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ことし2月、20匹以上のハムスターを殺したとして、動物愛護法違反の疑いで逮捕・起訴された高校職員が、翌3月にも別の女性と共謀し、宿泊施設で約30匹のハムスターを殺した疑いで再逮捕されました。逮捕されたのは木村元紀容疑者(36)と藤澤遥容疑者(20)。警察は木村容疑者の携帯電話から、ハムスターを殺している動画を確認。SNS上のやり取りなどから、2人が共謀したとみています。なぜ、短時間の間に、このような残虐行為を繰り返しできるのか?を考えましょう。【ハムスター30匹】高校職員が女と30
8月29日、愛媛県松山市沖で、プレジャーボートから柴犬が海に転落しました。飼い主から相談を受けた遊漁船の船長がSNSで情報提供を呼びかけたところ、約26時間後、転落地点から約5キロ離れた釣島で柴犬が無事発見されました。飼い主と再会すると、犬は尻尾を振って喜び、飼い主は涙を流しました。当時は波が高く、うねりもあったといい、潮の流れに乗って島までたどり着いたとみられています。多くの人の協力によって、奇跡的な再会が実現しました。愛犬を水の事故から守るために、私たち飼い主ができることを考え
当院では診察の約7割ががん治療であり、そのため他府県からも多くの患者さまが来院されます。先日も、がんのワンコさまが来院されました。【状態】他院で治療を受けておられますが、当院での治療も希望されました。・CRP高値・尿pH6.5・リンパ球17%以上より、体内で炎症反応が起きている状態と考えられます。がん治療においては、炎症を適切にコントロールすることが重要です。【治療】・重曹療法・ミサトール(糖不使用)・アミノ酸点滴・ビタミンC内服・有機ゲルマ
加齢とともに、犬にも心や脳の変化が現れることがあります。【加齢の変化】今まで穏やかだった子が急に怒りっぽくなったり、ちょっとした物音で興奮したり、夜中に何度も起きて歩き回るなど、睡眠が浅くなることも少なくありません。こうした変化は「年だから仕方ない」と思われがちですが、認知機能の低下や脳の老化が関係している場合があります。【飼い主さんのできること】このような症状に対して、近年注目されている漢方薬の一つが「抑肝散(よくかんさん)」「抑肝散加陳皮半夏」です。【抑肝
↑眼窩鼻腔内リンパ腫を寛解して7年半のいちごちゃん「ベテナリアンチェック」をはじめます。長い臨床経験で、これはおかしい!と思うことがあるので。病理検査にも「落とし穴」があります。病理検査は絶対だと思わないで、臨床をしています。【病理検査とは?】病理検査には、大きく分けて細胞診と病理組織検査があります。細胞診は、腫瘍などに細い針を刺して細胞を採取し、その細胞を顕微鏡で調べる検査です。比較的動物への負担が少なく、麻酔をかけずに実施できることも大きなメリットです。
ワンコさまは、年齢を兼ねれるとイボができやすくなります。マイボーム腺種もそうですね。私たちは、レーザーでそれらを取ることができますが、やはりできない方がいいですね。今日、ご紹介するのはハトムギです。【ハトムギ】ハトムギから作られる「ヨクイニン」は、昔からイボの改善を目的に使われてきた生薬です。人だけでなく、犬でも皮膚にできる加齢性のイボや小さなできものに対して、補助的に用いられることがあります。ヨクイニンには、皮膚の代謝を整えたり、炎症を和らげたりする働きが期
今日ご紹介する猫さまは、他院から来院されたケースです。血液検査では「異常なし」と言われていたものの、下痢が続き、改善しないため当院を受診されました。再度血液検査を行ったところ、アルブミンの低値とリンパ球の減少が確認されました。一方で、リパーゼや白血球数、肝臓の数値は正常範囲内でした。【当院の治療】慢性的な下痢は「体質」で片付けられるものではなく、必ず原因があります。そこで、まず実施したのが「下痢パネル」です。下痢パネルとは、便を検査機関に提出し、細菌・ウイルス・寄生
私たちの動物病院に肛門にできたアポクリン腺がんのワンコさまが治療に来られています。抗がん剤を使っても余命1年と言われていたそうですが、8カ月を過ぎましたが、お元気です。犬のアポクリン腺がん(アポクリン腺癌)は、皮膚にある汗腺の一種「アポクリン腺」から発生する比較的まれですが悪性度の高い腫瘍です。余命・予後に影響する主な要因①発生部位肛門周囲(肛門嚢アポクリン腺がん)最も多く、リンパ節や肺への転移が起こりやすいタイプです。皮膚(体幹・四肢)肛門嚢由来より進行がゆるやか
紫ウコンは、一般的なウコン(秋ウコン)とは少し異なり、「ガジュツ」と呼ばれる種類です。人では、抗酸化作用があると言われています。少量であれば大きな問題が起きないこともありますが、私は自己判断で積極的に使わず、かかつけの獣医師と相談してくださいね。一方で、ウコンに含まれるクルクミンには、抗炎症作用抗酸化作用食欲サポート腸内環境への影響アポトーシスの誘導などが研究されています。ただし、これは主に人や実験レベルの話であり、犬猫で「治療効果が確立している」とは言えません
ゼンレリアは、犬のアレルギー性皮膚炎などに使用される薬ですが、副作用にも注意が必要です。特に、免疫に関わる薬であるため、リンパ球などの白血球が減少することがあります。免疫機能が低下すると、感染症にかかりやすくなる可能性があります。また、肝臓で代謝されるため、肝酵素(ALTなど)が上昇するなど、肝機能に影響がみられることがあります。もともと肝臓に問題がある子や、長期間使用する場合には、定期的な血液検査で肝機能を確認することが大切です。そのほか、嘔吐、下痢、食欲低下、元気消失などの
私たちの病院では、治療をしながら食事療法もしています。読者から、以下の質問をいただきました。Q&A1、がんは炭水化物やブドウ糖などの糖質を好物とするので、がんになってしまった場合は、あげない方がいいというのは本当でしょうか?2、リンゴなどの果物(果糖)やカボチャ、いも類、にんじん等も糖質があるので、避けたほうがいいのでしょうか?1、がんは、炭水化物やブドウ糖が好きです。できれば、なるべくあない方がいいです。手作り食をしていると、やはり多少の炭水化物はあげないと、体重が減ってくる子も
猫の腎臓食、リンが高くなるまで待っていい?最近の考え方「猫の腎臓病では、血液検査でリンが高くなってから腎臓食に変えればいい」と聞くことがあります。確かに、以前は血中リンの値を見ながら食事療法を始めるという考え方が一般的でした。しかし、最近は少し考え方が変わってきています。慢性腎臓病(CKD)になると、腎臓からリンを排泄する力が低下します。そのため、血液中のリンが正常値であっても、体の中ではリンを調節する仕組みに負担がかかっていることがあります。特にIRISステージ2以降では、
寝つきが悪い、体をよく掻くという猫さま、ワンコさまには、以下の漢方薬がおすすめです。「抑肝散(よくかんさん)」と「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」は、よく似た漢方薬ですが、含まれている生薬が異なります。【抑肝散】抑肝散は、神経の高ぶりを抑えるイライラや興奮を和らげる不眠や不安を改善することを目的に使われます。認知症の周辺症状(夜鳴き、興奮、攻撃性)や、更年期のイライラ、小児の夜泣きなどにも用いられます。【抑肝散加陳皮半夏】抑肝散に陳皮(ちんぴ:み