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日が落ちて数分。夕方の柔らかな空気が辺りを満たしていく。「…さきさま?」淡い朱鷺色の着物。その衣擦れの音が耳をくすぐる。「濃紫さま?どうかなさったのですか?」「いや、なんでもない。」うふふ、と夕涼がオレに寄り添ってくる。今晩は夕涼に客も稽古もない。ひと月に数回の自由な夜だ。何をしてもどこに出かけてもいい、と言っているのに夕涼はオレのそばを離れない。「久しぶりに僕がお料理作りましょうか?濃紫さまのお好きな料理を。」「ん、まだいい。それより」朱鷺色から見え隠れするラベンダーの
*A*この子、確か経理課の子だ。頬を赤くして一生懸命な様子に用件は察しがつく。「悪いがこれから相葉課長と用事があるからまたにしてもらえないか」「あの、本当に5分…3分でいいので…」「………わかった」「じゃあ、オレは先に出てるから」気を効かしてその場を離れようとしたのにしょーちゃんにグッと腕を掴まれた。「相葉課長もいてくれ」いやいや、なんで?オレにこの場に同席しろってこと?断るつもりなんだろうけど彼女めっちゃオレのこと見てるじゃ
「うふふ、やっぱりかわいいなぁ。相葉ちゃんて。初心(うぶ)♡」「ええ、ワタシも同じくです。マーくんの幼なじみポジが残念なくらい。」フリーズしちゃった僕を見てふたりがにやにやにこにこしている。「……あの、かずくんおーちゃん?」ん?同じタイミングで首を傾げたふたりは夢の国のあのリスたちにそっくりで、、、じゃなくて、目の前で起こっていたことはなに?いくら僕がふたりの友だちでもふたりがすっごく仲がいいって知ってるけどひとまえでのキスは、、、や、やり過ぎなんじゃぁ?おーちゃん
「Rollingdays」櫻葉。お知らせしていたコラボ作品です。後程ひろゆきさん、なかぢさん、ゆーみんさん、雅さんのブログリンクをUPします。※櫻葉er(翔ちゃん×雅紀くん)の願望と妄想です。ご注意下さい。僕の名前は相葉雅紀。歳は18。僕には歳の離れた恋人がいる。櫻井翔さん。僕より17歳年上の35歳。櫻井さんのお父さんは大きな会社の顧問を手掛ける企業コンサルティングの会社と主にメーカーや大手サービス企業を対象としたマーケティングリサーチ会社を経営している社長さんで、いずれ
Side−Mその日、泣き腫らした目をしたまぁと、憔悴した智にぃが帰って来た。まぁにオレの部屋で休むように言うと、まぁは「うん…」と小さく頷いて、そのまま部屋へと足を向けた。智にぃがこんなに憔悴した顔を見たのは二度目だ。一度目は両親が事故死した時だった…。「あのな、潤…」智にぃが掠れた声を振り絞るように言った。「まーくんの…お父さんが、運転してた…あのバイク…」なぜか、智にぃが『まーくん』と言い、「ブレーキが…故障してたって…。」初めは何のことを言っているのか、よく分からなかった。
「腐」です。苦手な方は、回避願います。M*M⇉雅紀S⇉翔J⇉潤N⇉ニノO⇉大野俺は、それ以上聞けなかったんだ。「翔ちゃん」が何を見ていたのか…、何を考えていたのか…、怖くて聞けなかった。ベッドに戻る間ずっと、俺の手を握る「翔ちゃん」の手が強くキツく指を絡めて結ばれていた。まるで俺に逃げられる事を恐れるように強く握られるその手は、小さく震えているようにも思えたから、俺も「翔ちゃん」の手を強
やっと終わりです。短編のつもりで書き始め、纏められず途中から中編に切り替わり、来られない日があったりで時間が掛かってしまいゴメンなさい。お忙しい中、足を運んで頂き本当に有難うございました。「腐」です。苦手な方は、回避願います。「雅紀が欲しくなるまで、無理矢理にはしない。今日は、雅紀を、沢山気持ち良くさせてやるから。」2人に連行されて、ベッドルームの一番手前に備え付けられたベッドの上に、身体毎押し倒された。訳が分からずに狼狽える俺の上に、翔ちゃんが乗っかってきて
