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天竺への旅先日アルティプラノを購入したのはご報告の通りなのですが、1ヶ月近い有給消化期間中にかなり時計を見まくっていました。当初からアルティプラノが本命であったのですが、本当にそれで後悔しないのか?という疑問は常にあり、これを払拭したいと思っていたのです。そのためには対抗馬をチェックするしかありません。という事でひたすら時計店巡りをしていたのです。今回はその一端をご紹介しつつ、私個人はアルティプラノを選択したものの、やはり素晴らしいと思える時計が幾つかあったので、その話をご紹介したいと
目立たないけど、普通じゃない私は時計趣味に目覚めてから冬が好きになりました。何故なら革ベルトのドレスウォッチを好きなだけ着けられるからです。そんな訳で、今回もドレスウォッチ研究の第三弾といきましょう。まずはMinority’sChoiceの独断と偏見によるいい大人が一本は持っておくべきドレスウォッチの要件を再掲しておきます。・貴金属ラウンドケース/革ベルト・2針またはスモセコ3針・バーまたはローマン・インデックス・手巻きムーブメント・径38mm以下/厚さ8mm以下今回はホーリ
ザ・クラシックブレゲのクラシックといえばそんな存在ではないでしょうか。稀代の天才時計師アブラアン-ルイ・ブレゲが生み出した懐中時計をそのまま腕時計にしたためたデザインは、マリーアントワネットが在りし中世の香りすら漂っています。これに比べれば1932年に誕生したカラトラバがモダンに見えるほどです。そんなクラシック中のクラシックを本日は堪能しましょう。Classique7147/BREGUET出典:www.breguet.comRef:7147BR/12/9WUケース径:40.
もう一つのモンブランちょっと機械式腕時計に興味があればモンブランがリシュモン・グループ傘下で中々質の高いクラシックウォッチを作っている事はご存知でしょう。汎用ムーブメントではあるものの、ケースや文字盤のクオリティは高く、何より洗練されたデザインが特徴的です。一方で並行輸入店に行ってみると、ビックリするくらい安価で売られており(正規の半額程度もザラ)、中々高級ブランドとしての地位を確立するには至っていない現状があります。モンブランが本格的に腕時計市場に参入したのは1997年と、老舗ではあ
スイス老舗ブランドの魅力1ブランド1本主義を勝手に掲げるMinority’sChoiceが各ブランドで欲しいモデルをご紹介するシリーズ第5弾です。今回はゼニスとオリスでいってみましょう。ClassElPrimero/ZENITH出典:www.rasin.co.jpRef:02.0500.420/24.M501ケース径:40.0mmケース厚:11.5mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:サファイア・クリスタルベルト
マイクロローターの聖杯私にとってそう言えるのが、ショパールが世に送り出した伝説的名機L.U.C1860です。泣く子も黙るマイクロローターの金字塔Cal1.96を搭載した神作といえるドレスウォッチですね。時計好きとしては一本はマイクロローター機を所有したいという欲求は誰しもが持つものでしょう。じゃあ何にするの?といった時に、その候補は眩い作品ばかりだったりします。ぱっと思いつくだけでも、カラトラバ5120(パテック)、サクソニア・オートマティック(ランゲ)、アルティプラノ(ピアジェ
友、遠方より来るこのシリーズで前回ご紹介したダニエル・ロートですが、アレは一度買い逃したというお話をしました。『#188マイウォッチ(8)ダニエル・ロート』恋に恋焦がれいよいよネタ切れが近付いて来ましたが、私の大のお気に入りを満を持してご紹介します。以下、お気に入りすぎて気持ち悪いくらい絶賛していますが、どうか唯…ameblo.jpで、結局は手にすることができたのですが、その間に書いた記事がコレです。『#135ヤケ買いにはご用心』逃した魚は忘れよう仕事柄、新幹線で移動することがある
