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「休憩にしちゃおうか。」中島くん、ではなくて大野先生がカチンコをカチカチならした。、、、リハーサルはなんとかできたけど、本番はリテイクが連続してる。「はい、相葉さん。」中島くんがペットボトルと小さなタブレットキャンディーをくれた。「ごめんね、なんかリテイク多くて。」「相葉さんのせいじゃないですよ。気にしなくて大丈夫です。」間近に見る中島くんはすごく爽やかでいい子だなと思った。松本くんとお似合いだよね。華やかだし……って僕、この状況で何言ってるんだろう。「うーん、少し撮り方変え
前回の話1時間待っても櫻井さんは来なくて、もしかして何かあったのかと心配になってきた。もし、仕事で遅れてるなら電話は失礼になるだろうと思いメールを送った。『お仕事で何かありましたか?』もし、仕事で何かあって来れないのなら返信もないかも知れないけど…結局、いつまで待っても返信もなくレストランの方が申し訳なさそうにもうお食事をお持ちしてもよろしいですか?と言われ。自分の分だけお願いして涙がこぼれないように黙々と口を動かし続けた。会計を終わらせ寒さに震えながら駅に向かって歩いていたら。
いつもありがとうございます♡櫻葉磁石妄想BLです。OKなかた、どうぞ。Side:M仕事帰りに寄ったカフェ。あの日にしょーちゃんと一緒にいた男の人を見かけた。小柄で可愛い感じの子。多分年下だと思う。仕事の続きか、ノートパソコンに何か入力してる。僕が見てたのに気づいたのか、顔を上げたから目が合った。そのまま見続けたから近づいてみた。その子はテーブルに頬杖をついて横目で僕を見上げた。近くで見ると綺麗で、澄んだ瞳が印象的だった。「この間、会った
「そもそもケンゼンって、全てにおいてすこやかだってこと。」「だからオレたち、頭のてっぺんから足のつま先までちゃんとすこやかだったよね。」かずくんとおーちゃんがうふふふって顔を見合わせて話し始めた。「…頭のてっぺんからって、、、」「お、相葉ちゃん食いついてきたよw」おーちゃんがふにゃん、と笑顔を僕に向けて「ほらやっぱり。興味津々でしょ。まーくんたら。えっち」えええ、えっち?僕がえっちって、そりゃ確かにえっちかもしれないけれどそのとおりかもしれないけど自覚あるけどぼくがえっちな
sideS雅紀が帰った。こんな時間電車もないし、タクシーもすぐに捕まらないかもしれないのに。帰っていく背中を思い出しながら涙が零れ…『翔ちゃんってさ、何でそんなにすぐ彼女と別れんの?情(じょう)ってもんがないの?』『情(じょう)?何だよそれ。そんなあやふやなもんなんて知らねぇよ』『もう…翔ちゃん…』『雅紀だってすぐ別れたじゃん?何で別れたんだっけ?』『翔ちゃんとこんな風に会ってるのに彼女に悪いじゃん』『…ふーん…律儀だね雅紀は』この7年頭の片隅にも浮かばなかった雅紀と交わし
翔さんBirthdayなので、エンゲのラスト(4月)から約2ヵ月ほど前です。↓前回はコチラEndlessGamevol.68last↓このおはなしの始まりは……EndlessGamevol.1。。。。。A-side「うーん……」オレは店内で、店に並ぶ商品を見つめながらさっきからずっと唸り声をあげていた。なにがいいのかさっっっぱりわかんねー……。だってよー、アイツのこと、よく知らねーし。高校の数学教師で?頭がすげーキレて?メガネかけてて?ほとんどいつも無表情で
前回の話明日の準備をしているニノにドヤ顔で名刺を見せた。「見て!イケメンの彼の名前は櫻井翔だったの。名前までカッコ良くない?」「そんな事よりサンドイッチ作るんでしょ。さっさと作ったら?」「分かってるよ!愛情たっぷり込めて作らなきゃね」「いよいよ怖いよ」「怖くないし!このチーズさ『好き』って型抜きして挟みたいなぁ」「そんなの見つけたら俺だったら毒盛られてそうで食わないな」「本当にする訳ないだろ!それにしょーちゃんならきっと食べてくれるもん」「翔ちゃん?」「翔だからしょーちゃん♡