*S*あの女子社員か…視線の主に気づいて観察していると無意味にオレのデスクへ近づく姿を確認した。確か経理課だ。何度か領収書の件で話したことがある。経理課長に報告するか?いや、居づらくなっても可哀想だ。だがこれ以上エスカレートするのも困る。とりあえずデスクの引き出しを開けたところを証拠写真に撮って様子をみることにした。やめさせる何かいい機会があればいいが…ピコンッLINEの通知音がしてスマホを見ると雅紀からだった。今日はオレの家に泊まる約束をした日だ。『
で、何で今更こんな話を?と松本さんが言うと。「魔王からのお達しというか…そろそろ松本くんを魔界に帰らそうという判断みたい」「はぁぁ?!ちょっと待って。俺はこれから育ててくれた親元で社長になるべく今は働いてる。それを捨てろと?冗談じゃ無い!!」まぁまぁ落ち着いてと智さんは言うと松本くんの両親も魔界の人間なんだと言った。「……えっ?嘘だろ…」「魔王の子供を預かるんだ。いつ魔王の子供だと気付かれて攫われたり怪我をさせらたりするかも知れ無い。だから近くで守る意味で君を引き取ったんだ
智くんと2人で貸し切り状態の大浴場を満喫した後、大部屋に戻ると何やら騒がしい。襖を開けると、やっぱり枕が飛び交っていた。「こらこら、ストーップ!」「ダメダメ、枕投げ終わりー。」「ヤベッ、戻ってきた。」一斉に寝たふりをする。「いや、バレバレだから。」「まったく。枕投げ中止ね。ハイ起きて。枕と布団、直して。」みんなのそのそ起き上がって片付け始める。あれ?雅紀の姿がない。部屋を見回す。端っこの方で布団を頭から被っている、あれがそうか。「雅紀?」被っている布団をそっとめくる。
➖Mサイド➖櫻井さんに見送られ自宅に戻るとありえない惨状に言葉を失ったと同時に犯人がまだいるかも!怖くなり玄関の外へ飛び出し、警察に通報しようとしたけど手が震えてカバンの中のスマホが探せない心臓はこんなにバクバクバクうるさいくらい音を立てて鳴ってるのに血の気はどんどん引いていって目の前が真っ暗になるあの荒らされた部屋も…真っ黒だった黒い影がドアの下から伸びてきてオレの足首力を掴み生気を奪ってゆくああああああ…どうしようっっこっから早く逃げなきゃなんないのに足
BLです。苦手な方は、お戻りくださいね。おれと、しゅんすけと、さくらいしょうは、さくらいしょうのいえにむかった。グレープフルーツは、おもい…。りょうてでもっても、おもい…。しゅんすけが、「ボクがもってあげようか?」って、きくけど…。「しゅんすけは、まだねんしょうさんだろ?おれは、ねんちゅうさんだから、がんばれる!きにするな!」「……うん。」カーネーションのはなたばをもったまま、うつむくしゅんすけ…。「オレは、ねんちょうさんだから、もっとがんばれる!」……さくらいしょうは、おれ
おはようございます♪昨日、相葉マナブみました!【🍫💕パティスリーMASAKI💕🍫】いっぱいの赤いハートに囲まれたセットで❤️💕赤いチーフのコックコートで❤️💕チョコレートスイーツ作りをする相葉くん❤️前日の翔くんのはじめてのケーキ作りを見た次の日に見ると、その差が可愛くもあり😁櫻葉を感じずにはいられなかったね💚❤️翔くんは翔くんらしいかわいさ❤️相葉くんは相葉くんらしいかわいさ💚それぞれのかわいいが詰まってたよ~!!さて。ここからです!ここから始まりますよ!「俺の」「
最近ハマって、というか前には結構していていたんだけどなんか怖くてちょっと遠ざかっていたのでも自分の気持ちを整理したくて占ってみた✨嵐さんのこと✨そういうの苦手な方は回れ右してね(あくまで趣味の範囲です)🔻🔻①現状カップの7逆位置実現不可能と思っていた夢への扉が開く。願望が現実となる。サポートを得られる。②障害と対策(キーカード)ソードの5正位置予測していなかった障害。態度が一変。(コレは事務所のゴタゴタからきたものかなぁ??)夢を叶えるために奮闘
*A*ナイショだよ?オレがしょーちゃんのことを大好きってことは絶対にナイショ。だってさ、恥ずかしいじゃんだってさ、照れくさいじゃん寝ても覚めてもオレの頭の中はしょーちゃんのことばかり。大好きがいっぱいなんだ大好きが溢れそうなんだナイショナイショオレの気持ちは誰にもナイショ。「おい、雅紀」「ん?なぁに、しょーちゃん」「オマエさぁ…どうにかしろよ、それ」「それってなにが?」「オレのことが好きってダダ漏れだぞ」……………え?おしまい
