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新年初のお稽古に伺いました寄付蓬莱山の絵待合エビの絵おめでたいですー軸「春入千林処々鶯」宗完宗匠筆中廻しが駒繋ぎで千家のお好みお軸の言葉が本来は春入千林処々花はるはせんりんにいるしょしょのはな秋沈万水家々月あきはばんすいにしずむいえいえのつきなのですが表千家の不審菴で初釜に掛けられるものは花→鶯に変えてありますだから中廻しが駒繋ぎなのでしょう一文字が竹屋町裂で利休梅梅に鶯香りと声も想像されます素敵な表装で
1月7日火曜日まだ仕事が始まらない私その上、風邪をひきしゃがれ声のんびりと松の内の最終日をすごしました1月7日は一年のなかで最初の節供人日(じんじつ)です中国の年中行事では1月1日から順に動物を当てはめその動物を大事にし7日目に「人」を当てはめ人を大事にする日としたそうですだから「人日(ひとのひ)」それが日本の「若菜摘み」の行事と合わさってこの日に「七草粥」を食べ一年の無病息災を祈るようになったようです6日は雨
生徒さんよりお稽古初釜の御礼状が届きました初めてのお茶事でしたしお稽古なので御礼状を出すという体験もしていただきましたなかなかお手紙を書く機会もないようですましてやお茶のお礼なんてどうすればよいのか!と戸惑われたと思いますが今どきはネットで検索すればたくさん例文が見つかりますから・・・と手抜きアドバイスどなたもあの時間から学びさらにお稽古をがんばりたいというお言葉をくださいました(大変だしめんどくさいから嫌だなーと思われたら
1月3日実家の父の誕生日でした92歳になりましたおめでとう!孫たちに囲まれて記念撮影です上は24歳、一番下はもうすぐ1歳ひ孫はいませんが一番下の孫はひ孫のようなものですね(笑)赤ちゃんは可愛いです「赤ちゃんの姪っ子がいる」と生徒に話すと「先生、意外と若いんですね!」と言われますいやいや本当はその姪っ子のあばあちゃんと言えるくらいです弟の奥さん(義理の妹)が若いから小さな甥っ子姪っ子がいて嬉しいです小学校6年生の甥っ子が「はい、これ、お
新年のお教室にむけて準備をします拝見の時茶杓の作は表千家代々のお家元としています新暦1月は初代「利休作」となります(本物が欲しいです)こうすることで表千家のお家元の名前を覚えていただくことにしています茶杓の銘は、ご自身で考えてもらっていますしかしなかなか難しいようですので今年から「季節の言葉」の幾つかを書き出して待合に置いておこうと思います季節の言葉1月大福(おおぶく)獅子舞(ししまい)丹頂(たんちょう)若水(わかみず)長生
午後から今年最後のお教室でしたお教室の最中いつもより人数が多く炭を使っているので換気のために窓を開けて明かり取りのために障子もあけていましたらどんどん寒くなってきてお客様に座っている生徒さんが上着を取りに行かれますサッシも閉めて障子もしめたら少しは暖かくなりましたが今度は暗くなりました(冬至なので昼間が一番短い日だった!)いつもはつけない室内灯をつけました茶室は暗いものなので明かりなくやりたいのですがだんだん目も見えにくくなり現代ですので
12月7日大好きな小田原「松永記念館」にて「益田鈍翁・野崎幻庵翁追善茶会」が行われました時代も変化してこの茶会の案内がweb上で行われるようになり(私と同じくらいの世代の方が主催者側に参加されたから)より広い範囲の方にアプローチできたようで遠く(九州?)地方からの参加もあったようですその恩恵に預かり私も参加できるようになったということでありがたいことでした今回は数寄茶人が大好きだという私の師匠ともご一緒することができました「12月の茶道雑
九月の最初のお稽古にうかがいました「九月は竹台子」なぜ?定本「茶の湯表千家」で調べたことをつづります表千家七代如心斎がキーワード表千家の中興の祖である如心斎の命日は1751年8月13日(旧暦)そこで現在は九月十三日「天然忌」が営まれる(如心斎天然宗左の名前から命日をこのように呼ぶ)村田珠光のお好みが「竹台子」上下の棚板は桐生地、四本の竹の柱がついている全て節の位置が違っているこのほうが見た目にくだけていて、リズムがあって、面白いと感じる
