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0ご訪問ありがとうございます。少し期間が空いてしまいましたが、清少納言に戻ってきましたさて、清少納言と定子の家族とのやりとりを前回ご紹介しましたが、他の女房たちはどんな風にしていたのかといいますと、いわゆる平安時代のお姫さまのイメージとは違い、読んでいると意外なほど現代的な姿が描かれています。まずは「故殿の御服の頃」という段です。故殿というのは、定子の父道隆のことです。前回の積善寺供養からわずか1年と2ヶ月のち、道隆は持病の糖尿病が悪化して亡くなってしまいます。豪放磊落、酒好きでお
大河ドラマ『光る君へ』第15話「おごれる者たち」見ましたー。どうやら定子と面会を果たしたききょう…というのが前回、次回予告で1カットあって。清少納言が初出仕したのが、993年冬。「もしかして次回、993年まで時間を飛ばされる…?」と心配していたら、永祚2年(990年)からスタート。そうよね!990年から993年の間には、円融上皇の崩御とか、詮子が「東三条院」となって日本初の「女院」になるとか、定子の立后に出席しなかった道長とか、公任の出世事情とか、色々あるから飛ばさ
中宮定子に呼び出された清少納言がモジモジしていたところ、に定子の兄・藤原伊周がやってきて、兄妹でおしゃれな会話を繰り広げていたのが前回のお話でした。中宮様は白いお召し物を重ね着した上に紅の唐綾を羽織っていらっしゃったわ。それに御髪が掛かっていらしゃる美しさといったら、絵に描いたのは見たことがあったけれど、現実にはこれまで見たことがなかったから、まるで夢の世界にいるような心地がしたの伊周様は女房と話をして冗談をおっしゃるの。女房はそれにお返事するのをちっともきまり悪いとも思わずにお答え
先週、通事の三国が殺された事件で「絶対コイツ犯人やろ!」と思われた源光雅でしたが、実はそうではありませんでした。彼は彼なりに国のためを思って行動しており、なかなか気骨のある人間だという事が分かって、ほっ。でも、無実の人間に濡れ衣を着せるのはアウトだよね。為時はそのあたりをきちんと言い含め、平等の精神を貫いてお見事でございました。案外こういう仕事、向いてるんじゃない?ストレスは半端ないだろうけどね。通事の三国も、大人しそうに見えて実はかなりの強欲者だ
ご訪問ありがとうございます。出かける用事が多かったせいか、5月分をまとめるのを忘れておりました😱☀️屋根より高い鯉のぼり🎏ほぼ去年と一緒です(^^;)ローマの遺跡サークルの5月のお題は「サファリ」でしたので、いくつか作りました。上:サファリ下:極楽鳥(フウチョウ)ピグパ公共施設というイベントに参加して、美術館を担当しました。2階の正面の四角い窓には入れるようになっているので、いろんな絵画になることができます。夜をこめて清少納言と藤原行成をめぐる「夜をこめて」の和歌のやりとり
いよいよですね。全日本川柳2024年、広島大会(6/16、日)。5年ぶりのリアル大会です!何だかわくわくして参りました。皆さんとお目にかかれるのが楽しみです。元気よく行きましょう!よろしくお願いいたします。さて、出発前にいくつか仕事(こちらも楽しみなんですが、……)。まずは、それらを片づけてから現地に向かいます。原稿2点、講座2箇所。まぁ、いつものことです。全く話題を変えます。NHK大河ドラマ「光る君へ」、俄然面白くなって参りました。宋の国との交流場面が出てきて(前々回)からで
あらすじ石山寺からの帰路、まひろ(吉高由里子)は思いかけず、さわ(野村麻純)を傷つけていることを知り落胆する。宮中では、後宮に伊周(三浦翔平)や弟の隆家(竜星涼)らが集い賑わう中、詮子(吉田羊)が現れる。一条天皇(塩野瑛久)らが緊張する中、伊周は・・・その頃、都で疫病がまん延していた。ある日、たね(竹澤咲子)がまひろを訪ね、悲田院に行った父母が帰って来ないと助けを求める。悲田院でまひろが見たのは・・・感想祝・「香炉峰の雪」の場面、大河ドラマで実写化定
