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A-12新傾向類似過去問FA307A-17FA501A-13過去問とは1・2・3の選択肢に内容が変更されていますね。1×BCH符号や畳み込み符号はランダム誤りに有効で、RS(リードソロモン)符号はバースト誤りの訂正に向いている。あるいはインターリーバを用いてバースト誤りをランダム誤りに変換して訂正する方法や時間ダイバーシティを用いる方法がバースト誤りには有効である。2〇改善できる振幅や遅延ひずみはタップ数が多いほうが収束が良好であるが、収束速度は遅くなるので収束誤
A-7Af0=1/(2π√LC)であるからB共振時において(ω=2πf0)ω=1/√(LC)であるからであり、数値を代入するとC題意のときB=f2ーf1とすると、f0=QBであるから【おまけ】共振周波数は1/2π√LCから求めるのは常識として、尖鋭度Qは直列共振回路では「共振時に抵抗と比べてコイルまたはコンデンサに何倍の電圧がかかるかの比」で求めます(並列共振回路では電流の比になるので、求める式の分母と分子が直列共振回路の逆になることに注意)。流れる電流をI、抵抗、コイル、コ
A-10新問(一陸技レベル)はっきり言いますが1アマには難しすぎる問題です(一陸技レベル)。移相形CR発振回路には①微分型(問題の回路図)と②積分型(問題の回路図のCRを入れ替えたもの)の2種類があってそれぞれの発振周波数が異なります。<令和5年7月期一陸技無線工学の基礎FK507B-4>ア〇増幅度は29以上必要であるイ×(後述)ウ〇エ×π[rad](180°)・・・増幅回路が反転増幅回路であるので180°、その後の3段のCR回路で180°の位相差が与え
B-4FK407B-4(1)分圧比から考えればである。(2)並列のインピーダンスの計算であるからとなる。(3)①式よりと変形でき②式が得られる。(4)・・・Pが虚数、Qが実数題意(図1脚注)よりZ1、Z2、Z3はリアクタンスであるから、それぞれjX1、jX2、jX3と置き換えるとであり虚数となり、であり実数となる。従って②式においてが成り立つからが得られる。(5)式③において実数は正(gmrD>0)であるから、Z1とZ3は異なる符号である。
A-4過去問あり令和3年9月期A-5(類)令和2年9月期A-4(数値違い)LCR交流回路の電圧・電流を考えるときは複素平面(実数/虚数)を用いてベクトルで考える。このとき、全ての素子に共通しているパラメーター(直列なら電流、並列なら電圧)を実数軸方向にとって考える。今回は直列回路なので電流を実数軸方向にとる(図中灰色:I)。この共通電流Iに対する各素子の電圧を考えよう。①抵抗両端の電圧VR抵抗は電流・電圧に進み・遅れはない(同相)ので電流と同じ方向にVR=IR=3[A]×40[
A-8類似過去問ありFA407A-101〇正しい2〇正しい3〇正しい4〇正しい前回は「複数台の常用UPSに共通予備UPSを接続したシステムで、常用UPSの故障時に共通予備UPSによる給電が可能であるが、共通予備UPSと常用UPSは同一の容量に統一する必要がある」で間違い。5×誤り「各UPSが完全に独立して運転しているため、容量や設計・技術等の異なるUPSの混在が可能で拡張時の機種選定の自由度が高い」が誤り。【解説】共通予備システム内の常用UPSは独立
レーダーから送信されるパルス電力をP[W]とする。この電力Pが等方性アンテナより無指向性に発射されるとすると電力は球面状に広がり、レーダーから距離R[m]離れた点での電力密度は(電力を球の表面積で割る)となる。実際のレーダーアンテナは指向性の強いものを使用するため無指向性アンテナと比べ電力密度は大きな値となり、アンテナの絶対利得G[dB](等方性アンテナを基準にしたときの利得:無線工学Bの範囲)とすると距離Rの点での電力密度はである。距離Rの点に反射物体があると電波は反射されるが、この反射
