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新象作家協会会員、木村二朗先生の作品を扱うこととなりました。この作家は本当にすごいです。新象展の時はこのような前衛表現で無機質な空間を表出されます。また個展の時はこのようなごつごつしたマチエルでスペインやドイツや中東風景を描かれます。これらはごく一部ですがどれだけ上手なのでしょう。どれだけセンス良いのでしょうか。私は画商になってから約37年ですがオークション等々で様々な名画を拝見しましたし、また著名美術団体展にも幾度も伺いましたが、これはすごいと久々に感動しております。東京芸大の初期の
M-1グランプリに、キングオブコントに、THESECONDに。お笑い界には優勝賞金1000万円が貰える賞レースがいろいろあります。では、アート界における賞レース、いわゆるアートアワードや公募展の賞金事情はどうなっているのでしょう?そんな下世話なことは誰も調べたことがないようなので、代わりに、国内の主要なアートアワードや公募展を片っ端からチェックし、賞金額が高い順にランキングを作成いたしました。何かしらの参考になりましたら幸いです。☆Rankingランキング第8位岡本
醍醐イサム展大好評開催中ですが、本日最終日17:00までです。素敵な空間を是非お見逃しなく。
こんにちは、トロント生活サポーターBYSPICです。私たちは国境を越えるという概念にあまり馴染みがありません。しかし、北米やヨーロッパなどの西欧圏では、思っている以上に自由に国境を行き来できる文化が根付いています。本日は、トロントから1時間半ほどでアクセスできるアメリカ東部の国境都市、バッファローをご紹介します。滞在期間に余裕があれば、一度旅行を検討してみてはいかがでしょうか?都市の位置北米の名所ナイアガラ川にかかる橋を一つ渡るだけという、非常に近い都市です。車で移動する場合、オンタ
箱根の彫刻の森美術館で現在開催されているのは、“野口哲哉鎧を着て見る夢–ARMOUREDDREAMER–”。デビュー以来一貫して、「鎧と人間」をテーマに、作品を発表し続けてきた現代美術作家・野口哲哉さんの個展です。会場に入ってまず目に飛び込んでくるのは、本展のメインビジュアルである最新作《floatingman》。《floatingman》2025年ミクストメディアPhoto:長橋睦鎧をまとった男性がまるでその重さを感じさせず、空中を漂っています
YouTubeの「山田五郎オトナの教養講座」チャンネルを観ておりましたら、また1枚のタロットカードが脳裏に浮かびました。山田五郎さんがマネの「草上の昼食」の女性がなぜ一人だけ裸で描かれているのかという疑問に答えておられる回です。とても面白い解説なので、もしお時間のある方は動画を全編ご覧になることをお勧めいたします。さて、この記事では、個人的に一番心に響いた箇所を取り上げたいと思います。山田五郎さんがこの動画の最後にこんなことをおっしゃっているのです。(動画19:47~)今のね、
2022年に開館した大阪中之島美術館をはじめ、国立国際美術館、中之島香雪美術館、大阪市立東洋陶磁美術館など、数々の美術館が密集する大阪随一のアートエリア、中之島。その中心に聳え立つのが、31階建ての高さを誇る中之島三井ビルディングです。アートエリアの一角にあるだけに、中之島三井ビルディングのロビーには、無料で観れる美術作品が存在しています。それが、こちらの美術作品です↓続・無料で観れる美術百選064ジェニー・ホルツァー《Serpentine》作
さとうみゆ展/上野憲男展好評開催中ですがさとうみゆ展は、本日最終日5時までです。上野憲男展は、明日お休みをいただいて、来週土曜日までです。生憎の雨模様ですが、素敵な作品を是非ご覧ください。さとうみゆ展上野憲男展
アーティゾン美術館で開催中の「彼女たちのアボリジナル・アートオーストラリア現代美術」展へ行って来ました。地域独自の文脈で生まれた作品への再考が進む近年の国際的な現代美術の動向とも呼応し、オーストラリア先住民によるアボリジナル・アートは改めて注目を集めています。その表現は、植民地主義への批評的な視座や西洋中心の美術史への問いかけを含みつつ、これまで可視化されることのなかった声を浮かび上がらせ、語り直す営みそのものでもあります。本展は、アボリジナル・アートに脈々と流れる伝統文化の息づかい
現在、水戸芸術館現代美術ギャラリーでは、“磯崎新:群島としての建築”が開催されています。「建築界のノーベル賞」ことプリツカー賞を、2019年に受賞した国際的な建築家・磯崎新さん。その没後初にして、史上最大規模となる回顧展です。タイトルにある“群島としての建築”なる聞き慣れない言葉は、磯崎さんの著書『建築における「日本的なもの」』に登場するのだそう。「グローバリゼーション状態のなかに沈殿物が発生し、これが〈しま〉をつくり、世界は無数の凝固の集合体としての、
本日は、福井県立美術館にて今日まで開催された「第2回まるまるつながるアートてんまる」に行ってきました。これは、障がいの有無や年代等に関わらず、様々な人たちが創り出した絵画や造形などアート作品を一堂に展示し、アートの視点から共生社会の理解を深め実現を考える展覧会。障がい者アートは、石川・富山・新潟・静岡・福井の5県から選抜された作品約140点。現代美術は福井県内の若手中堅作家による作品約20点。子ども美術は、全国公募展に参加した子ども園・保育園の子どもたちの
国内最大級の現代アートの祭典、国際芸術祭「あいち2025」が、愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかで開催されています。愛知芸術文化センター10階では、ダラ・ナセルさんが「ノアの方舟」をモチーフにした大型作品「ノアの墓」を展示しています。作品全体が方舟を思わせる設計となっており、トルコ、ヨルダン、レバノンという3つの都市に伝わるノアの物語に着想を得たもの。国際芸術祭「あいち2025」は、現代美術を基軸に、パフォーミングアーツ・ラーニングプログラムなど、多様な作品を