櫻葉のお話。BLなのでご注意ください「潤ちゃんとは付き合ってないけど…え、しょーちゃんオレの話ちゃんと聞いてた?」「聞いてたけど…何で謝んのかはイマイチ解んなかった」「は!?」「ぶははっ!解んなかったの?」「おう」翔ちゃんの言葉に爆笑する潤ちゃんとは対照的に、あんぐり口を開けるオレ。…え、何が???「ちょっ…わかんな、」「だってさ。雅紀が言ってるのは、ずっと俺の事を好きだったって事だろ?それで何を謝ってんのか謎だわ」「はぁ!?だからぁっ…しょーちゃんはオレの事を友だちだって
櫻葉のお話。BLなのでご注意ください。「あれ、まーちゃん?」「あ。さとちゃん」羽根をぱたぱたさせながら来たのはしょーちゃんと仲良しのさとちゃんで勿論見習いなんかじゃなくて立派な妖精。「どしたんだ?こんな所で」「んー考えてるの」「どんな魚が釣れるかって?」「それはさとちゃんでしょ?」「んふふ」隣に座って目の前の湖にシュッ、と釣り糸を放り込む。「…ここ釣れるの?」「ん?まぁ調子よかったらな」「ふぅん」二人並んで特に会話するでもなくぼーっと目の前に広がる湖を眺めてれば
「え?」あまりにびっくりして、首を傾げながらその人に答える。「お、俺。こういう趣味ないですよ。こんなとこ初めてですし、場所に不釣り合いですし。」手をぶんぶんふって返事をしたのに、その人は優雅に笑う。「大丈夫。俺もそういう目的でここに来てるんじゃないから。」「え?他にどんな目的があるっていうんですか?どう見ても男同士でおさかんになる場所なんじゃないんすか?ここ?」俺の乏しい人生経験では、どう表現していいのかわからない。多分とんでもない発言をしてるんだと思うんだが、
↓前回はコチラ(アメ限ですが)《櫻葉短編》イン・ザ・ルームvol.3↓その前《櫻葉短編》イン・ザ・ルームvol.2。。。。。「そろそろ……あがろっか……」俺にもたれてた彼の体を支えながら、浴槽の淵にもたれてた体を起こす。「ん……そだね。このままじゃうっかり寝ちゃいそ……」「俺の腕の中で安心して寝られるならいくらでも寝ていいけど?」「……ダメダメ!櫻井さんにはもっともっと気持ちよくなってもらわないと!オレと会ってる意味がないじゃん!せっかくお金払ってもらってんのに!」キ
櫻葉妄想です。ご注意ください。。*❤︎……❤︎*。SideS「…手紙、伝わったよ、雅紀」と、雅紀の涙を拭うっていう口実で、頬に触れたまま言った。「!え?あれ?俺、声に出てた?」「ん?何が?」…なんかすごいびっくりした顔してるけど。そんな雅紀もかわいいな、なんて見ていたら、「……翔ちゃんって、エスパーなの?」なんて言い出した。ん?どこがどうなってそうなった?「はぁ?なんの話しよ。」「くふふ、なんでもない。」って笑った雅紀の顔はすごくなんだか…なんて言うか、達
↓前回はコチラこのままもっと《番外編》初めてのプレゼントvol.7last↓このおはなしの初めは…このままもっとvol.1。。。。。俺の名前は上田竜也23歳念願の、夢にまで見たこの商社に入社して約1年あまり。ようやく、少しずつ仕事をひとりで任せてもらえるようになった。学生の時にインターンシップ制度で訪れたこの会社に惚れ込んでがんばって、がんばって…なんとか入社できることになった。惚れ込んだのは会社も、だけど……「お、上田。おはよう」「あっ!アニキッ!おはようございま
前回の話「翔くんおはよ!」「…はよ」「何、寝不足?」「昨日バイト遅かったんだよ…」「それだけ~?」「何だよ。ニヤニヤして」「地元にいる彼女と長電話してたんじゃないの?」「…してねぇし」「俺、翔くんのスマホチラッと見たんだよね」そう言ってイタズラっ子のように笑う潤。初めて大学で出来た友達だ。「あ、あれは…」「可愛いじゃん。さすが翔くん」「まぁな。お気に入りの1枚だから」「へぇー見せてよ」「やだよ!」「何で?」「誰にも見せるつもりねーし」「誰も取らないのに」「
sideS「以上が今お伝えできる企画内容です」澱みなく終わった報告に、2、3の質問が出たが特に問題なく報告会も終わった。『オレ人前で話すのって苦手。仕事しだしたらそういう事しなきゃなんないよね?翔ちゃんは上手くできそうだよね』『慣れだよ慣れ。大学でもそういう機会あんだろ?どんどん前に出れば?』『オレそういうタイプじゃないもん』コトが終わったあとベッドの中で、あれは付けっぱなしのテレビを見ていた時だったか?そんな事を言っていた。それが今じゃ堂々としたものだ。あの頃、恋人じゃな
