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🐱猫の腎臓病はなぜ気温差で悪化しやすい?体の負担を防ぐには?腎臓病の猫にとって、季節の変わり目や寒暖差は大きなストレスになります。気温が安定している時期は落ち着いていても、急に冷え込んだ日や日中との気温差が激しい日は、なんとなく元気がないように見えることも少なくありません。「いつもより水を飲まない」「元気がない」そんな日は気温の急変が関係しているかもしれません。特に高齢の猫や、すでに腎臓の数値に課題がある猫では、小さな変化が体の負担になりやすく、体調の揺らぎとして現れやすくなります。
🐱猫の腎臓病で水を飲まない?脱水を防ぐには?腎臓病の猫にとって、水分摂取は命を守る要素のひとつです。体の中を巡る血液や老廃物の流れを支える役割もあり、どれくらい飲めているかは腎臓への負担や体調の安定に直結します。「今日はあまり水を飲んでいない…」そんな日は、脱水リスクが高まっている可能性があります。特に持病として腎臓病を抱えている猫では、少しの飲みムラが体調の崩れにつながることもあるため注意が必要です。この記事では、水を飲まない理由と脱水を防ぐための実践的な工夫を解説します。日々
【徹底解説】イヌトウキって本当に安全?副作用や注意点を知っておこう✅「イヌトウキって、猫に本当に大丈夫なの?」多くの飼い主さんが感じる不安、それは「副作用がないか」「体に合うかどうか」という点です。イヌトウキは天然植物ですが、猫に与える場合にはいくつかの注意点もあります。この記事では、【安全性】【副作用の可能性】【注意すべきケース】を丁寧に解説していきます。😿苦味が強く、初回は“吐き出す”こともあるイヌトウキは、猫にとって非常に苦味が強い植物。そのため、口に入れた瞬間に「ペッ
🐱腎臓と肝臓の関係老廃物処理における臓器連携を整理する猫の体の中で、腎臓と肝臓は“老廃物を処理する2大臓器”として働いています。それぞれの役割は異なりますが、互いに支え合って体のバランスを保っています。腎臓病の猫では、実は肝臓にも負担がかかっていることが多く、両方の臓器を理解してケアすることが、より良いサポートにつながります。目次🐱腎臓と肝臓の関係老廃物処理における臓器連携を整理する🔬腎臓と肝臓の「役割分担」を整理する🧠腎臓が弱ると肝臓に起きること🍽肝臓が弱
🐱猫が吐きやすいのは腎臓の影響?負担を和らげるには?猫がよく吐く姿は身近で見られるため、そのままにされることが多い傾向があります。しかし、単なる食べ方の癖や毛玉の問題にとどまらず、見えにくい体の変化が背景にあることも珍しくありません。特に注意したいのは、腎臓の働きが落ち始めた猫で見られる症状で、消化の乱れや嘔吐が早い段階で表れやすくなります。中高齢の猫では腎臓の負担が徐々に積み重なり、小さな体調の揺らぎが徐々に日常化しやすい特徴があります。腎臓病と診断された猫の場合はなおさら日常的な嘔
**********************************ソラとのお別れの記録備忘録として綴っているので長文です。m(__)m◆これまでの記事◆①「お別れを強く意識した日。飼い主として決めたこと」②「服薬という小さな闘いの日々」③変わっていくソラと過ごした日々**********************************9月にはいると小康状態になったソラ。そこで、伸ばし伸ばしにしていた実家帰省を決め、(その頃、実家の父親も体調を崩し
おはようございますバラについても投稿するネタが溜まっていますが今日も「はな」のことについてお話させていただきます先日「はな」は腎臓病の点滴で入院し、退院時に「ラプロス」という腎臓病治療薬を処方されました。不思議なことに今はとても食欲があり、本当に重度の腎臓病なのかと思ってしまうほど病気がわかる前と変わりありません。外にも行きたがるし、とても元気です今のはなを見ていると、このまま何もしなければ3日くらいしかもたない、って言われたのが嘘のようです。ただ、ものすごくお水
