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それはまさに待ち望んだ瞬間だった潤くんの昂ったモノをゆっくりとオレの中に沈めていくオレの後孔は散々にとろかされていたからソレをいとも簡単に飲み込んだ「……雅紀さん……ナカ、熱いね……」「潤くん…の、も、すごく熱くて…溶けそう…」初めて繋がったこの瞬間いま、このときを大切にしたくてぎゅっと抱き合ったまま動くこともせずただ体温を感じ合う低く潤くんがつぶやく。「雅紀さんのこと……めちゃくちゃにしたい…」潤くんのそれはオレも望んでいること「いいよ、いっぱい、シよ?
いつものように気晴らしの店に向かい、いつものように酒と快楽に浸る毎日。胸の奥にある何かには目を塞ぎ、虚しさを誤魔化して。でも無謀に羽目を外してるようで、実際は警戒を怠らないのは本能なのか?店に出入りする奴の身元はかなり厳しく確認をするから、危ない事態には陥った事はない。そこは重要。今日もいつもの定位置で、フロアの様子を眺めてた。「今日も気怠げなオーラ振り撒いてるな」「ん……何か気分乗んねぇの」見た目だけに群がる奴らに愛想振り撒く奴らばかり。最近は色々と飽きてきて、新しい刺激が欲しく
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆《雅紀先生、こんばんは》《雅紀先生に連絡先教えるから!って、ニノから連絡入りました》《早速のご連絡、ありがとうございます!!》…硬いなぁ…うーーん、どうしよう…どうしたら、もっとナチュラルにいけるかな…そうだ!!まず呼び方!!これを変えるよう、提案してみよう!!くふふ、俺って頭いい〜!!〈返信
「ただいま…」…アッ…んっ「チッ…またかよ」…ダメだって…何だよ、イイんだろ?…ん…アッ……「…バカみてー」同居している男はオレの叔父で。だからって、まだ若い。濃いめの顔は、カッコイイと言われる部類に入ると思う。そんな男が昼間から女を家に入れてナニやってんだか。「まさき?」いや、いいから。女抱いてる時にオレの事なんて気にするなよ、って思うんだけど。こんな男だけどオレには凄く優しいのは昔からで。って、女抱きながら声をかけてくるのが優しさなのかは不明だけど。とりあえず、こうや
熱めのお湯を頭から被り、とにかく落ち着きたくて色々な事を考えてみる。これからの勉強の事だったりネットニュースで見た情報だったり、最近見て面白かったテレビ番組の事だったり。そのどれが上手くいったのかは分からないけど、とりあえず性欲はかなりおさまった。性欲と言うよりは相葉君に対しての欲と言う方が正しい。今現在自覚のある彼への欲は、今日までの妄想で生まれた欲とは明らかに違う。体が反応するまでの時間が異常に短かった。それに反して収めるための時間はやばいくらいに長かった。「……はぁ」何度ため息をした
それからまた夢を見る事はなくなったけど、きっとしょーちゃんはまだ『雅紀』がいない悲しみを受け止めきれてないって、なんとなく感じてた。でもそれは、きっとしょーちゃんのそばにはずっと『雅紀』が居て、その『雅紀』の見ているしょーちゃんがそうだから。それを『雅紀』越しに俺が感じてるって。図書館でこっそり調べて読んだ本に、双子の中でも一卵性双生児なら不思議なシンクロを感じる事もあるって書いてあったから。『雅紀』は俺で、俺は『雅紀』。本当ならひとりで産まれてくるはずだったのにふたりになっちゃったんだ
■■CANDYTIMEより■■「しょーちゃん・・・ココ、きもちい?」オレにまたがったしょーちゃんの勃ちあがったソレをゆっくりと扱く。「・・・ん、きもちいぃ・・・」素直に感じてくれてるかわいい恋人。「いっぱいシてあげるから、たくさん感じてね」向かい合ってるせいでオレ自身の昂ぶりも露わになっててだったらいっそ、一緒に気持ちよくなってしまえばいいと一緒に握りこむ。「・・・あッ!・・・んんッ!」しょーちゃんの声が風呂場に響くようになってくる。「先っぽから気持ちいいってシルシ、出
迎えに来てくれたしょーちゃんはオレの顔を見るなり「ドライブでもいくか」と、優しく笑った。首都高を流れるオレンジの光がほの明るく車内を照らす。しょーちゃんのキレイな横顔を見てるとふいに気持ちが昂って泣きそうになった。ごまかすように座り直してまるで窓の外に面白いものでもあるかのように一生懸命、景色を眺めるフリをする。「……なんか、あったか?」その問いは、どっち?窓の外に?それとも、潤くんと?どっちでもいいや。オレが話したいことを話せばしょーちゃんは全部聞いてくれるんだ
