ブログ記事4,485件
エンジニアに捧ぐ時計トランプ大統領はしきりに自国を賛美する芸風で知られています。確かに米国には優れた物は沢山ありますが、機械式時計に関しては全くといって良いほど地位がありません。かつてはその工業力を活かして大衆向け腕時計で一大勢力を築いていましたが、それもセイコーのクオーツの登場により、ほぼ滅亡しました。そもそも大半の米国人は大雑把で、デカくてパワーがあれば良いという思考回路なので、繊細で美しい嗜好品としての機械式時計製造が根付く土壌はないのでしょう。ただ一部の上流階級がしこたまお金を持
お久しぶりです。3週間もブログを更新できずにおりました。本日「Minority’sChoice機械式時計の世界散策日記」さんが記事を公開されてます。#276BacktotheFuture|Minority’sChoice機械式時計の世界散策日記『#276BacktotheFuture』郷愁の味出典:https://www.fratellowatches.com/ASimplyWonderfulMondayMorningWithT…ameblo.jp
今日の記事は、セイコーアルピニストのミニ版(ベイビーアルピニスト、アルピニストセカンド)について。ラインナップ色とバンドが違う5機種SBDC115SBDC117SBDC119SBDC137SBDC138モデル価格(税込)バンドSBDC11579,200円SSSBDC11777,000円牛皮革(カーフ)SBDC11977,000円牛皮革(カーフ)SBDC13777,000円
フレンチ・ダイバーズ本日もダイバーズで。まずはMinority’sChoice的イケてるダイバーズウォッチの条件をおさらいします。・直径42mm以下・厚さ14mm以下・20気圧/200m以上の防水性能・逆回転防止ベゼル付き・夜光インデックス付き今回もマイクロブランドですが、先日のハリオスにも劣らない素晴らしい逸品です。NavygrafMarineNationale/YEMA出典:jp.yema.comRef:YMN39-GMSケース径:39.0mmケース厚:1
2023年も腕時計を多数購入し、多数手放しました。そして現在の手持ちは13本になりました。2023年振り返りデザイン、サイズ、素材、機能、価格、割引率、コスパなど、その時々で判断して購入し、気に入って使ってきました。しかし本数が増えるにつれ、「本当に好きなもの」にもっと絞るべきなんじゃないかと思い直したのでした。今更?ノンデイトシンメトリーなダイヤルが好き。運用も楽。このブログでは「ノンデイト好き」を何回も明言しています。デイトとデイデイトを断捨離して、機械式腕時計11
えーと、おひさしぶりです。4月はWatches&WondersGeneva2024もあり、おじさんの好みの腕時計が多くのメーカーから沢山発表されるだろうと期待しておりました。しかし、いいなと思ったのはグランドセイコーの手巻き新作だけでした。小さくてノンデイトの機械式がぁぁぁ……GrandSeikoEvolution9Collection手巻メカニカルハイビート3600080HoursSLGW002SLGW003SLGW
こんにちは!いよいよ来年の1月11日発売しますね、新型アルピニスト!新型と言っていますが、とりあえず、6R35アルピニストは面倒なんで私のブログでは新型、又は35(サンゴー)アルピニストとします。旧6R15アルピニストはそのまま6Rアルピニストとします。なんだか、35って言ったら何度か直木三十五を思い出していました。。では、これからや、まだ買えるはずのアルピニストデザインの新型35アルピニスト、旧型になる6R15、ヴィンテージ扱いになる4sアルピニ
それは陽炎近付けば遠のく、存在する幻。だから時計蒐集はライフワークになるんです。しかしそれこそが我々を魅了する要因でもありますね。あ、時計沼にハマっていない正常な方々は失礼しました。意味不明な出だしで。アガリ時計とはすごろくや人生ゲームのアガリのように、時計蒐集の到達点となる時計の事を指します。西遊記でいえば天竺ですね。好事家の酒の肴として必出のネタですが、同時に皆が悟っているのです。そんなものは存在しない、と。どんな時計を手に入れても我々の飽くなき物欲は満たされる事などなく、死ぬ