あらすじ為時(岸谷五朗)が淡路守に任命され、惟規(高杉真宙)、いと(信川清順)も大喜び。しかしまひろ(吉高由里子)は、宋の言葉を解する父は越前守の方が適任だと考え…。一方内裏では、花山院(本郷奏多)の牛車に矢を放った一件で、一条天皇(塩野瑛久)が伊周(三浦翔平)と隆家(竜星涼)に厳しい処分を命じた。さらに、定子(高畑充希)は兄弟の不祥事により、内裏を出ることを命じられる。絶望のふちに立った定子は…感想伊周の恋人、光子さま。花山天皇の寵愛を一身に集めていた弘徽殿の女御忯
きれいな週タイトルですね(´▽`*)あらすじ朱(浩歌)は三国(安井順平)を殺していないと日本語で主張する周明(松下洸平)に驚くまひろ(吉高由里子)と為時(岸谷五朗)。周明が連れてきた下人が、光雅(玉置孝匡)に朱が殺したと言えと脅されていたと証言する。ほどなくして解放された朱は、為時だけに越前に来た本当の狙いを語り出す。一方で周明も、まひろに自分の過去を語り出す。ある日、宣孝(佐々木蔵之介)がまひろと為時に会いに越前にやってきて…感想朱さまの殺人容疑は濡れ衣でした。で
今週の『光る君へ』は、越前編スタートということで、まひろパートが多め。そのせいもあったのでしょうけれど、清少納言の登場シーンが少なめでございました。なんせ、前回『枕草子』の誕生秘話だったので、今回も何かやるかな…?と期待が高まっていたのですが…その要素は一切なし。そりゃそうだとは分かっているけど、欲したばかりに、なんか「『枕草子』栄養分」が足りてない感じになっています(笑)そこで、今日は『枕草子』の章段の1つを紹介してみようかなと。欲求の自給自足…ってことか…(
2021年10月22日(金)〈Eテレ〉📺️おじゃる丸▽24ー42:なごん〜【初回2021年10月22日(金)】▽脚本:神山修一▽絵コンテ:大地丙太郎▽演出:牛草健▽作画監督・原画:松丸祥弥▽動画:安室侑哉・瀬川巴瑠加・いつまでたっても宿題(しゅくだい)をやらないおじゃる丸に、家庭教師(かていきょうし)の赤紫式部(あかむらさきしきぶ)はもうお手上げ。そこにヘイアンチョウ最強(さいきょう)で、鬼(おに)のようにきびしい家庭教師・お清少納言(せいしょうなごん)があらわれた!おじゃる
NHKのドラマ10「燕は戻ってこない」から目が離せない。って先の記事で書きましたが今期、私はNHKしか見てないんじゃないかと思うほど、かの局のドラマたちに夢中です。いやもう、ほんまこれよ。こんなに「次」の回が楽しみなテレビドラマがいくつも重なることって、めったにない。「来週も体調整えて絶対リアタイするぞー!」と思う気持ちは確実に自分の活力になるから、良いドラマは人生の大事なエッセンスです。特に、「光る君へ」の21話は・・・凄かった。見た直後も感動しきりだったけど
大河ドラマ「光る君へ」21回「旅立ち」の感想の続きです。このたびの実資、道長の活躍について。一条天皇は実資を高く評価した。(たしかに実資、よく働いたと思う。)道長もよく評価された。道長を正二位左大臣に昇進させた。========土御門邸。女院、道長、倫子の三人の会話。定子の出家後、次の后(きさき)探しについて。道長は女院に、「右大臣、顕光(あきみつ)殿の姫、元子様がおられますが。」と言う。女院も納得。女院
謎の宋人・周明の正体先ほど見ました、「光る君へ」の第23回「雪の舞うころ」。時代は997年頃のお話です。今回も歴史用語(国司のランクである「介(すけ)」「掾(じょう)」など)がけっこう出てきました。第22回の用語集が番組公式サイトに出ていますので紹介します。用語集大河ドラマ「光る君へ」第23回より-大河ドラマ「光る君へ」-NHKこういう用語集などの解説をドラマと合わせて見ると、当時の時代の歴史勉強の効率が上がるのでおススメです。余談ですが、大河ドラマは、特に「光る
レンカノ名古屋の鈴木志保です🍀初めましての方は初めまして!たくさんあるブログの中から私のブログへご訪問ありがとうございます。初めまして以外の方はまたのご訪問ありがとうございます!おはようございます。こんにちは。こんばんは。先日、デート回数最多の彼氏さんと1泊旅行へ行ってきました。前回連れて行って頂いた旅行は蒲郡でした。今回はもう少し遠出をして、三重県の榊原温泉へ行ってきました♨️しかも今回は、、、な、なんと私の推しキャストさんと3人デートでの旅行って事でウキウキワクワ
