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■0:37わざと声をあげている自覚はあった。そのたびごとに、雅紀が奥を攻めるから。それが欲しくて、わざと。「アッ、アッ・・・ま、さきッ・・・ん、んぁッ」「しょーちゃん、きもちい?ココ、いいよね」「・・・ん、・・・スゲェ、イイ・・・アッ、、」雅紀が腰を深く送るたびに、雅紀の熱が俺の奥に届く。欲しかったそれを引き戻されまいと、ぎゅっと締まるのは、無意識で。「あっ・・・しょ、ちゃ、ダメそんな、したら」「だっ・・・て、ンッ、、あん、んあっ、あっ!」「ほら・・・そんな可愛い声で啼か
こちらはBLの妄想小説になります。苦手な方は御遠慮ください。****************結局その日、剣道部の活動に顔を出した俺が全ての仕事を終えたのは21時を過ぎる頃だった。途中松本のことを思い出さなかったわけじゃない。だけど、例えいくら気にしたとしてもだからと言って俺のやるべき事が何か変わるわけでもなかった。こなした業務の量以上の疲弊感を感じながら駐車場に向かっていた。ほとんど明かりもなく薄暗いその場所の一番奥に俺の車が止まっている。まさ
■16:20「・・・翔くん、なんかやたらソワソワしてない?」「は?いや別に、なんもないけど」「『なんもないけど』って、なんかあるって言ってんのとおんなじっスよ?」・・・するどい。「うるせぇぞ、潤。黙って仕事しろ」「わー、サクライさんにパワハラされたー」後輩の軽口もからかいも、今日の楽しみを盛り上げる演出のように感じてしまうんだから、どれだけ浮かれてるのかということを自覚した方がいい。とかなんとか自制しつつ、やはり時の進みを待ちわびてしまう気持ちは、時計に視線を向けることを堪えさせ
■23:28どれだけ長い時間だったかしれないがふと視界に入った料金メーターがそれほどの長時間でないことを知らせる。「しょーちゃん、降りるよ?」「・・・ん」運転手に礼を言う様は、穏やかできっと多くの人間から好かれていると、誰もがそう感じる振る舞い。・・・俺はこの男の二面性を知っている。そう思うと、震えるような興奮が湧き上がった。タクシーで散々と弄ばれ、熱を昂らせた俺を何事もないかのように雅紀は自身の部屋へ導く。エレベーターの中、密室。タクシーのアレのお返しをしてやりたい。
いつもと変わらない朝を迎え、いつもと変わらない日常を過ごしてた……はずなのに。その日は、帰りがけに雅紀の自転車のブレーキの調子が悪くなったから自転車屋に寄ることになった。でも修理するにも部品がたまたま無くて仕方なく自転車を預ける事になった。だから俺の自転車に2人乗りして家に帰る事にしたんだ。「くふふ(*´◇`*)しょーちゃんと2人乗り嬉しいなぁ~♪」「おいwおとなしく捕まってろよ?」「はぁ~い♪」2人乗りなんて滅多にしないから背中に感じる雅紀の体温に幸せすら感じて。はしゃぎつつも安全
突然すぎる雅紀からの結婚と言う言葉に頭の中が真っ白になった。だけど真っ白になったのは一瞬だけ。拒否する理由はひとつもない。受け入れる気持ちだけ。嬉しい気持ちだけ。めちゃくちゃに幸せな気持ちだけ。だけどさすがにこのタイミングでのその言葉はビビるからな!「ダメ?翔ちゃんと結婚したい、オレ。翔ちゃんの事独占したい。翔ちゃんが適当な女とやってるって聞いた時はショックで吐きそうだった」また抱きしめる腕が強くなる。その腕が俺の事を離したくないと言っている様な気がして、そんなに俺の事好きなの?