気なっていたYouTube「木村さ~ん」の「道」シリーズその道はこのたび「茶道」なのですたっけんさんがご紹介くださっていましたのでリブログさせていただきます茶道会館の先生でいらっしゃる北見宗雅先生の説明にいちいち頷く私キムタクが茶道の「道」の部分に的確に反応されていく姿もとても興味深かったですぜひ御覧くださいそして本屋さんで気になって手に取った本モデルの「はな」さんのお茶のお稽古に関する本芸能人はいいなーと思ってしまったのが「樂
今週末初めて生徒さんを迎えての教室です動線を考えたりお掃除したり本当に独立したお茶室があるわけではなく炉を切ってある和室がお稽古場になるので家族に了解を得ました洗面所やお手洗いは家族と共有です玄関に腰掛けがありますのでここで準備していただき蹲を使って茶室(和室)に入っていただこうと考えています玄関に季節の色紙を飾り寄付の掛け物のような感じにしたいなーと思っていますそしてお点前をしていただく準備の水屋を整えました我が家は置水屋です数年
大晦日まだ旅の途中ですのでホテルにて和菓子のお供えを飾りまして新年を迎えようとおもいます干支送りの上生菓子でお茶を点てました辰年年女である母の認知症発覚しっかりした母が変わっていく姿にショックをうけながらも変わっていくことを受け入れることができた一年でした来る巳年夫が年男還暦を迎えます健康に暮らせますようにと祈りますこの可愛いけれどおふざけの感じが旅に似合う!と今回出逢った茶盌で一服漆喰を塗ったような見込み
昨日主人が病院へ検査結果を聞きに行きました例年十分ほどで終わるため今年もそうであろうと送っていきそのまま車で終わるのを待っていましたしかしなかなか戻ってきませんそして電話がきました「12日か19日入院するならどっちが都合良い?」となんと検査入院となったそうです結果医師の都合で12日入院となりました十年前の大病の経過観察で年に一回受診していたのですが努力もし順調だった分ショックが大きいようでしたそして私は入院2週間前から県外への移動を禁止付添人も同様と
同じ社中のSさんと一緒10:00~15:00の予定で「9:30集合」と提案してくださり結果大正解でしたすぐ近くの駐車場に停められたので受付近くの門からはいりますあれ?あまり人がいらっしゃらない?受付したら10:10の濃茶席に入れるようです席入り時間までお庭で過ごしました外腰掛には誰もいらっしゃいませんちゃんと円座と煙草盆が置かれています拝見紅葉が美しいです広いお庭大勢のお客様がいらっしゃっているでしょうに
無庵さんから茶事の招待状を頂きお返事を書きました到着から三日後に投函コロナワクチン二回目の副反応を理由にちょっと遅くなりました便りの返事は内容も大事ですが早いことも大事だと思っていますのに奉書巻紙巻いてある外側に文字を書きますこっちがつるつるしています調べるとどちらもザラザラしている場合もあるそうですが巻いてある外側と覚えておきますうさぎの香合を文鎮代わりに・・・筆ペンで失礼いたします拝啓できたお手紙へのお返事なので「拝
仙台は和菓子の宝庫ですね❤ちょうどクリスマスだったのでその意匠の上生菓子を幾つも見ました玉澤総本舗さんにて新年用の松の和三盆とクリスマスの「トナカイ上用」を購入しました上用饅頭練り切りで表現されることが多いので・・・真っ赤なお鼻のトナカイさんここで野点をしようと道具を運びましたすると・・・ガスボンベがないしかたなくこのまま「トナカイ」だけパクっと金華山をのぞむ公園にて
先日の「カレーとお茶の新春放談茶会」の御礼状が届きました昔お世話になっていた先生が「お茶会やお茶事を催したご褒美が御礼状なのよね」ということを仰っていたことを共感を持っておもいだしますお茶会やお茶事などお客様をお呼びして茶席を持つことは楽しいですがやはり大変なことも多いです先日の茶席でも茶事をすることができましたしかし準備しながらなんでやるって決めちゃったのだろうと後悔もするんですよと話しますとお客様はやった人だから言えるセリフ
