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前回の続きです。ここから先の話は有名なので記事にするほどのことはないかもしれません。すなわち十二音技法のことですが、そのコンセプトも代表作も既によく研究されていますし、シェーンベルクといえば十二音技法みたいな扱いになっているので既にご存じの方も多いのではないかと思います。しかし自由無調時代の最大の欠点だった長い曲が書けないという問題をどう克服したのかについては触れる必要がありますので、それについて書いてます。ちなみに私個人としては十二音技法よりも過渡期時代の自由無調の方が興味
前回の続きです〇ロマン派・シューベルトSchubert意味:ドイツ語で「靴職人(仕立てる人)」Schuh(靴)+würhte(作る人)もし日本名なら:沓澤、靴田*現代のドイツ語で靴屋は「Schuhmacher(シューマッハー)」と言いますが、シューベルトはその古い形にあたります。・ウェーバーWeber意味:ドイツ語「織工(布を織る人)」weben=織る・-er=~する人もし日本名なら:服部、織田・ロッシーニRossini意味:イタリア
前回紹介した記事の20世紀の対位法が結構面白かったので、第1章から(私が途中でくじけなければ)おおよその概要を簡単にまとめてみたいと思います。今回は第1章の序論について読んだ感想とまとめです。■前提後期ロマン派までの音楽は、一応のところ調的な古典和声的な分析が通用します。しかし近代に入って、シェーンベルク、ストラヴィンスキー、バルトーク、ミヨー、ヒンデミットなどの音楽が台頭してくると、それまで音楽の共通言語であった古典和声が通用しなくなります。しかし作曲の学習者や演奏家