始終、イライラしていた。始終……本当に朝から晩まで。レールの上を歩くのには慣れていた。羽目を外す方法も知っていた。どんな事だって、それが自分一人に架けられた枷ならば容易く外す自信はあった。何も不自由なんてしない。自分が望めさえすれば手に入れるスキルはあると確信していた。若気の至りで出していた結論は成功しないのは5人でいるからだという事。早くトップにならなければ。早く成功しなければ。焦りだけが心を尖らせていく。……だから…あの時、早く辞めれば良かったんだ…。何度も選択肢
Mside「父さん!兄ちゃんの事許してあげて‼️」カズの言葉に父さんも心底驚いていた。「和也には関係ない事だからあっちに言ってなさい」「俺、見たんだ。兄ちゃんが男の人と一緒に歩いてるとこ」「えっ?どこで?」「塾の近くのとこ。俺らはゲーセン行こうとしたら兄ちゃんたちは映画館に行った。」「あぁあそこ」「兄ちゃん、家では見たことないようなぐらい楽しそうに笑ってた。俺だってなんとなくだけど、分かるよ。その…ただの友達じゃないんでしょ?」いつまでも幼いと思っていたカズがそんな風に思ってい
前回の話お店を出て駅に向かって歩いてたら急に肩を叩かれビクッ!ってなった。「あぁ!驚かせてすいません」「…櫻井さん。ごめんなさい、ぼーとしてたからビックリして」「今、帰りですか?」「そうです」「あの…もし予定なかったら晩飯行きませんか?」「えっ‼️俺なんかでいいんですか?」「1人でも食べるつもりだったのでお付き合いしてもらえたら助かります」「じゃあ…喜んで」俺は飲んで帰る事もなかったから店は櫻井さんに任して後をついて行った。そこは小さな個室になっていて居酒屋もおしゃれなとこ
sideM「ごめん…そんで、ありがとう。嬉しいよ」「ホント?こんなの用意して引いてない?」「引くわけねぇじゃん。ますます好きになった。マジごめんな。まさかそこまで考えてくれてるって思ってなくて…」「ずっと翔ちゃんがガマンしてくれてるの分かってた。でもなかなか覚悟できなくて。それで今日松本さんに会った時言われたの」「なんて?」「ん、あのね…」今日バイトは休みで就活中の翔ちゃんと夕方から会う約束をしていた。明日は午後からバイトだし、翔ちゃんとゆっくりできたらな、とは思っていたけ
🎃HappyHalloween🎉一年ぶりに帰ってまいりました。(明日ですが)今回はチョー長いので二日間に分けました。↓知らないお人は……夜の訪問者vol.1(2016年)新しいお友達vol.1(2017年)狙われたヴァンパイアvol.1(2018年)。。。。。S-side「マサキ……」「ん……ダメだよ、翔。せっかくご飯作ってんのにぃ」困った顔をしながらマサキがそう言うが、本気で抵抗はしていない。それに気を良くして俺はネクタイを緩めながらマサキを押し倒す
なるほどね。いまは、松本もいるし、社内で、櫻井翔を殺るのは無理そうだが、夜になると一人になる。家だが、ホテル住まいだが知らないが、玄関口で、刺客の襲撃を待つ仕事か。くふふ。俺がその刺客とも知らずに、こんな仕事が都合良く降ってくるとは。願ったり叶ったりじゃん。「いいです。わかりました。」そう言ってみて、はたと気がつく。「でも、毎晩は辛いかもしれません。18時間労働となりますし。」どうせ。今晩でおさらばだから、どうでもいいんだけどさ。普通、夜勤があるってとこは、
前回の話東京に来て2度目の春を迎える頃だった。雅紀から一言のラインが届いた。『母さんの容体が悪くなっちゃった』雅紀のお母さんはずっと入退院を繰り返していてたけどここんとこは落ち着いてたのに…。何て声を掛けていいか分からず当たり障りのない言葉でしか言えずに居たらそれから嘘のような早さで天国に旅立ってしまった。「翔くんおはよ」「おはよ…」「どうしたの?元気ないじゃん」「元気ないつーか…今すぐても雅紀のとこ行きたいのにそれが出来ないのが悔しいつーかさ…」「雅紀くん何かあったの?」
