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多様性の時代ここ最近、若者向けの機械式腕時計ブランドが欧州中心に多く現れています。あしもとの不況が彼らを押し潰さない事を祈るのみです。大した事は出来ませんが、少しでも宣伝したいなと思うブランドをご紹介します。ChronostateOceanWhiteTrilogy/FUGUE出典:https://fuguewatches.comRef:-ケース径:40.0mmケース厚:12.0mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:ステンレス
スイス老舗ブランドの魅力1ブランド1本主義を勝手に掲げるMinority’sChoiceが各ブランドで欲しいモデルをご紹介するシリーズ第5弾です。今回はゼニスとオリスでいってみましょう。ClassElPrimero/ZENITH出典:www.rasin.co.jpRef:02.0500.420/24.M501ケース径:40.0mmケース厚:11.5mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:サファイア・クリスタルベルト
読み方も分からない出典:www.girard-perregaux.comGirard-Perregauxなんて書かれてもですね、普通の人は全く読めないですよ。しかし時計好きなら誰もが読める、それがジラールペルゴ(GP)。創業は1791年。広い時計業界を見渡しても18世紀創業組は希少で、一段とリスペクトされます。そんな老舗中の老舗であり、マニファクチュールでもあるジラールペルゴが、尊敬に値する名門ブランドである事に疑いの余地はないのですが、一般的な知名度は皆無といって良いでしょう。Mi
160周年を祝して今回は久しぶりにタグホイヤーを取り上げます。巷ではロレックスの新作やグランドセイコーの超複雑機構(コンスタントフォース・トゥールビヨン)などの話題があり、それに比べれば今年のタグホイヤーは地味です。しかし私的にはかなり素晴らしいモデルがリリースされています。Carrera160YearsSilverLimitedEdition/TAGHEUER出典:www.tagheuer.comRef:CBK221B.FC6479ケース径:39.0mmケース
ご存知の通りMinority’sChoiceは小径薄型時計を愛しているのでデカ厚の代名詞パネライを取り上げることは少ないのですが、かなりリスペクトはしてるんです。彼らの黎明期から昨今までの時計作りを見てみると、護るべき価値は護り、進化すべきは進化させるという一貫した哲学が透けて見えます。その考えには大いに賛同できますし、実際彼らの時計というのは本当に素晴らしいものがあります。いっときデカ厚ブームを牽引して隆盛を極め、限定モデルを乱発した事が仇となってブランド価値を毀損したという評価もあ
ピープルズ・クロノグラフクロノグラフ。格好いいですよね。基本的に使い道がないコンプリケーションな上に機械が分厚くなり、オーバーホール代も高いクロノグラフを私は好んで買うわけではありません。ご承知の通り小径薄型で美しい時計こそ至高だというのが私の美意識なのです。しかし一方でクロノグラフの格好良さは抗い難いとも思っていますし、私のしょーもない嗜好などとは無関係に、一般的には最も人気のあるコンプリケーションであることは間違いありません。そしてそのクロノグラフを世界中の時計好きに届けているのが
それでは以前にブログにUPした、アクアレーサー41mmのベルト交換をサクッと紹介致します。今回交換するベルトは、SBDC107の時にお世話になったボネットシンチュリーニのラバーベルトのブラックカラーです。コチラも両面使用できます。今回はSBDC107とは逆のフラットな面を外側にしてみたいと思います。まずはステンレスベルトを外し、ラバーベルトを装着。この段階ではまだ長さ調整はしていません。腕に合わせながら12時側、6時側とそれぞれ切り取って詰めていきます。調整が終了。前回ラバーベルトに
