ブログ記事3,062件
それからまた何日か経って。ヘソピの違和感もだいぶ無くなってきた今日この頃。俺がいつも通り大学にいくと、「おはよ。しょーちゃん」普段と変わらぬ風で相葉が俺に声をかけてきて。ここのところ全く相葉と会っていなかった俺はつい身構えてしまったが、相葉の様子は特に変わりはない。俺が黙っていると、相葉がおもむろに口を開く。「…潤くんが元気になったみたいで良かったよ。しょーちゃんありがとね」穏やかな相葉の声。言葉や態度に険は感じない。俺が思わず、「…悪かったな」と小さくこぼすと、相葉が
「次回」を期待したことなんてない、と言ったら嘘になる。初めてこのマンションのエレベーター出会った時にはもう、この人とまた会えることを望んでいたんだと思うから。「……そのうちな」別に信頼がどうとかじゃない。隠すような話でもないと思う。ただ、まだ声に出す事が怖いだけ。声に出す覚悟がまだ俺に無いだけ。そして多分声に出してしまったら、昂る感情と共に涙を流してしまうかもしれないと思うと。「うん」涙なんてもう見られてしまっているのに、やっぱり見せることに抵抗があるのは男だから、なのか。それともやっぱ
二宮には俺から連絡を入れておくと大野に言えば、今までの長い付き合いの中で見た事の無い表情をするから参った。だってその顔は、間違いなく恋を連想されるものだったから。そしてそんな表情をする大野が羨ましいと思った。少しだけ自分と重なると思ったその表情は、だけどやっぱり違う。今の俺にはそんな顔をする資格すらないと思うと少しだけ落ち込んだ。「ただいま」大野と雑談していた割には、あの時間のおかげで仕事モードに切り替わることが出来て予定通りの帰宅が可能になった。まぁ、大野と二宮の事が仕事の途中で何度
先にこちらをお読みください↓『突然ですが。…とその他もろもろ』こんばんは。3連休ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!わあいわあい。ってなってます、ぷりんです(私は3連休の人間です。最大10日のGWなんて…私にそんなも…ameblo.jpこちらの「WhatisLOVE?」シリーズ。タイトルは今まで「sugarandsalt」「Danceinthedark」と、全てアルバム「LOVE」からきているので、今回もそこから引っ張ってきたいと悩んだ結果、「EndlessGame」
興奮しているのは間違いない。イメージ通りと言ったらなんだけど、見た目そのままの激しい抱き方をするようになったのはいつからだっただろう。強い目で真っ直ぐに見てくる彼の視線にどうしたら良いのか分からなくなるのはいつも。「……見るな」恐らく興奮で、とてもじゃないけど見せられるような顔をしてない。見られること自体に抵抗があるのに、だからと言って多分視線を逸らされたら不安になることが自分でわかる。「すげぇキレイ」俺を見てそう言ってくれるけど、少し癖のある髪や少し尖った顎から滴り落ちる汗を気にしない
『慰労会してよ』と、突然のメッセージ。…いや、突然、でもないか。長丁場の作品をやりきったアイツだからなにか言ってくるとは思ってた。それも、クランクアップからすぐではなく。俺の方もたびたびあった深夜の生放送が段落したタイミングでもあって。なんというか、気遣い屋のアイツらしい。『なに食いたい?』返した返事は即、既読。そしてさらに返事もすぐ。『おれん家で』■■■■■「今日はずいぶん飲むな」「だって、翔さんとやっとゆっくり…飲めるし」「まぁ、たしかに、ここんとこは、ゆっく
結局空腹は満たされなかった。先にエレベーターから出ていた俺の横を音も立てずに歩く彼が薄く笑った顔がものすごく綺麗だった。こんな時なのに見蕩れてどうするんだと自分に言い聞かせるけれど、どうしても見てしまった事にきっと俺は後から後悔する。そう分かっていても目で追うことをやめることが出来なかった。何年も体を繋げている。最初のうちは不器用だった行為は回数を重ねる毎に相性が良くなっていったように感じた。でも俺が合わせていたのは初めの方だけ。きっと俺好みになるようにと、アイツなりに沢山考えてくれていた