営業中に迷惑をかけた御詫びと、部屋で休ませてもらった御礼を琥珀さんに言うと、俺はコーポへ帰ろうとした。「ここからコーポまで近いとはいえ、さっき倒れたばかりで心配だから、甲斐と一緒に帰ったほうが良い。店のほうは大丈夫。萌葱が手伝ってくれるよ」「……琥珀が言えば萌葱は喜んで手伝うから櫻井くんは気にしなくていい」「……はい」少し苦笑気味の甲斐さんの態度に、本当にそれで良いのか?って頭をよぎったけど、琥珀さんと甲斐さんの御厚意を素直に受け取って俺は甲斐さんと一緒にコーポへ帰った。甲斐さんは元々
こちらのお話は、相櫻、潤翔の三角関係のお話となります💚❤️💜苦手な方は回れ右でお願いしますそれでは、どうぞ▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀【Trianglar】…三角、三角形、三人、三者間3人の人間が同時に恋愛関係に陥った状況、人間関係…。今の俺たちは、そんな関係。今日は俺と翔ちゃんと松潤で事務所に来ている。俺たちはこの春、会社を立ち上げた。休止後は、個々での仕事をこなす日々で、メンバーとも飲みの席で年に数回、5人で顔を突きあわせるぐらいの関係だった俺たちだったが、会社
体に力が全然入らない。脱力した体は後ろから抱きしめられている相葉君にもたれかかっている。「ハァ……、ん、んッ」それなのに絡め合う舌だけは動きを止めずに彼らのそれを追う。それが不思議だと感じる事すらも感覚として鈍くなっていた。水の音をいやらしく響かせながら舌を絡める相葉君とのキスと、強く舌を吸って離す時にわざと音を立てる潤とのキスの両方に、体の主張は強くなる。「翔ちゃん、すげぇ綺麗」項に感じていた相葉君の唇や歯の感触は、シャツを脱がされてからはそこだけではなく背中の広範囲になっ
sideSこう見えて雅紀さんは仕事人間だった。雅紀さんに拾われて十数年経つけど雅紀さんはいつも夜遅くまで仕事して疲れて寝るかそうじゃない時は俺を支配するように抱くか・・・そのどちらかで穏やかな夜なんて過ごして来なかった人だった。俺も母親に傷付けられたクチだから何となくわかる。きっと『夜』に何かしら嫌な思いをしたことがあるのだと思う。なのに十数年そうやってきたのに・・・なのに今日は違ってた。俺を外から抱きかかえてベッドに運んだまではいつものこと。雅紀さんは俺の意識がな
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆「雅紀…おかえり…。」「翔ちゃん…空くん…ただいま…。」「まさきせんせい、もうおちょもだちのちょこりょ、いかなくちぇいいの??」「空くん…ごめんね…。雅紀先生、空くんに謝らなくちゃいけないことがあるんだ…。」「??」「あのね…雅紀先生のお友達が怪我したってお話…実は嘘だったんだ…。」「おちょも
俺の家の右隣に越してきたのが雅紀。同い年だけど、俺は早生まれだから学年は一つ上になる。でもガキの頃はそんな事は理解出来なくて、何処に行くのも何処で遊ぶのも一緒だったのが急に小学生になって離れたから、入学式の日に俺も雅紀も一緒に小学校に行くと泣いて大人達を困らせた。「なんでまさきはしょうがっこういかないんだよ」「ぼくもしょーちゃんといっしょにしょうがっこういく~」この泣きまくる光景はしばらくの期間、毎朝のように繰り返されて、ランドセル背負った俺と黄色い鞄の雅紀が手を繋いで小学校に歩いて、
………眠るように……雅紀が俺の元から旅立ったなんて…………信じたくなかった。俺には信じられなかった。あっけなく失われた命。トラックの運転手は、無理なノルマが重なって安全点検を怠っていた。それが信号待ちしてた俺と雅紀が被害にあった事故の原因。雅紀の命を奪ったのは、一度目の検査では発見出来なかった深い部分の血管がじわじわと裂けた事で起きた脳出血。容態が急変するまであんなに普通に会話をしてたのに。笑ってたのに。言葉を失くして呆然と雅紀が診断を受ける最期の光景を見るしか出来なかった俺。あの日
