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【ま】■ま(間)■まいて・まして■まうけ■まうし■申す(まうす)■まうづ(詣で)■まうと■籬(まがき)■まかなひ■まがふ(紛ふ)■まぎる(紛る)■まかづ■まかでたまふ■まかで散る■まかり~(複合語)■まかりあかる■まかりありく■まかる■紛(まぎ)らはす■紛(まぎ)る■まこと・まことなり■まことに■まことや■まさる■まし(反実仮想)■まし(実現不可能な希望)■ましかば■まして■まじ(助動詞)■呪ひ(まじなひ)■呪ふ(まじなふ)■まじら
弁の君、扇、はかなううち鳴らして、「豊浦の寺の、西なるや」と歌ふ。人よりは異なる君達を、源氏の君、いといたううち悩みて、岩に寄りゐたまへるは、たぐひなくゆゆしき御ありさまにぞ、何ごとにも目移るまじかりける。例の、篳篥吹く随身、笙の笛持たせたる好き者などあり。ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】人よりは異なる君達を、訳)普通の人よりは格別にすばらしい貴公子に対し、源氏の君、いといたううち悩みて、岩に寄りゐたまへるは、訳)源氏の君が、とてもひどく苦しそ
「…いみじう忍びたまひければ、知りはべらで、ここにはべりながら、御とぶらひにもまでざりける」とのたまへば、ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】「…いみじう忍びたまひければ、知りはべらで、訳)「…ひどくお忍びでいらっしゃったので、知りませんで、ここにはべりながら、訳)ここにおりながら、御とぶらひにもまでざりける」とのたまへば、訳)お見舞いにも参上しなかったよ」とおっしゃると、【古文】「…いみじう忍びたまひければ、知りはべらで、
「…先つころ、まかり下りてはべりしついでに、ありさま見たまへに寄りてはべりしかば、京にてこそ所得ぬやうなりけれ、ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】「…先つころ、まかり下りてはべりしついでに、訳)「…最近、地方へ参りました機会に、ありさま見たまへに寄りてはべりしかば、訳)様子を拝見するために立ち寄ってございましたところ、京にてこそ所得ぬやうなりけれ、訳)都でこそ地位を得られないようだったけれど、【古文】「…先つころ、まかり下り
「…かかる所に住む人、心に思ひ残すことはあらじかし」とのたまへば、「これは、いと浅くはべり…」ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】「…かかる所に住む人、訳)「…このような所に住む人は、心に思ひ残すことはあらじかし」とのたまへば、訳)心に思い残すことはあるまいよ」とおっしゃると、「これは、いと浅くはべり。…」訳)「これは、とても趣が浅くございます。…」【古文】「…かかる所に住む人、心に思ひ残すことはあらじかし」とのたまへば、「