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🐱猫の貧血を改善に向かわせるには?“腎性”の仕組みを理解腎臓病を患う猫に多く見られる症状のひとつが「貧血」です。「元気がない」「ふらつく」「よく寝るようになった」そんな様子は、腎性貧血のサインかもしれません。この状態が続くと体のあちこちに負担が積み重なり、これまで普通にできていた遊びや食事の様子にも変化が出てきます。少しの変化だからと様子を見ているうちに、気付かないまま進行してしまうことも珍しくありません。今回は、腎性貧血の仕組みと改善に向けた視点をわかりやすく解説します。日常の
**********************************ソラとのお別れの記録備忘録として綴っているので長文です。m(__)m◆これまでの記事◆①「お別れを強く意識した日。飼い主として決めたこと」②「服薬という小さな闘いの日々」③変わっていくソラと過ごした日々**********************************9月にはいると小康状態になったソラ。そこで、伸ばし伸ばしにしていた実家帰省を決め、(その頃、実家の父親も体調を崩し
【徹底解説】イヌトウキって本当に安全?副作用や注意点を知っておこう✅「イヌトウキって、猫に本当に大丈夫なの?」多くの飼い主さんが感じる不安、それは「副作用がないか」「体に合うかどうか」という点です。イヌトウキは天然植物ですが、猫に与える場合にはいくつかの注意点もあります。この記事では、【安全性】【副作用の可能性】【注意すべきケース】を丁寧に解説していきます。😿苦味が強く、初回は“吐き出す”こともあるイヌトウキは、猫にとって非常に苦味が強い植物。そのため、口に入れた瞬間に「ペッ
おはようございますバラについても投稿するネタが溜まっていますが今日も「はな」のことについてお話させていただきます先日「はな」は腎臓病の点滴で入院し、退院時に「ラプロス」という腎臓病治療薬を処方されました。不思議なことに今はとても食欲があり、本当に重度の腎臓病なのかと思ってしまうほど病気がわかる前と変わりありません。外にも行きたがるし、とても元気です今のはなを見ていると、このまま何もしなければ3日くらいしかもたない、って言われたのが嘘のようです。ただ、ものすごくお水
🐱猫の腎臓病で気づきにくい初期変化と改善につながる視点腎臓病は“静かに進む病気”と言われます。初期の段階では目立った症状がなく、見逃されがちです。今回は、そんな気づきにくい初期変化に目を向け、早めの対応へとつなげるための視点を解説します。目次🐱猫の腎臓病で気づきにくい初期変化と改善につながる視点🔍気づかれにくい“初期のサイン”とは🧪数値に出る前の変化を見逃さない📋早めの検査と“経過を見る意識”👁️観察と記録が“改善の第一歩”📌まとめ🔍気づかれにくい“
うちの猫がジャンプしなくなった・鳴かなくなった…その変化、腎臓のせいかもしれません🐾“老化”と見逃しやすい、腎臓病の初期サイン「年だからジャンプしなくなったんだろうな」「最近鳴かなくなったけど、眠たいだけかな」そんなちょっとした変化が、実は腎臓の不調サインであることがあります。猫は腎臓病になりやすく、15歳以上の約8割が慢性腎臓病を抱えていると言われています。しかし“目に見える症状”が出るのはかなり進行してからのことが多く、行動の変化が唯一の手がかりになることもあるの
🐱猫の腎臓病と高血圧が合併したときの危険性腎臓病の猫は高血圧を合併することが多くあります。高血圧は自覚症状が分かりにくいため、気づいたときには合併症が進んでいることも珍しくありません。今回は、腎臓病と高血圧の関係、そして放置する危険性について解説します。目次🐱猫の腎臓病と高血圧が合併したときの危険性🧪なぜ腎臓病で高血圧が起こるのか⚠️高血圧を放置すると起こる危険性👩⚕️高血圧のチェックと治療🏠飼い主ができるサポート🌿自然の力を借りるイヌトウキの可能性
😴「寝すぎる猫」は要注意?腎臓病と睡眠時間の関係猫はもともとよく眠る動物ですが、「最近ずっと寝てばかり」という状態が続いている場合、ただの老化や性格ではなく、体調不良のサインである可能性もあります。特に高齢猫では腎臓病と関係していることもあるため、注意が必要です。🧠猫の睡眠と健康状態の関係一般的に猫は1日12〜16時間ほど眠るとされており、子猫や高齢猫ではさらに長くなることもあります。猫は基本、たくさん寝る動物です。しかし、急に睡眠時間が増えたり、活動量が極端に落ちた場合、何
