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元町の裏通りを歩いていたら、『紫木蓮』の花が咲いていました。いつもの年より、2週間は早いです。白木蓮と違って外側の紫色と内側の乳白色の微妙な色の移ろいは、春のぼんやりとした空気感を漂わせているように見えました。戒名は真砂女でよろし紫木蓮明治、大正、昭和、平成と、恋に生きた「鈴木真砂女(まさじょ)」の句です。紫木蓮真砂女は1906年(明治39年)、千葉県鴨川市の老舗旅館「吉田屋」の三女として生まれました。自由奔放に育ったと言います。22歳の時、日本橋の
12月17日10日前の12月7日、癌で頭蓋骨が割れた母が姉の結婚式にやってきた。頭蓋骨を埋めもどす(プラスチックのインプラント)で補充?することなく。足も癌で切断し、腕も一部切り取り体を車椅子を押す父が少し支えながら。「おかあさーん!!!!!!」ホテルで髪の毛をセットし、振袖に着付けてもらう前に母はやってきた。林檎は車椅子でやってきた母に駆け寄る。「り、林檎ちゃん」いやー、人間、頭の骨がないので衝撃は直接脳に行くだろう。なので、本当に抱きしめたいが抱きしめられない。「来たよ〜
5人目はEさん。今の旦那。はっきり言って、この人とは付き合わない、将来はないと思っていた人。母が他界する前で、土日のどちらかお休みの日に会おうとしていたが、お見舞いで延期にしてもらって平日になった。178センチ。170〜175センチがよい林檎にとっては、興味もさほどない。155センチしか、林檎はないから、タイプではない。出張があり18時半の待ち合わせではあったが、17時半についてしまった。連日、母のお見舞いもあり、1時間も一人で時間を潰すのはめんどう。もう、いっそのこと、キャンセル
"お姉ちゃん!!!彼氏できた!!!"母は癌で終末医療(ホスピス)で緩和治療中メールや電話ができる状態ではなかった。母の癌はバクテリアのような癌で、足を完全に切断、肺も切り、腕も・・・とても恐ろしい。(別ブログにて)-----小学校・職員室にて(保健室勤務「ちょっと、聞いてください。彼氏できたんですよー!」校長「おー、、、ほんまか!」教頭「騙されてないよな?ほんまに彼氏か?」教務「え?それは、林檎先生が騙したん?林檎先生が騙されたん?」彼氏なんておらんわ〜。いらんわ〜。っと言う
彼氏欲しい、結婚したい。(そう思い立ったのは違うブログで✨「ちょーさ、どうやったら、彼氏できるかね?結婚できるかね?」相談相手は姉。「職場は?」「おらん。ってか、教師なんて残業代もつかない薄給でハードな旦那いらんわ」「公務員やん」「自分以上の尊敬できる男欲しい!」そんな妹の待った無しの本音に姉はため息。「まぁ、、、あんた、美人やし。黙ってたらできそうやけど。そのさ、英会話行ってるんやっけ?そこはおらんかったん?」姉は本当に興味がなさそう。「おらん!」即答する林檎に姉はス
ペアーズで彼氏を作った林檎。高身長、高収入、優しさの塊が実体化した彼。顔はまぁ、イケメンではないが〜人相は悪くない。いい人と言うプラカードが歩いている感じ。林檎は何をしても、標準ということはないので、今回の恋人も何か変わった人だとは思っていた。・・・人間は皆、かわってるんだけどね。今日は交際半年、初めての三宮デートだった。「異人館デートとか神戸市民の憧れ、鉄板デートだよ」神戸にも幼少期に住んだことのある林檎はそう言いながら、雰囲気の良いカフェでごはんタイム。「よく、知ってたね」
実家を出て大学生活を人生を謳歌する私は極度なマザコンで、毎日母とスカイプ。現在、3回生の2月。「林檎ちゃん、オーストラリア留学準備は順調?」母は心配症「そりゃ、びっくりするくらい順調。いやー、次はどんなイケメン男性と短期淡い恋物語を築けるでしょうか」1年半前の夏休みはカナダに1月行っており、イタリア人🇮🇹と・・・(略)「勉強しにいけっ。大学で行ったのは勉強ちゃうんかい」低くて太い半笑いの横槍に母はパソコンを傾け、父を移す。「ハロー。パパ。失敬な、勉強してるよー!インターナショナル
