オレだけ息が荒くなっててすごい嫌だ。もしかして手慣れてるって思われちゃうのかな。潤くんの帰りを待つ時、いつも自分で準備してたから。だって、帰ってきてすぐ出来ないと潤くんが、怒るから。「ん……、、」でも、櫻井さんはいつも自分から解してくれた。まるで、オレの体を甘やか
Nside櫻井さんから伸ばされた手を取り、その掌に自分の頬を包み込ませた。熱い。手のひらが熱い。「カズ、……お前また、」「……オレからしました。」「なんで?なぁ、なんでお前から……」見つめられる真剣な眼差しには今はまだ言葉にして応えられない。自分でもわからないけど自分の目から、涙が一筋流れた。言わないで去るつもりだったのに。もう我慢なんて出来ない。溢れてくるあなたへの想い。オレの胸の中にしまっておくには、あまりにも膨らみ過ぎてしまった。「またしてよ。なあ、カズ……
Nside真っ暗な部屋の中、スマホのライトで櫻井さんの姿を探す。顔にライトを当てて眩しくさせるといけないから下の方。ふと見えたベッドの上。布団もかけずに櫻井さんがうずくまって横になっている。その体が、少しモゾッと動いた。両手を自分の足を抱くように、抱えている。…電話じゃなかった。「櫻井さん?……寝ちゃったのかな」返事のない櫻井さん。スマホの灯りを下げてベッドに近づいた。寝ちゃったならお布団を掛けてあげないと湯冷めしちゃう。と、「っ、、はぁ、…はぁ、…」暗闇の中から聞
Nside「うんっめーーーっ」「ほんとですか?」「マジうまいよ、このスープ。」「良かったです。結構評判良いんですよ、このコンソメスープ。」「誰に?」『潤くんに』喉まで出かけたその名前を、慌てて飲み込んだ。焦る気持ちを抑えてやっと出た言葉が『今までの顧客の方に。』なんて。「あー、やっぱり今までも料理してたわけ?」「はい。お年寄りの方には特に。」「お年寄りもコンソメスープ食べるの?」「えっと、…そうです。意外と最近のお年寄りの方はグルメなんですよ。」オレの料理がそこまで
Nside数日晴れ模様だった天気は今日は少しおかしかった。「ヤベッ何だよ今日の天気はっ」夕方、ゴロゴロと空が唸ったと思ったら急に大雨が降り出した。空から鉄の棒でも落ちてんのかってくらい太く長い雨足。ザァザァと音も大きい。2階のベランダに出て、昼前に干した洗濯物とシーツを急いで取り込む。だいぶ濡れてしまった。オレも、洗濯物も。どうせならあのまま外に干さないで乾燥機で乾かしときゃ良かった。なんて後悔しながら、取り込んだ洗濯物をもう一度洗濯カゴにぶち込む。それからオレも
Nside「ここ、埃っぽくない?」「相葉さん、いつの間に……」コホコホと咳き込みながら入ってくる相葉さん。床に座っているオレの隣りに来て、同じように地べたに座った。「カズくん、風邪ひくよ?」「床……、冷たいですよね。」相葉さんはいつもより声が落ち着いていた。低いトーンの声。そして、少だけ寂しそうな笑顔。「そのスケジュール帳さ、翔ちゃんのでしょ。」「……だと思います。」「ここにしまってたんだね。」「相葉さん、探していたんですか?このスケジュール帳。」「いや別に?…なんで?」
どういうわけか、彼は俺がバイトの時は必ず店に来る。シフトを教えたことはなかったし、バイトに入る曜日は変則で不定期だ。だから不思議に思っていたが、何故かその日まで聞き出せずにいた。「ここ以外でもバイトしてるんですか?」高校の時からバイトをしているコンビニは、大学生になってから何度か辞めようとしたが、その度に引き止められる。長い付き合いのオーナーもいい人のため、ズルズルと続けていた。シフトも自分の希望を最優先してくれるから居心地も悪くはないが。「うん。中学生の塾の講師の補助みたいなのし
Nsideだってそうじゃん。嘘ついて家宅捜索みたいなことしてんだもん。家政婦とか言って。嘘じゃん。オレは、櫻井さんや相葉さんに嘘ついててさ、櫻井さんの大事なものを盗んでさ……そんなヤツ、二度と会いたくないでしょ。少しの緊張感。暗く、空気中の埃含有量が上がった気がする物置の中。電気をつけてみると、畳3畳ほどの広さで、壁側をぐるりと棚が置かれている。その、どれもが本だった。もしかしての為に、フェイクとして雑巾とスプレーで掃除をする。本棚の隙間に吹きかけると、一瞬でホコリの塊が浮き上がっ
近くて遠くて真ん中でを最後まで読んでくださった皆さま本当にありがとうございました。こんなに長いお話になるとは思っていませんでしたが100を越えるお話になれたのは、皆様が読んで下さったからだと思います。本当にありがとうございます。最後まで元貴くんはやなやつでしたね🤭🤫ハハ(私の予定通りでしたけどw)ミセスグリーンアップルのファンの方、申し訳ありませんでした。私のお話にしては珍しく『普通』のお話だった、このお話。・・・と言いますか、初めてですかね‼️普通の恋愛モノを書いたのは・