定期的に来るやつ健全な時計ヲタを定期的に襲うのが、クレドール欲しい病です。私の場合、数ヶ月に一度の頻度で訪れますので、その時にお金を持っていると終わりです。クレドールは一言でいえばセイコーグループの綺麗どころ担当であり、グランドセイコー(GS)と並ぶ二大巨頭の一角であります(ガランテとかいうヤツは知りません)。そして私の中ではクレドール>>>>>GSなんですが、まあそれは単に好みの問題で、薄く軽く美しい時計を愛でるMinority’sChoiceにとっては至極当たり前の選好なのです
王の帰還という事で皆様ご無沙汰しておりました。2ヶ月ほどブログをお休みしておりましたが、ボチボチ再開していこうと思います。公私で色々忙しかっただけなのですが、この間もあまり変わらずアクセス頂き、特に直近のエントリーのいいねが通常の三倍くらいになっていて、励まされておりました。ありがとうございます♪で、復活するには丁度いいネタがあったのでこれを使わせてもらいます。SDKA001“KSKReissue”/SEIKO出典:www.seikowatches.comRef:SDKA00
上手いこと言うなあ言うまでもなくセールスマンにとってセールストークは非常に重要なスキルです。前も同じこと書きましたが、有能なセールスマンは南極でも氷を売るという例え話もあるくらい。時計屋巡りを趣味としているMinority’sChoiceはこれまで様々なセールストークを聞いてきましたが、皆さん中々面白い話術を持っています。しかし中にはFAQ的な模範解答があるかのように異口同音の問答が発生する事もあります。「丈夫さを重視してますので」私の時計に関する典型的な注文(文句)は大きい、重い
4月に購入して愛用しているシチズンコレクションメカニカルクラシカルラインNB1050-59A白・黒・青の3色ラインナップです。他色を買い足したいなぁと、冗談半分で何回か記事に書きました。今日の昼休み、シチズンサイトを覗いていたら……新ラインナップが掲載されていました。6月16日発売予定の銀箔漆文字板モデルNB1060-04AとNB1060-12Lです。モデルメカニカルクラシカルライン銀箔漆文字板モデル型名NB1050-59ANB1050-59ENB105
シャフハウゼンの雄出典:www.iwc.com米国出身の時計師フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが1868年にスイスはシャフハウゼンに創立したインターナショナル・ウォッチ・カンパニー(InternationalWatchCompany,IWC)。150年以上の歴史を持ち、高級機械式時計業界では知らない人はない地位を築いています。一般的な知名度も高く、例えばインスタの公式アカウントのフォロワー数などは、他の名門ブランドよりかなり多いです。名門ブランドのインスタフォロワー数*IW
ありそうでなかった佳作今更何やねん、と思われるでしょうけど、この時計は絶対触れたかったのですよ。まあ今も普通に買えますし、ブレス時計なので夏でも行けますし、別に良いでしょ?SDKS001/KINGSEIKO出典:https://monochrome-watches.com/Ref:SDKS001(SPB279)ケース径:37.0mmケース厚:12.1mm重量:129gケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:ステンレス・スティールベルト素材:
やっぱり良かった私は基本的にこのブログでは自分が欲しいと思う時計を中心にご紹介していますが、今回は少し違います。自分には着けこなせない事がほぼ確実なので、私が買う事はないでしょうけど、それでもかなりお勧めの時計です。今更感もかなりあるんですが、我慢できませんでした笑AikonVenturer43mm/MAURICELACROIX出典:www.mauricelacroix.comRef:AI6058-SS002-430-2ケース径:43.0mmケース厚:11.6mm重
使えるツナ缶今年はセイコーの当たり年と言えるでしょう。先日ご紹介したSBDC10Xシリーズがかなり評判良いのに、さらにもう一つ注目すべきモデルがプロスペックスからリリースされました。それがSBDY059ならびにSBDY061の、いわゆるツナ缶です。時計を保護する外胴プロテクターが外見上の大きな特徴である事からこの渾名がついた外胴ダイバーズは、マリンマスター・プロフェッショナルというプロユースに耐えるモデルとして主にクオーツムーブメントを搭載してラインナップされてきました。1,000mとい
