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「前回と同じだから分かってると思うけど」と前置きされたうえで、略式請求に対する説明が始まりました。この説明と手続きは、検察官ではなく事務官により行われました。まずは「略式請求とは何か」の書類がプリントアウトされ、私の前に置かれました。罪を100%認めていて、定職についている被疑者にとっては(私のような人間)、略式はメリットしかありません。後日裁判所より送られてくる確定された罰金を納付すれば全てが終わります。裁判を受けることもなく、「懲役刑が求刑されるかも」という不安
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆検察官の事情聴取…二回目検察官の前に座る。前と違って検察官の表情は穏やかだった。『ご主人、昨日ここに来て罪を認めましたよ。泣きながら謝っていました。』…そうなんだ…。『これから裁判になりますが…奥様、ご主人を支えてあげてください。』……支える?…私が…夫を?私の気持ちは穏やか…ではない。いろんな事柄がぐるぐるぐるぐるぐるぐる……夫は起訴されて裁判になる。事件から夫は法によって守られているので非難の的は全て私。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★警察の取り調べの後検察官の事情聴取があった。確か…二回あったと記憶している。一回目…(まだ夫が犯行を認めていない時)警察の聴取室とは違い広い部屋大きな窓窓があるからよけい広く感じた。眼鏡をかけた女性の検察官斜め横には男性の検察事務官資料を見たりパソコンの操作をしている。検察官の机には本や資料が沢山置かれていた。緊張している私『○○さんの奥様…○○○○○さんですね。』と確認された。「…はい。」かすれた声で返事をする私。『
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆検察室の広い机の前に置かれたパイプ椅子に私は座らされた。『検事の⬜⬜⬜⬜です。ご主人の事件についてお聞きします。』警察の取り調べの恐怖が甦ってきた…。動悸がする…胸が苦しい…嫌な汗が出てきた…手が震える…そんな最悪な状態の私を気にもとめず検察官は話始めた。『ご主人、犯行を認めていませんね。幼稚な言い分けしてますよ。自分は脅かされて…というような事を言っていますね。ご主人がやったという証拠は全て揃ってるんですけど。……………