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雅紀さんに抱きしめられて、俺は雅紀さんの胸の中で。「はぁぁ…まったく。君は僕をどうするつもり?」「えっと…」「僕はね、流石にがっつきすぎたかなって…必死で理性と戦っていたのに」「ごめんなさい。でも…」雅紀さんの胸から顔を上げると「……んっ」雅紀さんの顔がすうっと近づいてきて、俺の唇と優しく重なった。雅紀さんは角度を変えながら、俺の唇を何度も塞いでいく。俺が薄く唇を開けると、隙間から雅紀さんの熱い舌が滑り込んできた。「…んっ、はぁ…」雅紀さんの舌に口の中をかき混ぜられて。俺も必
雅紀さんの後にシャワーを浴びて。リビングに戻ると「お水飲む?」「はい。いただきます」さっぱりした身体に水が染み渡っていく。俺はグラスに注がれた水を飲み干して「雅紀さん。お話があります」「え、お話?なんだろう…怖いな。とりあえず、座って話そうか」俺たちはリビングのソファに並んで座って「話って何?」「あの…俺、まだ伝えてなかったから。こういう事はちゃんと伝えないといけないって思うんです」雅紀さんは俺をじっと見つめている。「俺、雅紀さんのことがずっと前から好きでした」「え…
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆「つき組さんっ!!遊びに来たわよ!!」「あきこせんせいだぁーー!!いっしょにあそぼっ!!」「ふふ、何して遊ぶ??」「おままごとーー!!ともこせんせいもいっしょにやろーー!!」「いいわよぉーー!!」「ともこせんせいとあきこせんせい、そこにすわっててね、いま、おりょうりはこびますので〜!!」「「は
オレが抱きしめた翔さんの身体はすごく熱くて。そんな事がこんなにも嬉しいことなんだって、初めて知った。抱きしめた身体が少しだけ動いて、翔さんが顔を少しだけ上げた。その顔は間違いなくオレからのキスを欲しがっているのが分かるから「して?翔さん」そう言って少しだけ唇を出した。そんなに焦らなくてもいいのにと思うくらいの勢いで、翔さんがオレの首に腕を回しながら激しくキスをする。激しくて甘くて。さっきしたキスと違う。オレが翔さんの事を欲しいと思うのと同じように、翔さんもオレのことを欲しいと思ってくれ
乾いた自分の髪に触れてみる。「ふわふわ……かな」相葉君の言葉を真に受けたわけでは無いけれど、確かにそうかもしれない。ふわふわとした髪は何となく柔らかいような気がする。「……今更恥ずいわ」触れられた時よりも思い出す今の方が恥ずかしい、という不思議な感覚になる。だけどそうだな、相葉君に言われるまで、自分の髪質の事にそこまでの興味を持ったことは無かった。「あー、気持ちよかった!」悶々とまた考えていたら相葉君がシャワーを浴び終えたらしくご機嫌な声が聞こえた。こんなに早く?と思ったけれど、多分
「しょぉくん?」…寝ちゃってる。ありがたいことに仕事がめいっぱいででも急遽、翌日が午後からになった日。しばらく会えてなかったから思い切って食事に誘ったら二つ返事で来てくれた。疲れてるとこ、悪かったかなぁ…。仕事の連絡が入ってちょっとだけ抜けるはずが思ったりよりもヒートアップしてしまって、結構な時間が過ぎてたみたいで。個室に残した彼が気になりつつ、「ゆっくり飲んでるから気にするな」って言ってくれたお言葉に甘えて電話を終えて戻ったら。「フフ…くち、とんがってるよ」起こすの
部屋の鍵を開け、ざっと様子を確認してから掃除を始めた雅紀に対し、和也はじっと雅紀の背中を見ていた。「今から布団干してシーツ洗っても大丈夫かなぁ?埃臭かったらゴメンネ?」あえて和也の様子を気にする事もなく、何処からともなく掃除道具を取り出してせっせと掃除する雅紀。しばらく無言だった和也が、ボソッと口を開いた。「聞かないんですか?」「何を?」「どうしてワタシがここに居るのかって」「カズが聞いて欲しいんなら聞くよ?」「…………」掃除の手を休め、くるりと和也の方に体を向けて、雅紀は笑いか
