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こんにちは萌空想話の件です……そろそろなのわかってるんですよ(;ω;)桜シリーズとREDシリーズを完結しないと!!わかってるただそれには自分の話を読み返さなくてはならないうーん…時間がかかるし、なんかだるい笑ってか自分のお話を読み返すなんて、もう罰ゲームに近い笑なんてな事を書いては、読みにきてくださってる方々に申し訳ないですよねごめんなさい読み返して新しいお話を書くなかなか時間がかかりそうです長々放置してた私が悪いでも5月31日まで…せめて秋までには完結させたいそれ
キィキィと、ブランコが鳴っていた。駅から家までにある、通りすがりの公園。夏場は近所のこどもが遅くまで遊んでいるような、わりと安全な場所。だが、まったく冬真っ盛り、な今。さらに言えば、もう、日付も変わろうという時間。そんな時分に、ブランコに乗る・・・オトコ?危ないやつかと思った。が、足元には花束、身なりはビシっとキメたスーツ。これは事情があるとひと目でわかる。俺は俺で、腹にイチモツ抱えて帰ってきた。普段から酒の強さは自負しているが、それにしても今日は全く酔えない酒だったし、おか
しと、しと、しと昨夜からの雨はまだ降り続いている。今日は珍しく二人揃ってオフの日だ。休みとなるとあちこちに飛び回るこの人は、長雨予報に諦めたように、予定を次々とキャンセルした。ため息ひとつついた後、自宅にいても暇だからと昨夜遅く俺のうちに転がり込んできた。それからはずっと愛して、愛でて、愛し合って俺より少しだけ体力のないこの人は、早々に根をあげてしまった。愛することがまだまだ足りなくて。まだまだ愛したくって求めたが、意識を飛ばしてしまっては仕方ない。早朝から雨の音で目が覚
早朝の仕事を1つ終え、楽屋に向かう途中に昨夜の夢の事を思い出していた。昨夜、松本から冷たく告げられた言葉はそれはとてもリアルなもの。目が覚めた時、あれほど心から安堵した事はない。だが、夢とわかっててもその言葉が頭を駆け巡りなかなか寝付けなかった。そうして、悩んだ末に松本に電話をしたんだ。「もうこれ以上は無理。一緒に記念日を祝えない人なんて必要ない」これだけのフレーズに、夢だとしてもどれだけダメージがくるか身に染みた。年が明けてから2人きりで会ってない事に、その時やっと気がついた。
次の日の朝。夜中ずっとくっついてたくせに「あ、時間だ。そろそろ出ないと」なんて、俺からあっさり離れバスルームへ向かった翔君。シャワーを浴び終えた時には、幾分スッキリした表情だった。朝飯食べると寝ちゃうからいらないと、カバンを素早く持ち足早に玄関へ向かう。寝不足で少しふらふらしてるその背中が心配のため、自分も跡を付いて行った。「潤の仕事は午後からだろ?寝てていいよ」「いやぁ。翔君が車の中でまた夢を見やしないかと、僕はもうもう心配で心配で」と、大げさに言うと「うるせ!もう見ねーよ!」と
「俺が悪いんじゃないって。じゃあどういうこと?」「…ゆめ」「ん?なに?」「お前、絶対笑うなよ」「笑わないって。だから教えてよ」「…あのさ。夢…見たんだ」もぞもぞと腕の中で寝返りを打って、真正面から見つめられる。顎を引いているせいで、少し上目遣い。唇も悔しそうに尖らせていて、その子供っぽい仕種におもわず頬が緩んだ。間接照明は付けたまま。なので彼の落ち込んだ表情もくっきり見える。「夢ねえ…で?どんな夢?」気持ちを疑う位だから、俺が離れていく内容だったんだろうと簡単に予測できた
「…翔君、寝ないの?」「ん、」「明日、早いんじゃないの?」「ん…」「寝なきゃ起きられないよ?」「んーん」繰り返される気のない返事。自分から言わないとなると、今回は俺の方からあれこれと探してあげなきゃいけない気がしてきた。話したくなるまで待つなんて、短気な俺には到底無理だから。「じゃあさ、眠くなることする?」こんな質問をしたのは、『は?何言っての?』なんて否定された流れで、今の状態を脱線させた上で気持ちの隙を与えて。で、突然訪れた訳を聞き出そうかなという思いがあったからであ
