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➖雅紀side➖「先生…うちじゃ…」『はい。。』持参した往診セットからポータブルエコーを取り出し、診察を始めた専門病院での詳しい検査と処置が必要と判断し救急車を呼ぼうとしたその時、倒れていたその女子生徒が力なく首を横に振り〝病院には行きたくない〟の一点張り仕方なく、彼女らを車で診療所へと運び、診察室のベッドへそっと寝かせた付き添ってきた友だちにも事情を聞いたものの詳しいことは何も分からないらしく、ただオロオロするばかり「先生…困りましたね、、両親の連絡先を聞いても教えてくれ
*S*今日は夕方から雅紀と同じシフトだ。大学の講義が終わり、思い立って雅紀を迎えに行くことにした。昼まで撮影だって言っていたからそろそろ終わるはず。それにスタジオは大学からそう遠くない。『おつかれさまスタジオの近くまで迎えに行くから軽くなにか食べて一緒に出勤しないか?都合が悪ければ無理はしなくていいからな』LINEを送ってもすぐには見られないかもしれないし仕事の予定が変わるかもしれない。けれど、それならそれでいい。そう思いながら
〜side翔〜俺たちの周りを歩いていた学生が、何事かという顔で振り返った。相葉くんはそれに気づくと、すっと背筋を伸ばして、何事もなかったかのように座り直した。「……いや、俺じゃないから」「まだ何も言ってねぇよ」「俺、サツマイモとか持ち歩かないし」「普通の人は持ち歩かねぇよな」「でしょ?」「でしょ、じゃねぇんだよ」俺はもう、笑いをこらえるのに必死だった。そのとき、相葉くんの心の声が聞こえた。《どうしよう……あれ、俺のだ……よりによって一番バレたくない相手の櫻井くんにバ
〜side翔〜学生課に向かうため一緒に歩いていた。さっきまでサツマイモ一本で人生の終わりみたいな顔をしていたくせに、今は妙に晴れやかな顔をしている。「……何?」「え?」「なんか、さっきから俺のこと見てない?」「見てないよ!」《見てるけど♡》「……そうかよ」《だって、櫻井くんが一緒に来てくれるんだよ?こんなの一生の思い出じゃん!》「あのさ?サツマイモを取りに行くだけだぞ?」「うん!」返事だけは無駄に元気だな。俺はもう、何も言わないことにした。どうせ学生課に着け
➖雅紀side➖『行きも送ってもらって…帰りまで…。。せっかくのお休みなのに、、すみません。。』遠慮がちにそう言って頭を下げる翔さんに、オレは苦笑いを浮かべた「休みと言っても、やることなくて暇を持て余しているんです。オレ無趣味だし。それに、ドクターをサポートするのも、ナースの役割なんですよ?」『けれども勤務外に働かせるさせるわけには…。あ、ならば、時間外手当として、お支払いしますね』「いりません!そんなつもりでしてるんじゃないです」『でも…』あぁもう…翔さんは、い
「本当に、大丈夫なんだよね?」「うん。大丈夫だよ。そりゃあ多少は後遺症もあるよ。でも雨の前の日は片頭痛とかさ?誰もが持ってそうな不調かな。大々的な後遺症とかはないの。」「そっか。良かった。」「大ちゃんが言ってたよ。翔が俺を監禁して『毒抜き』してくれたから、後遺症もないんだって。」「・・・」「感謝してる。・・・本当に。ありがとう。」「・・・」翔は何も言わなかった。俺は本当はもっとありがとうを言いたかった。でも翔が嫌がるのを分かってたからここまでに留めた。「麦茶・・・せっかく
相葉雅紀ファンクラブ新企画。『雅紀のライブラリ』始動しましたね💚あれを見たら櫻葉erなら妄想しちゃうでしょ?しちゃうよね?というわけで、しょーちゃんの苦悩を代弁してみました笑※ファンクラブ企画なので画像・詳しい内容は載せていません*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜**S*おいおいおいっ!なんだよこれは!オレは許してねーぞ!スマホを握りしめて画像を食い入るように見つめる。ダメだろ、これは…相葉雅紀ファンクラブの新企画、『雅紀のライブラリ』が
櫻葉❤ご理解ある方のみおすすみください☆はじめましての方へ→こちらへプロローグ~前回までのまとめのページ**************************************************:SideN「・・へ?!」かすかに聴こえたソレに翔さんは思わずその花たちを除くように見た。そして、隣にいた相葉さんも「っしょうちゃ・・いまのなに?」「
ちょっと前のネタですが…お久しぶりの"ある日のしょーちゃん"です。*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜**A*「ただいまぁ」仕事が終わって家に帰ってくるとリビングから黒ヒョウ姿のしょーちゃんがのしのしと歩いてきた。「ただいま、しょーちゃん」「グゥッ」いつもだったら人の姿に戻って抱きしめておかえりのチューをしてくれるのに今日はヒョウのままだ。不思議に思いつつも黒ヒョウのしょーちゃんも大好きだからオレからギュッと抱きしめて鼻の頭にキスをし