妄想族ですが何か?ちょっと古い記事ですが、私が愛読するHODINKEEで面白い記事がありました。WatchCollectionFantasyDraft2019という記事です。何の話かっていうと、いい大人が理想の時計コレクションを妄想しているだけです。他人からは冷ややかな目で見られる事うけあいですが、こんな安上がりで楽しい遊びはありません。やってみましょう。HODINKEEではカテゴリ毎に一人あたり計6本の理想のラインナップを紹介していました。カテゴリは以下の通りです。1.M
こんにちは!歴代のセイコーアルピニストを紹介します。たまに更新します。。■4S15アルピニスト1995年発売プレミアムがついています。アルピニストの中で最も小ぶりなモデルです。レッドアルピニストと表記されたりもしています。機械式8振動、自動巻.手巻き付き20気圧防水1970年代の52系キングセイコーに使われた復刻高級ムーブメント使用。アルピニストデザインの初代であり、初期モデル。海外モデルではalpinist表示ではなく、「sports200」で発売。
ヤマハSR400のエンジンスタートはキックスタートしかありません。(まぁ、皆さんご存知ですよね)ロードモデルでセルフスタートが無いというのは、2ストが無い今となっては国産オートバイにはSRくらいしかありません。(スクーターは別として…)で、キックスタートしかないSRにはデコンプレバーとキックインジケーターというのが付いています。メーカーの取説やバイクやさんの説明では、①デコンプレバー握る②キックインジケーターを見ながら、キックペダルをゆっくり踏み込む③インジケーターが白くなっから
抜群のセンス猛暑日が続いており、外を歩くという行為が本当に危険なレベルになっている今日この頃、やはり時計は高い防水性を備えて欲しいです。個人的には10気圧防水以上でブレスレットの時計だったら夏時計の基準を満たしているのですが、これだと余りにも選択肢が多いです。だけど世の中的に近年の夏時計の決定版というのはほぼ決まっていると思うのですよ。100万円以上:フィフティ・ファゾムス50-100万円:サブマリーナー20-50万円:ブラックベイ5820万円以下:プロスペックスSDBC10X系
オトナの時計今秋に発表された新作は、ラグジュアリー・スポーツも目立ちましたが、一方で大人びた渋いモデルも出てきました。機械式時計の大口顧客である新興富裕層の志向が分かりやすいモデルから玄人好みのモデルへとシフトしているのでしょうか。TheLonginesHeritageClassic/LONGINES出典:www.longines.jpRef:L2.828.4.73.0ケース径:38.5mmケース厚:10.0mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サフ
ドレス、忘れないでそろそろ暖かくなってきてドレスウォッチ特集も一旦クローズの気配が漂って来ました。というか早くもネタ切れになりそうで焦っています笑私が適当に考えた良い大人が一本は持っておくべきドレスウォッチの条件↓ですが、これ思いの外厳しい条件でした…・貴金属ラウンドケース/革ベルト・2針またはスモセコ3針・バーまたはローマン・インデックス・手巻きムーブメント・径38mm以下/厚さ8mm以下前回も同じようなこと書きましたが、現行はφ40mm化していたり、自動巻が多かったりして、こ
今日はSEIKO×TiCTACSZSB025のメタルブレスを交換しました。用意したベルトは、ファブリック。ナイロンの7倍もの強度を持つ繊維「CORDURA(コーデュラ)」を使用したものです。アイボリーとグリーンの2色を用意してみましたが、今回はグリーンをつけてみます。Dバックルほ両面開き(観音開き)のもの。MORELLATOBridge(ブリッジ)18mmSilverシャンパンゴールドの文字にグリーンのベルト。このベルトの裏は「ロリカ」という水・汗に強い特殊素材が使われて