明細胞肉腫という希少癌で、足の切断、腕・肺・頭蓋骨まで癌が砕き1/3の骨がない。けれども、頭蓋骨が割れてICUから10日で、姉の結婚式に参加してホスピスに入院。そんな母の壮絶な3年間の最後亡くなる3日前。土日を活用して林檎と姉、姉旦那はまたまた病院に来ていた。「桜がだいぶ、散ったわ。次は新緑ね。桜が満開になった後は葉桜だけど、それを通り過ぎるとまた綺麗になるから日本って素晴らしいと思うわ」けれども返事はない。口をみると歯茎は腐り半分が垂れて落ちくぼみ歯も1,2本なかった。姉は泣き
1人目はAさん。イケメン、医者、気遣いもできて完璧カンボジアなど未発達の土地の海外旅行が好きで、お互いの英会話の前にランチ。会話上手すぎ、スペック高すぎ、自分を知ろうと林檎は1回でラインを交換するがフィードアウト。2人目はBさん。いやいや、デブすぎー!!!!ぽちゃじゃないじゃん。肥満、良い人。海外旅行も好きだが、よく食べる、よく飲むで飲むけど食べない林檎はフィードアウト。3人目はCさん。3回会ったのだが・・・。身長も170〜175。顔も普通、仕事は不明だが持ち物が悪くないのでそ
恋愛に興味がなかった林檎は、母の余命宣告を受け、ペアーズなどマッチングアプリ。街コン、合コン、相席屋に行きまくった。ペアーズで見つけた彼は、私の人生に飛び込んでくるのだから、変わってるとは思っていたが・・・・。数億の家に住む名家の坊ちゃん・・・疑惑。さて、釣書もただ、実家に遊びに行くだけなのに出してやったぞ?さぁー、実家に突撃だ!「お迎えありがとう」「いやいや、ありがとう」「これ、おみやげ」2千円くらいのお菓子の詰め合わせ。(千円だったかな???覚えてないな)最寄駅に着くと、
明細胞肉腫が確定した母。左足の小指の第二関節という先端なのに・・・歩けないことを引き換えに、足首まで足を残すか。歩く希望を胸に膝下まで残すか。精検で腫瘍に開けた?注射器レベルの傷、穴からは約1週間経っても血は止まらない。普通の細胞なら止まるのに。「お母さん、歩くことを選ぶわ。足、膝まで切るね」そんな母に私は母を黙ってみる。「まぁ、最近の義足は高性能と言うし。パラリンピックの選手とか私らよりうんとこさ、歩くのも走るのも早いもんな」義足の家屋歩行率は70パーセント(私が見た論文には、
〜左足の小指の先端に出来た明細胞肉腫〜18〜20時くらい。面会日ギリギリより少し早く私と姉は帰宅し、父と母を2人きりにしてあげた。交際期間8年、夫婦期間も20年は超えており2人は今もラブラブ。----24時前ぷるるるるるる。電話の着信は病院にいるはずの母。「起きてる??」電話に出ると、母は涙ぐんだ声で訪ねた。「起きてんで〜。そりゃ、大学生は深夜帯まで元気っすよ」明るく言いながら、病院までの終電を調べるが既に終わっている。母は気の回る人ではないので、わざと、終電後に電話をした
いまの旦那との交際前・2回目の会う日ラインのメッセージに、林檎の頭の中はピニック大戦争が起こった。それは"お洒落してこないでくださいね"はぁ????んんんん????こいつ、なんや。普通、男と映画やご飯に出かけるなら女は多少なりとも着飾るだろう。いつもすっぴん、ジーパンの姉でさえ口紅の一つくらい塗る。"ワンピースで行く予定でしたが、ジーパンとかの方がいいですか(^ω^)?""ワンピース好きです。似合うと思います"即答するの旦那。わけわからん。ドレスかなんかで行くと思ってる
息子ぷー太郎は中学不登校、高校不登校、高校中退高認から大学生になりました。無事に大学卒業できるのかしら🙄Timelessのアリーナツアーが発表されたね〜もちろんおばちゃんTimeleszのオーディション番組ハマって見てましたメンバーが決まった最終日には番組が終わってすぐにファンクラブにも入ってしもうた(どんだけミーハー笑)おばちゃんの推しは橋本くん色白細身のシャイボーイです。(誰も聞いてない😅)最後まで残るかめちゃめちゃ気になったのは篠塚くん
明細胞肉腫には抗がん剤、放射線治療は効かない人が多い。人や出来た場所によるが生存率は低い。足を切断し、腕を切り、臓器を切り、この3年後には顔まで崩れる事態になるなんて私は想像もしてなかった。「林檎ちゃん、足にタコができて、最近、靴履くと痛いねんな〜」大学進学で実家を出ていた私は本当に寂しがりやでマザコン毎日のようにスカイプで専業主婦の母とテレビ電話をどこかのタイミングでする。そんな母の言葉にさほど興味も持たずにチラッとスカイプで母を見る。今日もスカイプをしており、取るに足らない会話を
