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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(イチ先生side)『...ピ......ピピピ...ピ♪』..........どこ..携帯...手を伸ばし探すけど空振りで。「うーー…、」鳴り止まぬアラーム音に諦めて、目を開け身体を起こす。ツ.....!イテテ頭がズキズキする。布団の反対側に置いてあった携帯を見付けて、手繰り寄せてアラームを止めた。「ふぅ...」朝だ。見渡すと木造りの優しいベージュと、布団のクリーム色が柔らかく目に映る。隣の布団には大野さんが寝てい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(コオ先生side)「ただいまっ♪」「ただいまぁー」夕方、明るい声で、いちとと大野さんが帰ってきた。「おかえりなさい」出迎えると、いちとはお土産袋を両腕に下げて、満面の笑顔。「楽しかった?」袋を受け取りながら、ふたりをリビングに促した。「うんっ♪」ね、っていちとは大野さんに笑い掛けてる「凄かったよ!料亭のあるホテルも!絢爛豪華っていうんじゃなくて、でもすごく贅沢なの。景色も、建物の佇まいも、別世界にいるみたいだった。今
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(コオ先生side)「あ、お茶うけあるよ。これね、動物園に挨拶に持ってったのと同じお菓子なの。開けよっか」中身は、チョコやフルーツの、色んな風味のバタークリームがサンドされたサブレ。どれにする?ジャンケン!って順に選んで、コーヒーと合うね、美味しいねって、ワイワイしながら食べた。まず、動物園でのリョウくんの様子や、飼育員さん達から聞いた話をすると、「元からいた蛇達とも上手くやってんだ。良かった、それが一番心配だった」「良か
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(コオ先生side)五人で過ごした年末年始。それぞれ実家に顔を出したあとも、『ただいま』『うちが一番だよねぇ~』『ほっとする~』『なんかなつかしい』なんて、それぞれのお土産を手に、にこにこ帰って来た。勿論僕も。この家はいつの間にか、僕らの帰る場所になってるんだなって、嬉しく思った。お正月気分を満喫し、気分も新たに病院を開け、またシッポたちの診察の日々が始まった。・・・・・・・・・ニシキヘビのリョウくんについては、保護した翌
(K翔視点)「しょーちゃぁ〜あしゃでしゅよぉ〜♡」そんな声と共に、俺の顔にぺちぺちと触れてくる感覚がした。遠慮無くぺちぺちしてくるけど痛くないし、寝ぼけてるのか若干呂律がまわってないw目を開いた俺の前に見えたのは、ボンバーな寝癖を大胆に披露する緋色の姿。にこにこゴキゲンな緋色は、俺が目を覚ましたのを確認すると全身で俺にもたれかかってボディプレス状態なうw「緋色〜おはよ」「しょーちゃぁ〜♪おあよ♡」俺に乗っかってる緋色の体を抱きかかえつつ、戯れる様に揺さぶって挨拶したら、緋色も挨
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(イチ先生side)処置室のベッドに仰向けになり、点滴を受けた。その間、大野さんはベッドの傍らの丸椅子に座って、付き添ってくれている。「気分は悪くないか?」「うん。ありがと……ほんっとうにごめん……。本当にみんな自分の不注意が招いた事で。情けないよ、自分が」「・・・あのさ、栗原先生勘違いしてるとこがあるよ」「勘違い・・・て?」「『みんな自分の不注意が招いた事で』って言葉、さっきも言ってただろ?」「だって俺、あんな場所で、夜中にフラ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(イチ先生side)たつやの運転は上手だから、助手席に座っててもリラックス出来て。「眠かったら、寝てて良いよ」そう優しく言ってくれる。「ううん、なんか落ち着くなって・・・ありがと。」流れてゆく景色。「・・・俺、ほんの数日前にここ通ったのにな・・・」その時は今の状況なんて想像もつかなかった。「いちと・・・。僕が、ごめん。変に気を回したつもりでいて。あのね、カナダのラボに行ってそこには男性も女性もいたんだけど、僕の指