道長の政治の始まりと清少納言の枕草子の執筆始まりを描いた大河ドラマ「光る君へ」-NHK』の第21回「望みの先に」について一番利を得た道長のその周りが動いて大きな事件となった長徳の変と、その被害者の定子を慰めるべく始まった清少納言の『枕草子』という描かれ方の第21回第21回も、996(長徳2)年の話になります。(NHK大河ドラマ『光る君へ』清少納言、まひろのすすめで『枕草子』を書く(C)NHK)伊周・隆家の弓矢から始まった一件は、そこに一条天皇の生母の詮子の呪詛なども加わって大きく
今年(2024年)のNHK大河ドラマ、『光る君へ』は、今から約1,000年前の平安時代が舞台であり、『源氏物語』という、日本文学史上に残る大傑作を書き上げた、紫式部の生涯を描いている作品である。現在、『光る君へ』は、第4話まで放送が終わっているが、これが毎回メチャクチャ面白く、私も「どハマリ」している。私としては、早くも『光る君へ』は、「歴史に残る傑作」になりそうな予感がしている。『光る君へ』は、どのような作品なのかといえば、後に紫式部と称される、「まひろ」という女
清少納言の夕食Part①『清少納言の夕食やっぱり色々遭遇する運命。』夕食会場は部屋ではなく大広間。多分昔は宴会場だったと思う😊飲み物はノンアルコールのカシスオレンジ🍊中々出てこないなぁ〜と思ってたら倉庫まで取りに行ってたん…ameblo.jp私はどこかに宿泊すると面白い事、楽しい事に遭遇する確率が高いです‼️まぁ、これは仕事柄普通は気づかなくていい事に気づいてしまったりして私が勝手に楽しんでいるだけなのですが今回は気づいて良かったと思った事がありました揚げ物ですがメニュー
※史実ネタバレあり平安時代が好きなのでツッコミつつも楽しく見ています。この時代は最高権力者でありながら祭り上げられた不自由な存在・歴代の帝を中心に史実がとても面白いです。なので個人的にはどうしても、史実アレンジパーツに惹きつけられます。源氏物語は田辺聖子さんのものを学生時代から何度か読みました。あさきゆめみしは未読ですが、あの大長編を漫画で描いてブームになったのも偉業ですね。私はどちらかというと「平家物語」の方に惹かれましたが、あちらは戦記物なので全くジャンルが違いますね😅源氏の女性達への
着物好きの間では、今年の大河ドラマ「光る君へ」は好評のようですね。かく言う私も、下手な月9よりよっぽど月9な大河、娘が録画しているので一緒に見てます。(多少の抜けがありますけれども)大河、多くの方々と同じく、毎年は見ていません。一昨年(2022/R4)の「鎌倉殿の十三人」は、しっかり見ました。その前は「麒麟がくる」(2020/R2)。たいてい俳優で決まりますよね。次が題材。誰を取り上げるかって、やっぱり大事。祖父が歴史ものや紀行ものの番組が好きだったので、子供の頃には毎週
今回、周明の生い立ちとか、通訳殺しの真犯人とか(ある意味不可抗力)、定子様出産とか、一条天皇の定子様への愛情大爆発とか、東宮様とか、色々ありましたが最後の信孝様の『ワシの妻になれ』で全て持っていかれました。しかも、あのBGMw周明とまひろが、親しげに海岸を歩いているのを目撃した宣孝さま、明らかに嫉妬してたし、ウニを二人で食べているときも、どうみても夫婦漫才だし。(いや、まひろが宣孝さまにたいして、警戒心が無さすぎるのか。しかし、プレゼントのコスメより書物の方に食い付きがよい女・まひ
あらすじ一命をとりとめたまひろ(吉高由里子)。乙丸(矢部太郎)から道長(柄本佑)が夜通し看病してくれたことを知らされる。道長は民を救うべく疫病患者を収容する小屋を建てようとしていた。その頃、道隆(井浦新)は体調を崩し衰弱し始める。定子(高畑充希)は兄・伊周(三浦翔平)が関白に準ずる職につけるよう一条天皇(塩野瑛久)に働きかける。対する詮子(吉田羊)は…。そんな中、意外な人物がまひろを訪ねてくる。感想たねの両親をはじめ多くの人の命を奪ったこの流行り病は疱瘡(天然痘)でしょ