あの後、オレ達はそのまま2人で少しだけ寝た。寝て起きて、また翔さんを抱いたオレに「お前、どんだけ体力あんだよ」なんて言う翔さんだけど、オレからしてみれば翔さんだって相当だと思うんだけどな。「今、何時なんだろ」「あー、何時かな。変な時間に寝たから時間の感覚おかしくなってるよね」時計を見て時間を確かめれば、なるほど、と思う。翔さんが今、時間のことを話してきたのは、多分…「腹減った…」ふふ、やっぱりね。「オレも腹減った!どうする?どっか食べに行く?」「………デリバリーが良い」「オ
手を繋いだまま、まさきくんが風呂場に入ってすぐにお湯を貯めるためにスイッチを押した。それから、俺を後ろから抱きしめながら俺の胸から腹に掛けてシャワーで流しはじめた。前にも使わせてもらったことがあるこの風呂場は、その時も思ったけどまさきくんと潤さんの2人暮らしにしては広い。広くて清潔感があって、そして明るい照明は、そんなまさきくんの体に包まれた自分の体もハッキリと見えた。「手足長いよな」「え?」「手足が長くてさ、ちょっと細いけど綺麗な体してるよな」「オレ?そう?」「肩のこれもな、すげ
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆チョコを食べながら、雅紀との甘ーーい時間を過ごした!雅紀は顔を真っ赤にして、照れていて可愛いっ♡♡雅紀はコーヒーを慌てて飲み干すと「そ、空くんが寝てる間に夕飯作るからっ///」という言葉を残し、キッチンへと逃げるように行ってしまった…。その姿が可愛くて、俺はついついもっとイジめたくなってしまった
泡だらけになって洗ったオレ達は、なんだかよくわからないけど2人ともテンションが高かった。「それ、何の歌?」「今オレが作った歌〜!」「はは!知らねーわけだ!」歌なんか歌いながら風呂に入ったのなんて何年ぶりだったろうな。「そーいや、潤さん、昼くらいに帰るって言ってたよな」「言ってたね。さすがに女の子のとこじゃないとは思うんだけど…どこ行ってんだろ」おそらくオレ達に気を使ってくれて出かけた叔父さんだけど。行先はたくさんあるとは思うけど、なんとなく今更ながら申し訳ないような気がしてくる。
「早く抱きたい」そう言ったオレに、嬉しそうに、そして妖艶に「すぐ入れる?」言いながらゆっくりと足を開く翔さんが綺麗すぎて困る。「いや……まだ…いい」でも、すぐに入れるなんて何だか勿体ない。勿体ないなんて表現はおかしいかもしれないけど、本当に勿体なくて。だから、まだ。オレの返しに不満なのか、少し拗ねたように、「まだいいって何で?」って聞いてくる翔さんがやっぱり可愛いいと思う。今日1日だけで、どれくらい翔さんの事を可愛いと思ったか。「まだ?まだ入れないの?」「そ。まだ入れないの
2人が出したのは、ほとんど同時だった。浴室のよく響く空間での翔さんの声は本当にやばくて。時間の事を気にしなかったと言えば嘘になるけど、それ以上に翔さんの全てに我慢ができなくて、翔さんに「もう?」なんて聞いたのに、オレも直ぐに出してしまった。2人で崩れる様にして床に座り込んだ。座って直ぐに翔さんを抱きしめて、貪るようにキスを始めたオレは、どれだけ翔さんを抱けば気が済むのか。もしかしたら、どれだけ抱いても、気が済む日なんて来ないのかもしれない、なんて思うんだから相当だよな。「……時間…大丈夫
■22:15「しょーちゃん、今日は急な誘いに付き合ってくれてありがとうね」「うん。誘ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったし、ホントに楽しかったよ。」「ふふ、良かった!貝の会、忘れないでね」「お、雅紀こそ、覚えてたとは意外」「ちょっとー!そんなすぐ忘れないよ!?」「まぁ、明日になればわかるよ、酔っ払いの約束は当てになんないからな(笑)」「だからー酔ってないってー」「はいはい(笑)」駅までの途中。街路樹がイルミネーションに彩られて、ゆったり酔い覚ましに歩くには雰囲気のいい道。基本
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆「いらっしゃいませ〜!何名様ですか??」「あ、3名です!」「空いているお席の方へどうぞ!!」「「「はーい!!」」」「あ、ともこ先生、いつもの場所空いてる!!」「じゃあ、そこにしましょっ!」「ミドリ先生、行くわよ!!」「はいっ!!」私たちは、いつもの席へと座った。「ご注文、お決まりになりま