彼は常日頃から自分の弱みを見せない。…いや、違うか。見せないのでなく、見せる気が頭の中にないのだ。簡単に弱さを見せると言う選択肢がまるでない翔君は、俺のことを『頼れない』『頼りがいがない』と信用していない訳ではない。限界が来るまでとにかく一人で達成したいという事らしく、簡単には根をあげることはほとんどない。俺が翔君から頼られてる事を実感できたのは、過去振り返ってても両手にも満たないかもしれない。会って話したくて突然来てみたものの、顔を見ただけで気が済んだ。じゃあやっぱり自分で解決し
1時間どころか30分後に現れた彼の姿に驚いた。髪の毛もぺたんこで全くのオフ状態。てっきり仕事帰りの車の中で電話をかけてきたとばかり思ってたが、既に風呂にも入って寝る準備万端といった格好だ、「遅くにごめん.」翔君のしょんぼり声にハッと我に返る。スウェットにダウンを羽織っただけのちょっとダサめの格好。上から下に順に眺めてると、足元の異変に気付いた。「えっ?裸足なの?」「あ、ちょっと履くの忘れちゃって」足元を気付いた彼は、照れ臭そうに笑った。その笑い顔に逆に不安が募る。上半身は暑
『今夜ウチに来れる?』だなんて。たった一言聞ければ、こんな気持ちにならずにすむのに。てもチャンスがなかなか見当たらなくて言えなかった。…いや違う。断られるのが怖いんだ。あんた自分の身体はひとつしかないってわかってんの?って、疑いたくなるほどの朝から晩まで過密スケジュール。しかもそれでも満足しない。新しい仕事が舞い込んできたときには、嬉しそうに笑うある意味自分にドSなワーカーホリッカだ。でも彼のスケジュール帳が真っ黒なのは仕事だけのせいではない。それ以外のプライベートな時間はあ
次の日の夜。仕事が以外に早く終わった為、松本の家へ寄った。共演者の方に前から気になっていたお酒をプレゼントされご満悦の俺の前に「はい、おつまみどうぞ」と出されたのは、なんとあんこがたっぷりのおはぎ。「…ぇ…?」いつもならこのタイミングで出してくれるのは、手料理か刺身のはずなのに…その異色さに思わず皿を二度見し「ん?」となんでもないことのように首を傾げる松本を見つめた。彼はニコニコを、数秒でニヤニヤに取り替えて、『どーだ!おはぎだよ、食えよ、早く食えよ』と言わんばかりの表情で、楽しそ
「昨日のあれ、誤解しないで欲しいんだ」翌朝、トーストが焼きあがるのを今か今かとトースターの前で待つ俺に松本はそう言った。バター片手にトースターに集中していた俺にはよく聞き取れず、キッチンに立つ背中をじっと見つめ返す。「昨日のあれ。あ翔君後悔してるでしょ?余計なこと言っちゃったなって」洒落たデザインのお皿にスクランブルエッグを盛り付けながらそう続けた。いつもなら朝飯は豆乳とフルーツのみなんだけど、松本の家に来るとなぜか食欲が出てしまうな、なんて思ってる時にかけられた言葉。だからか、言っ
覆い被さられてるような体勢だけど、実際抱きしめているのは俺の方。されるがままの松本は、途中はっと我に返ったように俺をぎゅうっと抱きしめ返してきた。「…翔君、好き、すげー好きなの翔君が…俺、これ以上どうしたらいい?」酔ってるわけでもないのに、耳元で掠れたような低い声。返事を必要としていないようなその言葉に、ただポンポンとあやすように背中をたたくことで応じた。「翔君…」キツく抱きしめられ、ぶつかった裸の胸同士の間でネックレスがカチャリと音を立てた。音に反応した松本は、ゆっくりと腕の力を
遠くから、楽しげに笑う声が聞こえた気がした。この家には俺は含めて男二人しかいないはずなのに、可笑しいな。おそるおそる声の聞こえた洗面所に向かうと、そこには歯ブラシをくわえたまま歯磨きをするでもなく、鏡に近付いて首にかかったネックレスをじっと見つめて、照明が当たるように体の角度を変えてみたり、指でつついてみたりしている男が1人いた。世界に浸りきっているときに申し訳ないんだけど、もう遅いしそろそろ寝ないと。俺明日早いんだけど、まだ寝ないのかな?壁に半分隠れた状態で、小さく声をかけてみる。
あの日、松本の部屋で力任せに引きちぎったネックレス。公園まで追いかけて来た松本に、これ以上追いかけてくるなと背中で無言のメッセージを送った夜。あれから真っ直ぐ自宅へ帰り、本当にあそこまでする必要があったのかとすぐに後悔した。でもさ。何故、過去の事まで妬く必要があるのか?しかも恋愛感情があったわけでもない奴からのプレゼントに。この件だけじゃない。どうしてわかってくれないんだろう?と、思う箇所が多々ある。それにあいつは俺を優先し過ぎる傾向にある。仕事柄色々な場所へ行き、数多くの人と