定期的に来るやつ健全な時計ヲタを定期的に襲うのが、クレドール欲しい病です。私の場合、数ヶ月に一度の頻度で訪れますので、その時にお金を持っていると終わりです。クレドールは一言でいえばセイコーグループの綺麗どころ担当であり、グランドセイコー(GS)と並ぶ二大巨頭の一角であります(ガランテとかいうヤツは知りません)。そして私の中ではクレドール>>>>>GSなんですが、まあそれは単に好みの問題で、薄く軽く美しい時計を愛でるMinority’sChoiceにとっては至極当たり前の選好なのです
以前の記事で書きましたが、セイコーPROSPEXSBDC101をシリコンバンドからステンレスブレスレットに戻してみました。理由は2つ。メーカー純正のバンドを使ってみようかなと思い直した他の腕時計のバンドと比較したかった(これはまた別記事で)重い腕時計は疲れるので、ステンレスブレスレットの腕時計を買う時は、この時計にはどんなバンドが合うだろうか、なども考えます。バンドを交換することで、軽くなるだけではなく、レザー、ファブリック、シリコンなどの素材の感触や見た目も楽しめます。まだ使
それが経済を回すいよいよ10万円給付が始まりますね。皆さん、10万円貰えるなら20万円使いましょう!それが今できる社会貢献というものです。給付は辞退できるとか、公務員は受け取るべきじゃないとか、可笑しな話が出ていますが、今回の給付金のあるべき使い道を解していない的外れな議論(もしくは政治屋の人気取りポジショントーク)です。そもそも政府からすれば一律のバラマキ政策の意図というのは古今東西ひとつしかありません。それは大義名分を伴った有権者買収です。真面目に景気刺激策もしくは弱者救済策を考え
ドレス、忘れないでそろそろ暖かくなってきてドレスウォッチ特集も一旦クローズの気配が漂って来ました。というか早くもネタ切れになりそうで焦っています笑私が適当に考えた良い大人が一本は持っておくべきドレスウォッチの条件↓ですが、これ思いの外厳しい条件でした…・貴金属ラウンドケース/革ベルト・2針またはスモセコ3針・バーまたはローマン・インデックス・手巻きムーブメント・径38mm以下/厚さ8mm以下前回も同じようなこと書きましたが、現行はφ40mm化していたり、自動巻が多かったりして、こ
前回から続いて、ステンレスブレスレットの紹介。SEIKOPROSPEXSBDC101シリーズ用に最近発売されたアステロイドブレスレットです。Strapcode20mmAsteroidWatchBandforSeikoSPB14363Mas40.5mm,316LStainlessSteelBrushedandPolishedV-Claspwww.strapcode.com99.99USD商品を見る太空人SEIKO精工63MAS復刻62MASSPB14
抜群のセンス猛暑日が続いており、外を歩くという行為が本当に危険なレベルになっている今日この頃、やはり時計は高い防水性を備えて欲しいです。個人的には10気圧防水以上でブレスレットの時計だったら夏時計の基準を満たしているのですが、これだと余りにも選択肢が多いです。だけど世の中的に近年の夏時計の決定版というのはほぼ決まっていると思うのですよ。100万円以上:フィフティ・ファゾムス50-100万円:サブマリーナー20-50万円:ブラックベイ5820万円以下:プロスペックスSDBC10X系
レアピースという幻想<*これは本当にレアです>出典:robbreport.comさて今回は皆さん大好きなロレックスの話。ご存知の通り緊急事態宣言もどこ吹く風という感じで上昇一辺倒のデイトナ(スポロレ)相場ですが、相変わらず私はこれはバブルでいつか弾けると主張する一派です。バブルが形成される仕組みは#4で述べた通りなので、詳細は割愛しますが要するにカネ余りによる投機マネーの流入が原因です。『#4デイトナバブルの行く末〜人はなぜ機械式時計を買うのか?』バブルは弾けるだめですよ、好きで
今年の腕時計として1本選ぶなら、1月25日に発表されたキングセイコーです。購入したのはチャコールグレーのSDKS005ムーブメントはノンデイトの6R31。2021年に6R31を採用した「天空の城ラピュタ」コラボレーションのプレザージュが出ていましたが、レギュラーモデルで、それもキングセイコーとして発売されたのは驚きでした。「キングセイコー」復活、国産機械式時計史に刻まれた金字塔が、60年余の時を経て現代に蘇る。|セイコーウオッチ「キングセイコー」復活、国産機械式時計史に刻まれた金字
