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今回は、MAKO/RAY/KAMASUシリーズの最新版であるKAMASU2(MAKO4)と、各社で人気のミドルレンジ(約10~15万円)リデザイン・ダイバーズウォッチを比較してみます。メーカーオリエントオリエントスターセイコーシチズンモデルKAMASU2(MAKO4)DIVER19642ndedition1stダイバー現代デザインチャレンジダイバー復刻型名RN-AA0810N他RK-AU0601BSBDC101NB6021-68L
天竺への旅先日アルティプラノを購入したのはご報告の通りなのですが、1ヶ月近い有給消化期間中にかなり時計を見まくっていました。当初からアルティプラノが本命であったのですが、本当にそれで後悔しないのか?という疑問は常にあり、これを払拭したいと思っていたのです。そのためには対抗馬をチェックするしかありません。という事でひたすら時計店巡りをしていたのです。今回はその一端をご紹介しつつ、私個人はアルティプラノを選択したものの、やはり素晴らしいと思える時計が幾つかあったので、その話をご紹介したいと
友、遠方より来るこのシリーズで前回ご紹介したダニエル・ロートですが、アレは一度買い逃したというお話をしました。『#188マイウォッチ(8)ダニエル・ロート』恋に恋焦がれいよいよネタ切れが近付いて来ましたが、私の大のお気に入りを満を持してご紹介します。以下、お気に入りすぎて気持ち悪いくらい絶賛していますが、どうか唯…ameblo.jpで、結局は手にすることができたのですが、その間に書いた記事がコレです。『#135ヤケ買いにはご用心』逃した魚は忘れよう仕事柄、新幹線で移動することがある
古き良きクロノグラフ1ブランド1本主義を掲げるMinority’sChoiceが妄想にふけるシリーズも第4弾です。今日はタグホイヤーとベル&ロス行ってみましょう。クロノグラフ好きではない私にしては珍しく、今日は2本ともクロノです。やっぱり昔のクロノはめっちゃ良いです。Carrera1964Re-Edition/TAGHEUER出典:www.crownandcaliber.comRef:CS13111ケース径:35.0mmケース厚:13.0mm重量:-ケース素材:ス
美しき獣たち何度か紹介していますが、Minority’sChoice的には最上位クラスに好きなブランドです。何故なら薄く美しい時計を追求するというブランドプロミスが私の嗜好に完全にマッチするからであります。1874年創業のピアジェは、140年以上の歴史を持つ老舗です。今でこそジュエラーとしてのイメージも強いメゾンですが、元はムーブメントメーカーとして始まっていますから紛れもなく時計屋なのです。ピアジェ最大の特徴は前述の通り極薄ウォッチの開発にあります。1957年発表の極薄手巻きキャリ
ある意味ブランドの顔ですよね。エントリーモデルって。久方ぶりですが、このテーマは中々含蓄があって研究しがいあると勝手に感じています。では本日も参りましょう。例によって、良いエントリーモデルの条件を示しておきます。1.ブランドの魅力を十分に伝えている2.納得感のあるコスト低減が図られている3.中核モデルに対して有意に安価であるグランドセイコーの例SBGR287/GRANDSEIKO出典:www.grand-seiko.comRef:SBGR287ケース径:3
TIMEXの新作がHODINKEEJapanに掲載されました。日本では2月頃発売とのこと。タイメックススペースエイジなマーリンジェットオートマチックを発表Introducing:タイメックスクラシックなマーリンをレトロフューチャーにアレンジした新作で2024年の幕を開ける流線型で、60年代の魅力がほどよく注ぎ込まれたマーリンジェットオートマチックは、高額のプライスタグを付けずにプレミアムなスタイルを実現するという、説得力のある主張をした。www.hodinkee.jp流線型で、