10日は実姉と姉旦那さんの交際記念日11日は壮絶な詩を遂げた母の命日12日は母の父(祖父の命日)父、私、私の主人の3人でささやかなもの。早く死ねたら良いのに。明細胞肉腫(希少癌)は凄まじいガン。特効薬もなく、抗がん剤もない。体が朽ち果てるのを待つだけの癌。癌というよりバクテリア。「早くしてるの事が幸せね」そんな言葉も命日前には何度、呟いたことか。生きてるだけで丸儲けとはよくいう。美とは時代背景によって移り変わる。日本人なら馴染みのある平安時代。顔がだだっ広く、目が細く
明細胞肉腫という希少癌で、足を切断。腕、肺などを切除し、頭蓋骨まで1/3破壊され無くした母。ホスピスから、お家に外出していた母に数時間の外出の終わりを告げる。「ここにいたいよ」泣きながら、訴える。「今回の事でお家に帰れることが分かったじゃん。そりゃ、お母さん、いきなり退院は難しいよ」「ここにもう少しでいいから、いさせてください」「うん。明日、たくさん、滞在しましょう。お薬もないの」そんな母に父は口を開く。「薬を貰いに行ったら、居れるんかなぁ」「・・・うーん。看護師さんたちに心配
メンタルは母に似て強くないが、愛情に包まれて育ったので自己肯定感もあり、自信もある。「あー、、、、、吐きたい!!!!!!」主人と私の2人暮らし。昨年の11月から隠れて吐いていた私の限界がきた。コロナで主人が週に1〜2回在宅勤務になった。いつも、主人の帰宅前に食べて吐いてた私からしたら大迷惑。コロナのクソ野郎。どないしたろか?「どしたん?」唐突な妻の発言に主人は、ギョッとする。「最近さー、死ぬほど、"たまにやで?"食べて吐いてん」「えー!えっ・・・・体に悪そう」「悪いよ」し
前回のブログの続き---------12月9人間、体が動かなくなり、目が見えなくなっても耳だけは最後まで残るんやって。昔、子供の頃に母からそうなにかの本かテレビを見ながらそう聞いたのを思い出した。心拍数も安定し、月曜にでも人工呼吸器が取れるとの事。「さっさと、チューブとって自分で息せなな」「そうそう。人工呼吸器より、空気の方が美味しいで」私と姉は眠る母に言う。「そうなん?」信じる父に私と姉は顔を合わせた。「ただのジョーク」「実際、手を加えられてる分、人工呼吸器の方が空気はい
希少癌により足の切断、腕、肺の切除。頭蓋骨も割れて1/3しか骨がなくなった。12月27日「おはよー!」林檎は終末医療・ホスピスの一室。母の部屋を訪ねる。「おはよう」「帰ろう」「うん。帰るで〜今日は帰るねんけど、ちょっとまってな」「なんで、帰ろう」「あんたさ、頭、なんとかしおうよ。その、半ハゲ」12月7日に割れて、昏睡状態になり、目覚めてから20日。体は拭いているし、香水やらファブリーズで匂いを誤魔化してきたが・・・帽子をとると臭う。「いいよ」「良くないから」臭いんだよ
・両家顔合わせで彼母が実父を口説く・離婚した婚約指輪は呪われてるから、林檎の婚約指輪にっと彼母提案・癌で足を切断した母を恥さらしと呼ぶ→林檎・切れた(過去ブログの続き)・他の女と求愛ラインの誤爆ライン林檎はルンルンで彼に電話。え?これ、完全に彼の有責じゃない?「あら、a子ちゃん、愛してるんだ。年上?年下?」「・・・間違えた」「全然、間違えてないよ〜」林檎はにっこり満面の笑みでいう。「(彼はリハビリの先生)数ヶ月前からの患者。・・・大変なことが多発しても、ひとりで泣きながら立ち
癌で母の足切断、腕・肺・頭の骨が無くなり看取りで、心も体も疲労しつつ。家族が欲しくてペアーズで高身長・高収入・菩薩のような彼をゲット。いつ、捨てられるのだろう。不安がつきまとう。どんなに忙しくても、時間は作るもの。必要なのは1に根性、2に根性、3~6まで忍耐で、7も8も根性。母の介護で12月25日から12月5日まで実家に帰っていた林檎は仕事初めの一日前、デートを入れていた。朝の9時に大阪駅に待ち合わせをして京都に行く。「あけましておめでとうございます」「あけましておめでとう。実家は