SEIKOからDiverScuba1965Heritageシリーズが発表されました。2024年6月発売予定です。SBDC195SBDC197SBDC199SBDC101シリーズから何が変わったのか?横:40.5mm→40.0mm縦:47.6mm→46.4mm厚さ:13.2mm→13.0mm駆動時間:70時間→72時間日付位置:3時→4時半防水:200m→300mバンドのコマが小型化バックルが小型化価格:¥159,500
もう一つのモンブランちょっと機械式腕時計に興味があればモンブランがリシュモン・グループ傘下で中々質の高いクラシックウォッチを作っている事はご存知でしょう。汎用ムーブメントではあるものの、ケースや文字盤のクオリティは高く、何より洗練されたデザインが特徴的です。一方で並行輸入店に行ってみると、ビックリするくらい安価で売られており(正規の半額程度もザラ)、中々高級ブランドとしての地位を確立するには至っていない現状があります。モンブランが本格的に腕時計市場に参入したのは1997年と、老舗ではあ
必要なのは格好良さ夏が近づくと俄然活況を呈すダイバーズウォッチ市場。今年も一番人気はサブマリーナーなんでしょう。あとはセイコー・ダイバーズが様々なモデルを展開している事もご存知の通り。しかしそれだけでに収まらず、名門メゾンから普及価格帯のブランドまで、多くのメーカーが参入するこのカテゴリは、全容を把握する事さえ困難です。個人的な嗜好で言えば、ブランパンのフィフティ・ファゾムスこそが最高のダイバーズウォッチなのですが、いかんせんお高いのでおいそれとは手が出ません。『#76100-150
藁山の中の針探せば探すだけ素晴らしいモデルが見つかる機械式時計の世界。選択肢がありすぎて最適な選択が出来ないといういわゆる選択のパラドックスに陥る状態です。これに関しては面白い社会実験があって、24種類のジャムの試食コーナーと6種類のそれでは、後者の方がジャムの売上が10倍あったという結果が報告されています。(『選択の科学』シーナ・アイエンガー)マニアックな愛好家にとっては夢の世界ですが、一般的には選択肢があり過ぎると、それがストレスとなって購買自体をしなくなるという事です。これは業界に
エントリーモデルの難しさ実はこのシリーズを考えるキッカケになった時計がありまして、今日は満を持してそれを取り上げようと思います。いつも通り、エントリーモデルに求められる要件を再掲しておきます。1.ブランドの魅力を十分に伝えている2.納得感のあるコスト低減が図られている3.中核モデルに対して有意に安価であるそして問題の時計はこちらです。FiftySixSelf-Winding/VACHERONCONSTANTIN出典:www.vacheron-constantin
昨日のアルピニストから「飛びアラビア数字」繋がりで、今日はSEIKO5の海外向けモデル。太くて丸っこい6912のアラビア数字インデックスが良いのです。全数字も好きだけど、飛び数字も好き。今日の記事は、SEIKO5シリーズの飛びアラビア数字インデックスモデルとそのバリエーションについて調べてみました。SNKE/SNKKシリーズ飛びアラビア数字インデックスは、SNKE57(白)、SNKE59(緑)、SNKE61(青)、SNKE63(黒)の4機種。末尾がJ1は日本製、K1は
蛙飛び込む時計沼前回に引き続き、湿気と暑さと突然の雨に対応する時計をご紹介。一回で飽きたらなかったのは真剣に探しているからです。BlackBay36/TUDOR出典:www.tudorwatch.comRef:M79500-007ケース径:36.0mmケース厚:10.5mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:ステンレス・スティールベルト素材:ステンレス・スティールバックル:三つ折式Dバックル防水性:150m価格:28万円
丸く収まってないとこ出典:www.cartier.jp一言でいえばコレですね。カルティエは言わずと知れた世界最大のジュエリーブランドであり、リシュモングループの総帥でもあります。機械式時計の歴史においても、世界初の男性用腕時計を生み出したという逸話もあり、ウォッチメーカーとしても極めて大きなプレゼンスを誇っています。しかし時計ブランドとして最高評価を受けているかというと、恐らくそうではないでしょう。勿論好事家はサントスの逸話や、タンクの絶対的存在感などを熟知しており、一定のリスペクト