Side−O弁護士さん立ち会いの元、俺と雅紀は『その人』に面会した。雅紀が『相葉誠司』の息子だと聞くと、『その人』は下を向いたまま、「そうか…。それで、何が知りたい?」と言った。雅紀は言葉少なに、生前の『父親』のことを『その人』に聞いた。雅紀と目を合わそうとせず、視線も何処を見ているのか定まらない様子で、ボソボソと喋り始めた。「あいつは…誠司は、北見モータースでオレと一緒に車の修理をしていた。それと…隠蔽工作も、な…」返ってきた言葉は、それだった。雅紀は多分、覚悟はしていたんだろうけど、
「ふぇ?櫻井翔?????」目の前にいきなり現れたあの櫻井翔に度肝を抜かれていると、「では、お連れしましたので、私はこれで。」一緒にいてくれた大野さんが、櫻井さんに頭を下げてまたエレベータの箱を閉めようとする。「嫌だな。智くん。久しぶりにあったんだから、ゆっくりしてきなよ。警備はあのわんこどもがやってくれるだろ?滅多にさ。ここまで上がってくれないんだし。」櫻井翔が、大野さんに馴れ馴れしく話しかけるけど、大野さんは立場の違いを明確にするかのように「いいえ。昔とは違いま
*A*昨夜は楽しかったなぁ。しょーちゃんもよく笑ってよく飲んでいた。ん〜でもちょっと二日酔い気味かも。コンビニに寄ってドリンクを買おうかな。うん、そうしよう。会社近くのコンビニへ寄ってドリンクのコーナーに行くと見知った後ろ姿があった。「しょーちゃん、おはよう」「ん?あぁ雅紀、おはよう」「くふふっ二日酔い?」「若干な、オマエもか?」「うん、若干ね」「ははっオレ達ももう若くねぇな」「ホント、それ」オレもドリンクを手に取ろうとすると
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆翔ちゃんと2人マンションを出て、歩いて翔ちゃんの実家に向かう。俺はとにかく心臓がドキドキとして、洋服の胸部分をキュッと掴みながら歩いていた。「雅紀?大丈夫か?」「う、うんっ///だ、だ、大丈夫だよっ!!」「はは、大丈夫じゃねーなwww」「うーーー!!だって、緊張するんだもんっ!!」「
(5/5更新)お話の紹介です。注意当ブログは櫻葉腐妄想お話ブログです。❤︎シーンもあります。メインCP櫻葉(左右固定)❤️💚(過去に大宮・斗潤・ツインタワーあり)櫻葉さんが他メンバーとCPになることは今までもこれからもなく、櫻葉イチャラブフォーエバー&ハッピーラブストーリーオンリーです❤️💚これらをご理解いただける方のみ読み進めてくださいね。《お知らせ》アメンバーさんは随時受付中です。『アメンバー申請について』をよく確認して申請してください。
こちらのお話は、連載中「この手を離さない…❤️」に登場してくる、空くんの初バレンタインのお話です櫻葉の妄想要素も入ってくると思いますので、ご理解のある方のみお読みくださいねっ無理な方は、ここで回れ右ーーでお願いします✽+†+✽―✽+†+✽―✽+†+✽「空くん、おはよう!!」「ともこせんせい、おはようございまちゅ!!」いつもどおり、げんきよくあいさつして、おにもつのおかたづけにいくと、れいちゃんとまさちゃんがぼくのちかくにやってきた!「「そらくん、おはよう♡」」「れいちゃん、まさち
注意:櫻葉小説です。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ザザーン…ザザーン…遠くで波の音が聞こえる。ちゃぷん…ちゃぷん…近くで波が体を当てる水音が聞こえる。目の前には翔がいて好き放題された文句の一つでも言ってやりたかった。でも言葉が出てこなかったのはさっき翔が言った言葉が残っていたからだと思う。「ごめん……今にも消えそうな気がしたから………」いつからだろう……?こんな風に………翔に言われるまで気づかないくらい心が置き去りになっていたのは………いつからだろう……?