A-7新傾向(類似過去問ありFA407A-8)過去問は初段が減衰器の3段構成で総合雑音指数を求める問題でしたが、今回は同じ3段構成ではあるものの初段は増幅器であり求めるのは所定のC/Nを満たすための所要入力電力という点で新しい設問となっていますね。問題を見ると与えられた数値はほとんどがdB表示(等価雑音帯域幅Bのみ真数)ですが、雑音指数を求める式は真数で計算しなければならないこと、問題文の最後に中途半端な真数(1.83)のdB値が与えられていることから、この問題はまずは真数で計算
令和4年4月期1アマ無線工学の試験にU型バランが出題されたようですので復習しておきましょう。下段の同軸線路(インピーダンスZ0)から出力される電圧V、電流Iとします。電流についてはアンテナ側とU型バラン側に2分されるので、平衡線路にI/2、バラン側にもI/2の電流が流れます。電圧は、同軸線路に直結された部分では+Vとなりますが、λ/2のバランを経由した反対側では移相がπ(180°)異なることから-Vとなることが分かります。従って平衡線路側の出力電圧は2Vとなります。このとき平衡線路
●概要海上特殊無線技士とは、海上関係の無線局の無線設備の操作を行うためのものであり、この資格には、第一級から第四級までの海上無線通信士、第一級から第三級までの海上特殊無線技士とレーダー級海上特殊無線技士があります。海上無線技士を取得するには、【国家試験】と【養成講座】を受講する2パターンの取得方法があります。私は公益財団法人日本無線協会の養成講座にお世話になりました。【養成講座】受講料:79,850円(税込)受講資格:どなたでも受講できます講習時間:英語22時間法規9時間無線工
A-4新問?(類似平成24年1月期FB401A-5)開口面アンテナに関する基本的な問題で類似問題が平成24年に出題されていますが、今回はほぼ新問と言っても良いかもしれませんね。まあ誤りの選択肢は「1」であると容易に選べたとは思いますが・・・。1×開口効率はAe/Aである(理想的な開口面アンテナでは開口効率は1(100%)となる)。2〇パラボラアンテナは主反射器(回転放物面)の焦点に一次放射器を置くため、一次放射器にはホーンアンテナまたは半波長ダイポールアンテナのような
ふとJA1AYO丹羽OMによる「新上級ハムになる本」を調べていたら、なんと令和2年12月期の1アマ試験の無線工学A-5で出題されたπ形フィルタが載っていて遮断周波数まで書いてあるではありませんか。ということは、このあたりの知識は1アマの範囲なんですね・・・個人的に少し補足を加えフィルタについて解説を行ってみました。LPFについてLPFの基本形は図の左側に書かれたLCがそれぞれ1素子で構成されたもので、この基本形を組み合わせたものがT形とπ形のフィルタになります。どの回路もローパスフィル
A-8新問これもトランジスタ回路の基本パラメータについての理解がなければ難しい問題ですね。令和2年9月期A-9で初出のダーリントン接続での合成hfe値の算出問題を発展させた設問です。<HZ209A-9>Tr1・Tr2のそれぞれのベース電流をIB1・IB2、コレクタ電流をIC1・IC2とするとエミッタ接地直流電流増幅率(hfe)がそれぞれβ1・β2であるからTr1について・・・・・①である。Tr2について・・・・・②であるからダーリントン接続全体のコレクタ電流IC0と
A-6新問扱い(超古い)過去問同じH22年FB201A-6数値違いH24年FB407A-6線路における減衰定数αを求めるためにいくつかの公式を覚えていないと解けない難問で、10年以上前に出題されてから一旦は消えていたのですが再び蘇りました。もはや新問といっていいと思います。それでは解いていきましょう。高周波を伝送する線路では線路を下図のように分布定数回路として考えなければばらない。このとき線路の単位長さ当たりの定数Z[Ω/m]、Y[S/m]、R[Ω/m]、L[H/m]、