Nsideカフェからの帰り。小雨に振られて、櫻井さんちのガレージから玄関までは少し距離がある。櫻井さんは傘はいらないからと、オレと一緒に左足を少し重そうにしながら急いで歩いてくれた。櫻井さんの濡れた肩などを軽く叩き、水気を払う。廊下の方へ目を向けると、電気がついていた。櫻井さんとリビングへ向かい、ドアを開けると、ソファに相葉さんが座っていた。「お帰り。カフェはどうだった?」「いつも通りだよ。」「『いつも通りだよ。』だって。翔ちゃんカッコイー!」「うるせーな。(笑)俺、ちょ
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。※最終回です。翔くんのなで肩がかわいくて愛おしくて・・・なのに落ち着く。頬を寄せたまま、二人とも動かない。テレビでは旅番組がエンディングを迎えて、知らない土地の空と、ありきたりな音楽が流れていた。でも、もう画面は見ていない。「・・・このまま昼になってさ」「うん」「昼になって、夜になって」「うん」「気づいたら一日終わってた、みたいな日が続いたらいいな」「・・・うん」その言葉に苦しいほど胸がキュ
Nside「違うって。あー、まずはそっちね。俺が弟に会いたいとかって言ったのは、雅紀にカズのことを言われたから。」櫻井さんの表情からも目が離せないほど気になって仕方がない。「僕の事、…ですか?」「そう。俺がカズを構いすぎだから、雅紀に色々と怪しまれてね。カズは俺との関係を雅紀には知らせて欲しくなさそうだったから、嘘をついたわけ。……弟みたいに可愛いからカズを構いたくなるって。…わかる?」「…はい。」自分ではよくわからない、でもなんだか湧いてくる止められない感情になってたのに、真摯
Nside櫻井さんに呼ばれてまた席に戻った。電話のこと、オレに聞かせたくないんだよね?仕事…の話かな。わかんないけど。遠くから見る限り、櫻井さんの表情は普通だった気がする。でもこの人さ、いつも変わらないからな。「どう?」「美味しいです。今度これ、櫻井さんちで作ってみてもいいですか?」4分の1にカットされたパンを口に入れると、熱々チーズの香ばしさが口の中に拡がった。美味しい。チーズの塩味だけじゃなくて、よく見るとチーズの上にも塩がふってあった。「いいよ、作ってくれんの?」
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。テレビの前に並んで座って、濡れた服は部屋干し、俺たちはジャージに着替えた。ソファに沈み込むと、翔くんがリモコンを手に、適当にチャンネルを回す。「情報番組って気分じゃないなぁ」「じゃあバラエティ?」「それも朝から元気すぎ・・・」「文句多いな〜」結局落ち着いたのは、再放送のゆるい旅番組だった。画面の中では、芸人さんがご当地グルメを食べてる。「うまそーーー!これヤバい!行きてぇー」「またそれwww」
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。食べ終わった皿を、二人で流しに運ぶ。「じゃ、俺洗うね」「じゃあ俺拭く」役割分担は完璧・・・のはずだった。洗い担当の翔くんが蛇口をひねる。シャーーッ。「うわっ!」勢いよく跳ねた水が、俺の服に直撃。「ちょっと!!!強すぎ!」「え、これ普通じゃない?」「普通じゃないよ!これじゃ川じゃん!」「川は言い過ぎでしょ!」慌てて弱めたと思った次の瞬間、今度はスポンジを握った翔くんの手から泡が飛ぶ。「・・・
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。「朝ご飯、俺が作ろうかな。ニノに無理させたし・・・」「料理できないじゃんwww」「今日くらいはやるよ。」「そう?」「今日はね“できる男の朝”を見せる」「その宣言、だいたい失敗するやつ」「失礼な!」「とりあえず2人でキッチンに行こう?」「ニノ、起き上がれる?」「肩貸してwww」「了解。」2人でキッチンに移動した。「じゃあ俺は何する?」「ニノは、見守り係」「不安すぎる役職」まずはウインナー。
注意:こちらは櫻宮小説です。(磁石コンビ)苦手な方はスルーしてください。先に目を覚ましたのは、俺だった。あれだけ何度もイカされ身体はものすごく気怠い。気怠いはずなのに先に目覚めたのは翔くんの寝顔をどうしても見たかったから無意識に自然に目覚めたのかもしれない。湯船の記憶がまだ身体に残っているせいか、布団の中がやけにあたたかくて、現実感がない気がする。隣を見ると翔くんはまだ眠っていた。無防備で、眉間にしわも寄せていない。あぁ。これが見たかった。普段隙がない翔くん。
Ssideカズが出掛けたのがわかった。俺自身も不思議だけどそれは、ドアの音などではなくてただの気配。ベッドで横になりながら次回の構想を練っていた。目を瞑り頭の中で考えてるフラットな状態。そんな時に感じたのはカズの気配が消えた感覚でアイツがいたであろうキッチンを見ても浴室やリビングを見て回ってもいない。それなら2階のカズの部屋かと久しぶりに2階へ上がって見たが、いない。いない。いない。いない。いいんだよ。いなくても。買い出しだろうがクリーニングだろうが