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Saya図書館から森博嗣『静かに生きて考える(2024)KKベストセラーズ』が届いて。まだ読んでいる途中なのだが、少しだけ昨ブログ『ひらやすみ』に重なるのでとりあげてみたい。多作家でしられる森博嗣は、10年ほど忙しく作家活動をした後に引退とまではいかないまでも著しく執筆量を減じた。現在は国内とも国外とも知れぬ山野に篭って、二匹のシェットランド・シープドッグと(奥さまとも?)静かに&のどかに暮らしていなさるようだ。電話はなくSNSはやっていない。出版社との連絡はメールのみというこ
舞台飛び立つ前に:若村麻由美森博嗣『暗闇・キッス・それだけで(2015)集英社』。多作家・森博嗣の「私立探偵頸城悦夫シリーズ」第2作。見た目も能力もありそうなのだが、極めて低体温な(いまどき探偵かよ)といった感じの私立探偵にして、本書では若きIT富豪ウィリアム・ベックの紹介本のライターとして雇われる。そのベックにインタヴューをすべく彼の広大な邸宅で頸城は(密室系の)殺人事件に巻き込まれる。という展開なのだが探偵頸城は謎解きに絡む訳でもなく、淡々とベック及び関係者にインタヴューを続け