「座ってもいい?」「え・・・あ、うん。どうぞ。」すぐ帰るのかと思ってたであろう翔が俺の座るという意思に多少なりとも動揺していた。・・・というか翔は俺と再会してから動揺してる回数が多い。翔にとって、俺という存在自体が『動揺する』ものであるのならば俺は・・・無理やりに翔のそばにいるべきではないのだろうか?「飲み物・・・出すね?待ってて。」「あ、うん。ありがとう」答えは出ない。考えてもわからない。すぐに答えなんて出ない。だってこんなにも再会出来たことを俺は喜んでるんだ。翔の
「相葉先輩がぜひって言ってくれてるし、今日は泊まらせてもらおうかって…うん…」自分ちに電話する。一応な?オレだって真面目な高校生だし。「櫻井くん、代わってもらえる?」スマホのそばで“学校自慢のスーパー生徒会長”の声でマサキがひとこと。「櫻井くんのおかあさんですか。いつも櫻井くんには良くしてもらって…」どんな相手でも、スマホ越しでも、マサキのやわらかな声と話し方に抵抗できるものはいなくて。「…そうなんです。今日は僕のお祝いをしてくれるってわざわざ来てくれて。本当に優しくて周りに
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸さっきの先輩達の投げるコースから考えると、もう少し右寄りに投げたら、真ん中の赤ピンが倒れそうだな⋯。よっし!!雅紀にいいとこ見せてーし、ここは頑張らなきゃな!!チラッと雅紀の方を見ると、手を組んで俺を見ながらお祈りポーズ!松本は⋯腕を組みながら、こっちを見ている。松本にだけは、負けねぇー!ボールを胸の前に持つと、後ろに振り上げ勢いよくレーンを走らせ
櫻葉小説です苦手な方はこちらで回れー右、お願いします大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいです🌸+†+🌸――🌸+†+🌸――🌸+†+🌸ラストステージは、バンクボウリングーーー!!!傾斜のつけられたレーンの先には、ボーリングのピンが並べられており、本来なら2人ずつ投げるのだが、俺たちは3人組ということで、特別ルール。まず、1人目が投げ、次に2人ペアが投げるというわけ。さっき約束した通り、雅紀と松本がペアだから、一投目は俺が投げて、二投目に2人が投げるってルールらしい。赤ピン1本、青ピン
*A*ドキドキしながらしょーちゃんに合鍵を差し出した。「しょーちゃん、これ受け取ってくれる?」「この部屋の鍵か?」「うん、そうだよオレね、しょーちゃんともっと一緒にいたいオレがいてもいなくてもいいから来れる時に来てほしい」「いいのか?入り浸るかもしれないぞ」「入り浸ってほしい」「ありがとう、雅紀…嬉しいよ」「くふふっよかった」しょーちゃんが鍵を受け取ってくれてキーケースに取り付けた。しょーちゃんの家の鍵
朝・・・陽の光がカーテンの隙間から差して来てそれが妙に胸に苦しさを植え付ける。身体が鉛みたいに動かなくてでも起き上がらないといけないことを分かってた。ガチャ・・・「相葉、起きた?朝ご飯作ったから。」「・・・」「大丈夫か?起きられる?」「三宅さん・・・」「なんだ?」「今日・・・」「大丈夫だ。休むんだろ?そのように手配しておく。有休届けはあとでいい。」「今日と、明日も。」「3日間いいぞ。そしたら土日になる。5日あれば何とかなるだろう。来週も休みたければ連絡してこい。
*S*トントントンッキッチンの方からオレの家では聞きなれない小気味好い音がする。もう起きているのか?時計を見ると起床予定の時間より30分以上早い。カチャッドアを開けると相葉がエプロン姿でキッチンに立っていた。まるで何かのCMのようだ。「櫻井さん、おはようございますすみません、起こしちゃいましたか?」「おはようございます早いですね眠れませんでしたか?」「いいえ、めちゃくちゃよく眠れました自然に目が覚めたんで朝ご
➖和side➖「何、拗ねてんだよ」「だってさ…あの先生がだよ?」「先生?翔さんじゃなくて?」「あ、翔さん、翔さんがだよ?松本さんには、ぜんぜん敬語じゃなくてね。ノリが男子校みたいな感じでさ、、」「うちらみたいに?」「・・まぁ、近いかも。ここまでは?ざっくばらんな感じではいないけど…ちょっとしか見てないし…」「・・・で?」「で?って…。。いいなぁ、って思っただけ」「ヤキモチだ」「ちっ違うよ!バカ//そんなんじゃなくてっ…オレはそんな女々しくなんかねぇしっ、、しかも
*A*しょーちゃんの伝えたいことってなんだろう?「雅紀が好きだ」そう言ってくれることを願ってる。会いたくなって、触れたくなって、その言葉を望んでる。"しょーちゃんが好きだよ"いっそ言ってしまいたい。だけど今じゃない気がする。そうだよね?「ごめん、じゃあ帰るな」「へ?」「遅い時間に悪かったな」抱きしめてくれていた腕が解けて、二人の間にできた20㎝の距離がすごく遠い。「泊まっていかないの?」「泊まっていいのか?」「うん」