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子宮腺筋症とか生理のことについて書いていたら止まらなくなってしまいました笑過去ブログこちら『子宮腺筋症についても検索魔!』『37歳。10年以上不妊治療をしていました。まずはわたし史から。』現在37歳。10年以上、お腹の中に大きな大きな子宮腺筋症を飼いながら不妊治療を続けてきました…ameblo.jp『子宮の大きさってどれくらい?MRIだとよく分かる!』『37歳。10年以上不妊治療をしていました。まずはわたし史から。』現在37歳。10年以上、お腹の中に大きな大きな子宮腺筋症を飼いながら不妊治
今日は腹腔鏡手術をしてきました。この17年継続してオペをしていて、毎回新たな知見があり、その度に生殖医療には腹腔鏡手術が必要だと改めて思います。体外受精で良好な受精卵を移植しても授からない方が腹腔鏡手術を受けると何故妊娠するのか、特に何も無いにも関わらずなぜ妊娠するのか、その答えは私にも正確には分かりません。ただ、妊娠する人も妊娠しない人も僅かな差でしか無いのかと思います。腹腔内の炎症や癒着や内膜症を取り除くだけで、、、でもその僅かな差を腹腔鏡手術で治す事で妊娠に至るのだと
祐季先生が日本不育症学会認定医資格を取得しました全国で少数名の医師しか有さない資格になります祐季先生が診療を担当する水曜日、土曜日の午前中に診察枠を設けます。Webからの診療予約枠がいっぱいでも、お電話いただければご予約をお取りできます。祐季先生はじっくり話を聞いてくれる優しい医師ですので、お気軽にご相談いただけると思いますまた遺伝専門医の資格も有しており、着床前診断のカウンセリング等も行なっております東海地区においてクリニックで不育症を診ている施設は非常に少
みなさん、こんばんは。今日は妊活と食事についてお話しします。巷には、〇〇が妊娠にいい、〇〇がダイエットにいい、という情報が溢れていますが、食べ物に限らず、情報の取捨選択は本当に難しい。まず第一に、その情報の信憑性自体が疑われる場合があります。例えば、ある栄養素を絶賛し、様々な角度から根拠を示したかのように見えるサイトがあったとしても、一番下に、「でも食べ物から取るのは大変、そんなあなたに、〇〇社の△△サプリ!今なら1ヶ月分無料進呈!」とか書いてあったら、まあ一応ウソではないんでしょ
こんばんは。今日はアンタゴニスト(セトロタイド、ガニレスト)の使い方です。とりあえず基本的なことから。アゴニストとかアンタゴニストというのは、それぞれ「作動薬」「拮抗薬」という意味で、アゴニストは生体内の受容体に働きかけて、神経伝達物質やホルモン作用を働かせる薬剤、アンタゴニストは、その作用を妨げる薬剤のことで、何に対するアゴニストなのか、何に対するアンタゴニストなのかということが本当は重要です。生殖医療においては、通常、アゴニストといえば、GnRHアゴニスト、アンタゴニストと言えば、Gn
体外受精と言えば今や胚盤胞移植が主流です。私自身も若い患者様で多くの卵子が採れる場合は、胚盤胞単一胚移植を標準的に実施します。ここにも書きましたように、多くの卵子が採れる患者様という但し書きが付きます。それでは、近年どうして”胚盤胞単一胚移植”が標準的方法になったと思われますか?その理由は、日本産科婦人科学会が”移植胚の個数は原則として1個とする”とガイドラインに書かれているからなのです。海外では年齢に応じて3個から4個まで許容されるのですが、日本では女性年齢にかかわらす、1個を原則とし
9月1日から着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)が臨床研究でなくなることに伴い、適用が変わります。検査の対象は、・反復する体外受精胚移植の不成功の既往を有する不妊症の夫婦.・反復する流死産の既往を有する不育症の夫婦.です。反復する体外受精胚移植の不成功は過去に2回以上移植の不成功があれば、直近の2回連続でなくても良いことになりました。また、反復する流死産の既往を有する不育症は、過去に2回以上の流・死産がある場合で、今まで必要であった夫婦染色体検査や抗リン質抗体症候群の検査は