私の腕時計は以前書いたように、ロレックスのグリーンサブだ。ロレックスのステンレスモデルは高温多湿の日本の気候にぴったりで、家庭用洗剤でジャブジャブ洗うことが出来、大変便利。10年前に購入してから毎日欠かさず付けたまさに相棒。友達のロレックスコレクターからは1本君とからかわれながらも、大切に使っていた。特に問題なく毎日使っていたのだが、さすがに10年使ったのでオーバーホールすることにした。購入した大丸心斎橋店にオーバーホールする愛機グリーンサブを持っていく。約2か月のお別れだ。ところが、車の
GrandSeikoSBGR001日本が誇るセイコーの最高峰ブランド、現在このモデルはディスコンになってしまいましたが、1998年に機械式のグランドセイコーが復活して最初のモデル。今はセイコーの中のグランドセイコーではなくグランドセイコーとして独立し文字盤からSEIKOの文字は消えてしまいました。トヨタで言うLEXUSみたいなもんです。大きな箱中にはスイス、クロノメーター規格より厳しいGS規格に合格した歩度証明書が入っています。機械式なので遅れ進みの検
最新のクラシックコロナショックで自粛が続く中でも、SNSをみていると好事家は時計を買っています。この不況により眠っていたレアなコレクションが市場に出てきているというのもあるようですね。そういう意味では、キャッシュがある人にとっては11年ぶりの買い場が訪れていることは間違いありません。という訳で私も負けじと購入意欲が高まっている訳で、本日は50-100万円という高級機械式時計としてはおそらく最もポピュラーな価格帯からのご紹介です。Seamaster1948SmallSecond/
パート1から結構時間が経ってしまいました(汗)さて、前回の続きからスタートします。正規店マラソンスタート初日新宿の正規店を見に行きます。時刻は平日のお昼過ぎ。1店目は京王百貨店のロレックスへ。初めてお店の前に来ましたが、なんだか入りづらいんですけど。店員さんがお店の入り口に立ってるし。そういえば宝飾店とか高級ブランドのお店に入ったことないからえらく自分が場違いな感じが・・・。全身UNIQLOコーデにスニーカー。先人のBlogにはロレックスに合う最低限清潔感が
ブログを更新できなかった間、多くのメーカーから素敵な腕時計がたくさん発表されています。本日の記事では、それらの新製品の中から気になった7モデルをご紹介。UNDONEBasecampQuest2024年2月15日発売55,000円(税込)ブロンズケース、ムーブメントはGMT機能付のNH34を採用。UVライトでダイヤルにイラストが浮かび上がる遊び心も楽しい。GMT機能は要らないけど、ノンデイトは良いね。BasecampQuest–UNDONEJapanBasecam
今回の記事は完全に個人の嗜好です。異論のある方はいらっしゃると思いますが、ご了承ください。このブログで「ノンデイト」について何回も書いています。新製品が発表されるたびに「ノンデイトも欲しい」と書き、たまにノンデイト機種が発表されたら「気になる腕時計」テーマの記事として喜んで取り上げてます。そんなおじさんは本当にノンデイトが好きなのか、検証してみたいと思います。※英語ではNoDateですが、このブログではノンデイトと表記します。使用しているノンデイトおじさんが持っている機械
以前の記事で書きましたが、セイコーPROSPEXSBDC101をシリコンバンドからステンレスブレスレットに戻してみました。理由は2つ。メーカー純正のバンドを使ってみようかなと思い直した他の腕時計のバンドと比較したかった(これはまた別記事で)重い腕時計は疲れるので、ステンレスブレスレットの腕時計を買う時は、この時計にはどんなバンドが合うだろうか、なども考えます。バンドを交換することで、軽くなるだけではなく、レザー、ファブリック、シリコンなどの素材の感触や見た目も楽しめます。まだ使