それが問題だ出典:www.patek.comこれは時計を集め出す初期段階で必ず一度は考える問題だと思います。プライマリ(正規)マーケットで買うか、セカンダリー(並行輸入/中古)マーケットで買うかという選択。それぞれPro/Conあると思うので、私の大したことのない経験を基にまとめました。「嘘つけ!」と思うことがあれば是非ご指摘下さい。正規での購入<VacheronConstantinGinzaBoutique>出典:http://en.worldtempus.comPros
託された金無垢マイウォッチとか言いつつ、これ私の時計ではないんです。義理の祖父の形見として妻の実家に置いてあったものを、私がメンテナンスするという名目で(半永久的に)預かっているのです。義理の祖父は生前は会社を経営しており、祭りと新しい物が好きな親方タイプの人であったと聞いていましたが、腕時計好きでもあったようです。私が妻と出会った頃にはすでに他界されていたので面識はありませんが、遺品には数十本の腕時計があったそうです。しかし家族はその価値を判断しかねたらしく、一人一本形見に取って後は
最高の舞台で2針ドレスウォッチというのは、一般に最も格式の高い腕時計とされています。フォーマルなパーティや式典とかで着けていくような時計ですね。(諸説あります)そんな舞台とはほぼ無縁のMinority’sChoiceですが、まあ誰かの結婚式とか、オペラでも観にいく時にコスプレするとか使い道はなくは無いです。そもそもスーツ着てる時にも使えますから、持ってて損するという事はありません。2針ドレス枠はヴァンクリーフを一本持っていて、かなり気に入っているので、買い替え需要が高まっているわけ
今年の新作、早くも入手することができました。ロレックスと言いたいところですが、入手したのはチューダー。でも、狙っていたモデルだったのでとても満足してます。入手したのはこちら。チューダー、ブラックベイ54。新生チューダーは今までペラゴスのみ経験がありました。ブラックベイシリーズは58が出た時に検討したのですが、購入にまでは至っていませんでした。今回入手した54は37ミリケースにアジャスト機能のついた新バックルがあてがわれており、実用面でさらにブラッシュアップされた印象を受けます。
前回から続いて、ステンレスブレスレットの紹介。SEIKOPROSPEXSBDC101シリーズ用に最近発売されたアステロイドブレスレットです。Strapcode20mmAsteroidWatchBandforSeikoSPB14363Mas40.5mm,316LStainlessSteelBrushedandPolishedV-Claspwww.strapcode.com99.99USD商品を見る太空人SEIKO精工63MAS復刻62MASSPB14
光の悪戯Minority’sChoiceが今年一本欲しいなと思っているのが黒文字盤の時計です。そんな定番中の定番で今更何を?という感じかも知れませんが、黒と一口にいっても千差万別の表現がありまして、特に難しい文字盤だと私は思うのです。白光りして安っぽい黒文字盤これが難題です。強い光源の下で白光りする黒文字盤はプラスチックみたいで安っぽいと私は思うのです。そしてこれは超のつく高級時計でも起こっています。A.ランゲ&ゾーネのサクソニアなんかもその例です。ただネット上の画像や写真では中々
質実剛健とはドイツ時計を指してよく言われる言葉です。時計に限らず、車、家電、薬品などドイツ製と言われればなんとなく安心感があるのではないでしょうか。それこそが彼の国のブランド力です。日本も似た感じですよね。それだけに親近感もあります。高級機械式腕時計の世界においてはスイスに次ぐ地位にあるドイツの時計は、我々の心を捉えて離しません。A.ランゲ&ゾーネを筆頭にラング&ハイネ、モリッツ・グロスマンといった高級メゾンも素晴らしいのですが、より大衆的な中小メーカーが多いのもドイツ時計の魅力の一つ
