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YouTubeのオススメに予告(ダイジェスト)があったので見てみたら、思いのほか良かったのでアマプラで本編を観てみることに。『チェンソーマン』でお馴染み藤本タツキ氏が17歳から26歳の間に描いた短編集『藤本タツキ17-26』私は『チェンソーマン』を読んだ(アニメも観た)ことないし、映画『ルックバック』は残念ながら私にはちょっと合わなかったので、「どうかな~?」と思っていたのですが全編面白かったです『藤本タツキ17-26』17分26秒の特別映像一言で言えば「愛」だな
アニメ化をきっかけに爆発的な人気を誇る『ぼっち・ざ・ろっく!』。その勢いは原作コミックスや関連書籍、グッズにまで広がり、ファンの間で特に高い支持を得ているのが「アンソロジーコミック」シリーズです。本記事では、最新巻『ぼっち・ざ・ろっく!アンソロジーコミック6(まんがタイムKRコミックス)』の魅力を、ストーリーのネタバレなしで徹底的に解説します。購入を迷っている方これからアンソロシリーズを集めたい方読んだ感想を深めたい方SEO観点で詳しいレビューを探している方す
あー終わってしまった…まぁ内容は知ってるけどアニメのほうがダイジェストみたいな感じで原作より面白いな。1番笑えたのは1番大切な物はクリスはクライを選んでクライは絨毯ってのが原作も笑えたけどアニメも笑えたな。クリスは絨毯以下笑最強のキツネ2度と出てこないと言いながら次の話もこれからもずっとキツネ絡む笑エンディングで説明なくスマホ持ってるとのも原作読んでる人達へのサービスも良かったな。3期あればクライの偽物の最強クラヒが出てくるな。エルザは次の次だな。『嘆きの亡霊は引退したい』第24
短編集かな?と思ったら連作短編集だったみたい。繋がっているようなそうでもないような。スーパーマーケットや図書館ですれ違ったりするくらいのうっすらと同じ町の住人。あの公園?ああ、あったね、そういえば。そんな空気感。朝、始発電車の車両。会話劇は不穏な気配。偶然から距離が縮まっていく雰囲気がいい。殺風景という苗字は実在するのか検索した人も多いはず。たぶんいない。おそらく、たぶん。観覧車の話がすき。ゆっくりゆっくり回転する密室のなかで、不器用な優しさがいとしい。
この作品は短篇5篇から成る短編集であり、『ペリリュー-外伝-』の完結編である。この作品の最後の短篇『出征』は、最初のページの徴兵検査の会場での、「吉敷佳助(よしきけいすけ)君甲種合格だおめでとう」という言葉に始まり、最後の一ページを丸々使った、出征列車の前での吉敷の、「吉敷佳助!いってまいります!」の言葉に終わる。全22ページである。当時交わされた会話が記されている。息子の甲種合格に、「「おめでとう」って言うべきなのよね…」と母。稲田の傍らで、
七河迦南『刹那の夏』、今年読んだミステリの秀作中篇・短編集です。「刹那の夏」「魔法のエプロン」「千夜行」「わたしとわたしの妹」「地の涯て(ランズ・エンド)」の5作品所収。表題作「刹那の夏」は、災害地にボランティアとして訪れた女性二人に、宿の娘は、生涯独身の伯父の遺品のミニチュアの文机と本が入れられたボトルを見せる。ボトルの中の本の開けない頁の"言葉"をみつけるため、3人は伯父が少年時代の夏の思い出を書いたノートを探るが。これはまぁ、複雑な家系の問題とかが絡んできて、現代風の
犯人のいない殺人の夜東野圭吾あらすじ東野圭吾さんの『犯人のいない殺人の夜』は、様々な「犯人がいない」と見せかける状況が絡む、7つの短編ミステリーが収録された作品集です。それぞれの短編は独立した物語ですが、共通して「殺人があったにもかかわらず、犯人が特定できない(あるいは、特定を困難にしている)」という状況が描かれています。人間心理の複雑さや、ちょっとした「故意」が悲劇を引き起こす様子、あるいは完璧に見える犯罪が崩れていく過程などが巧みに描かれており、読者の想像力を刺激する内容となってい
先日『噓つきたちへ』(小倉千明)を読んだ。嘘つきたちが様々な場面で、いろいろな形の噓をつく短編集。連作短編集ではないので、登場人物たちもその背景も毎回変わるけれど、どのお話も面白かった。あらすじは公式サイトから引用。過疎化が進んだ町で小学校時代を過ごした大地は、二十年以上前の卒業以来初めて東京で同級生二人と再会する。虫取りやスイカ割りなどのノスタルジックな思い出話は、自然と五年生の時に起こった事故の話に移っていく。リーダー格の少年・翔貴が沼に落ちて昏睡状態となり、目