彼の実家に遊びに行って、3ヶ月。ちゃんとプロポーズするっと言われて、早、3ヶ月。いつするねん。「今年の11月に結婚するかどうかの有無が無ければ、別れるから」そんな事をバレンタインの付近に言いつつ3月14日。〜ホワイトデー〜ラーメン、マック。ジャンキーなものが食べたいとの彼のリクエストに、夕飯にしては珍しいチョイス。「どっか、美味しいコーヒー飲みに行こう」「良いかもね。気分を変えて」いつもはどこかでご飯を食べて、サンマルクカフェでコーヒーを飲んで解散っというスタン
明細胞肉腫は足の切断、腕、肺の切除、頭蓋骨をも破壊した。1/3頭の骨がなくなり、肺胸水で埋めもどすオペも不可能。12月25日〜今年の冬は介護をする!〜"今から、実家の県に移動します。病院ライフはどうですか?お土産のリクエストはありますか?"メールは脱字が多くなったが、かろうじでまだ、母はメールを打ったり読んだりしていた。頭蓋骨が割れた際に、血液が脳を圧迫し、父の話では正確な検査はできていないが、視野は狭く耳も少し遠いらしい。なので、終末医療専門の
知識とは、何にでも代えがたい。武器である。無知な二人が波乱を巻き起こす。彼(今の旦那)が一人暮らしの林檎のお家泊りに来ている時、私は姉に電話を掛けた。姉は既に結婚している人生の先輩。「お姉ちゃん、2週間後くらいに彼氏をお父さんに紹介しようとおもってるんだけど」「あんた、結婚するん?」「うん」即答する林檎に、姉はひとまず・・・。「おめでとう!」そう言うと、林檎は電話先でニコニコ笑う。「それで?顔合わせとは結納は?どうするん?」「両方するんちゃかな?」「あんた、両方するん
癌で足の切断、腕・肺・頭蓋骨の切除の母ホスピスとお家の往復中12月31日大晦日。「よっしゃ、お節も作ったし。明日の朝のお雑煮の準備も完璧」台所で林檎は腕まくりしていた服を下ろす。「迎えに行くか」「そうだね。帰りたい星人が、きっと、病院(ホスピス)で帰りたい帰りたいと連呼してるわ」林檎と母は病院に向かった。大晦日というのに、相変わらず、担当医でありここのホスピス19室の委員長であるお爺ちゃん先生は元気に動きまくっていた。「おはようございます」「おはようございます。お父さん、林
12月15日初デートをドタキャンした林檎ペアーズというマッチングアプリで連絡をすること1ヶ月、3回目の食事(交際まで1ヶ月半くらい?)で恋人になる。まだまだ、相手のことを知らない。"土曜日は何か予定がある?""土曜日は夕方から美容院を予約してます"12月17日は姉の結婚式なのだ。"長く一緒にいたいなっと思って、一緒にいませんか?"・・・・初デートがお泊まりということ?こいつ、アホか?ヤリモクか?"お泊りってことですか?""林檎が、嫌じゃなければ。ネカフェとかに眠たくなったら寝
大学時代に交際し、ストーカーになった元カレから、殺害予告?死ねと言われ、翌日に通話の続き。「私に何をしてほしい?」その問いには沈黙が帰ってきた。特に考えてなかったのか、考えてても言えないのか。林檎はただ、黙って答えを待つ。「いや、話したいと思って」「はい。で?」「怒ってる?」「それは質問?それとも、確認?」「ごめん」「話したいんでしょ」林檎は淡々という。「何について話したい?今度、あなたは私に何を求める?」「・・・ごめん。何も考えてない」「じゃあ、仕事について話す?」
さてさてさて、100時間以上の残業で心身ともに異常をきたした私の婚約者様。会社が近づくと眩暈、吐き気。会社に入ると微熱、頭痛と自律神経が崩壊。会社を出るとすっと治るらしく、耳鼻科も内科もダメだったので心療内科へ。求職1か月の診断書・入籍(結婚)まで100日切った。~休職三日目~「オランダのアムステルダムにさぁー、行こうって、すごい人だな。おい」空港は人でごった返していた。「入国審査・・・何聞かれるだろう?」「アイドンノー。ドントウォーリー。ザゲームザットカムアウト」
おおおおお!!!!!!空港に着き、留学のエージェントさんによりホームステイ先のに行ったのだが・・・。ホームステイ先はまさに、theお金持ちだった。バンクーバーから通勤できる大学教授のパパ。イタリアからお嫁に来たママ。「あなた専用のベットルーム、トイレ、お部屋ね。私たちは夕方、夫婦で夜ミサとウォーキングに行くから夕飯はここに置いておくわね。温めて食べてね」「はい!」さて、ここまでが林檎の幸せだったところで。イタリア人ママの作るご飯はパスタなどでほっぺが蕩けるほど美味しい。「や〜