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↑眼窩鼻腔内リンパ腫が7年以上寛解しているいちごちゃん私たちは、がんが炎症反応の結果でできると考えています。がんの場合、寛解する子はSAA(猫さま)やCRP(ワンコさま)の値が正常になります。しかし、それが難しい場合もあります。そのため、サプリメントの使用が考えられます。以下はいくつかのサプリメントの例です。ビタミンC発酵ハナビラダケなどのキノコ類魚油微量ミネラル(フルボ酸)これらのサプリメントは、免疫システムを向上させると言われています。がんの子には、SAAやC
私たちの動物病院に肛門にできたアポクリン腺がんのワンコさまが治療に来られています。抗がん剤を使っても余命1年と言われていたそうですが、8カ月を過ぎましたが、お元気です。犬のアポクリン腺がん(アポクリン腺癌)は、皮膚にある汗腺の一種「アポクリン腺」から発生する比較的まれですが悪性度の高い腫瘍です。余命・予後に影響する主な要因①発生部位肛門周囲(肛門嚢アポクリン腺がん)最も多く、リンパ節や肺への転移が起こりやすいタイプです。皮膚(体幹・四肢)肛門嚢由来より進行がゆるやか
犬や猫にも、人と同じように花粉やハウスダストによるアレルギーがみられることがあります。特に春や秋になると、「体をかゆがる」「足先を舐める」「目の周りが赤い」「くしゃみが増える」などの症状が出ることがあります。犬では鼻水やくしゃみよりも、皮膚のかゆみとして現れることが多いのが特徴です。【飼い主さんのできること】予防で大切なのは、「アレルゲンを体に付けない」「室内に持ち込まない」ことです。散歩では草むらや花粉の多い時間帯を避け、洋服を着せるのも有効です。また、帰宅後は足先
自壊した乳がん、肥満細胞腫、扁平上皮がんなどの皮膚に転移したがんは、化膿して独特のニオイがあります。そんなもふもふちゃんにおすすめなのは、ロゼックスゲルです。2015年に、嫌気性菌に効果がある抗生剤のメトロニダソールの外用剤であるロゼックスゲルが発売されました。「がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減」と広く使えます。においに関しては、上記のメトロニダソール外用剤を使用すれば良いのですが、あくまで対症的な方法ではありますが、ニオイなどは緩和されます。乳がん
↑眼窩鼻腔内リンパ腫を寛解して7年目以上のいちごちゃんベンフォチアミンは、脂溶性のビタミンB1(チアミン)誘導体で、吸収率が高く、主に神経障害(糖尿病性神経障害など)で使われる成分です。がんとの関係については、いくつかの観点から補助的な意味で注目されることがあります。ビタミンB1はエネルギー代謝に関わる重要な栄養素であり、がん患者では食欲低下や消耗により不足しやすい傾向があります。その補充という意味では、全身状態の維持に役立つ可能性があります。慢性炎症の抑制「糖化(A
↑眼窩鼻腔内リンパ腫寛解して7年のいちごちゃんがんのもふもふちゃんの飼い主さんから食事療法をしていたら、筋肉が落ちてきたということなので、今日は、ビタミン剤とサプリメントの話をします。アミノ酸を取ればいいというものではありません。●ビタミンB6ビタミンB6はタンパク質の合成や分解を促進するため、合わせてとりたい栄養素です。●BCAA必須アミノ酸は犬では10個、猫では11個あり、そのなかでも、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のアミノ酸は筋肉のエネルギー代謝や合
今日ご紹介する猫さまは、他院から来院されたケースです。血液検査では「異常なし」と言われていたものの、下痢が続き、改善しないため当院を受診されました。再度血液検査を行ったところ、アルブミンの低値とリンパ球の減少が確認されました。一方で、リパーゼや白血球数、肝臓の数値は正常範囲内でした。【当院の治療】慢性的な下痢は「体質」で片付けられるものではなく、必ず原因があります。そこで、まず実施したのが「下痢パネル」です。下痢パネルとは、便を検査機関に提出し、細菌・ウイルス・寄生
紫ウコンは、一般的なウコン(秋ウコン)とは少し異なり、「ガジュツ」と呼ばれる種類です。人では、抗酸化作用があると言われています。少量であれば大きな問題が起きないこともありますが、私は自己判断で積極的に使わず、かかつけの獣医師と相談してくださいね。一方で、ウコンに含まれるクルクミンには、抗炎症作用抗酸化作用食欲サポート腸内環境への影響アポトーシスの誘導などが研究されています。ただし、これは主に人や実験レベルの話であり、犬猫で「治療効果が確立している」とは言えません
猫の鼻水は、猫ウイルス性鼻気管炎が原因でみられることが多く、「一度かかると治らない」と考えている飼い主も少なくありません。確かにこの病気はウイルスが体内に潜伏しやすく、完全に排除することは難しいとされています。しかし、症状の出方は猫の体調や免疫力に大きく左右されます。その上、鼻水に黄色っぽ時は、細菌感染しています。それなら、抗生物質で治ります。【当院の治療】・有機ゲルマニウム・高濃度ビタミンC点滴・場合によっては、抗生物質・有機ゲルマニウムの目薬・丸山ワクチンの