12月24日クリスマスイブ仙台にいますホテルから歩いてお店へいきます着物で出かけます防寒対策は・・・極暖下着極暖タイツブーツアームカバーに極暖ミトン襟周りのストールと耳当ていざ出発まちなかにはクリスマスツリー17:30予約「ワインハウス・ブーション」開店と同時なので一番乗りクリスマスソングのピアノの生演奏が迎えてくださいますお客様他にいないので写真撮影この日はクリスマスディナーコースのみで
今頃、いまさら筒茶碗!?と思われたかもしれません表千家にもどって初めての冬が終わろうとしています筒茶碗でのお稽古は拝見しただけで自分はやらずじましでしたしかし家での自主練習の覚書をと思いますそして間違いを堂々と載せていました!この茶巾に入れ方は反対ですご指摘いただいて感謝しております茶巾は茶巾絞りする形で絞った茶巾の上の部分が左側にくるように茶碗の底に置きます茶巾は蓋上に横に倒しておく絞った茶巾の上が左なのは茶碗に入れるときと一緒
コロナ抗原検査陰性ほぼ一週間ぶりに戸外に出てみました借家には駐車場部分のほかにも庭がついています草ぼうぼう大家さんは超御高齢の90歳代男性この頃は食事は向かいの子どもさんのところで済ませるようですそれ以外はひとりで生活していらっしゃるみたい以前はお元気で草刈りの手配などもしてくださっていて感謝でしたしかし今はご自身の生活も大変なので我が家の草の庭は手つかずです除草剤も使わないようにと言われていて元気になったら草刈りをするしかないです
昨日のリモ-ト稽古の道具についてです江岑棚について調べました茶道辞典によると江岑棚こうしんだな①→三木町棚みきまちだな②原叟好み。三木町棚と同形で桐木地。とあるので三木町棚の説明に飛びました三木町棚棚物の一種。江岑好み。江岑棚ともいう。江岑宗左が和歌山城下の三木町に滞在しており、内弟子の一人が普請場の杉・檜・樅の三種の材を組み合わせてつくったという。天板・地板は杉、樅材の引出しが天板下にあり、竹の引手が付き、四本柱は檜材。引出しには薄茶器や茶入
1月の師匠稽古は及台子で皆具我が家でもそろそろ皆具のお稽古をしようと思います(自主稽古です)「皆具」とは水指・杓立・建水・蓋置の4つの道具の柄がお揃いのものをいいます我が家にはいただきものの渦巻き模様の付いた「唐銅皆具」があります渦巻き模様は「塁座」といいます唐銅皆具は表千家では格の高い台子のお手前でしか用いないそうなので我が家で使う場面はありません(裏千家の茶友にお譲りしました)実は「阿蘭陀写」の水指が欲しかったとき水指単独では期限
茶友と森町の「無庵」さんへ行こうという話になりどうせなら茶事をお願いする?という話になりました私が申し込みをし茶友がお正客様私はお詰めをという役割分担もできましたまだまだ暑いときにお願いしましたのに気がつけばもう9月が終わろうとしていますワクチン接種2回目の日義父が郵便受けから手紙を持ってきてくれました「すごい達筆の手紙が恵さん宛に来てるぞ!」という言葉とともに無庵さんからのお茶事の招待状でした「お茶会の招待状だから、毛筆なんだよー」と答
名古屋の表千家の宗匠のお宅で行われた初釜に伺いました嬉しくてこの笑顔着物は色無地一つ紋袋帯は金地に鳳凰と丸紋が織りだされたもの金糸銀糸はお正月に柄出し失敗12:00からのお席豊橋で一緒にお稽古させていただいている皆様と一緒に参加です名古屋の都会の中にこのような佇まのお宅があるとは!!初めて伺ったので感動です水が撒かれ手がかりが開いています正月のお飾りに特別な日を感じます着物をお召になった方々が入っていかれますお迎えくださる
茶道での初釜の席に登場する主菓子に「花びら餅」と呼ばれるものがあります聞くところによると裏千家さんの初釜で供されるそうですがその珍しさ・おいしさから正月になるとあちらこちらのお菓子屋さんに並ぶようになっています浅葱庵の初釜は旧暦の正月に行う予定です新暦1月のお稽古の主菓子花びら餅にしてみました縁高にいれて下側から順に取っていきますこれが花びら餅です実は帰省の折飯田のお菓子屋さんで花びら餅を見つけましたびっくりです!