全部入りカレンダー昨年はコロナ禍の中でも多くの新作が発表されました。世の中がロックダウンに陥ったというのによくこれほど各社新作を投入出来たものです。そして毎度ながら数え切れない新作の波にのまれて全く目立たなかった秀作があります。私の贔屓のブランパンから、素晴らしいアップデートを果たしながらレビュー記事も殆どなかったモデルをご紹介しましょう。VilleretQuantiemeComplet/BLANCPAIN出典:www.blancpain.comRef:62641127M
おフランスにエントリー有名ブランドのエントリーモデルを見ながら、そのブランドの考えていることを妄想するシリーズも第5弾です。まずはいつも通り、エントリーモデルに求められる要件(私見)を再掲しておきます。1.ブランドの魅力を十分に伝えている2.納得感のあるコスト低減が図られている3.中核モデルに対して有意に安価である今日はフランスにゆかりある二つのビッグネームを見てみましょう。ブレゲの例TypeXX3800/BREGUET出典:www.breguet.comRe
いつもありがとうございますなんと今回が記念すべき#200となりましたので、それを祝して今回は需要ゼロのエッセー的なエントリーにします。したがって皆さん、本日はいつも以上に得るもののない話なので覚悟して下さいね笑このブログを書き出したきっかけは、2018年秋に久しぶりに機械式時計を買いまして、それを機に時計熱が燃え上がったことです。備忘録をかねて自分にとっての機械式時計の魅力を一方的に書き連ねてみて、それが誰かの目に止まり、機械式腕時計を買うきっかけになれば良いなと思って始めました。私は
私的時計コレクション中結果的に一番安価だが、一番ワクワク心踊り満足度の高いのが、R.X.W.ロックスウォッチ(レはないがマジだぜ‼︎)本ブログ記事においては勝手に「ケンポール」と呼んでいる。遊び心として理解できれば*リーズナブルでありながら**こんなにデキの良い時計もない***。(*はおせっかいな脚註です)*これだけ本家のエッセンスを再現して盛り込んだ外見は、ファッションアイテムとしても、コレクションとしても、本家に匹敵するアイコニックなオーラを放つ。はめるのに
何でもないようで、そうではないこのところ時節柄、防水性のしっかりしたブレスレット時計ばかりご紹介してきましたが、9月になりましたし、そろそろ本来(?)の路線も織り交ぜていこうと思います。というかあまり季節関係なくメーカーはスポーツウォッチもドレスウォッチも発表していくので、どんどん宿題が積み上がって行くんですよね。今回はMinority’sChoiceが大好きなロンジンのヘリテージ・コレクションの新作です。長らくデイトないと死ぬ病を患っていたロンジンは昨年くらいからこれを克服し、それと
以前の記事で書きましたが、セイコーPROSPEXSBDC101をシリコンバンドからステンレスブレスレットに戻してみました。理由は2つ。メーカー純正のバンドを使ってみようかなと思い直した他の腕時計のバンドと比較したかった(これはまた別記事で)重い腕時計は疲れるので、ステンレスブレスレットの腕時計を買う時は、この時計にはどんなバンドが合うだろうか、なども考えます。バンドを交換することで、軽くなるだけではなく、レザー、ファブリック、シリコンなどの素材の感触や見た目も楽しめます。まだ使
愛すべき銀座出典:googlemaps本日は時計そのものとは関係ない話。東京住まいの私が時計屋を巡るルートを備忘を兼ねてまとめようと思った次第です。いかに効率的に多くの時計屋を巡るかを常日頃考えているMinority’sChoiceの推奨ルートが誰かのお役に立てば幸いです。私の感覚では東京には大きく3箇所に時計屋が集中しています。1.銀座エリア2.新宿-中野エリア3.東京-日本橋エリア1.銀座ルート私が最もよく行くルートです。ブティック、百貨店、時計専門店とあらゆるタ
もう一つの趣味である腕時計のブログが滞ってました。2020年は8月の盆明けに手巻き腕時計ジラールペルゴ9040フラットウォッチを購入。ロードバイクの事故以来、ユーズドとはいえ1年間で3本も購入している自分が大丈夫?か?と自問自答。。。まあ、ロードバイクでバリバリに実走していた頃は、パーツ散財に年間20ー30万使っていたからいいか。。いや、腕時計の方がはるかに高いぞ!そこで腕時計購入ルールを決めました。❶年間予算は40万まで(基本はユーズド)、出しても
