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義母は写真を所構わず撮る。相手に「撮るよ」とも言わず、スマホを向けてくる。夫が家を出てから数時間経った頃だろうか。義母から大量の写真がLINEに送られてきた。義祖母宅前でにこやかに写る夫。義父と共に写る夫。仏壇に手を合わせる夫。誰かに撮らせたのであろう、義母と並ぶお坊ちゃまのような夫は秀作としか言いようが無いほどマザコン感を醸し出していた。30を過ぎた既婚者の男が、母親によりそい喪服姿で晴れやかに笑っている姿は滑稽を通り越し不気味だった。写真集のように様々な角度の「溺愛
中原中也記念館山口県山口市湯田温泉1-11-21前回湯田温泉に来たときは閉館時間過ぎており、見学できなかったのよね~『湯田温泉:松田屋ホテルと足湯カフェ(山口県山口市)』瑠璃光寺見学後に宿泊したのは湯田温泉幕末に活躍した維新志士たちとゆかりの深い土地。ケガをした一匹の白狐が毎晩傷ついた足をつけにやって来たことにより発見された温…ameblo.jp山口市出身の詩人、中原中也の生家、中原医院の跡地に建てられており、中原中也の遺品、遺稿が展示されている。展示物は常設、常設テ
昨夜、飼い主は【お悔やみ】に出掛けていた。この辺りの田舎では、近しい人の訃報を聞いたら、故人の枕元に駆けつけ家族にお悔やみの挨拶をする。亡くなったのは、同じ村に住んでいる夫の伯母にあたる人で、ここで100歳になるという。7年前に他界した爺様の長姉だ。爺様は12人兄弟で、そのいちばん上の人であり、伯母さんはよく自分のことを「オレは大姉(おおあんねぇ)だ」と言っていた。飼い主の息子を、実家の跡取りだからと、ことさら可愛がってくれた。息子にはその認識も責任感も皆無なのだけれども。病院で息
今回も、2015年10月のポーランドからです。朝からワルシャワの街を散策し、一旦ホテルに戻り、文化科学宮殿へやってきました。文化科学宮殿は、スターリンから贈られた建物で37階234mの威容はワルシャワのどこからも見えるのですが、ワルシャワ市民からは不人気なようです。建物の前にある噴水?の台座は、何故かイルカが支えていました。文化科学宮殿横の横断歩道をふと見ると、なんと鍵盤の形になっています。今回、せっかくワルシャワへ来たので、ショパンの生家であるジェラゾヴァ・ヴォラへ行って
いよいよ座談会レポも最後です私からの最後の質問は、これ珠:こちら土方が編んだという「豊玉発句集」ですが、その中で私、いつも不思議だったのですけれど、「豊」と書いたのと、「玉」と書いたのと、「豊玉」と書いたものがあるんですね。これは、何か意味があるんでしょうか?サインというか、句の最後に書いてありますけれど。その代表的な例として、パワーポイントに三句を並べてみました。(二句目は故意に選んだんですけど)因みに「豊」が二句、「豊玉」も二句。残りの三十七句は