休日、雅紀がクリスマスツリーを買いに行こうって言うから雑貨屋に行った。ツリーの大きさもさまざまある事に驚き、あんまり大きいと片付けるのが大変だからって小さめのを買った。「オーナメントを買わなきゃね」ツリーは木だけでオーナメントは別売りらしい事も初めて知った。ツリーを買った店にも売ってたが雅紀曰く高いらしい。そんなものかと雅紀の後を付いていき眺めながら施設に入ってから初めてツリー飾ってたなって今さらながら思い出す。帰ってからも2人で飾り付け、明かりを灯すと童心に帰ったような気持ちになる
↓前回はコチライチオクノホシvol.29イチオクノホシvol.30「ア、アレ?」慌てて後ろを振り返るとオレのスマホを手にしてるしょーちゃん。「え?…しょーちゃん?」しょーちゃんはオレの問いかけにも耳を貸さず、まだ繋がってる電話に話し出した。「もしもし、滝沢くん?ああ、櫻井です…」「しょーちゃん…?」「うん、それはゴメン…。それより…雅紀も俺たちも今、夏フェスに向けて一生懸命練習して準備してんだ。俺たち新人に取って大事な時なんだよ。頼むから雅紀
《注意》これは「夏疾風」のメイキングビデオのネタバレになっちゃうので、見たくない方は回れ右推奨。ワンクッション♡いい?しゃべっちゃって。やっとゲットしてきたよ!「夏疾風」!!メイキングに櫻葉満載じゃないですかぁ~♡つーかくっつきすぎじゃね?おふたりさんよー。ふたりだけじゃん!こんなにくっついてんの!フツー、三十路過ぎたオッサン(失礼)がこんなにくっつくか??なんなん?この距離感バカップル!!もっとくっつけ!!(笑)しかも翔さんさぁ……雅紀くん、見すぎ!!!この場所でほと
↓前回はコチラこのままもっとvol.14。。。。。A-side『俺を…ほかの客と一緒にすんな……』やけに真剣な顔をしてそんなことを言う櫻井さん。今までオレは客にオモチャのように弄ばれてきた。さっき言ったみたいに口の中に出されたり、顔にかけられたりなんてのはもう日常茶飯事で。時には縛られたり。目隠しされたり。オモチャを使われたり。まぁ、こんなこと絶対にカズには言えないけど。みんなお金でオレを買ってるんだからってフツーじゃできないことばっかり要求してくる。だから……櫻井さ
DearToオレ。。。。。オレってよくミラクルボーイだとか言われてるけど……自分じゃよくわかんないんだよね。まぁジャニーズ入ったきっかけが?単純にSM〇Pさんとバスケしたいからとか?そんな理由だったし。だから自分がデビューできるなんて……嵐になれるなんて……思ってもみなかった。だってオレ、おおちゃんみたいにダンスも歌もうまくないし?しょーちゃんみたいに頭よくないし?ニノみたいにお芝居うまくないし?潤くんみたいにカッコよくないし?特に何もないもんね。まぁ…
おは翔ちゃんです♡櫻葉妄想自己満BLです。ご理解いただける方だけ、どうぞ。Side:S帰り道にそのまま雅紀の部屋に行って、インターフォンを押した。ドア越しに、え?って声が聞こえる。「雅紀。」「…結果、聞いてないけど。」ドアの向こうで雅紀が言ってくる。「断ってきた。開けて。」鍵を外す音が聞こえたから、ドアノブを捻った。「雅紀…。」突っ立ってる雅紀が、泣いてた。両掌を顔に当てるとしゃがみこんだ。小さく
櫻葉のお話。BLなのでご注意ください翔ちゃんと抜き合った日から、目に見えて近くなった距離に嬉しいのは勿論〝もしかしたら〟なんて期待をするくらいに浮かれてた。今日、潤ちゃんとホテルから出る姿を見られるまでは「騙すって…」「…オレ、ほんとは凄い浮かれてたの。しょーちゃんと抜き合ったのも、その後も変わらず優しく接してくれたのも嬉しくて」「うん…?」「でも。オレずるい事した」あの日、翔ちゃんのDVDを見付けたのは偶然だったし〝断られても冗談で済ませる〟そう思ったのは本当だ
温泉は思ったより空いていて身体と頭を洗った。「まだ明るいのにこうやってお風呂入るのって気持ちいいよね」「だな。北海道にも色々温泉あるし、今度行って見るか?」「本当に?行きたい!」「じゃあ帰ったら調べとくわ」誰も居なかったら今すぐでも啼かせたい何て思ってると雅紀にしょーちゃんやらしい顔してるって覗き込まれ眉をひそめられた。「……いいだろ別に」「ねぇ。露天風呂行こうよ」そう言うとすぐさま立ち上がりそのまま行ってしまう。「こら!前隠せや!」雅紀が置いて行ったタオルを持って後を追いか