おでこをくっつけたまま潤が触れるだけのキスをして唇が離れると、熱を含んだ瞳が俺を捕らえる。少しだけ見つめあって今度はお互いが顔を近づけてまた唇が触れ合ってそうしたら、止まらないキスになった。キスなんて、今まで数えきれないくらいしてきたはずなのにそれがどんな風だったのか、全然思い出せない。まるで初めてみたいに、胸がドキドキと煩くて潤に回した俺の手は震えてる。「・・ん、ぅ」静かな部屋に、互いの漏らす吐息とちゅ、ちゅ、と時おり湿った音がするのが恥ずかしい。だけどそれ以上に昂
重なった唇はすこし震えていて濡れた舌が遠慮がちに隙間から差し入れられる。「・・っ、ん・・」だけど、ぎこちなかったのはそこまでで口内で互いの舌が絡まり合うと、それはどんどん激しくなって貪るようなキスになった。「・・、はあ」合間に潤の漏らす甘い吐息が俺の頭の中まで痺れさせてもう何も考えられない。潤・・・潤・・本当に?「・・、すげ・・」お互い夢中で耽ったあと、やっと離れた唇。潤が俺の首に頭を埋めて「・・本当に、キスした。翔くんと・・・」耳元で呟かれたその言葉に我に
こんにちは(´∀`)ただいま櫻さんのお話リメイク中でございます君に会いたくて【スパイラル】-翔潤編-4君に会いたくて【スパイラル】-翔潤編-5君に会いたくて【スパイラル】-翔潤編-6↑今回はこちらの4〜6話を書きました1話を更新した夜のこと君に会いたくて翔潤編リメイクて記事を櫻さんが書いてくれましたありがとー(=´ω`=)で、それを読んだ方がビューンって飛んできてくれて読者登録やアメンバー申請いただきましたヽ(゚◇゚)ノ過去の妄想読んでくれたり一番最初の
こんにちは(๑´∀`๑)ワクワク学校、決まったねーエビかと思ったらセクゾだったけど中島健人くんの王子キャラ好きやから楽しみしよーと思ってます手越くんもそーやけどふり切ってる人が好きなんワクワク、京セラ申込みます潤くん、待っててー♡そして今回なんとリメイクしてお話書いてます!!お初です!!原作は櫻さんですLINEで櫻さんとお喋りしてて色んな話題になって私がふと洩らした言葉がキッカケでリメイクする事になりました(˙◊˙◞)◞実は櫻さんを知ったのこのお話で私が一
「おかえり」「あぁ、まだいたんだな」「ん。今日は少し遅くても大丈夫だから」顔を合わせるか微妙だと思って帰った時間に、まだ弟は家にいた。「そっか。帰って早々だけど、俺もう仕事行かなきゃなんだよ」「だろうね。……朝飯は?」「あるなら欲しい」「オケ。すぐ用意する」彼のところから帰ってきたと言う事の罪悪感が前よりも少ない。そして彼の家から帰ったと分かっているはずの弟の反応もシンプルと言うか、普段と変わらないというか。読めない表情と言葉に、考えようによってはこっちの方が怖い気もしたけれど
「しょぉくん?」…寝ちゃってる。ありがたいことに仕事がめいっぱいででも急遽、翌日が午後からになった日。しばらく会えてなかったから思い切って食事に誘ったら二つ返事で来てくれた。疲れてるとこ、悪かったかなぁ…。仕事の連絡が入ってちょっとだけ抜けるはずが思ったりよりもヒートアップしてしまって、結構な時間が過ぎてたみたいで。個室に残した彼が気になりつつ、「ゆっくり飲んでるから気にするな」って言ってくれたお言葉に甘えて電話を終えて戻ったら。「フフ…くち、とんがってるよ」起こすの
ん、、、、あさ?そと、あかるい?ショオさん、どこ?め、ひらかないねむっ、、、、「ジュン、起きろーー!!!!」飛び起きた「な、なに!?」「時計見ろ!!!!」「え?、、、ああぁ!!!!」「急げーー!!!!」11時3分!?ウソ!!俺、なんで寝た!?え、あ、シャワー浴びなきゃ!!「ショオさん、ショオさん、手伝って!!髪洗って!!髪!!」「おう、行くぞ!!早くしろ!!」「待って、待って!!」「ほら、脱げ!!」「あ、イテ!腹イテェ!!」昨夜、ショオさんに蹴られた腹が痛