ブログを更新できなかった間、多くのメーカーから素敵な腕時計がたくさん発表されています。本日の記事では、それらの新製品の中から気になった7モデルをご紹介。UNDONEBasecampQuest2024年2月15日発売55,000円(税込)ブロンズケース、ムーブメントはGMT機能付のNH34を採用。UVライトでダイヤルにイラストが浮かび上がる遊び心も楽しい。GMT機能は要らないけど、ノンデイトは良いね。BasecampQuest–UNDONEJapanBasecam
蛙飛び込む時計沼前回に引き続き、湿気と暑さと突然の雨に対応する時計をご紹介。一回で飽きたらなかったのは真剣に探しているからです。BlackBay36/TUDOR出典:www.tudorwatch.comRef:M79500-007ケース径:36.0mmケース厚:10.5mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:ステンレス・スティールベルト素材:ステンレス・スティールバックル:三つ折式Dバックル防水性:150m価格:28万円
最新のクラシックコロナショックで自粛が続く中でも、SNSをみていると好事家は時計を買っています。この不況により眠っていたレアなコレクションが市場に出てきているというのもあるようですね。そういう意味では、キャッシュがある人にとっては11年ぶりの買い場が訪れていることは間違いありません。という訳で私も負けじと購入意欲が高まっている訳で、本日は50-100万円という高級機械式時計としてはおそらく最もポピュラーな価格帯からのご紹介です。Seamaster1948SmallSecond/
24時間闘えますか?出典:第一三共ヘルスケア昔そんな歌がありましたよね。ジャパニーズ・ビジネスマン!とか言って。今のご時世からすればあり得ない話ですけど、当時の世相をよく反映していた気がします。まあそれはさておき今回はサラリーマンに相応しい時計とは何か、を考えてみようと思います。あくまで与太話ですので、本気にしてはいけません。何が美しいか、何が価値があるか、なんていうのは自身が人生で培った勘と経験と知識を頼って決めて下さい。という事で賢明な読者の皆様におかれましては、むしろ批評的精神
美しきカーベックス私のコレクションをご紹介するシリーズ第5弾。フランク・ミュラーのカサブランカです。幾度となく予防線を張っていたので、何となく気付いていた方もおられるかも知れませんが、そうなんです。私、時計マニアや業界人から総スカンのフランク・ミュラー愛好家なんです。だって美しいですから。ただその一点に尽きます。Ref:2852CASAACケース径:31.0x43.0mmケース厚:9.6mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:
蜃気楼を追うべからず出典:whowatchwear.comさて、今日は読み物です。皆様ご存知の通り最近の高級腕時計ブームは凄まじいものがあります。民放テレビがロレックスのセカンダリー価格の高騰を報じたり、ロレックスに関する犯罪(強盗など)も発生しておりまあ尋常ではありません。これは何もロレックスに限った話ではなくで、パテック・フィリップやカルティエなどのコレクターズピースもオークションで信じられない高値で取引されています。今や一大投機ブームの真っ只中といった感じで、有名ブランドの人気
時計界のダ・ヴィンチ出典:https://press.jaeger-lecoultre.comそれがジャガールクルト(JLC)というブランドです。リシュモングループに限らず、機械式時計業界で果たしてきた貢献は計り知れません。(探訪シリーズはメジャー所は概ね網羅したので、しばらく名門ブランドを訪ねてみたいと思います。)JLCの創業は1833年と古く、初の万国博覧会で金メダルを授与されるなど、黎明期から高いムーブメント製造技術で知られる時計工房でした。まだ時計製造が数百の家族経営工房に依存
上がり時計の候補を3本に絞った私。50歳になる時に買えるように、手持ちの時計を愛でながら、時間を見つけては探し続けていました。そして今年2023年。その針が急激に動きました。そのきっかけになったのは奇しくもIWCの時計でした。鮮やかなサンレイブルーが美しいIWCのアクアタイマー(IW329005)。この時計を幸運にも手にする事ができました。この時計も発売当初から欲しかった時計だったのですが、この時計が出る前に別のアクアタイマー(黒文字盤)を購入していた為、泣く泣く諦めた経緯がありまし