御縁をいただきまして生風大会へうかがいました今回は浜松でお世話になっているお茶友のお姉様をエスコートご一緒させていただきました雨の心配もあり長い傘をもって新幹線にのりました八事の駅を出ますと雨は落ちていませんありがたいことです到着しました薄茶席大寄せらしく大勢のお客様が入られていますお正客様が「雨が降ったことで庭の翠が一層映えてようございました」という内容のことを仰っていましたなるほど~雨のおかげでというお話の仕方がすてきだなー
お茶事では基本3回の盃事がありますそのなかで時間がかかってさらに参加者が飲めないと楽しくなく一つの盃でお酒の回し飲みということでコロナ禍では中止されていた盃事それが千鳥の盃(ちどりのさかずき)と言われるものです亭主とお客が交互に酒を注ぎあって関係を深め、和やかになるというような目的があるようです回し飲みも復活したのでぜひお酒好きな方と一緒に「千鳥の盃」をやってみるというお稽古茶事を企画しましたお酒が好きな方が4名お集まりいただけることとなり昨
あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いいたします大晦日にいただいた和菓子実は北海道のスーパーで購入したものでしたおめでたい鯛や海老などをかたどった和菓子がたくさん鯛や海老などを神棚に上げてそのお下がりとしておせち料理を31日にいただく風習が残っているそうです実家の飯田でもそうでした大晦日からおせち料理を食べて「お年取り」という行事をしていました同じかと思いますそのおせち料理のかわりに口取り菓子が
自身のお稽古の後19:00開始の研究会のために再び師匠宅へ伺いましたあら!駐車場がいっぱいです。もう皆さんおいでですねこの日は1・軸飾り2・花寄せ3・風炉小四方棚炭点前4・数茶と盛りだくさんですまず「軸飾り」について書いておこうと思ますこの「軸飾り」は表千家の相伝もの(習うことを許していただいて学ぶ内容)のうち『飾物五箇条(かざりものごかじょう)』の一つになります偶然にも先日の無庵さんで話に出ました内容と被ります!
先生に炉開きに使う茶器の相談をしていましたーどのように考えたら良いのでしょうか?とおききすると「井伊宗観の十二月棗を参考に使うと良いですよ」とのアドバイスをいただきました?????すぐに調べました井伊宗観=井伊直弼のことでした歴史でも習い彦根の藩主となって大老にまでなった方我が家に近くに、井伊家の墓所がありますこの直弼の好んだ、十二月にちなんだ棗があるそうです調べました豪華で高い1月柳竹に鶯黒真塗大棗2月菫に雲雀溜塗中棗3月桜
利休忌のお茶とうを一緒になさってくださった生徒さん初めての表千家のお濃茶のお稽古でしたまず帛紗が違っていたようです古帛紗ではなく出帛紗(だしふくさ)という使い帛紗と同じ大きさのものを使いますなんと彼女はご自身で縫われていらっしゃいました許可を得て写真とらせていただきましたいちご手錦でしょうか?いちご=苺わたしの出袱紗も「いちご手紹巴」といいますがこちらの裂地のほうが名物裂のようです素敵です完璧な