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先日、大型書店をブラブラして見て回っていると、2014年、綾野剛と武井咲のW主演で放送された連続ドラマと同じタイトルの小説に出会った。好きなドラマや映画の原作は結構読む📖👓私だが、ドラマ『すべてがFになる』は原作がコミックだと思っていた。実際、『すべてがFになる』はコミックが出ているのだが、コミックを読めない私は読まずにいた。ところが…である、『すべてがFになる』なんてタイトルがそうそうあるとは思えず、その小説を手✋に取って、しばし立ち読み。すると正に、あのドラマの犀川創平と西之園萌絵
本日読み終えた本、森博嗣さんの『お金の減らし方』アタクシはわりと共感できることが多かったので、この基本理念を忘れないようにしようと読書メモお金の減らし方(SB新書)[森博嗣]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}先ず、森氏には億単位の印税収入があるという事実を踏まえておく必要があります。多少使ったところでおいそれとは減らない、唸るほどお金を持っている一方、アタクシは一般庶民であります。そもそも大学の教職の稼ぎでは「欲しいものが買
かなり時間がかかりましたが森博嗣著『オメガ城の惨劇』読了しました。ブログは自分の備忘録的な意味もあるので今回は・・・マニアとしてはエピローグの11頁だけでこの本を買った値打ちがあります自分のためにモロネタバレ有りで書きます下にネタバレと書いていますのでそこまでは読めます。これは何なのか知りたい。待望の犀川創平ものなので迷わずに買った。懐かしい人々が登場して且つ面白い作品でした。マガダ・シキの名前で孤島に集められた各界の研究者たち。その中にサイカワ・ソウヘイがいた
森博嗣『お金の減らし方』SB新書508ベストセラー作家で元大学教授によるお金との付き合い方を書いた本。タイトルでひきつけ、中身で衝撃を受ける。本は読まない。小説を書いたのは、どうしてもほしい物があり、そのお金を調達するためのバイトとして書いた。収入の使い道は、8割を家族の生活のために。1割を自分の、1割を奥さんが好きなものを買うために使うと決めていたそうだ。そもそも、本当に欲しいものであれば、どのような努力をし、犠牲を払ってでも資金を調達し、手に入れようとする
今年もたくさんのミステリを、ありがとう京都の紅葉(撮影:2022.11.23)2022年10~12月に読んだミステリです。41森博嗣「オメガ城の惨劇」講談社2022.10.12発行42雨穴「変な絵」双葉社2022.10.23発行43米澤穂信「栞と嘘の季節」集英社2022.11.10発行44斜線堂有紀「楽園とは探偵の不在なり」早川文庫2022.11.20発行45高田崇史「古事記異聞陽昇る国、伊勢」講談社ノベルズ2022.11.28発行
十一月下旬の日曜日の朝、模型交換会の会場の那古野市公会堂の控室で、コスチューム撮影会のモデル:筒見明日香が首のない死体で発見された。そばには、国立M工業大学の大学院博士課程に在籍する社会人学生:寺林高司が倒れていた。そして、前日の夜には、寺林と同じ研究室の大学院生:上倉裕子が、大学の研究室で扼殺されていた。どちらの部屋も施錠されており、密室状態だった。二人と面識があり、両方の部屋の鍵を持っていた寺林が犯人と疑われ……。今回は、犀川先生大活躍。ご本人も言われてる
著者:森博嗣密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。(Amazon)
封印再度(講談社文庫)/講談社¥864Amazon.co.jp西之園萌絵は、パズルマニアの儀同世津子から、パソコン通信のフォーラムで知り合った漫画家:香山マリモが、似たような瓶の中の鍵を取り出すパズルを持っていることを聞かされる。香山家は代々仏画師で、五十年ほど前に、祖父:香山風采は、自宅の蔵の中で自死している。蔵には鍵がかけられており、凶器は見つからず、香山家に伝わる家宝である「天地の瓢(こひょう)」と「無我の匣(はこ)」があった。亡くなる数日前、風采はその二つを、息子:林水に見せてい
久々にS&Mシリーズ読みました。残りも少なくなってきました。今回の夏のレプリカですが、同シリーズの別タイトルである、幻惑の死と使途と関連しています。とは言っても、直接の絡みは大したことなく、物語として同じ時系列で進んでいる感じです。少し話が逸れますが、幻惑の死と使途について語りますw結構前に読んだのですが、その時のちょっとした小話。かれこれ10年近く前ですが今と違って散髪は美容院へ行っていました。待つことがわかっていたので、その際に読んでいたのが幻惑の死と使途です。順番がきて呼ばれて担当
高校からの親友:西之園萌絵とマジックショーを見て食事をした後、二年ぶりに東京から犬山市の実家へと帰ってきたT大大学院生:簑沢杜萌を迎えたのは、初めて見る通いの家政婦:佐伯千栄子だった。両親も姉:紗奈恵も出かけたと言う。父:簑沢泰史は、元国会議員である祖父:簑沢幸吉の婿養子だったが、母:祥子(さちこ)が後妻に入り、杜萌と紗奈恵は連れ子のため、家族の中で祖父と血の繋がったものは誰もいなかった。前妻の息子である兄:素生(もとき)だけが、直系血族だった。素生は盲目の詩人で、一時期、その美