🐱猫が療法食を食べないのは“味”のせいじゃない?腎機能と味覚・嗅覚の関係に迫る腎臓病の猫が療法食を食べないとき、「味が合わないのかな?」と感じたことはありませんか?しかし実際には嗅覚や味覚の変化が原因になっているケースも多く、“嫌い”ではなく“わからない”という状況が起きていることもあるのです。この記事では、猫の腎機能と味覚・嗅覚の関係性を医学的に解説し、飼い主ができる実践的な工夫をご紹介します。🔎腎機能の低下が感覚器官に与える影響慢性腎臓病が進行すると、体内に尿毒素(特
🐱検査値が安定していても注意すべき「見えない進行」猫の腎臓病は検査数値だけでは判断しきれない側面があります。「数値は安定しているから大丈夫」と思っていても、実際には見えない場所で静かに病気が進行していることがあります。この記事では、検査結果が良好に見えるにもかかわらず進行してしまう理由と、早期に気づくためのポイントを詳しく解説します。目次🐱検査値が安定していても注意すべき「見えない進行」📊数値が安定しているのに悪化する?🔬検査項目の“裏側”にある見落とし🔎「見
🐱猫の腎臓病とむくみ水分バランスを整えるヒント「最近、顔がふっくらして見える…」そんなときは体の水分バランスが崩れているサインかもしれません。腎臓病の猫にとって、むくみはよくある症状のひとつです。今回は、むくみの仕組みと、水分をうまく整えるヒントをお届けします。目次🐱猫の腎臓病とむくみ水分バランスを整えるヒント💧むくみは「水分の偏り」で起きる📉血中アルブミンの低下と水漏れ👁️むくみの見分け方と注意点🚰水分バランスを整えるケアのヒント🌿自然の力を借りるイヌ
🐱猫の腎臓病で食べなくなる理由と負担軽減に役立つ体の仕組み腎臓病の猫が食べなくなるのはよくある悩みで、初期から後期まで様々な段階で見られます。普段は食いしん坊の子でも、腎臓の状態が揺らぐだけで急に食欲が落ちることがあります。「ごはんを見ても無反応」「匂いを嗅いでもそっぽを向く」こうした変化の背景には、表から見えない体の中で起きている負担が深く関係しています。今回は、猫が食べなくなる理由を体の仕組みから整理し、毎日のケアで負担を減らすための視点を詳しく紹介します。目次🐱猫
初めまして。猫の腎臓病、療法食についてです。いつから開始するか獣医さんによってバラバラですが、先生は開始時期についてどのように考えますか?腎臓病は基本的にステージは進んでも急性を除き戻ることはないと聞くのですが、慢性腎臓病で療法食を辞めて悪化するどころかステージが回復し何年も維持している子も知っていますし、早く制限すれば筋肉の減少などの弊害があり、ステージが進むと食欲が落ち身体に必要な分も摂れなくなるので個人的には果たして療法食が適している時期などあるのかとガイドラインを見ていても
🐱猫の腎臓病と“抱っこを嫌がるようになった”変化に隠れた体調のサインこれまで喜んでいた抱っこや膝乗りを急に嫌がるようになった。そんな変化が見られると、「性格の変化かな?」と思うこともあるかもしれません。しかし、腎臓病を抱える猫にとっては、スキンシップへの拒否反応が“体からのメッセージ”であることもあります。この記事では、抱っこを嫌がるようになる理由と、その裏にある体調の変化について解説します。🤲腎臓病が引き起こす“触れられたくない”感覚腎臓病の猫は、体の内部でさまざ
🐱じつは腎臓病の猫に絶対NGな食材・おやつリスト腎臓病を抱える猫にとって、食事管理は“命に直結”する重要なケアのひとつです。この記事では、腎臓病の猫に避けるべき食材や市販のおやつの注意点について解説します。*ただし特定の製品名に関して言及はできません。「なんとなく与えていたけど、実は危険だった」…そんな食品があるかもしれません。🚫与えてはいけない食材とは?腎臓病の猫は、リン・ナトリウム・タンパク質の代謝や排出が正常に行えません。そのため、これらの成分を多く含む食材は症状を悪
🌡️室温・湿度の違いが慢性腎臓病の進行に及ぼす影響とは慢性腎臓病を患う猫や犬にとって、季節や環境の変化は体への負担を大きくする要因となります。特に、室温や湿度の管理は、症状の進行や悪化に影響を与えることが知られています。🌡️室温が腎臓に与える影響室温の変化は、腎臓病の動物の循環機能・代謝・水分バランスに影響を及ぼします。高温環境下では体温上昇により水分喪失が激しくなり、脱水症状を引き起こす危険があります。逆に低温環境では血管が収縮し、腎血流が低下することで老廃物の排泄効率が