「さすがに完全にお揃いだとまずいだろうから、それなら気付かれないだろうと思って。俺が付けてるのは気に入らないかもしれないけど、ジンクス的なもんでもあるんだよ。なっ?これで俺だけの思い出じゃなくなっただろ?」翔君がそんなに考えてたなんて、微塵も思っていなかった。いろんな意味で何も言えないでいる俺に気付いた翔君は、心配そうに眉を寄せ「…気に入らなかった?」と俺の手の中のものを残念そうに見つめた。「いやいやいや、気に入らないなんてあるわけないよ!翔君からもらえるものなら何でも嬉しいし、しか
誰だって、いきなりに今の自分になったわけじゃない。これまで生きてきて経験して、苦しかったり楽しかったりした、そのひとつひとつが重なってその人間性を作り上げてるんだ。今現在の俺を束縛するなとは言ってない。嫉妬だって独占欲だって、お前と付き合うって決めた時点でそういうのはわかってたから。だから今更それについてどうこう言うつもりなんてないんだ。だけど誰だって、忘れたくない思い出や大事にしたい過去のひとつくらいあるだろ?お前以外の過去は全部捨てなきゃいけないの?過去の経験も思い出も、全部全
つい先日のネックレス事件も、年下フル活用作戦の一環だったんだ。予定通りに事が進めば、最終的に翔くんの口からは「そんじゃお前がくれたやつを代わりに付けることにする」と、おねだりに近いような発言があるはずだった。「また翔君、そのネックレスつけてんね」「あーうん、そーね…」「気に入ってんの?」「まぁ、な」「誰かからのもらいもの?」「…ん?、うん」「あんまりネックレスとかって好きじゃないんじゃなかったの?」「…最近はそうだったけど、また慣れてきたかな。これつけはじめてからないと落ち
翔君は自身が俺の世界の中心になる事を拒否する。俺がそんなふうに振舞うのすらも苦手なようだった。自分で勝手に翔君を優先しているだけなんだから、俺が誰との約束を断ろうと気にしなくていいんだ、と以前そう伝えたことがある翔君は「そうだとしても、最優先されても嬉しくはない」とはっきり言い放った。過去に付き合った女の子達は、こぞって俺の一番になりたがった。俺の仕事や友達や趣味や色々を含めた俺の世界の一番にだ。ちょっと面倒だと思う時もあったけど、俺もそれが普通だと思っていたし、なによりそれが
翔君は話せばわかってくれるはずだ。彼の背中が視界から消えるまで見送って、部屋に戻りぼんやりとそう考えた。このまま自然消滅になんてならないことはわかっている。仕事で顔を合わせるのは必然だし、何より彼はそういう中途半端なことを嫌うはずだ。仮に別れたいと思っていたとしても、うやむやな流れで終わらせるようなタイプではない。真っ向から正面切って勝負を挑むはず。相手が俺ならば、なおさらだ。だけど、どうすればいい?翔君の大事にしていたネックレス。それを、俺が彼自身に壊させた。壊したんじゃな
行きそうな場所は、実は目星はついていた。昼間は親御連れや若いカップルが佇んでいるが、夜は人通が少なく、殆ど誰もいない近くの公園。そこに見つけた丸まった背中。電灯が点いていて比較的明るい場所に設置されてあるブランコに座り、ひとりキィキィ揺らしながら足元の砂になにか書いては消し、書いては消し、と繰り返している。ジャリジャリと砂を鳴らしながら近付く俺に気が付いて、足元の落書きを慌てて全部消した。「…ごめん」隣のブランコに腰掛けて、同じようにキィキィと揺らしてみる。ブランコに座ったのなんて
たった今までその白い首を彩っていたネックレスは、悲痛な音をたてて一瞬で無残な姿になりはてた。「これでいいんだろ!」ドンっと怒りに任せて引きちぎられた鈍く光るそれは、無造作にテーブルにたたきつけられ、持ち主はそれと同じく乱暴な音を立てて外へ飛び出して行った。いつもちゃんと決まった場所にきっちりとまるめて置かれるそれは、通常の整然とした見た目には程遠い。意外に几帳面な彼の仕業とは思えないほどだ。乱雑な広がり方でテーブルに波打って横たわっていて、留め具の部分のかわいそうな姿に胸が痛んだ。誰