なんだか騒がしい。隣のクラスに視線を送って、それから納得した。「おい相葉、なんだその髪色は!」「あぁ、これ?ミルクティーベージュっていうんだよ。いいでしょ?」「名前を聞いてるんじゃない!長さも!校則違反だ!!」月1回行われる全校集会が終了すると各クラスで校則チェックがうちの高校のお決まり。この学年一の問題児と学年一怖い風紀教員の一騎打ちも、もはや全校集会後の恒例となっている。「相葉くん、またやってるー」「髪型変えたんだね。似合うー」女子がキャッキャッ噂をしているのをスルーして、
息すらも忘れるほどのキスが続く。苦しいのにでも止められなくて。雅紀の唇が少しでも離れそうになれば自分から押し付けるようにして離さなかった。「だからって俺?……いや、どうなの、無くない?」キスの最中はどうだった?俺がそっちだった?なんなら昔は?お互いがお互いを慰めていたあの時の俺たちはどうだったっけ。「……いや、そんな素振りなかった、よな……?さっきは……そうだったのか?いや、違うよな……」そしてなぜ今、雅紀は俺ん家でシャワーを浴びている?散々にキスをして体は、触った?いや、触ってないし触
映画館の中に入り、今日のレイトショーの上映予定を確認して。相葉さんと相談して、ポンコツ探偵が主役の映画を観ることにした。「まだ時間あるし、軽く食べようか」「そうですね。何にしようかなぁ…あ、俺、ホットドッグにしよう。相葉さんは?何にします?」「そうだなぁ…僕もホットドッグにしようかな。そうだ、ポテトも頼んで2人で分けようよ」「いいですね。飲み物はどうします?」「コーラかな。櫻井くんは?一緒でもいい?」「はい。俺もコーラがいいです」相葉さんが注文してくれて、出されたホットドッグやコー
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆保育園に着いたが、誰もいない…。念の為、声を掛けてみる。「空くーーん!!どこーーっ!!」……やっぱり居ないか…。保育園の近くの公園、それから保育園のみんなと時々遊びに行く公園なども探した…。でも、やはりどこにもいない。その時、松潤からの着信でスマホが震えた。「もしもしっ!!空くん、見つかっ
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆「潤、ありがとうな?」「おっ、どうだった??」「まぁ、お袋としてはまだ気持ちが固まってないけど、空の事を優先してやって欲しいって所だな。でも、焦らず少しずつでいいかなって思ってる。なんだろう…きっと雅紀の事を好きになってくれるっていう、変な自信があるんだよな!!」「なんか、分かるわ…。俺も最初は、は
「俺にとって『愛し合う』ってのは、必ずしも1対1である必要はないんだ」今度はオレがしょーちゃんに寄り添う番。「だからって、節操なくあっちでもこっちでも……ってことじゃない」そう言ってオレを見つめてくれたしょーちゃんは目が少し潤んでてこんな時に不謹慎ながらもオレに抱かれてるしょーちゃんを思い出す。……そっかいろんなものをさらけ出そうとしてる何者でもないしょーちゃん大丈夫オレがそばにいるからそんな想いを込めて、オレを見てるしょーちゃんの髪をかきあげながら可愛いおでこにキスをす
■22:15「しょーちゃん、今日は急な誘いに付き合ってくれてありがとうね」「うん。誘ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったし、ホントに楽しかったよ。」「ふふ、良かった!貝の会、忘れないでね」「お、雅紀こそ、覚えてたとは意外」「ちょっとー!そんなすぐ忘れないよ!?」「まぁ、明日になればわかるよ、酔っ払いの約束は当てになんないからな(笑)」「だからー酔ってないってー」「はいはい(笑)」駅までの途中。街路樹がイルミネーションに彩られて、ゆったり酔い覚ましに歩くには雰囲気のいい道。基本
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……2人飛んだ後、お互い体を密着させ、息を整える。俺は翔ちゃんの肩に顎を乗せ、翔ちゃんも俺の肩に顎を乗せ、お互いの息を吐く音が耳元で聞こえている。少しの間抱き合っていたが、翔ちゃんが俺の肩に触れ、体を離したかと思うと、今度は俺のおでこと翔ちゃんのおでこをくっつけてきた。目の前
