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デビュー後順調に売り出されメディアの露出も多かったARBが方向性の違いから大手事務所を飛び出したのはデビューから僅か1年足らずの出来事。メンバーも2人抜け、石橋凌、田中一郎、キースの3名となりベース不在のままレコーディングされたシングル魂こがしては、そんな状況が歌詞にも色濃く表れている。スポットライトは孤独を映し色褪せた場面にピリオドを打つ片道切符を二枚手に入れ喜びと悲しみの停車場に立つ家も町も遠く離れて一人道を走るボクサーのように闇切り開け魂こがしてこの名曲リリース後にベー
諸兄姉は古事記を読んだことがおありだろうか?マダムは、まだ、ない。というか、読むべき本とは思っている。だもんだから池澤夏樹個人編集の日本文学全集第1巻は出版直後早々に手に入れた。読みやすそうと思ったのだ。しかし!無理だった・・・。半分も読んでいませんいやもう神さまの名前がなげーし覚えらんねーし、覚えらんねえなげー名前の神さまがぞろぞろ登場するし、登場したと思ったら登場しただけでなにもしない野郎もいて誰が重要で誰が重要ではないか分かんねーし、そのうえ不条理過ぎて更にワケ分かんねーし、結
もう毎日酒を呑まなくてもいいのかもしれない。いや、いっそのこと、酒なんてやめてしまおうか。そう思うタイミングが、年に一度くらいのペースでやってくる。そういうときは大抵、何かしらの失敗をやらかした後。その日の私は、いつもの店で安いけど旨い刺身にコップ酒3杯、勢いがついちゃって立ち呑みで2合。呑み始める前は、今日はお腹が空いてないからサッとつまんで帰ろうと思うのに、呑み始めるとすごく食べたくなる。呑んべえの七不思議のひとつである。
「人生パンク道場」読了。町田康さんが、読者のお悩みに回答していくという企画の本。お悩みに真剣に向き合いつつ、問題点の掘り下げ方や解決方法に町田康さんのオリジナリティが炸裂してて、めちゃくちゃ面白かった(^^)まさかこんな考え方があるとは、という斬新な発想や、論理の展開の仕方に目からウロコ。お悩みそのものよりも、独特の例えや文章を「芸」のように味わいながら楽しく読めました。が、意外と真面目に「なるほど」と思う所もあって、結構為になりました。
受験生の皆さま、ご健闘をお祈りしています。先日、鎌倉でおとずれた三浦氏一族のやぐら山肌にうがたれた坑が自然と一体化した洞穴のようにくらくてここを墓所にするとはどんな心のありかただったのだろうと疑問がわいたのでした。やぐらは右奥の黒い穴手がかりをもとめ場所は違えど鎌倉時代初期に完成したというそれだけをたよりに『宇治拾遺物語』を選んでみたら、町田康さんによるぶっ飛んだ現代語訳におったまげ!池澤夏樹責任編集日本文学全集より『宇治拾遺物語』町田康訳全集第8巻の