今日は、リプロダクションクリニック東京の卵巣刺激についてご紹介いたします。リプロは刺激周期、とお思いの方も多いと思いますが、意外かもしれませんが、低AMH・高FSHの方に対する採卵、低刺激採卵、いわゆる刺激周期(低刺激に対して高刺激ともいう)は、同等の三本柱です。何でもやっている百貨店状態だと逆に専門店的な的な感じを感じられないとお思いと思いますが、低AMHでもふと調子が良い周期も存在し、そういう時は途中からでも刺激周期に切り替えて勝負をかけると良い卵子がたくさん取れることもあります。ある
sERCがみられる卵子の着床の可能性についての論文を読みました。sERCとは、卵子の中にある滑面小胞体のことで、液体を含んだ袋のようなものです。sERCが現れるのは受精前で、受精後は大体が消えてしまいます。これが受精後の分割に影響があるのではないかとされています。この論文では、sERCの陽性群(sERC有り)と陰性群(sERC無し)によって着床率に違いがあるのかどうか調べていました。対象は743周期、媒性方法はすべて顕微授精でした。検討では、7609個の卵
生殖医療を開始してからホルモンの影響なのかストレスなのか体が睡眠を欲しています毎晩22時までには就寝し、朝は6時に起床しています。以前は8時間以上眠ると寝過ぎで頭が痛くなっていましたが今はそれくらい眠らないと体が持たなくなりました。以前は明け方まで起きて体にムチを打って活動することもありましたが、年齢のせいも十分あると思いますが、今は朝までオールなんて絶対ムリ夜の会食に出かけることも無理になりました。夜20時には帰宅したいので、友人と会うのも専ら日中です。夜出かけられないと、人
もうまもなく44歳になります。いつまで不妊治療をやるのかわかりません。いつか不妊治療をやめて子供のいない人生を歩めるのか。そうなる未来は暗く悲しい人生にしか思えず、子供を完全に諦めたとしても子供がいない事を頻繁に考えて泣いて過ごすと思います。きっと人生が終わるまでずっと。いつか生殖医療が大きく発展してもっと妊娠率が上がったとしても、その時に私は年齢的に治療不可能になっているでしょう。暗くなりましたが、治療ができる今を大切にしたいと思います。
皆さんこんにちは久しぶりのブログになります。今回日本IVF学会を私が大会長として、大阪国際会議場で11月3日から11月4日の2日間開催いたしました。また、同時開催として第21回世界体外受精会議を、森本義晴先生が大会長として11月2日から11月4日に開催されています。今回の日本IVF学会のテーマは、ApproachtosustainableARTです。体外受精が保険化されて、不妊症の社会的な認知度が高まり、経済的なハードルが低くなったことで、多くの方が体外受精にアクセスするこ
こんにちは、クリニックママです。【卵子・精子提供】国内の不妊治療を牽引するJISARTが、卵子・精子提供に関する無料セミナーを開催することになりました。私たちJISARTがこれまで15年にわたり第三者の卵子・精子提供による体外受精に取り組んできた見地から、その手法や課題等についてお伝えいたします。JISARTとは第三者の卵子・精子提供による体外受精とは?夫婦間で卵子・精子・胚が医学的な理由で得ることができない場合に夫婦以外の卵子または精子を用いて行う体外受精のことです。日本では第
ヨーロッパ生殖医学会で、『透明帯の1/4をレーザーアシステッドハッチングで除去した胚盤胞は、凍結融解胚移植時の着床率と妊娠率が向上する』という興味深い演題があったのでご紹介します。胚の凍結は、透明帯の硬化が引き起こされ、胚の着床障害が起こる可能性があります。そのため、凍結融解胚移植時には透明帯を薄くする、または一部除去するレーザーアシステッドハッチングを行う施設が多くあります。また、胚盤胞を凍結する際に胚盤胞腔液と凍結液の置換が十分に行われず着床率・妊娠率を低下させる可能性が指摘されて