A-1まず電位のグラフを見てみよう。ここでx=0.1〜0.2[m]の領域は電位に変化がないことに着目する。電位に変化がない=電界がない・・・E=0[V/m]と考える。そうすると電界の強さのグラフ1・5は誤りとして排除できる。次に電位のグラフで変化する部分を考える。電位V=E・d(dは基準点からの距離[m])であるから、x=0〜0.1[m]の領域で考えるとV=E・xとできる。このとき(電位の)グラフは一定の傾きEを持った直線となるのでEは一定値でなければならない。従って電界の強さEが変化す
A-6・・・【2】ピーク電力は過去問で何度か出ていますね。これも過去問で解説しましたが(FA107A-3は平均電力を求める問題です)『FA107A-3』求める答えは尖頭電力ではなくて平均電力というところが既出問題と異なるので、少し計算が必要ですね。電力を求めるには各シンボルにおける搬送波の振幅を知る必要があり…ameblo.jp上図のようにQPSKの最大振幅はd/√2、最大電力はd^2/216QAMの最大振幅は3d/√2、最大電力は9d^2/2従って16QAMの最大
A-111正しい2誤り正しい図記号はIである。IIはPUT(programmableunijunctiontransistor)の図記号である。3正しい4正しい5正しい非導通にするにはアノード電流を遮断するか、サイリスタに逆バイアスをかける。
A-19数値違いHZ209A-12この問題に似ている「平均電力の公式P=Pc{1+(m^2/2)}」を使う問題があるので思考回路がそちらに向くかも知れませんが、違います。DSB(A3E)波の波形を復習します。題意より変調度100%で考えると上図のように無変調の搬送波は最大電圧Vmの正弦波とすると、100%変調波の最大電圧は図のように2Vmであることが分かります。従ってこの問題では同軸ケーブルに加わる最大電圧を求めますが、その値は2Vmになります。したがってVmが判れば答えは簡単に
B-2過去問類似FB601A-9、FB407B-2などベーテ孔方向性結合器の問題で、解答選択肢が微妙に異なる形で出題されています。ア×重ね合わせはH面であるイ×磁界結合した電磁波は一方向のみに進み、電界結合した電磁波は両方向に進む。ウ〇エ〇オ×磁界結合した電磁波はcosθに比例して変化する
A-14(1)VN=VPは理想的なオペアンプにおけるイマジナリー・ショートとして考えれば良いですね。あとはVPに関してはV2のRとRFによる分圧比から求めることができます。VN=VP=(RF/R+RF)×V2・・・・・①(2)オペアンプの入力インピーダンスは極めて高いので入力には電流は流れ込まないと考えて良く、I1=IFとできます。従ってI1=(V1-VN)/R=IF=(VN-VO)/RF・・・・・②(3)①②より
A-18FK501A-17に類似問題がありますのでご参照下さい。『FK501無線工学の基礎(1回目)A-16からA-20まで』A-16(過去問類似FK408A-16など)頻出の問題で、論理回路と真理値表の組み合わせから正誤を判断します。論理回路を論理式に直して考えるという手もあり…ameblo.jpこの過去問では「εが0.05未満(ε<0.05)」となっていますが、今回の問題では「εが0.05以下(ε≦0.05)」と考えればよいので数値はそのまま適用できます。従って答えはR
A-1過去問同じFA407A-1FA407A-1と同じ問題です。以下の解説をご参照下さい。『FA407無線工学A(1回目)A-1解説』A-1新問いきなりこんな数式が出されたら、頭の中は真っ白ですよね。確かに「複素関数Re」と「オイラーの公式」を知らないと解けないので、取り敢えずは捨ててお…ameblo.jpAOFDM変調においては逆離散フーリエ変換(IDFT:InverseDiscreteFourierTransformation)を行います。B数学的知