🐱猫の腎臓病とBUNだけが高いときに考えられる原因血液検査でBUN(尿素窒素)が高いと言われると、「腎臓病が進んでしまったのでは?」と不安に感じる飼い主さんは多いです。しかしBUNだけが上昇している場合は、腎臓以外の要因も考えられます。この記事では、BUN単独上昇の原因と注意点を解説します。目次🐱猫の腎臓病とBUNだけが高いときに考えられる原因🧪BUNとは?“老廃物の指標”の基本🍖食事による、過性の上昇💧脱水によるBUN上昇🩸消化管トラブルによる影響🌿自然
2025年1月、(株)林技研JINパワー100サークル様より犬猫の腎臓病に効果があると言われている植物「イヌトウキ」から製造したサプリメント「JINパワー100」の治験へのお誘いがありました。任意の参加でスタッフに呼びかけたところ、腎不全の猫に使ってみたいとの希望があり1月末頃よりイヌトウキを投与したところ、ちょっとびっくりするような効果がありました。腎不全の治療でご苦労されている飼い主さんに情報提供できればと思いブログで紹介させていただきます。(当然ながらサプリメントを提供してくださっ
🐱猫の腎臓病はなぜ進行する?悪化を防ぐために知りたい体の仕組み猫の腎臓病は、一度発症すると少しずつ進行していく病気です。なぜ止まらずに進んでしまうのか?その背景にある体の仕組みを知ることで、日々のケアに活かせます。今回は、腎臓病が進行する理由と、防ぐためのポイントを解説します。目次🐱猫の腎臓病はなぜ進行する?悪化を防ぐために知りたい体の仕組み🧠腎臓は“再生しにくい”臓器🌀糸球体と尿細管にかかる負担📉腎臓病は“静かに進行する”🔍進行を防ぐための工夫🌿自
🐱猫の貧血を改善に向かわせるには?“腎性”の仕組みを理解腎臓病を患う猫に多く見られる症状のひとつが「貧血」です。「元気がない」「ふらつく」「よく寝るようになった」そんな様子は、腎性貧血のサインかもしれません。この状態が続くと体のあちこちに負担が積み重なり、これまで普通にできていた遊びや食事の様子にも変化が出てきます。少しの変化だからと様子を見ているうちに、気付かないまま進行してしまうことも珍しくありません。今回は、腎性貧血の仕組みと改善に向けた視点をわかりやすく解説します。日常の
🐱猫の腎臓病ステージ2から始める積極的ケアのタイミング猫の慢性腎臓病(CKD)は進行性の疾患であり、ステージが進むほど回復が困難になります。特にステージ2は“自覚症状が少ないが、確実に悪化が始まっている”重要な段階です。この記事では、ステージ2の定義と、この段階から始めるべき積極的な対策について詳しく解説します。🔬ステージ2とは?IRIS分類で見る腎機能の状態IRIS(国際獣医腎臓学会)のガイドラインでは、CKDのステージ2は以下のように定義されていますクレアチニン:1.6
Amazon電子書籍版猫の腎臓病が治った!Kindle版の販売終了のお知らせ多くの方にご好評いただきましたKindle版猫の腎臓病が治った!不治の病を治した奇跡のイヌトウキは、期間限定でのご提供のため、販売は9月30日をもちまして終了となります。本書について愛する猫や犬の腎臓病に悩む飼い主さまに「もうあきらめないでほしい」という願いを込めて制作致しました。江戸時代から伝わる“奇跡の薬草”イヌトウキの可能性を、実際の改善事例や学会発表に基づいたエビデンスとと
🐱猫の腎臓病と「点滴治療が必要になるタイミング」腎臓病の猫では体内の水分バランスを保つことがとても大切です。しかし進行すると腎臓だけでは水分調整が難しくなり、点滴治療(皮下補液)が必要になることがあります。この記事では、点滴治療を始める目安やタイミングについて解説します。目次🐱猫の腎臓病と「点滴治療が必要になるタイミング」💧そもそも点滴治療の目的とは?📊点滴治療を始める目安🏠在宅で行う点滴のポイント⚠️点滴治療を続ける上での注意点🌿自然の力を借りるイヌ