大河ドラマ「光る君へ」23回「雪の舞うころ」の感想の続きです。倫子の提案で、道長は一条天皇と女御たち(まずは元子)を結びつけるための会を設定しました。元子の父・藤原顕光(あきみつ)は道長に礼を言う。そして、その会は土御門邸で開催された。一条天皇の笛と元子の琴の演奏。女院・詮子も参加して催された。会のあと、女院と道長は世間話をし、道長の女性関係の話にも及んだ。道長は倫子でも明子でもない下々の女(まひろ)に捨てられ
【長野】大河ドラマ「光る君へ」第6回『二人の才女』では清少納言も登場し面白くなってきましたが『小野神社』は清少納言の「枕草子」に詠まれたと伝わる憑(たのめ)の里に鎮座する神社。信濃国二之宮小野神社・矢彦神社は同じ社叢の中にあり北に小野神社・南に矢彦神社が鎮座し7年に一度卯年と酉年に御柱祭が盛大に行われています。【小野神社御朱印】こちらの御朱印は資料館でいただきました
気になっていたNHK杯チケット情報も、思いの外早くわかったし、あとはエントリーしてチケット入手するまでだ〜と、ひとまず一区切り。全日本やブロック会など、国内競技会は、現地観戦は今年はしない予定だから、視聴情報を把握するのみ。しかし〜ジャパンオープンはアナウンスなし?開催はどうなんだろか…と毎年謎呼ぶジャパンオープン、カーニバルオンアイスとなると、ワタシ的にお次はドリームオンアイスに関心は移るかなあ〜。ドリームオンアイスは会場入りするので、会場内サービス情報をチェック会場内サー
越前下向の為時は国府に直行しないで、敦賀に来着していた宋人を訪ねた。宋人たちが何のために来たのか、左大臣道長から直々に指示された最優先案件だ。宋人たちを収容していた松原客館は実際にあったらしい。番組に続く『光る君へ紀行』で「松原客館は気比神宮に検校(管理)させよ」(延喜式)と紹介されていた。氣比神宮は『日本書紀』にも記されていて、仲哀天皇、神功皇后、応神天皇ゆかりの由緒ある神社だ。『日本紀』と言えば紫式部、思いを馳せなかったのだろうか。(氣比神宮)映し出された越前の海は光り輝い
吉田山荘での百人一首の会に行ってきました。今回は清少納言の歌一首を解説、そして紫式部から見た清少納言像なども説明頂きました。夜をこめて鳥のそら音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじこの首は、藤原行成との会話のような一連の歌からの抜粋だそう。函谷関の中国故事を引き合いに出し、粋な言葉遊びをした、中宮定子のサロンの活気が感じられます。紫式部が彰子に使えるのは、定子が亡くなってから。8年以上が過ぎてなお、枕草子は評判高く、語り継がれていたのです。「光る君へ」でも、中宮定
大河ドラマ『光る君へ』は、関白道隆の薨去により、新たなステージへと進み始めました。道隆の没後すぐに「中関白家」が消滅するわけではないし、清少納言の出仕が終わるわけでもないのですが、道隆存命期の『枕草子』の映像化は、これで消え去ってしまったことになりますね…。まぁ、『光る君へ』は「清少納言大河」ではなく「紫式部大河」なので、『枕草子』は「いくつか見れたら喜ばしい」くらいに思っていましたけど、なんだかもったいないなぁ…という気持ちでいっぱい。じゃあ、大河でやらないんなら、うちのブロ
大河ドラマ光る君へは、まだ二回と始まったばかりで、まひろも紫式部とは呼ばれていません。しかし、相関図で発表された清少納言は、ファーストサマーウイカさんが演じられるそうです。よく、清少納言について、紫式部はあまり良い印象を持っていなかったようだといわれています。さて、もう一人の女流歌人で、和泉式部がいますが、こちらはまだ誰が演じるのか、発表されていません。調べて見ると、清少納言は紫式部より5~10歳年上で、宮中に出ていたのも、紫式部より早かったので、実際は接点はなかったのではないかとの説も
5月26日放送の大河ドラマ『光る君へ』では、清少納言が枕草子を書きましたね。今回も勝手にファン絵、描いてます。Xでの光る君絵21回←X(Twitter)では先に公開してます。清少納言の枕草子は、古典の授業でも触れたし、「春はあけぼの〜」の語呂の良さで覚えていた。それに加え個人的に、そんな昔から女流作家が存在する嬉しさも相まって、紫式部も清少納言も(なんなら小野小町も)好きだったこともあり、頭の片隅にあった作品だけど、清少納言がどんな気持ちであの