A-17類似過去問ありFA407A-13FA407A-13に類似過去問があり、与えられた変数の値は全く同じでした。『FA407無線工学A(1回目)A-13/14解説』A-13新問内容としてはdB計算に始まりdB計算に終わる問題なのですが、フリスの伝達公式の導出を含んだ若干無線工学B的なところがありますね。それでは解いて…ameblo.jpまず、EIRPは送信アンテナの絶対利得Gt、送信電力Pt、給電線損失Lc、ポインティング損失Lpとするととなります。問題文中で送
A-121エンハンスメント2II3増加いずれFETに関するまとめを作ろうと思っています・・・乞うご期待。
A-13過去問類似FA307A-5FA307A-5は2ω1-ω2の成分について求める問題でしたが、今回は2ω2-ω1の成分です。『令和3年度7月期一陸技無線工学A7/15(木)A-1からA-5』令和3年7月一陸技無線工学A2回目の解説です。【A-1】過去問・・・見慣れた第1種ベッセル関数のグラフですね。【A-2】過去問・・・離散コサイン変…ameblo.jpそれでは解いていきましょう。2ω2-ω1の成分は3次の相互変調積であるので、eoの3次の項に表れ
A-8逆回路の過去問は平成21年1月期A-8に遡ります・・・『FK101A8(H21)逆回路のコイル・コンデンサの値の導出』ある2つの回路のインピーダンスの積が、周波数に無関係に一定値(=R^2)となる場合、これを互いに逆回路といいます。まずは上図の回路A・Bにおけるインピーダン…ameblo.jpR[Ω]に対する逆回路は①CをL、LをCに変更する(取り敢えず形だけ変えて、インダクタンスや静電容量の変換はあとから行う)②直列接続は並列に、並列接続は直列にすることで作ることがで
B-3過去問ほぼ同じFB408B-3など類似FB502A-10マイクロストリップアンテナの問題ですね。ア地板感覚的にも給電は放射板と地板間というのは分かると思います。イM1とM4図2を見ればM5とM6、M2とM3は相殺していることが分かりますね。ウZエ厚いオ広いほど過去問では「厚さhが厚いほど、幅wが広いほど広帯域」の太文字部分が問われています。
A-10新問見たことのない選択肢が並ぶ新しい問題ですね。1正しい2正しい3正しい4誤りシステム内の常用UPSは独立して運用が可能なので、常用UPSは統一する必要がない(共通予備UPSは常用UPSのうち最大容量のものに合わせる必要がある)。なお並列冗長システムでは全てのUPSの容量・規格などを統一する必要がある。5正しい一括バイパス方式ではバイパス制御はシステムに一つで共通となっている。個別バイパス方式では、それぞれのUPSがバイパス制御装置を有する。【参考文献
A-5新問これは初出の抵抗回路網の問題ですね。上図のように強引に対称形に持ち込んで計算してみよう。この対称形において中線(赤点線)が通る回路上の点は全て電位が等しいので、これらの点を結んでも回路に流れる電流は変わらないから問題中の回路図は以下のように書き換えられる。これを分かりやすく書き換えるととなる。この図の左半分については、(RとR/4の直列)//Rであるから左半分の合成抵抗RLはとなる。右半分は左半分の対称形であり合成抵抗は同じとなるので全体の合成抵抗値Rab=10R/9であり
A-17過去問あり令和3年1月期(1回目)A-17と数値違いでほぼ同じですね。A2S/AmaA/2=Sよりma=2S/AB50%搬送波振幅Aに対して側波帯振幅Sは-12dB(1/4)であるからA=4Sとなり、上式よりma=2S/A=2S/4S=0.5A-18過去問あり令和2年11月期(1回目)A-17と同じです。A疑似ランダムB同一のC受信パルス列A-19過去問あり令和3年1月期(2回目)B-4に類似問題、平成31年1月期A