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「宝島」を観てきました。ストーリーは、1952年、米軍統治下の沖縄。米軍基地を襲撃して物資を奪い住民らに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた。リーダー格のオンは、ある夜の襲撃で“予定外の戦果”を手に入れたオンは、そのまま消息を絶ってしまう。残された仲間3人は、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、それぞれにオンの消息を探っていた。というお話です。1952年、沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“
昨日(2月21日)アップした記事の続きだ。(忘れないうちに、続きを書いておこう。)今回の受賞作品『カフェーの帰り道』というのは、単行本としても、装丁の感じが良く、家の中の装飾品としても価値を発揮しそうな作りになっている。(こういうものならば、『電子書籍』でなく、『実物の本』で手元に置きたいというニーズもかなりあるのではなかろうか?『紙の本』『紙の新聞』などが馬鹿にされる時代における、『一つの在り方』だと思う。実際、結構、売れているという印象も受ける。)(1)本の画像前回、作
昨日の昼間も出掛けず家に籠って、Primeビデオで映画を観ていました。観たのは、『花まんま』。今年の4月に公開されたばかりの作品ですが、Primeでは先週の金曜日15日から見放題で配信が開始されました。2005年・第133回直木賞を受賞した朱川湊人の小説が原作とのことですが、僕は読んでいません。でも、映画公開前に、予告編のPR動画などで興味をもち、観ようかなと思ったものの結局スルーしていました。今回、無料配信のリストに入ったので、早速、観ることにした次第です。*ポスターの画像はネットから
今年の「本屋大賞」の候補作の発表が最近ありまして、その中にこの『PRIZE』が入ってました。読んだのは去年の8月で記憶も朧気になっていますが…感想を…主役の「天羽カイン」さん、本屋大賞は受賞したのに直木賞が受賞できない。何回か候補にはなるけど、できない。私はどうしても直木賞が欲しい!というテーマでいろんな事を書かれています。発売当時、村山早紀さんや宮部みゆきさんが賞賛されたのを覚えています。読み終えた私の感想、「受賞できないのは…その性格じゃないでしょうか…」と言ってしまいそうでした。そのくら
鈴木亮平、有村架純主演の映画『花まんま』(朱川湊人原作)が、早くもAmazonPrimeVideoに出ていたので、これもまた“観ながら読む”つもりで、まず映画を30分ほど観た。2025年公開監督:前田哲脚本:北敬太出演:鈴木亮平有村架純鈴鹿央士ファーストサマーウイカ父、そして母を相次いで亡くした兄俊樹(鈴木亮平)と妹フミ子(有村架純)は、貧しいながらも地域の人々に支えられながら、懸命に生きてきた。兄は高校を中退して鉄工所で働き、妹は奨学金を利用し
映画化の経緯呉勝浩氏にとって「爆弾」は初の映画化作品。過去にも映像化の話はあったものの実現せず、半信半疑な気持ちもあった。しかし今回の企画は「原作を大事にしてくれそうだ」「何を表現し、何を伝えようとしているのかを理解してくれている」と感じ、永井聡監督らとの顔合わせで実現を確信したそうだ。映画化における重要な要望最初のミーティングで呉氏が伝えた唯一の要望は「悪が勝って終わる話にはしないでほしい」ということだった。原作では怪物スズキタゴサクを完全に倒せなかったが、露悪的に「
2016(平成28)年、直木賞受賞。受賞されたのが10年前、ということなので、まだお若い作家さんかな、という先入観がありましたが、60歳で受賞されて、今年70歳になられるのですね。大変失礼致しました。6編からなる短編集。どれも昭和レトロの印象があって、それが却って格好いいです。裏表紙から抜粋:●店主の腕に惚れて、有名俳優や政財界の大物が通い詰めたという伝説の理髪店。僕はある想いを胸に、予約をいれて海辺の店を訪れる。「ある想い」、気になりますね。海辺の小さな町。
映画版「木挽町のあだ討ち」初日に見参🏃➡️別バージョンのポスターイモトが中々良かったです主要出演者の皆さん昨年4月歌舞伎座にて上演しております主要メンバーは松竹HPより主演の菊之助役は染五郎映画では長尾謙杜歌舞伎は舞台のため濃ゆい化粧なのは仕方ないですどちらも前髪ある美少年(17歳)ネ直木賞の原作を読んでいると歌舞伎版も分かる元々歌舞伎って皆が全容を知っていることが前提での芝居…「義経物」「忠臣蔵系」など…が多いので歌舞伎版「木挽町のあだ討ち」も
あ~面白かった!癖の強い主人公が好きな方はぜひ読んでみてください!村山由佳さんの『PRIZE』PRIZEとは・・・そう「賞」のこと。本書では作家の憧れでもある「直木賞」のことを指します。今回の主人公で小説家の天羽カインは、どうしても直木賞が欲しくてたまりません。もう、欲しすぎて欲しすぎて性格が歪みかけているくらいです。<あらすじ>ライトノベルの新人賞でデビューした天羽カインは、3年後には初の一般小説を上梓、その作品で〈本屋大賞〉を受賞。以来、絶え間なくベストセラーを生
第172回直木賞を受けたというだけで読んでみようと思った。伊与原新という作家の小説を読んだことはないが、惑星物理学の研究者というだけで興味がわいた。「藍を継ぐ海」というタイトルはホメロスを連想させたし。読み終わってみて、難しい文章ではないが、物理や地質学、科学、地理、生物学から焼き物などに関する興味がわくような内容であった。過疎化した日本の地方には数々のお宝が埋もれている。そういうロマンを感じた。夢化けの島:主人公は島に渡る船内で、船酔いをしていると思われるある男に目を留めた。そ
大雪に見舞われている地方の方々の難儀さに心が痛みますそんななかで助け合いながら生きてみえる方々の姿は何よりも暖かいです以前に書いたエッセイの大雪は38豪雪の時のことでしたよく家が潰れなかったと今更ながら祖父や父の努力に感謝するばかりですさて今日は立春こちらはありがたいことに晴天です立春の光走りし屋根瓦❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄嶋津輝・著東京創元社227頁第174回直木賞受賞作です初めての作家さんですが読み終わって幾度も溜め息が出
辻村深月先生の直木賞作品で短編小説集『鍵のない夢を見る』の中の第3編目です。美衣と陽次は交際して2年ほどになります。2人は今、房総の海に来ています。小説最後の数ページで明かされますが、その旅は陽次が起こした重大事件後の逃亡なのでありました。ストーカー、DV、スクールカーストにも焦点を当てて、仲良しであるはずの女性の間での微妙な心理についても、辻村先生独特の迫り方がありました。実際、美衣は陽次からDVとストーカー行為を受けており、美衣の母親が体を張って守ろうとします
忌野清志郎スーパースター烈伝『角田光代さん新作『明日、あたらしい歌をうたう』がイイ!』明日、あたらしい歌をうたう角田光代さんの新作!“明日、あたらしい歌をうたう”このような物語を、角田さん、書きたかったんだな、と、読んで納得したし、嬉しかっ…ameblo.jp角田光代さんとても好きな作家さんです。略歴をご紹介すると、1967年生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。著書に『対岸の彼女』(直木賞)、『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)など。『源氏物語』の現