円型機械式しかつくりません出典:www.blancpain.com本日はスウォッチグループの序列第2位(か3位)に位置する名門マニファクチュール、ブランパンを見てみましょう。※ご存知の通り私はブランパンユーザーなので基本的に今日の記事は好意的解釈しかない非中立的な内容ですのでご了承下さい。1735年、ジャン=ジャック・ブランパンがヴィルレ村民名簿に時計職人として登録された年をもってブランドの創業年とする、現存する世界最古の時計メーカーです。2世紀にわたって創業家による経営が続けられてい
ジブリ的なやつ出典:www.prim.cz皆さんプリム(PRIM)という時計メーカーをご存知でしょうか?1949年にチェコで創業した腕時計メーカーですが、ムーブメントまで自社生産するマニファクチュールです。その作品は美しいチェコの街並みや風景とマッチする伝統美の結晶です。<カルロビ・バリ>出典:www.eurasia.co.jp<モラヴィアの丘>出典:www.eurasia.co.jp<チェスキー・クルムロフ旧市街>出典:www.eurasia.co.jpまるでお伽話の世界の
TIMEXの新作がHODINKEEJapanに掲載されました。日本では2月頃発売とのこと。タイメックススペースエイジなマーリンジェットオートマチックを発表Introducing:タイメックスクラシックなマーリンをレトロフューチャーにアレンジした新作で2024年の幕を開ける流線型で、60年代の魅力がほどよく注ぎ込まれたマーリンジェットオートマチックは、高額のプライスタグを付けずにプレミアムなスタイルを実現するという、説得力のある主張をした。www.hodinkee.jp流線型で、
無理ゲーじゃね?一流のセールスマンは北極でも氷を売るものだ、というのはよく聞く話です。そんなアホな、と若かりし頃は思っていましたが、何かを売る仕事をしているとそれに近い事をしないといけない場面が現実に多々ある事に気付かされます。世の中の時計メーカーもその苦労はあるでしょうね。特に超激戦区といえるアンダー50万円レンジで自社商品を差別化するのはかなり大変だと思われますが、各社の工夫が現れる興味深い世界でもあります。1893JohannesDürrsteinEditionPower
ここ1年で更新した自分のブログを見返すと、購入した腕時計の紹介が非常に多いことに気がつきました。いろいろ買っちゃってるなぁ…と少し反省。まあ止めないですけどね…。今日の時計は「バルチック」というメーカーの「アクアスカーフ」という時計です。スカーフは綴りがscarfなら巻くやつですが、scapheなので日時計とかそういった意味かと思われます。ずっと欲しかった時計なんですが、上記の通り予算が貯まる前に他の時計が気になり購入してしまう…を何度も繰り返し、その結果数年越しでやっと購入することができ
また一つ良いモノをデイト無いと死ぬ病を克服したロンジンのヘリテージ・コレクションが近年非常に評価を高めている事はこのブログでも何度も取り上げてきた通りです。そして2021年もその流れは継続しており、素晴らしいモデルがお目見えしました。HeritageSilverArrow/LONGINES出典:www.longines.comRef:L2.834.4.72.2ケース径:38.5mmケース厚:9.90mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリス
それが問題だ出典:www.patek.comこれは時計を集め出す初期段階で必ず一度は考える問題だと思います。プライマリ(正規)マーケットで買うか、セカンダリー(並行輸入/中古)マーケットで買うかという選択。それぞれPro/Conあると思うので、私の大したことのない経験を基にまとめました。「嘘つけ!」と思うことがあれば是非ご指摘下さい。正規での購入<VacheronConstantinGinzaBoutique>出典:http://en.worldtempus.comPros
