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『言葉の募金箱』からの発案作品。このシリーズでは、連載中「和菓子屋に行って来ました」と、実際和菓子屋さんの店舗に行かれた方からのコメントがいくつも寄せられました。お話を読むだけでなく、実際に足を運んで和菓子を見たり買ったりして頂けるなんてと、とても胸が熱くなったことを思い出します🌸和菓子屋の跡継ぎ相葉雅紀キャスター櫻井翔和菓子職人(先輩)大野智ゲームクリエイター二宮和也パティシエ松本潤このシリーズを書くきっかけになった作品。『熱視線SHOWTIME!』*この
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(イチ先生side)予想していたよりもずっと早く、新しい機械が搬入された。そのお陰で、これまで二人がかりでやっていた仕事も一人で済み、時間も大幅に短縮する事が出来た。「渡海先生、これなら往診にも手が回るかも…」「ん、だな。」一旦ストップしていた往診も暫定的に復活させ、気になっていた子たちの様子を見ることが出来た。往診で昼間外に出る度、季節の変わり目を肌で感じ。桜が咲き誇る季節には『たつやと一緒に見たいな』って思いもしたけれど、日々がむ
そのひとは俺を『しょーちゃん』と呼ぶ。彼の名は、相葉雅紀。俺が目覚めてから毎日会いに来てくれてる。そして、俺が目覚めるまでも、毎日来てくれていたようだ。どうやら俺は、相葉さんが階段から落ちるところを助けようと体を張ったらしく、彼を助けたはいいが、俺が代わりに落ちた。・・・そうだ。全然覚えてねぇ・・・。マジで俺なにやってんだ。この相葉さんというひとも、やたらと母さんと謎に協力して甲斐甲斐しく世話を焼いてくれていたことが不思議だったが、身代わりに落ちたのだと聞かされて納得した。話を
もう、いい加減ケジメをつけないとって思った。毎日会いに来てくれる雅紀のこと。そして、俺の頭痛は日に日にひどくなってる。覚悟を決めた今日。ゆっくり雅紀と話したいと思ってたから、彼が病室に来る前にシャワーを浴びに行った・・・のに、あれこれ考えているうちにいつもより結局時間がかかって。「あ、やべ。・・・待たしちゃったか」そのあいだに雅紀は来てしまっていた。ベッドに乗せた腕を組み、小さくて形のいい頭を乗せて居眠りをしていた。疲れてんだろうな。連日の病室通いと当たり前に仕事だろうし。サ
相変わらず出勤前と、仕事が終わってから面会時間が終わるまで、雅紀はずっと俺のそばにいる。けど・・・まじで生活、大丈夫か?家族とか。恋人・・・とか。こないだ言ってた、ブレスレットくれた人って、それって、そういうヒトなんじゃねーの?でも、雅紀ならカノジョいたら連れてきそうなもんだよな。『しょーちゃん、オレのカノジョだよ、仲良くしてくれる?』とか何とか言いそうじゃん。うわ。想像したらすっげぇ具合悪くなった。ってか、想像すらしたくねぇし。頭いてぇし、吐きそうになる。なんだよこれ。
「櫻井大佐と大野軍曹が出来てる?」ビラを見て相葉雅人は首を捻っていた。あの2人が、そんなに簡単に恋仲になるだろうか?雅人はあまり、こう言う色恋沙汰に気が利く方ではない。しかし、本気になると途端に鼻が利く。櫻井大佐から、大野軍曹に対する恋心は、全く感じられないのだ。親しみを持っていることは分かるけれど、それは仲間として、ぐらいでしかない。だから大佐が厨房に立ち寄った時、思わず尋ねてしまったのだ。それは、大佐に今夜の煮物を味見してもらっている最中(さなか)だった。「うまい。何だか懐かしい