八月は時間があった?のかもう少し読んだ本があったのでアップします垣谷美雨さん『マンダラチャート』これ、めっちゃおもしろかった一気読み(笑)おかげで寝不足でした60代の主婦雅美は、大谷選手の書いたマンダラチャートに触発されて夫にバカにされながらも自分のマンダラチャートを作る令和を生きる雅美が昭和にタイムスリップして中学生からやり直しの人生を送っていくと…っていうお話なんです垣谷美雨さんの作品は、クスッと笑えたりラストもスカッと爽やかで好きだなぁ〜大谷選手、自分で作ったマンダラチャート
現役書店員芸人カモシダせぶん(デンドロビーム)の木曜に、一冊、本の話を今回はー笛吹太郎の日常ミステリ短編集第二弾コージーボーイズ、あるいは四度扉は開かれるカフェ〈アンブル〉には今日も謎が持ち込まれる。コージーボーイズの面々が解こうとするも美味しいところは基本的に店長の茶畑さんが持っていく。一つの短編が終わると著者解説が入る安定した作り。そして、前作『コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎』と同じく本当に品がある。読んでて心地いいミステリです。前作よりジャンルは更にバラエティに
11文字の檻青崎有吾短編集成(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)大事件に遭遇したカメラマンが感じた違和感を描く「加速していく」全面ガラス張りの特異な屋敷での不可能殺人の顛末「噤ヶ森の硝子屋敷」人気コミックのノベライズ「前髪は空を向いている」どんでん返しの切れ味鋭い「yourname」百合小説として評判となった「恋澤姉妹」などに力作書き下ろし「11文字の檻」を加えた全8編『体育館の殺人』で衝撃のデビューから10年著者の集大成ともいえるノンシリーズ短編集
アミの会は女性作家さんの集まりで、今までにもたくさんのアンソロジーを上梓されています。『これが最後のおたよりです』は、2021年刊行の単行本『11の秘密ラスト・メッセージ』を改題し文庫化したもの。個性豊かな11の短編で編まれていて、最後まで飽きずに読むことが出来ました。個々の作品は短いので、夜寝る前に1作品づつ…なんて読み方もできます。気軽に読める分、深く心に残らずさらっと流れて行ってしまう気もなくはない(汗)それでも、読みやすさ、親近感、細やかな機微表現など、女性作家さ
有栖川有栖さんのデビュー35周年を記念した文春文庫の3作品連続刊行。『捜査線上の夕映え』、『有栖川有栖に捧げる七つの謎』に続く、第3弾『砂男』を読みました。有栖川氏の描く江神シリーズと火村シリーズが1冊に収録されるという奇跡。また、幻の火村シリーズで表題作「砂男」が収録された魅惑の短篇集です。安定の面白さ。軽いタッチの作品から、本格ミステリーまで堪能できるファン垂涎の1冊です。読んだのはこの本砂男(文春文庫)[有栖川有栖]楽天市場${EVENT
寺地はるな「世界はきみが思うより」全6話の短編集ですが1話目の「オムレツ、あるいは」について書きますね表紙帯に描かれていたように優しい作品だとは思いますが涙が溢れることは一切なかったです。1ミリも感動しなかった確かに主人公(男子高校生)の父親はクソ野郎だと思いますが主人公が優しくて空気を読むのでモヤモヤの方が勝った(まさった)のです。それと友達を、名字にくん付けで呼ぶことや友達の妹を、下の名前にさん付けで呼ぶことに違和感がありました。これはわたしの生い立ちに関係し
あの100円のDAISOにて、短編集が発売になりました!『5分後に煌めく世界-太陽-』『5分後に煌めく世界-月-』著者:蜂賀三月、石原三日月、霜月透子、塚田浩司、椿あやか太陽・月ともに10本の煌めく短編を収録。もちろん、一冊100円(税込110円)!!児童文学作家の蜂賀三月さんが発起人となり、「どんな家庭でも買いやすい本を」「子供のお小遣いでも買える本を」という気持ちで作家側も大創出版側も取り組み、作り上げた本です。一人でも多くの方が本に触れられますように…!