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今回は久しぶりに市村座の筋書を紹介したいと思います。大正11年10月市村座演目:一、伊賀越道中双六二、時平公七笑三、紅葉狩四、名工柿右衛門五、五條橋前回紹介した2月公演の筋書『大正11年2月市村座芝浜の革財布の初演』今回は吉右衛門に続き三津五郎までも失い、苦境に立たされていた市村座の筋書を紹介したいと思います。大正11年2月市村座演目:一、寛永異聞二、小袖物狂ひ三…ameblo.jp8月の引越公演を紹介した雑誌帝劇の記事『雑誌帝劇大正11年
南座での吉例顔見世興行、たっぷり5時間の昼の部のキリは、「平家女護島」から「俊寛」です。吉右衛門亡き今、修行中の役者が挑む中で、これぞ俊寛だと感じるのは、仁左衛門だけ。役を確実に演じながら、その奥に人間・仁左衛門を感じさせる。何より、周りの役者たちを引き立たせる。それが、仁左衛門の芝居への向き合い方。共演する役者はみんな、臆せず大きくのびのびと。鬼界ヶ島の浜辺に現れた俊寛。杖を頼りにによろよろと、哀愁たっぷり。それでも奥に、生きる希望が。訪れた隼人の成経と橘三郎の康
松竹創業百三十周年を記念して三大名作を一挙上演している今年の歌舞伎座。今月はその大トリ、『義経千本桜』が通しで上演されています。通常の昼夜の二部制ではなく三部制、しかも、Aプロ、Bプロの二通りの配役での上演とあって、どちらで観ようか悩ましいところでしたが(もちろん、両方観るのがいちばんですが、時間にもお財布にも余裕が、ね)、私はまず、第一部と第三部を團子さんが主役を勤めたAプロで鑑賞。そして第二部は、このお方が主役のBプロを14日㈫に観てきました。
歌舞伎座三月大歌舞伎通し狂言仮名手本忠臣蔵夜の部七段目祇園一力茶屋の場この日睡魔に抱きしめられてしまって感想ざっくりです六段目から七段目をすぐに目にできて勘平への愛は一本かわらないけど「おかる」の変化を味わう面白さをひとりの役者で目に出来ました仁左衛門=由良之助に湧くご見物たちの熱烈な拍手と期待感で歌舞伎座が充ちてすごかったです仁左衛門だからこそのこの熱気さすがです昼の部で斧九太夫と由良之助のやり取りも見ているので七段目の二人のやり取り、演技の意味も、かなりわかりや
歌舞伎の演目で、籠釣瓶、ってありますよね。「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」田舎者で醜男の商人(中村勘三郎)が、吉原一の花魁(坂東玉三郎)に惚れて、通い詰めてお大尽になり、遂に身請けの話を進める。ところが、この花魁には浪人の間夫(片岡仁左衛門)がいて。そのワルい男が嫉妬して「俺が好きなら、その田舎者を満座の中で振ってみせろ」と唆かした。花魁は田舎者を手酷く振って恥をかかせてしまい、それがきっかけで田舎者の商人は男を下げて尾羽打ち枯らし‥、という話。この芝居観たとき、なんでこん
ドキドキ(◎-◎;)!!朝から松竹歌舞伎会会員チケットサイト…大混雑で繋がらなかった💦開始20分以上前からずっと❌❌10時発売開始後、30分ぐらい頑張って💪やっと確保できました\(^o^)/Aプロの日程午前の部はほとんど「完売」付いてます😅アタシ何とか確保出来たが、予定外の日😅その日会社休むしかないわ💦黙って当日ドタキャンする覚悟💦だって自分へのクリスマス🎅🎁だからw松島屋さん、にざ様のお姿拝見できる幸せ💞まじでひしひし感じる今日です🍀
場所京料理ちもと時間午後6:30〰️9:4512/6(土)囲む会というか忘年会みたいな会。今回3回目、年末の南座公演に合わせて開催。虎ちゃんは、初参加。前回も「ちもと」さんだったような?昔からの友達で、親戚付き合いらしい。さて、宴席入口で、番頭さんから名前と番号の入ったカードを渡された。私は、41番。40名定員となってたので、後ろの方かな?と思っていたら、前のテーブルでビックリ周りは、ご贔屓筋の方たちばかり。前の男性、なんか馴れ馴れしく話しかけてくるので変な人と思って
今回のブログは、先日行ってまいりました歌舞伎座夜の部のお話です。松竹創業百三十周年三月大歌舞伎夜の部今年2025年は松竹創業130年の節目の年。それを記念して、今年は、松竹100年記念以来30年振りの“三大名作通し上演”をしています。今月の興行はその第一弾。今もなお大人気の名作『仮名手本忠臣蔵』が通しで上演されているのです。ちなみに「通し(通し狂言)」とは、ひとつの芝居を最初から最後まで(もしくはそれに近い形で)全幕