9月―10月にいくつか講演をしてまいりました。難治性不妊症診療部長の黒田です。先月から約1か月でいくつか講演に行ってまいりました。何回かに分けてご報告します。1.9月12日―14日日本産科婦人科内視鏡学会日本産科婦人科学会は産婦人科の内視鏡手術に関する学会で、手術の技術について話し合われる場合が多いのですが、そんな学会で、オープニングセミナーで講演してまいりました。講演内容は、以前にブログに載せた、手術が必要な子宮筋腫や子宮内膜症をもつ高齢女性の不妊治療「surgery-A
こんばんは。前回の前フリが大きくドキドキザワザワ金田です(あの部分は管理人🐧先生が追加されました・・・)。さて、本日は我がリプロダクションクリニックのCEO石川智基先生をご紹介させていただきます。女性の患者さんは、会ったことがない、という方もいらっしゃると思いますが、スタッフ紹介ボードの一番最初に写真が載っているほか、現在使用しているほぼ全ての同意書にも名前が書いてありますから、なじみは深いのではないかと思います。石川先生は、リプロダクションクリニック大阪・東京、および姫路の石川病院で
PRPの子宮内注入を始めてしばらくたちます。また、始めたばかりの卵巣内PRPについても最近続々と実施例が出ております。現在東京と大阪合わせて300人以上の方に採血を行ってきました。これはPFC-FD療法としては隋一の症例数です。もちろん数をやればいいというわけではありませんが、特に今後、卵巣内PRPのデータが集積し、さらに良い適応や方法を見出せることを期待しております。PRP採血目的で初診される方も増えて参りました。PRP採血は当院で体外受精を行う方のみを対象としておりますが、卵巣機
昨日は大原先生の記事をアップしたが、大原先生が書くといつもいっぱいいいね!が来る上、アクセスも増えるんですよね。いいなあ。「皆様の癒しはなんでしょうか」なんて書いてましたが、私たちの癒しは、大原先生、あなたです。これからもずっとずっと、笑顔が素敵で、いつも優しくて、でもすっごく頭が良くて、とっても頼りになる大原先生でいてくださいね!このくらい持ち上げておけば、また1か月後くらいにはもう1本記事かいてくれるかな。では本題に。今日は昨日の続きでAMHや卵巣機能についてです。外来でよくある質
リプロダクションクリニック東京(RCT)では、採卵・移植周期の採血有無や項目について再検討した結果、以下のように変更いたしますのでお知らせいたします。移植周期開始(ホルモン補充周期、自然周期)・ホルモン補充周期、自然周期とも、月経中の採血は原則行っておりませんでしたが、2020/2/1ご予約分より、移植周期開始の場合でも原則としてホルモン採血を行います(項目:E2、P4、βhCG)理由:流産後はじめての移植や直近の周期で妊娠あるいは化学流産している場合、その他の事由でβhCGが残存し
着床の窓を検査するとか合わせるとか、胚の育ちとの関係とか、いろいろ言うけれど。先日外来で、これから凍結融解移植をする患者さんと今までの治療経過からして胚の育ちを考慮して窓はどうしようかみたいな話になって、融解後の胚のグレードの推移どうなんでしょうとなった時に、「融解後の胚のグレードは1進む」とか一応いうけど、そうならないことなんていくらでもあるしなー、窓どうしようって話していた時に、筆者がフォローのつもりで苦し紛れに突然、「窓全開でいきましょう♡」みたいなこと言ったら大笑いしてくれて、窓全
いつ予防接種を受けようか考えていたので参考になりましたそして最後の余談がこうやって患者の気持ちに寄り添ってくださるお医者様だと心強いですよね
新年明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。リプロダクションクリニック東京医師部より、皆さまへのご挨拶を申し上げます。竹内巧院長新年おめでとうございます。リプロダクションクリニック東京は今年で開設3年目を迎えます。「ふたりで取り組む不妊治療」をコンセプトとして、最短の準備期間で適切な治療を提供することを目標に診療してまいりました。結果、昨年もより多くの患者さんに卒業していただきました。しかしながら、満足できる結果が得られていない患者さんもおられます。全ての