『慰労会してよ』と、突然のメッセージ。…いや、突然、でもないか。長丁場の作品をやりきったアイツだからなにか言ってくるとは思ってた。それも、クランクアップからすぐではなく。俺の方もたびたびあった深夜の生放送が段落したタイミングでもあって。なんというか、気遣い屋のアイツらしい。『なに食いたい?』返した返事は即、既読。そしてさらに返事もすぐ。『おれん家で』■■■■■「今日はずいぶん飲むな」「だって、翔さんとやっとゆっくり…飲めるし」「まぁ、たしかに、ここんとこは、ゆっく
お互いにドラマも撮り切り映画の番宣も落ち着いてやっとゆっくり出来てる束の間のオフ。後でゆっくり抱いてあげなきゃ…なんて考えながらしょーちゃんを眺めて呑んでたら「なぁ、雅紀」「んー?」「俺、キスするとき、目ぇ開けてる?」「はぁ?なに言ってんの急に」「いや、潤がさ『しょおくんってキスする時目を開けてるんだね』って言うから、ぜんぜん自覚なくて…」……一体、この人、何言ってんの?潤くんにそんなこと言われてる…つまり、キスしたってこと?「しょーちゃん、アナタ、いま何言ったかわかっ
「雅紀さん、今日、うち来ない?」潤くんとキスをしたあの日から。何度となく昼にも会い店でも顔を合わせ3人で出かけることもしばしば。変わったことといえばしょーちゃんとだけではなく潤くんとも会う度に頬や手にキスを贈り合うようになった。けれど唇へのキスは、潤くんとはあれ以来していない。それでも、どちらともなく見つめ合う時間は確実に増えた。それは、確かな熱を持って。しょーちゃんの前でも、それは隠しはしなかったししょーちゃんはむしろその様子を楽しげに…というよりもなんだか幸せ
あれは、俺が中1の夏。親戚の住む海沿いの町に泊まりがけで遊びに来ていた時の話。近所には民宿もあって、夏休みだからか賑やかで色んな人が出入りしていた。その中には慰安旅行を兼ねた雑誌か何かの撮影の人達がいて、はじめは気後れして話せなかったけど、次第に仲良くなって一緒に居るようになった。「雅紀ぃ~海いこーぜー」「こら、俺の方が年上!さん付けな」「いいじゃん、別に♪」その中の1人、雅紀は俺より年上だけど一番仲良くなって、俺は隙あらば雅紀のそばにまとわりついていた。口では呼び捨てで名前を呼ぶ俺を
「で、なに?お前らどこ行ってたのよ?」3人でリビングにいるなんて、何だか変な感じがするのは、叔父さんが翔さんのことを好きだってオレが知ってるから。「…買い物だよ」「買い物?」「ま、いいじゃん!ってか叔父さんは?今までどこ行ってたんだよ」叔父さんと翔さんとが話し終わってから今まで、結構な時間が経ってる。「傷心の旅だよ」「は?」「だから、傷心の旅だって。女の子に慰めてもらいに行ってたんだよ」「…あ、そ。聞かなきゃよかったよ」我が叔父ながら、逞しいというかなんと言うか。でも正直なと
自分で揺れる翔ちゃんは、オレの目を見ながら綺麗に顔を歪ませるのに「……アアッ……!」オレが下から突くと、その視線はすぐに逸れて激しく体を仰け反らせる。少し強く突くと翔ちゃんの動きで風呂の中のお湯が溢れた。「体調どう?気持ち悪くない?お腹痛くない?」「だーかーらー、大丈夫だって!」「だってぇー!!超心配じゃん?」「だからって今日何回目だよ!お前、心配し過ぎだから」翔ちゃんの子供が出来たと言ってきた女は、あれから直ぐにいなくなった。長い間、女を抱いてないと言った翔ちゃんの言葉は信じられ
波打ち際で、タロウと戯れていた翔ちゃんは、今はしゃがんで何かを探していて。タロウはそんな翔ちゃんを見守るかのように、翔ちゃんのそばにくっついている。「翔ちゃん、どうしたの?何か落としたの?」一緒に探した方がいいのかと思いながら立ち上がって声をかけると「大丈夫。雅紀はそこにいて」翔ちゃんに言われて、もう一度階段に腰掛けた。そのまましばらく待っていると、翔ちゃんとタロウが俺の方に戻ってきて。何かを握ったまま、俺の方に右手を突き出してきて「雅紀、これ」開いた右手の手のひらの上に