。。。。。オレにはライバルがいる。しょーちゃんを巡るライバルが。それは、永遠のライバルと言っても過言ではない。今んとこオレよりも真剣に熱い視線を注がれてたり、優しい指で触れられたりしてて、オレはいつも苦虫をかみ潰している。そんな顔、絶対にしょーちゃんには見せないけど。オレがもし、しょーちゃんの飼い犬か飼い猫だったら。じゃれついてると見せかけてそれをビリビリに破いちゃったり。プニプニの肉球で電源ボタンを間違えたフリして押しちゃったり。そんなことして堂々とジャマできるんだけどなぁ。
*A*「はぁ〜〜〜っ疲れたぁ!」新人研修先のホテルのベッドにダイブしてそのまましばらく動けなくなる。「ホント、疲れたねぇ相葉ちゃん、先に風呂入る?」「ん〜風間ぽん、お先にどぉぞ」「じゃあ、お先にもらうね〜」新人研修4日目。覚悟していたとはいえ、分刻みで進む研修についていくのがやっとだ。ホテルの同室になった風間とはすぐに意気投合した。最初からなぜか気が合って、ずっと前から友達だったかのようだ。よかった、風間ぽんがいてくれて。ピコン
。。。。。「あ、しょーちゃん。ちょっと車停められる?」「ん?ああ、どうした?」俺は雅紀に言われて車を路肩に停めた。「ホラ、見て見て。桜が咲いてる。キレイだねー」「ホントだな。もうやっと三分咲きってとこか?今年は遅いからなー」車のフロントガラスから覗き込むとほぼ一面に桜が見えた。「クルマから下りるなよ。もし見つかったらパニックだからな」「うん、わかってる。だから、ここから少しお花見して行こうよ」「スタジオ入りする時間があるから少しだけな」そう言って俺も車中から見える桜
*A*何度も来たことのあるしょーちゃんの部屋。だけど、恋人になって初めて来たしょーちゃんの部屋。ちょっと…いや、かなり緊張する。それに、アレいつ渡そう。今日はバレンタインデー。バレンタインデー当日に会えるからと思って買っちゃったんだよね…チョコレート。しょーちゃん、チョコレートいっぱいもらってるよね?まぁ、それはいいんだけど…オレだってもらったし。でもオトコからチョコレートをもらうってどうなんだろう?キモい?そうだよ、気持ち悪いって思われたら…チョコ
夜桜を見たくなった。急に。何故今なのかは分からない。だけど何故だか急に、物凄く見たくなった。そう言えば近くの公園にあった桜の木はどうなったんだっけ。桜の記憶は結構前のものだけど、まさか無くなったなんてことはさすがに無いだろう。周りを見ずにただ目的地までを歩くようになったのはいつからだっけ。スマホを片手に歩くようになったオレが桜の存在を気にしなくなったのは意識的にだったと思っている。「久しぶりにちょっと行ってみっかな」出かけるのは嫌いじゃない。今だって夜に出かけることなんかしょっちゅ
それから俺と翔ちゃんは近くのドラッグストアにローションやゴムを買いに行った。翔ちゃんは出かける時にサングラスや帽子をかぶって多少の変装をしている。4人の櫻井翔が別々の場所で目撃されると変に思われるから。ピアノ教室の生徒も複数いるため、今後は出かける時、いつもそうしないといけなくなる。「翔ちゃん、不便だね?」「いいや。そんなことねぇよ?こんな事も出来るから。」ドラッグストア内で急に翔ちゃんが手を繋いでくる。「///・・・へっ、変装してるからって、関係なくない?・・・」真っ赤になっ
妄想です。自己満足の世界です。実際の性格と異なっててもスルーしてください文章は拙いけど気にしないで下さいませ馬に乗れないから何かあったときの為に涼介に付いてきてもらった大山はいい顔してなかったけど・・・ハルはトコトコ付いてくる置いてこようと思ったけど置いてきても付いてくるから。『ねぇ。涼介。これ何の為にしてるの?』やたら着飾ってどこに行くんだろう・・・『きらびやかな大名行列は民衆の娯楽と・・・言われております・・・』『え?こんなのが娯楽なの?』『えっと・・・はい
櫻葉・相櫻小説です苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですよろしくお願いします•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆おやつを食べ終え、帰り支度も済ませ、お帰りの会も終わった。後は、室内で遊びながら、子どもたちはお迎えを待つ。みんなレゴや粘土、お絵描き、折り紙…思い思いに遊んでいる。さぁ、もうすぐ16時だ!!翔ちゃんがお迎えに来るなぁ〜とチラチラと時計を気にしていると、視線を感じそちらを見るとともこ先生がニヤニヤ