しばらく着信表示を眺めていたが、、俺は画面をスワイプする。「…もしもし」「…しょおくん?」しばらく互いに黙っていると、潤が先に口火を切った。「…しょおくんおこってるの?どうすればしょおくんのきげんがなおる?俺しょおくんに会いたくて大学に来たのに」甘えたような、、舌足らずな声を出す潤。その辿々しく弱々しい様子は、、俺が一方的に潤をいじめているような気さえしてくる。小悪魔のようで天使のようで魔性のようでヴィーナスのようで妖艶なのに聖母のようで今はまるで、、小さな子どものよ
Msideラグの上に伸ばした足を畳み込み自分の腕の中にその膝を包み込んだ。「翔くんの方がオレなんかより全然カッコイイよ。」「ばか。『オレなんか』とか言うなよ。」翔くんの優しい声。ムカつくとか言ってたのが嘘みたいに眉毛を下げて柔らかくオレを見つめてくれていた。「お前はさ、顔も可愛いし生意気なように見えて素直ですぐ謝るし、なんて言うか、色んな良いものを神様から与えて貰ってるなって、…や、なんか俺いま超恥ずかしーこと言ってんな。」「うん、なんかオレも恥ずかしぃ。」「ははっなんか
「はぁ、、はぁ、、、」ほぼ同時に果てた俺たちは荒い息を繰り返す。「…しょおくん、、意外と長持ちしたね…」俺は初めて会った日に潤の手でイカせられ、「めっちゃイクの早かった」と言われたことを思い出し、憤慨する。「…意外じゃねーし!あの時も言ったけど、アレはすげー久しぶりだったから…!って、そんなことはどうでもいいし!!」俺は勝手にサイドボードを開け、ジェルとゴムを取り出す。「…俺が早いのは、ムスコの復活だから!」俺は早くも俺の中心でいきり勃っているものに手
ちょっと夕飯の時間には早いけど、潤が「なんだかお腹が空いてきちゃった」と言うので、俺たちは早めの夕食をとることにした。もちろん潤が冷蔵庫にあるありあわせのものでちゃちゃっと作ってくれて…。。(ちなみに俺がコンビニで買ってきたバナナやらヨーグルトやらはデザートとして食べた。潤は普段からバナナを食べる機会が割とあるらしくすごく喜んでくれた。)その後は2人でのんびりと風呂に入ることにする。バスタブに一緒に浸かっている時に俺は、「…あの時、ここで乱暴に潤のことを抱いてしまって、、ごめ
※この作品は実在の人名が登場しますがあくまでも個人の妄想で、完全フィクションです❕またBL(ボーイズラブ)要素を含みますのでご理解頂ける方のみお読み下さい❕❕🙏❌ご理解頂けない方、BLの意味が判らない方はこのままお戻り下さい🙇💦💦また、こちらに初めていらした方は最初にこのページをお読み頂き、納得されたうえで『自己責任』で読み進めてください🙅『必読!『はじめましての皆様へ』』まず、必ず!必ず!!こちらをお読みになられたうえで、ご理解・ご納得頂けた方
嫌な予感がした。ロケ最終日の撮影中に、スタッフの人から「あ、そうだ、松本さん。マネージャーさんから、先に荷物運んで事務所戻ってるって伝言ありましたよ」と伝えられて「・・え?」先に?俺を置いて現場からいなくなるなんて・・昨日のことで、俺と顔を合わせたくないから?でもそんなの翔さんらしくない・・『おまえは、俺にとって大事な商品だから』翔さんに言われた言葉。だけどあんなの本心じゃないって、本当は気づいてる。もしマジで相手からそんな風に思われていたら、俺にだってわかるよ。それ
ふ、と目が覚めて「・・・ここ・・は?」視界が揺れているような感じがするけれど見えた景色が知らない部屋だったから、つい呟いたら「俺んち」思いがけない声がして、驚いて跳ね起きようとして「ッ痛・・!」頭がグランとして目が回る。「大丈夫?飲み過ぎでしょ・・」心配そうな潤の声と、目の前に水の入ったグラスが差し出されておそるおそる顔を上げると、グラスを持って覗き込んでる潤と目が合った。「・・何、で・・、潤の・・?」「だって翔さん、倒れちゃったから」「・・・」しまった。不覚にも、
