ブログ記事3,389件
夜の部、国語詩海恋し潮の遠鳴りかぞへてはおとめとなりし父母の家海が恋しいなぁと潮の音を数えては少女時代を過ごした実家を思い出す。行ったらいいやん、寂しいんやったら。ふるさとの訛りなつかし停車場の人混みの中にそを聞きに行く。石川啄木あーこれ、40年前にテストで間違えたわ。何を聞きに行くのか?という問題、「そ」って答えて❌️だった。そはそれっ意味だから答えは訛り、またはふるさとの訛り。訛りって何か知っとるか?知ってるよ。溶けた鉄みたいなやつやろ?それは鉛や金属や。言葉がなまってる
日曜日は朝日歌壇である。今週の歌壇で気になったのは、永田和宏氏選第3席のこの歌である。爪楊枝刺して煙草を吸っている男らをもう見ない路地裏(観音寺市篠原俊則)篠原さんは「もう見ない」と詠んでいるが、そもそもわたしは一度も見たことがない。永田和宏氏は、「いたよなあ、こんな男たち」と評しており、世代の差を感じる。爪楊枝を刺して煙草を吸う、という行為は、高度成長期後に生まれたわたしたちの世代の周りにはもうなかった。以下、知ったふうなことを書