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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・専門知識(a)本文にあります通り、梅雨前線を維持している水蒸気輸送には、一方では、インド洋からチベット高原の南側を流れる湿った南西風(インドモンスーン)が梅雨前線に流れ込んでおり、もう一方では、太平洋高気圧の縁辺の沿って湿った南風が梅雨前線に流れ込んでいます。これら2つの湿った空気の流れで、大量の水蒸気が輸送されることにより梅雨前線が維持されています。したがって、本文の内容は正しいとなります。(b)相当温位と
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・実技試験2・問4(2)まず、初期時刻の図1から12時間後の図6(下)を用いて台風の移動についておさらいしますと、九州の南西海上から足摺岬付近にかけて北西に移動していることがわかっています。次に、図5を用いて初期時刻の前12時間における19日9時の相当温位・風の予想図を見てみます。ここで着目する図が相当温位と風についての図である意味を考えれば、解答すべき要素の一つが見えてきます。①で解答した前12時間降水量299mm
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問3まず、湿数とは気温から露点温度を差し引いた温度で表されます。例えば湿数0℃とは気温が露点温度と等しいということですから、言い換えますと空気が飽和している状態であることを表しています。700hPa湿数の予想図では、湿数3℃以下の領域を網掛け域で示されており、それ以外の領域では湿数は6℃ごとに細実線で示され湿数が大きいほど乾燥した領域であることを表しています。そこで、図9(上)において問題文の湿数6℃以