ブログを更新できなかった間、多くのメーカーから素敵な腕時計がたくさん発表されています。本日の記事では、それらの新製品の中から気になった7モデルをご紹介。UNDONEBasecampQuest2024年2月15日発売55,000円(税込)ブロンズケース、ムーブメントはGMT機能付のNH34を採用。UVライトでダイヤルにイラストが浮かび上がる遊び心も楽しい。GMT機能は要らないけど、ノンデイトは良いね。BasecampQuest–UNDONEJapanBasecam
本日は福岡天賞堂が自信をもってご提案とおススメをさせて頂きたいフランスのマニュファクチュール時計メーカー『BERTHET/ベルテ』より、エントランスモデルの1つであるこちらをご紹介したいと思います。BERTHET/ベルテロワイヤルメカRef.RYL.43WH.S.Lフランスで5代続くマニュファクチュールブランドとして、フランス政府が認めた本格機械式時計ブランドである“BERTHET(ベルテ)。フランス東部のシャルモヴィエにて初代【ジョセフ・ベルテ】が1888年に創業
本日は、九州では福岡天賞堂のみが正規取り扱い店として販売をしている『LouisErard/ルイ・エラール』より、エクセレンスシリーズ『アーティスティッククラフトライン』の第一弾として登場した、世界限定99本のこちらのアイテムをご紹介いたします。LouisErard/ルイ・エラールEXCELLENCEEnamelGrandFeu世界限定99本Ref.LE34237AA54BVA38¥540,000+TAXケースサイズ42㎜。昨今では少し大きめの時計に分類され
50代に移住した田舎暮らしで大活躍しているのが、愛称:農道ポルシェ』と呼ばれている『サンバートラックTT』です☺️都会では、殆どの見かけない軽トラックですが、最近は海外の方が人気のようです。6年前にH18年製のサンバートラックを購入したのですが、総支払い額は「48万円」と高め??しかし、総走行距離は、46000㎞、錆も傷も殆どないワンオーオー車、更に禁煙車であったことを考えると買い得だったようです✨🚭✨現在は内外装ともにドレスアップを図ってますので、乗用車的な感覚で乗れてます😅実燃
上がり時計の候補を3本に絞った私。50歳になる時に買えるように、手持ちの時計を愛でながら、時間を見つけては探し続けていました。そして今年2023年。その針が急激に動きました。そのきっかけになったのは奇しくもIWCの時計でした。鮮やかなサンレイブルーが美しいIWCのアクアタイマー(IW329005)。この時計を幸運にも手にする事ができました。この時計も発売当初から欲しかった時計だったのですが、この時計が出る前に別のアクアタイマー(黒文字盤)を購入していた為、泣く泣く諦めた経緯がありまし
完璧な調和このブログでは、自分の好みの物を中心にあれこれと時計をご紹介しているわけですが、私はスモセコ3針の時計が好きです。2針も捨て難いですが、6時位置にスモセコダイアルを持つ文字盤の美しさったらありません。インデックスはローマン、アラビアン、バー、ブレット等々それぞれの良さがあって甲乙つけ難く、全て欲しいです。スモセコ3針というレイアウトは懐中時計の時代から基本中の基本といえるフェイスなので、それこそ無限にモデル数は存在します。そのフェイスの美しさを決定付けるのはスモセコの位置と
本日の論旨は、過激な表現をすると腕時計で儲かると思うなんて、あんたバカァ!?出典:新世紀エヴァンゲリヲンという事です。前提として#4デイトナバブルの行く末を是非ご一読下さい。長文な上に基本カネの話なので、心と懐に余裕のある紳士の皆様は今日記事は読み飛ばしてください。私はただ投機目的で腕時計業界に巣食う連中を追い出したいだけなのです。ポイントは以下の三つに集約されます。①実物資産である②高コスト×小サイズ③インベストメントチェーンに乗れない①実物資産である出典
憧れをこの手にさて、私のTwitterをフォローして下さっている方は既にご存知かと思いますが、この度新たに時計を買いました。題名にある通り、私が長年憧れていたピアジェ・アルティプラノの60周年記念モデルです。薄く小さく美しい時計こそが理想である私にとっては、最近の時計としては限りなく理想に近い一本です。Altiplano60thAnniversary/PIAGET出典:www.piaget.comホワイトゴールド製極薄機械式ウォッチ-ピアジェの高級時計G0A42107ピ