先日、時計店へお出かけし、パネライの替えベルトを探してきました。が、サイズが無くて仕方なく他のブランドの時計を見たり、話をしている中で、『パネライは好きだけど、存在感がありすぎてね〜なんか、小ぶりなのも気になるね〜』と、話したところ、『○○さん。では、ノルケインってどうですか?』と、2019年にデビューしたスイスの新興ブランドの話をされました。あらゆる時計雑誌を読んでいた昔ならいざ知らず、最近は全く疎くなってしまったので、当然、『いや、知らないなー。どんな時計なの?』と尋ねた所、商
キング・オブ・ロレックス平成もいよいよ終わりますね。しかしそんな話は他の人に任せて、テレ東ばりに空気を読まず時計の話をします。本日はついにコレと対決します。巷ではとんでもないプレミア価格で取引されるロレックスの絶対王者、コスモグラフ・デイトナでございます。CosmographDaytona/ROLEX出典:https://m.rolex.comRef:116500LNケース径:40.0mmケース厚:12.5mm重量:145gケース素材:ステンレス・スティール904L
隠れ過ぎた名作毎度同じようなことを言っていますが、機械式時計は種類があり過ぎてその全容を掴んでいる人などいないでしょう。そこそこ有名なブランドの現行モデルでさえ、全てを押さえている人などいるのでしょうか?それ故、日の目を浴びない名作が数多く眠るのが時計沼です。そんな中から注目すべき一本を紹介したいというのが、このブログのコンセプトでもあります。隠れた名作どころか、隠れ過ぎて全然気付かれてない名作を本日もご紹介しましょう。MultifortPatrimony/MIDO出典:ww
王の帰還という事で皆様ご無沙汰しておりました。2ヶ月ほどブログをお休みしておりましたが、ボチボチ再開していこうと思います。公私で色々忙しかっただけなのですが、この間もあまり変わらずアクセス頂き、特に直近のエントリーのいいねが通常の三倍くらいになっていて、励まされておりました。ありがとうございます♪で、復活するには丁度いいネタがあったのでこれを使わせてもらいます。SDKA001“KSKReissue”/SEIKO出典:www.seikowatches.comRef:SDKA00
ありそうでなかった佳作今更何やねん、と思われるでしょうけど、この時計は絶対触れたかったのですよ。まあ今も普通に買えますし、ブレス時計なので夏でも行けますし、別に良いでしょ?SDKS001/KINGSEIKO出典:https://monochrome-watches.com/Ref:SDKS001(SPB279)ケース径:37.0mmケース厚:12.1mm重量:129gケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:ステンレス・スティールベルト素材:
何であれ収集家という人種は必ずマイルールを持っていると思います。自分のコレクションの方向性を決定付ける重要な約束事です。ただそのルールの方向性やユルさは人それぞれ。私はいい加減な人間なので、基本的にルールは緩めですが、やっぱりマイルールがあります。というか最近その重要性をひしひしと感じてきました。良いなと思ったものを全て買うなんて、多くの人には経済的に無理な話です。それが理想ではありますが。とかく高額な機械式時計をコレクションしようものなら、限りある資本でいかに自分らしいコレクションを構
胸を張ってエントリーかつてトップ・ギアという英国の人気テレビ番組がありました。3人の中年オヤジが好き勝手言いながら車を紹介する番組です。その名物司会者の一人、ジェレミー・クラークソンがポルシェのエントリーモデルであるケイマンという車種について語っていたセリフが忘れられません(うろ覚え)。「ケイマンを買うなんて信じられない。これで街中を走るなんて、大声で俺は人生に失敗した!と叫んで回るようなものだ。」まあ、こんな物言いで人気を博していたオッサンなので、もしケイマンオーナーの方がいてもスルー