たまに会うことすら珍しい事だったのに「こんばんは」潤とふたりで待っていたエレベーターの中にいたのは彼だった。「……どうも」あの日から彼に会うのははじめてだった。どういう態度が正解なのか分からなくて軽く頭を下げたのは正しかっただろうか。分からないけれど、だからといって下手に親し気な態度は弟に変に勘ぐられるだろう。気にして隣を見れば潤がポケットからスマホを取り出して何やら調べ物を始めたらしい。先客に頭だけを下げていたように見えたけどそれだけ。彼自体に興味を示している様子はないように見えて安
俺の腕枕でうっとりと目を閉じる潤と俺は睦言を交わす。「…おれ、、しょおくんと知り合って、、こうなって…初めて、、愛ってどういうものなのか、、心から理解できた気がするんだよ…。…これが運命ってヤツなのかな。」「運命で、宿命で、天命かもな」潤の言葉に俺は思わず、普段なら絶対言わないような返答をしてしまう。でも本心なんだ。俺だって、、他人に対してこんな気持ちになったのは初めてだから。「…ふふ。その3つの違いって何?でもしょおくんの言ってること分かる気がする。…理屈じゃないん
「一晩でいいからお願い!」まさに手当り次第としか思えないこの男のやり方には嫌気がさす。もう何回も言われたこのワードは俺だけにでは無くてその辺の女にも同じ。「マジでないわ。つーか俺じゃなくてお前について行くような女を探せ。俺はパスって、わかって言ってんだろ?」なんてマジな返事をする必要すらないと分かりながらもしてしまう返事にいつもと同じ反応は今日も。「やっぱダメ?だってさぁ、おれに付き合ってくれる女見た事ある?無いだろ?だからさ、お願い!一晩だけでいいから!」「しつこい」「おれさ絶対い
どうやら自分も寝ていたらしい。どれくらい寝たのか、今が何時なのかも分からなくて探すスマホは見当たらない。「そっか……スーツの中だ」誘われたのは仕事から帰ってすぐ。で、そのまま部屋に連れてこられて抱かれたからきっとスーツのポケットの中にあるだろう。そのスーツをどこで脱がされたかの記憶を辿ればリビングだったことを思い出した。「んー、面倒……。まだ暗いから寝てられる時間だろ……」なんて、職場の人が聞いたら驚くかもしれない。しっかりしている印象を持たれる努力は日々している。「……でも朝困る
気付けば朝だった昨夜はどうやらあのまま眠ってしまったらしい「今日は取材二本と打ち合わせ、それ終わった自由時間だから」「うん」「ショウちゃんには連絡した?」「したけど、繋がらなかった」「そっか。でも行くんでしょ?」「もちろん」「ジュンちゃん、強いね」「俺が動かないと、始まらない恋だしな」「ホントだ」「俺、ぜったい諦めない、ぜったいショオさん見つける」「ん、分かった、じゃあ、行こっか。今日も頑張ろーね、ジュンちゃん」女性ファション誌の取材に恋の話は付きものだ答えてると
ー翔sideーマツモトが必死に訴えてくる必死であればあるほど苛めたくなんだけどこれが男の性(さが)なのか?いま俺達は2人並んでベッドに横たわってる「・・ショオさん」「ん?」「ホントに?」「何が?」「ホントに、このまま?」「ああ、俺もう眠いし。お前、明日仕事だし」「っ・・」「いい加減諦めろよ」「じゃあ、キスしよ?な、キスだけでも」「お前、キスだけで終われんの?」「えっ?」「ぜってー無理だろ」「・・・・」「諦めろ」「だって今度いつ逢えるか分かんねーんだよ?」
「今度は俺の番。翔さん、次こっち」体中が熱くて意識はほとんど飛びそうだった。だけど飛べない。もしかしたら飛んでしまった方が良かったんじゃないかとすら思う。異様なまでのこの光景を少しでも回避する事が出来たんだから。「ん……っ」聞こえる切羽詰まったような潤の声に、後ろから俺を抱きしめる相葉君の唇が俺の唇から離れる。無理をしていた首が少しだけ鳴った。「なんだよ、もう?」相葉君から小さい文句が聞こえたけれど、その後ですぐに潤が唇を重ねて食べるみたいにキスをするから意識はそっちに移行した。