蜃気楼を追うべからず出典:whowatchwear.comさて、今日は読み物です。皆様ご存知の通り最近の高級腕時計ブームは凄まじいものがあります。民放テレビがロレックスのセカンダリー価格の高騰を報じたり、ロレックスに関する犯罪(強盗など)も発生しておりまあ尋常ではありません。これは何もロレックスに限った話ではなくで、パテック・フィリップやカルティエなどのコレクターズピースもオークションで信じられない高値で取引されています。今や一大投機ブームの真っ只中といった感じで、有名ブランドの人気
今回は、MAKO/RAY/KAMASUシリーズの最新版であるKAMASU2(MAKO4)と、各社で人気のミドルレンジ(約10~15万円)リデザイン・ダイバーズウォッチを比較してみます。メーカーオリエントオリエントスターセイコーシチズンモデルKAMASU2(MAKO4)DIVER19642ndedition1stダイバー現代デザインチャレンジダイバー復刻型名RN-AA0810N他RK-AU0601BSBDC101NB6021-68L
最新のクラシックコロナショックで自粛が続く中でも、SNSをみていると好事家は時計を買っています。この不況により眠っていたレアなコレクションが市場に出てきているというのもあるようですね。そういう意味では、キャッシュがある人にとっては11年ぶりの買い場が訪れていることは間違いありません。という訳で私も負けじと購入意欲が高まっている訳で、本日は50-100万円という高級機械式時計としてはおそらく最もポピュラーな価格帯からのご紹介です。Seamaster1948SmallSecond/
OrientMakoの新作です。「Orient」からダイバーデザインシリーズに新しいサイズとデザインの『OrientMako40』が登場。新作はスポーティなダイバースタイルを基本にしながら、コンパクトな39.9mmケースとシンプルなデザインを採用し、男女共に日常使いやファッションコーディネートに最適なカジュアルウオッチです。(注)ISO規格に準拠したダイバーズウオッチではありません。RN-AC0Q01BRN-AC0Q03SOrientMakoR
では、レビューを始めましょう♪😁FORMEXESSENCE39ホワイトです。【39】という数字にあるように、ケースサイズは39ミリ。アースブルーと同じです。ムーブメントはセリタのC.O.S.C認定ムーブメントのSW-200。その中でも最上位ランクのムーブメントを使用しています。これもアースブルーと同じです。メーカー特許のサスペンション機能も備えています。……ん⁉︎まてよ⁉︎………って事は…。🤔そう。実はこの白文字盤。モデル名もアースブルーと同じな事からも分かるように、文字盤以
この企画は何となく始めてみたものの、結構候補が少ない事に気付かされます。私が勝手に設定した、条件↓がかなり厳しいんですよね。・貴金属ラウンドケース/革ベルト・2針またはスモセコ3針・バーまたはローマン・インデックス・手巻きムーブメント・径38mm以下/厚さ8mm以下ヴィンテージやアンティークに行けばこの条件をクリアするのはさほど難しくないのですが、殊に現行モデルとなると、ブランパンやジャガールクルト(JLC)といった超名門にもないんです。自動巻だったり、デイトが付いてたり、40mm
おじさんの持っている機械式腕時計(メーカー製品)はセイコーとオリエントだけで、シチズンは持っていません。過去の「気になる腕時計」記事でも数回取り上げた機種はあります。気になるシチズン手持ちと被らない、買い足したいなと考えているのはこんな時計。機械式(自動巻きor手巻き)小さい(横38mm程度)メタルブレスレットサファイアクリスタルできれば安いほうが……この条件で何度か紹介しているのが、シチズンのメカニカルクラシカルラインNB1050シリーズ。昨年(こっそりと?)発売
今日はセイコーのロードマーベル36000(以下「ハイビート」といいます)の製造開始・終了年月とその間の裏蓋刻印の変遷について私の知っていることを簡単に。私が敬愛してやまない先輩ブロガー、おさーんさんに記事にすれば?と勧めていただいたので、それならばということで。但し、自分で書いておいてこんなことを言うのもアレですけど、今回の記事は知っている人にとっては何を今更という内容だし、興味のない人にとっては地獄のように退屈に違いありません。その点は呉々もご注意を。さて、既に皆さんご存知の通り、ハイビート