酔っ払って寝不足でオレに『おまじない』をしてくれたしょーちゃんはあっけなく意識を飛ばしていまはすっかり深い寝息を立てている。風呂に入れるミッションは完遂すべくしょーちゃんが溺れないように浅く湯を張ってバスタブに座らせて置いてオレはソッコー汗を流す。しょーちゃんを支えながらアタマを洗って身体を流してついでにナカを掻き出してあげて、任務完了。そして、今は、オレのベッドで眠り姫。潤くんにはきっと呆れられるだろうけどわざわざ自分の部屋に戻ったってことは………うん、そういうことだ
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆つづく久々のエロに、えっらい時間がかかるため、全然進まないエロって、どうやって書くんだったっけ皆さん、楽しめてますか
優しく気遣われてるのが伝わる交わりはオレの強ばったいろんなトコを柔らかくしてくれる満たされてるって感じるししょーちゃんがオレで感じてくれてるのも興奮するしもっとって思うしとってもしあわせだと思ってるこんなに一緒にいてカラダも繋げてるわがままだって言えるそれなのになんでちゃんとお互いを『恋人』ってしないんだろきっとしょーちゃんはオレには『恋人』であることを求めてないオレも強くそれを求めてない...だからオレたちは『ホーム』なんだ。たぶん永遠とかはなくてそんなのもう
注意:こちらはmycoreguyの続編です。【相櫻】のピンクシーンです。苦手な人は回避してください。ー✱ー・ー✱ー・ー✱ー・ー✱ー・ー✱ーそこからのしょーちゃんはスゴかった。トイレから出るとさっさと『シャワカンしてくる!』と言って俺も行くって言うのに全く聞いてもくれずスゴイ勢いでお風呂に入ってカギを締められ自分でナカの洗浄してさらにナカのほぐしまで終えて来たらしい。ベットに来てその報告を受け大いに沈む俺。。。「全部終えたんだからいいだろ!まだ拗ねてんのかよ?」「
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆「もうーーーー!!パパったりゃーーー!!」どすんっ「うぇっ!!」ん??空くん??眠たい目を開けて見てみると、そこには翔ちゃんの上に乗っかり、ほっぺを膨らませて怒る空くんの姿が…「どうちてパパが、まさきせんせいとむぎゅうちてりゅのっ!!」「…空…ごめんって…」「空くん、おいで♡」「まさきせん
雨が降るから虹が出るそんな歌詞があったな、なんて急に思い出したのはなんでだっけ。思い出して空を見上げれば、最近続いていた雨が嘘のような晴天。通りでこの暑さなわけだ、と思わず独り言が出た。暑い日は嫌いではない。それこそ、暑いからこそと思ってした家事はとうに終わってしまっていた。俺がしたなんて言ったら先生は驚くかもしれない。その驚く顔を楽しみにしよう、なんて思いながら気づけばこの暑さの中ソファの上でウトウトとしていたらしい。「……暑……」汗だくで起きれば、こんなことが前にもあったなと思い出
………眠るように……雅紀が俺の元から旅立ったなんて…………信じたくなかった。俺には信じられなかった。あっけなく失われた命。トラックの運転手は、無理なノルマが重なって安全点検を怠っていた。それが信号待ちしてた俺と雅紀が被害にあった事故の原因。雅紀の命を奪ったのは、一度目の検査では発見出来なかった深い部分の血管がじわじわと裂けた事で起きた脳出血。容態が急変するまであんなに普通に会話をしてたのに。笑ってたのに。言葉を失くして呆然と雅紀が診断を受ける最期の光景を見るしか出来なかった俺。あの日
「お風呂も一緒に入ろうね!」まるで子供に戻ったみたいなオレは、深いことなんて考えてなくて余裕でこんな発言をしてしまったけれど。「風呂……?あぁ、銭湯?」「え?家だよ?なんで銭湯?子供の時はよく一緒に入ったじゃん」「いや、うん……でも、家の風呂?……前に狭いし嫌だって言ってなかった?」「そうだっけ?でも家がいい!今日は一緒に入りたい」躊躇う翔さんの気持ちは分かっている。前に拒否した事くらい覚えているし、あの時に見た富士の絵の銭湯の事も飲んだコーヒー牛乳の味も覚えている。「良いけどさ、