それは、夢の中の俺としょーちゃんが事故にあう夢。たかが夢。今まではそう思ってたのに。それは実際に起こった事故だった。その事故は新聞やニュースで取り上げられて俺の住む場所でも流れた。最初は、たまたまとか偶然とか気のせいだと思いたかった。でも、その事故で被害にあった人物の名前が『相葉雅紀』で、俺と学年が同じだとか、もうひとり怪我人がいるとか、俺が夢で見たのと同じ状況とか………────あれは夢じゃなかったの?奇妙なことにその事故の日を境にして、俺がしょーちゃんの夢を見ることがなくなった
「甘いな」「ん、すげぇ甘い」「どうする?」「んー……どうすっかな、やっぱ作ってみるかな」潤と選びに来たデパートの特設会場では、これでもかと言うくらいにチョコレートを求める女性客で溢れている。雅紀に一応と思ったのは良かったけれど、いざこの場所にくると女子の熱さに圧倒された。「ほら、こっちのは?」圧倒される俺にお構い無しに、潤はどんどんと興味のあるチョコレートを見つけては女性客の中を進んでいく。その度にちょっとした悲鳴が上がっていることに気付いているのか、それとも気づかなかいフリをしてい
垂らした液体は、オレの手から溢れて翔さんの体を濡らしていく。濡れた場所が冷たいのか、翔さんが少しだけ体を捩らせて、小さく声を出した。「ごめん、冷たい?」「え?あ…、大丈夫」その透明な液体を纏ったオレの指が、翔さんに誘われながらこれから2人が繋がる場所をゆっくりと解かす。初めての事をしているからなのか。それとも翔さんの姿を見ているからなのか。はたまたその両方なのか。それが何だかよく分からないくらいに興奮している事だけは自分でわかる。そしてその興奮は、自分でも信じられないくらいに翔さ
こちらはBLの妄想小説になります。苦手な方は御遠慮ください。****************数日経って理由が分かった。あ、翔ちゃんの笑顔に泣きそうになる理由じゃなくて。あの時イケメンくんが俺を睨んできた理由。「松潤さ」その日の昼休み。思い切って話しかけると、相手はびっくりしたように俺を見上げた。「あ、ここ座っていい?ってか座らせてもらおー」松潤──松本潤。入学してすぐにすっごいイケメンがいるって話題になった、その本人。同級生にとどまらず先輩たちの間で
エレベーターに乗り込んで静かに唸るモーターの音を2人で聞いている。ドラマみたいに我慢できないとばかりにキスで溺れるのもいいけれどオレたちはそれをしなかった。潤くんも熱い瞳で見つめてくれる。手を繋いで手の甲を親指でゆっくりとなぞって。お互いにそれ以上のことはしない。エレベーターを降りてから潤くんがオレの手を引いて立ち止まる。そのまま部屋まで続く薄暗い廊下でふんわりと触れるだけのキスをする。この先をどう過ごすか確認をする瞬間。きっと2人とも同じく想ってる。……つながりたい
こちらはBLの妄想小説になります。苦手な方は御遠慮ください。****************【side潤】登校すると俺はまず、校舎三階の窓から見える職員用の駐車場を確認する。……良かった、今日も来てる。一番端のスペースに停められたSUV、それが先生の車。誰か乗せたりしてるのかな…あの車の、助手席に。なんて、もはや毎朝同じことを考えて落ち込むまでセットで日課になっていた。雅紀の言葉をきっかけに闘争心に火がついてから数日。焦る気持ちとは裏腹に未だ何も行動に移せ
こちらはBLの妄想小説になります。苦手な方は御遠慮ください。****************翔ちゃんはオムライスが好き。ものを食べてる時の翔ちゃんってめちゃくちゃ可愛いんだよ。苦手なものは高いところとか、怖い話とか。運動は嫌いじゃないけど、めちゃくちゃ身体が堅いし、ちょっと鈍臭いところもあるからなんとなく苦手そうに見えるかも。とにかくものすごい頑張り屋さんで、とんでもない量の本とかたくさん読んでて。周りの人のことをよく見てるし、面倒見も良くてしっかり者で、絵に描い
今日もしょーちゃんが可愛い。可愛くて可愛くて仕方ない。スーパーの裏って言ってんのにスーパーと逆方向に歩き出そうとするからどさくさに紛れて手を繋いだ。汗かいたからハグしないって昨日カッコつけて言っちゃったし。でも近くにいたらもっとくっついてハグしてグリグリしたーい!ってなるじゃん。だから。咄嗟に手を引っ張ったら離せなくなって、しょーちゃんはちょっと焦ってたけど何食わぬ顔ですっとぼけてお店まで手を繋いで歩いた。しょーちゃんの手はすべすべして柔らかくて触り心地が良い綺麗な手だった。「あー