やっと5人でのリハーサルができる日が来た。楽屋のドアを開けるとまだ他の3人の姿はなく、櫻井がソファに座っていただけだった。連日の過密なスケジュールのせいか、彼は少しぼーっとしているようにも見える。疲れている時に申し訳ないが、ここは話を詰めておかないとライブは待ってくれない。「翔君、ここの場面なんだけど…」そう話しかけると櫻井はすぐに顔を上げ、例のくせをした。すぐにあの日に感じた不思議な感覚が蘇り、櫻井の瞳から目が離せなくなる。「…あ…」次の言葉が出せない松本。次の言葉を待っ
「翔くん。それ癖だよね?」雑誌の撮影の合間。櫻井にそう問いかけたのは松本だった。それまで特に二人の間に会話があったわけでもない。撮影の準備が出来るまで松本はライブの構成を考えていたところだし、櫻井はダンスをしているiPadの中の4人に集中していた。それだけに不意にかけられた言葉は櫻井を怪訝とさせた。ソファに座っていた櫻井は、微笑みながら近づいてきた松本を見あげ次の言葉を待った。「前からずっと思ってたんだけど。さっきのやつ、くせなのかなって」そういいながら自らの鼻を指差す松本。「な
風呂から上がった後、髪を拭きながらリビングへ入る。潤がさっぱり目の香りのいい入浴剤を用意してくれてたおかげで、長めにゆっくりと湯船に浸かる事ができた。「おお、涼しい!生き返る!」リビングのドアを開けた途端、涼しい風。潤は夏でも寒がりなので高めに設定してるが、風呂上がりの俺を考慮してか、低くしてるようだった。「翔くん」ちょいちょい、っと指で手招きする彼の手にはドライヤーとブラシが握られていた。乾かしてくれるのだ!これはありがたい。めんどくさがりの俺からしたらかなり嬉しいことだ。
「えっ?マジで!!!」画面の中で笑ってる彼を見て固まった。楽しそうにしてる身振り手振りで司会をしてる彼とは反対に、しばらく動けなかった。「翔君…顔が!!」いや、顔はいいんだった。問題は顔じゃない。大きな画面に映るのはいつもの…いつも以上にキラキラ輝いてる翔君の顔。俺の大好きなアーモンド型の瞳は弓状になり、大好きなぶっくりとした唇は口角を上げてている。嬉しそうな翔君を見るのは本当に大好きだから、だからそれはいいんだ。じゃなくって…髪が。髪が…「…戻したんだ…」膝をリビング
ざらざらとしたその場所を、人差し指と中指を小刻みに動かした。地肌に近いけど、何ミリかな壁がある不思議な感覚。ざらざらって感触が気持ちよく、今年も去年もその前も何度も触ってた。ざらざらざらざら「って。手触りが好きだったんだけど」「…んなこと言われても、寒いし、もう冬だし12月だし」鏡を見ながら髪を直してる翔君は、夏になるといつも耳の上の部分を刈り上げる。所謂、ツーブロックって言う奴だ。一見すると髪があるように見えるが中身は刈り上げていて、俺はそこを触るのが好きだった。なぜって?
彼のすべての仕事が終わり、俺の運転で自宅へ向かう。疲れてるはずなのに上機嫌な翔君は車内に流してる曲を鼻歌交じりに歌っていた。身体の繋がりだけが愛情を図る術だとは思わない。だけど、あんなに露骨に避けられると『他に誰かいるんじゃ?』なんて、つい疑ってしまう。だけどそれはやっぱり俺の思い過ごしだったんだ。「久しぶりだね、ふたりきりなの」そう言った彼の表情は運転中で確認できなかったけど、声色には微笑みが含まれてるような気がして、こっちまで心が温かくなった。2人きりで会いたかった
「なんでそんなに怒ってんのかわかんないんですけど?」「…別に怒ってねーし」とか言いながら、本当は絶賛マジギレ中。俺の怒る理由がさっぱりわかんない翔君は、不機嫌そうに唇を尖らせた。デーブルの上には所狭しと積み上げられてるチョコレート達。そりゃ俺だって似たようなものが存在するんだけど。でもこの人の無神経さったらないんだよ。「あ、これうまそー」だなんて。普通彼氏の前で食う?別にもらうなって言ってるわけじゃないんだよ。俺だって受け取ってるし。でもさ、俺の目の前で「このチョ
「だからさ『親友以上恋人以上』なのが潤だけなんだって。『恋人と親友』だよ?智君とは違うじゃん。『以上以上』お前の特権だって訳じゃないの。どうしてわかんねーかな」収録後。何も言わずに楽屋を後にする俺に、当たり前のようについてきた翔君。車の中で色々話しかけてくる翔君に、曖昧な相槌を打つ俺。自宅に着きソファにすぐに座る俺に戸惑う翔君。いつもなら『お風呂入る?』とか『酒飲む?』とか聞くのだが、何も言わずスマホを見てる俺にさすがにおかしいと思ったのだろう。彼はおずおずと「俺なんかした?」と小声