え…抱く?今、雅紀さん抱くって言った?抱くって何?俺…今日、雅紀さんに抱かれるの?「えっと…雅紀さん。何を仰ったんでしょうか…」頭の中が混乱しつつ、どうにか言葉を絞り出すと「ん?何が?」相葉さんはいたって普通で「あの…抱くって…」「うん。翔のこと抱きしめたいって思ったんだよ」「え…抱きしめ…る」「そう。ギュッて抱きしめたい。ダメ…かな?」あぁ…抱くってそういうことか…そりゃそうだ。だって俺たちまだキスも…って俺は何を考えてんだ。俺が返事をする前にエレベーターが2階に着い
息をするのも忘れてその人物を凝視していたから智くんに怪しまれて、智くんも無言でそちらに視線を向けた。すると、相手を見てびっくりした顔をした智くんはその人物に話しかけた。「お?なんだよ。誰かと思えばカズとまーくんじゃねぇか」「あれ?おーちゃん?」「なによ、オジサン居たんですか?」「来んなら連絡くれりゃあいいのに」「しませんよ。今日はあくまでも、まーくんがオープンキャンパスに行きたいって言うから来ただけです」「今年受験生だもん。俺」智くんと楽しげに話す姿も、その声も、俺の知る雅紀その
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆天からの光が消え、星の気配は消えてしまった…俺は自身の腕の中にいる雅紀に視線を落とした。雅紀は目を閉じたまま、微動だにしない。雅紀...大丈夫だよな...??雅紀の首にそっと手を当てると、きちんと脈打っているのがわかる。はぁ…良かった。「空??」「…なぁに…?」「大丈夫…か??」「…ママに
『いいよ、しよっか。セックス』確かに彼からはそう聞こえた。そして嫌がる素振りも全くなかった。『……え……?ほんとに?』確かめるなんてダサい。そう思うのに、自分の言葉に彼が肯定の言葉をくれた事が信じられなくて、つい。『男とやるの初めてだけど、いい?』潤む目は酒のせい。そんな事は分かっている。それなのにその言葉の後すぐにオレの首に腕を回した彼がさらに目を潤ませ、ゆっくりと唇を近付けキスをするからもう堪らなくて即舌を絡めた。『キスだけでイケそ』本心が気付けば言葉になっていた。『…
■18:36近い・・・。相葉さん、距離感バカなの?昼間は耳たぶお触りされて、今度は膝が触れちゃう距離で隣同士のカウンター席ってナニゴトなの?ここは仕事の接待とかじゃなく完璧プライベートで使う店でしょ?俺いま、相葉さんと一緒にいる相手であってる!?軽くパニクってる俺をよそに、ご機嫌でメニューを見ている彼。連れてきてくれた店は、藍に染め抜いた暖簾のかかるような小料理屋で。店構えはしっぽり飲める女将さんのいる店・・・かと思いきや、優しい雰囲気の大将が「おかえり、相葉ちゃん・・・と、いらっし
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■16:20「・・・翔くん、なんかやたらソワソワしてない?」「は?いや別に、なんもないけど」「『なんもないけど』って、なんかあるって言ってんのとおんなじっスよ?」・・・するどい。「うるせぇぞ、潤。黙って仕事しろ」「わー、サクライさんにパワハラされたー」後輩の軽口もからかいも、今日の楽しみを盛り上げる演出のように感じてしまうんだから、どれだけ浮かれてるのかということを自覚した方がいい。とかなんとか自制しつつ、やはり時の進みを待ちわびてしまう気持ちは、時計に視線を向けることを堪えさせ
叔父さんが同じ女を家に連れてきたことは今まで無かったはずなんだ。だから、当然付き合っているわけじゃない彼だって例外ではないはずで。衝撃だったあの日から数日はしばらく色々と考えたけど。時間が経つにつれて冷静になれたし、一度しか会ったことのない彼の顔の記憶も薄れてきて段々とオレも落ち着いた。つもりだったんだけど。「ただいま…」ここ最近は叔父さんも落ち着いたのか、女が家に来ることがなかったから油断していた。玄関を開けて聞こえてきた声は、久々に聞く。そしてその声は………なぁ…甥っ子くん……
結局、近くのコンビニで弁当やカップ麺を適当に買って家に戻った。驚いてしまったオレに驚いた叔父さんも空腹だと訴えてきたから。二人とも腹が減っていたのは間違いなくて、ほぼ無言で速攻で食べ終わった。大して話もしなかったことにほっとして、食べ終わったからと部屋に戻ろうとするオレに叔父さんが話しかけてきたから、仕方なく椅子に座り直した。「さっきは悪かったな」「さっき?」「お前、吐いてたんだろ?」「あ…、うん」「さすがに配慮が足りなかったわ。マジで悪かった。……女とは違うもんな」「女と違う?
