ブログ記事172件
ブルータル・ジャスティス原題:DraggedAcrossConcrete2018/カナダ、イギリス、アメリカ上映時間159分監督・脚本・音楽:S・クレイグ・ザラー製作:キース・キャルバル、ダラス・ソニアー、ジャック・ヘラー、タイラー・ジャクソン、セフトン・フィンカム製作総指揮:ウェイン・マーク・ゴッドフリー、ロバート・ジョーンズ、シャフィン・ダイアモンド・テジャニ、レビ・シェック、マイク・ロウ、ディーン・ブキャナン、ベン・ラフマン撮影:ベンジ・バクシ美術:ブライアン・デイ
アルゼンチンの連続殺人犯のカルロス・ロブレド・プッチ実話を基にしている。彼は1972年に逮捕された時、17歳。↑は、役者じゃなく、本人。こんな顔して、強盗に入り、邪魔するやつがいたら銃をぶっ放す。押し入る、殺すに一切の躊躇がなく、感情の起伏があるのかも分からない。両親は、彼がでかけるたびに家に持ち込む物品の多さに不信におもい、「それはどうしたの?」「友達にかりたんだ」「そんなもの気軽に借りちゃだめよ」と、うすうすと彼の犯罪を察しているが、正面からきく勇気がない。
この作品には法令も法律もない!あるのは熱量だけだ!1979年監督/長谷川和彦あまりに破天荒なその作風で、初見時12歳だった映画少年の心を鷲掴みにした、日本映画界きっての衝撃作。その体験は、手に汗握るなどという生ぬるい言葉で済まされるものではありませんでした。「こんな映画があるのか!?」その一語に尽きました。とんでもない事が起きている!そんな胸騒ぎで駆け抜けた147分(観るたびにその尺を感じさせないのもスゴい)。こんな飛び抜けた作品には、長い人生でもそう簡単に巡り合えるものではありません