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆はい一緒に飛べましたぁーさぁ、我を忘れて無我夢中だった、2人この後、どんな反応をするかしら拙いえろちにお付き合い頂き、ありがとうございました
■12:17今日は年始いっぱつめの定例会議。これは毎年のごとく、ヤレ営業目標やら、ヤレ業務改善やら、あれこれ言わされる。自分も発表したり、会議回したり、なんだかんだと疲れた。朝に相葉さんに会えててよかった・・・とか思うあたり、かなり消耗してんな、俺。昼飯、どうしよっかなぁ。午後も会議あるし、中期目標たてて、レジュメも確認して、後輩のKPIの確認も・・・だめだ、外に出る時間は無い。しゃーない。パンでも食っとくか。と、オフィスから出て廊下の自販機に向かった先に。・・・相葉さんじゃん
風呂に誘ったり一緒に寝ようと言ってみたり。あの日の翔さんはなんか違った。だけどあれからしばらく経って、今の翔さんは通常通り、に見える、一見。「弁当、作ったから持ってけよ」いや、通常通りに無理にしようとしているのかもしれない。それくらいに変わった翔さんの心境はオレには分からないけれど、外食や買ってばかりだった食事が翔さんの手作りになった事は大きすぎる変化だった。「相葉が弁当なんて珍しいじゃん。まさか自力?あ、まさかまさかの女?相葉、彼女いたっけ?」友人に弁当の事を言われて少し気恥ずかし
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆「雅紀…?」「な、何もないよ!!大丈夫!!」「ほんと…?」「ほんと、ほんとっ!こんなに翔ちゃんから嬉しい言葉たくさん貰っちゃって、これでまだ何か不安だなんて、罰が当たっちゃうよっ!!翔ちゃん…俺ほんとに幸せだから…だから、大丈夫だよ…」「じゃあ、なにかあったらすぐ言えよ??雅紀は自分で解決しようと
SHOのリップの看板が変わった。「あ...MJだぁ」深い色の瞳から透明にこぼれる涙の雫。頬を包んで涙をやさしくぬぐう綺麗な手。「あの手、しょーちゃんだな...」綺麗な指先あの手がオレをどんな風に悦ばせてくれるか思い出したら自然と疼くカラダ。しょーちゃんの手ってエロいよなぁそれを思うのと同時にMJの瞳への畏敬の念。なんだか落ち着かない看板だ(笑)なんの広告なんだろ...。平日の夜、お客様は少ない。そんなときはオーナーのおごりでカウンターで少し飲ませてもらって過ごす。
いくら夢で逢えたって、目が覚めてそれが夢だったとわかった瞬間の絶望は何度経験しても慣れない。夢の中ではあんなにも幸せだったのに。夢でいいから。そんな事を歌った歌が好きだった。夢の中で会えただけで幸せで、なんて。そう思えた時だって間違いなく自分にもあったのに。だけど一度手に入ってしまったら違う。その手に入った大切なものを失ってしまった瞬間から、夢の中だけではもう怖いくらいに足りない。出会いなんてもう忘れてしまった。自分にとってその瞬間は大した事ではなかったんだと思う。特別な印象も特別な
ふとインターホンが鳴ってる気がして目が覚めたどこか遠くでなっているようでその音をぼんやり聞いてる......あれ、いまなんじ?時計を見ると昼をすぎたあたり。腹減ったなぁ...しょーちゃん来る夕方までになんか食べるかなぼんやりしたアタマでぺたぺたと床を歩く相変わらず遠くにピンポンは聞こえててとおく...?その違和感にふと、意識が覚醒した。鳴ってるの、うちだ。あわててドアを開けると「きちゃった♡」と、まだ来る時間ではないはずのしょーちゃんがいた。「ごめん、寝てた……
俺の家の右隣に越してきたのが雅紀。同い年だけど、俺は早生まれだから学年は一つ上になる。でもガキの頃はそんな事は理解出来なくて、何処に行くのも何処で遊ぶのも一緒だったのが急に小学生になって離れたから、入学式の日に俺も雅紀も一緒に小学校に行くと泣いて大人達を困らせた。「なんでまさきはしょうがっこういかないんだよ」「ぼくもしょーちゃんといっしょにしょうがっこういく~」この泣きまくる光景はしばらくの期間、毎朝のように繰り返されて、ランドセル背負った俺と黄色い鞄の雅紀が手を繋いで小学校に歩いて、