「まーさきっ!」「…んー?」もうすぐで読み終わる小説。キリのいい1行だけ目で追ってからしょーちゃんの方へ視線を投げる。「どした?しょーちゃん、ご機嫌じゃね?」今日はめずらしく2人とも夕方には帰って来れて。ずーっと、なにやらキッチンでガチャガチャごそごそやってたしょーちゃん。番組でもらって帰ってきた食材だかを気まぐれに弄んでるんだと思ってた。いつもそれを食べられるように調理し直すのはオレの役目。「うん、俺いまちょーゴキゲン!」「なんか上手にできたの?」「うん!めーっち
マスターから服を借りて、髪型もそれらしくして、ようやくここに来ることが出来た。でも必死にフロアを探しても、あの人の姿は無くて。「どう?尋ね人は見つかった?」「………見当たらない……(T-T)」大音量で音楽が流れる中、マスターが耳元で聞いてくるけど、ガッカリした気持ちを隠しきれない俺はそのまま項垂れた。「V.I.P.ルームかなぁ……でもあそこは入れねぇし……」「今日のところは諦めろ。これ以上遅くなると……雰囲気的にヤバいかもな」「……ヤダ」「おい(笑)ヤダって…オマエは子供かっ(
それは、夢の中の俺としょーちゃんが事故にあう夢。たかが夢。今まではそう思ってたのに。それは実際に起こった事故だった。その事故は新聞やニュースで取り上げられて俺の住む場所でも流れた。最初は、たまたまとか偶然とか気のせいだと思いたかった。でも、その事故で被害にあった人物の名前が『相葉雅紀』で、俺と学年が同じだとか、もうひとり怪我人がいるとか、俺が夢で見たのと同じ状況とか………────あれは夢じゃなかったの?奇妙なことにその事故の日を境にして、俺がしょーちゃんの夢を見ることがなくなった
おでこにキスをした後、雅紀さんはまた眠ってしまって。雅紀さんの寝息が、俺の髪を揺らしてくすぐったい。俺はくすぐったさを逃そうと雅紀さんの胸に擦り寄った。雅紀さんの広くて温かな胸の中。トクトクと胸の音が聞こえてくる。俺は胸の音を聞きながら、いつのまにか眠ってしまったみたいだ。ピンポーン♪ピンポーン♪どこかでチャイムが鳴っている。何度も何度も繰り返し鳴っている。雅紀さんが動いたような気がしてゆっくり目を開けると「ごめん、風間だよ。ちょっと出てくるから、まだ寝てていいよ」雅紀さんはベットの
「しょーちゃんさ、セックスは出来るけどキスはできない、みたいな線引きって、ある?」突然の相葉くんの問いかけ。またこの人は俺の気も知らずに。本能でものを言う人じゃない、だからこそ、その腹の中が見えなくて怖いんだよなぁ、勘弁してくれよ全く。そう悪態をつくものの、その時はなぜか、真剣に答えてみようと思った。「それは、キスまではできるけど、その先へ進めない・・・という話の間違いではなく?」「うん、ではなく。」たまたま2人きりの楽屋。雑誌の企画がペアで、その後の収録までに空きがあったから
■8:45「あ、相葉さん、おはようございます」「どうも!おはようございます、櫻井さん!今日、全然寒くないですね。」「ほんと、マフラー荷物になっちゃってますよー」「オレなんか汗っかきだから、コートも脱いじゃってます(笑)」会社の非常階段。いつもここで会う、彼。密を避けて、という感染症対策のため、フロア移動にはエレベーターではなく、なるべく階段を使うように…と、会社からのお達しがあってから、もう4年。いまや、エレベーターも定員いっぱいになる風景が戻ってきた感があり・・・なんてのはある