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【23年8月12日探索・24年4月21日公開】現在地はこの辺山梨県甲州市塩山赤尾JR中央本線塩山駅からほど近い場所だ。先の方に見える踏切は赤尾踏切という。昭和7年の今昔マップにはちょうどこの辺りが軌道の起点であるように描かれている。そんな場所で見つけたのは・・・埋まっていたレールだった。実測では高さ49㎜、おそらくは6㎏レールだろう。何か気になる建物があり、その手前の看板は塩山林務事務所の名があった。私が辿っていこうとしているのは石材軌道だが、途中までは森林
柔らかい石材に文字を彫りつける「篆刻」やったことがある人もいるかと思います。何でも最近高校では一度体験させる所が多いようです。この石材、買ったばかりのものはトゲトゲしい上に表面がくすんで見えます。たとえちゃんと彫ったものでも、この状態で贈られてきたら嫌ですよね?そこで「耐水ペーパー」と「牛革」「ピカール」この三種の神器で石を劇的に美しくすることができます!三つとも東急ハンズで手に入ります。1.耐水ペーパーを番号の少ないものから多い順に徐々
旧閑谷学校には、日本遺産に選定された重要文化財の建築群を見るために訪れた。近代学校建築物の中では最古である、その重厚さと歴史感には圧倒する思いであった。それは素晴らしいものであったが、それ以上に心がときめいものは、旧閑谷学校をぐるりと取り囲んでいる壁であった。心がときめいたのではなく、これは一目惚れというのだろうか。その壁は石造りなので、石塀(せきへい)と呼ばれており、こちらも国指定の重要文化財である。私も城の石垣好きマニアの一員なのであるが、これほどまでに素晴らしい石造りの構造物は見た
日本の石文化のルーツは蘇我稲目にあり!日本の歴史上、石文化の土台にあるものはルーツを辿っていくと「蘇我稲目」に辿りつくと思われる。蘇我稲目は古墳時代の豪族で、蘇我一族の祖と呼ばれている。その子孫にあたる蘇我入鹿、蝦夷親子が飛鳥時代645年に中大兄皇子、中臣鎌足らによって宮中で暗殺されたのが有名な「乙巳(いっし)の変」で、この後、蘇我一族は滅亡したと伝えられている。蘇我一族の祖と仰がれている稲目には他に「伊奈目」、「伊那目」という名も歴史資料に登場する。東京都あきる野市には信州伊那
介護環境デザイナーの間瀬樹省です。介護施設の床材にもたくさん種類があります。ぱっとみた時に木目であっても、どんな素材で出来ているか、実はたくさんの種類があるのです。今日はどんな種類の床材があるのかについてご紹介します。・長尺シートいま一番多く使われているのがこの素材でしょう。主に塩化ビニール製で、色や柄は豊富です。木目柄なので一瞬フローリングのように見えても、実は長尺シートだったということもよくあります。一番の特徴は水にも強く耐久性があることです。反面、冷たい肌触りで素足で歩
↑昨年12月の記事自分が最も得意とする、自然石乱張りについての内容でした☆今回は続きと言いますか…よりディープな解説と若干の愚痴と今後の目標をこぼして行きたいと思います。現在着手中の現場、自然石乱張りのアプローチ部分です。仕入れる石材は割れた感じの物がほとんどなので、このままでは使用できません。もしこのまま使うとすればガチャガチャの仕上がりで見苦しい有り様になります。なので石を加工しながらバランスを考えて配置して行きます。加工方法は何通りか有りますが今回は洋風乱張りなの