忘れもしない一昨年の夏の日の診療終了後。その日は、診察が遅くまでかかり、すごく疲れていたんだけど、翌日の準備をしなきゃと思って、1Fのスタバでコーヒーを買って、トボトボと廊下を歩いていたら、ある患者さんに声をかけられた。その日に妊娠判定陽性だった方だった。自分が診察はしていなかったけど、その日判定だった方はなんとなくチェックしているので、顔を見て私は彼女が妊娠していたことを知っていた。長い間苦労されていた方で、当院では初回の移植、移植したのは私だった。当時、私はリプロ
明日1月30日、「胚培養士ミズイロ第4巻」発売予定です。ノンフィクションではありませんが、リプロ東京が舞台となっております。胚培養士の仕事やリプロダクションクリニックの最先端治療もテーマになっています。よろしければご一読ください。
みなさん、こんばんは。今日は、排卵痛・排卵期出血についてお話します。皆さんは、排卵痛の経験ありますか?筆者が以前勤めていた病院の病棟の看護師さんで、「私は排卵が分かる」としきりに言う方がいて、たまに「あ、ほら今右から排卵した」などと言っていたのを今でも覚えていますが、そこまでの方はそうそうおられないとしても、分かる方にはわかるらしいです。実際に、患者さんでもそのようなことを言われる方がいるのですが、実際にエコーで確認をしてみると、どうやら、①排卵前に卵胞がぐぐーーっと急に大きくなる過
【石橋静河さん×稲垣吾郎さん×内田有紀さん】女性の貧困や女性蔑視、生殖医療、地方社会の生きづらさ…他人事ではない問題を語り合う|LEE代理出産、卵子提供、女性の貧困、地域格差、生殖医療の倫理。さまざまな社会問題を盛り込んだ桐野夏生さんの人気小説『燕は戻ってこない』がドラマ化、4月30日(火)かlee.hpplus.jp
英メンズクリニックの院長江夏徳寿先生がABCラジオの番組「大切なあなた」に出演します!放送日は12月5日24:30~25:00です番組についてご紹介しますと、未来の子供たちの健康について、みんなで一緒に考えよう。「赤ちゃんがいる生活」を考える皆さん。今、まさに妊娠中の方。子育て世代のあなた。そして、「子供と暮らす生活」を想像したことのない方達。また、子供を持たない選択をした皆さん。様々な方をゲストに迎え、「たまには赤ちゃんや妊活について話してみようよ!」というト
当院では診療とともに、生殖医療の発展に向けてさまざまな研究にも取り組んでいます。今回は、当院の医師部門の江夏宜シェンらが2021年にReproductiveMedicineandBiology(RMB)に発表した論文を紹介したいと思います。タイトルは「Clinicaloutcomeofintrauterineinfusionofplatelet-richplasmainpatientswithrecurrentimplantationfailure」「反復
6月になりました暖かいを通り過ぎて暑く感じる日も増えてきましたね🌞6月といえば梅雨の季節のイメージもあると思います。暦の上では6月11日が「入梅」となっていますが、気象上の「梅雨入り」は地域によってだいぶ差がありますよね。今年は全国的に少し遅めの梅雨入り予想のようですさて、今日は2022年5月に多く読まれたハナブロ記事をご紹介したいと思いますあらためて、みなさんの関心の高い内容や、あらためてお役に立てる情報が見つかるかもしれませんねハナブロでは、エビデンス
聞きたいけど…なかなか聞けない…そんな経験ありませんか?ジネコでは、妊活中の方、不妊治療に悩まれている方、そんな皆様を応援するために毎月、無料のオンラインイベントを開催しています。今月は英ウィメンズクリニックにしのみや院院長の江夏国宏医師が、皆様から寄せられた悩み、不安、疑問に回答します!江夏国宏先生といえば、英ウィメンズクリニックYouTubeチャンネルでもおなじみですね日時は12月22日(木)19:00〜20:00です!お申込みはこちらから