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進行乳がんの中には、「StageⅣ(ステージ4)乳がん」があります。その他に「再発乳がん」や「切除不能乳がん」があります。再発乳がんの中でも、「局所再発乳がん」と「遠隔転移再発乳がん」とがあります。今回はその中でも特に、「ステージ4乳がん」と、「遠隔転移再発乳がん」について、少し深く掘り下げたいと思います。時に乳がんの治療を受けられている方々のブログ等で、「初発ステージ2、手術から5年後に肝転移発覚。ステージ4になりました。」と言う記載や、それに似
あけましておめでとうございます。本日は昼間から寒かったのですが、患者さん方のデータ整理のために病院へ行って今帰りです。もう寒い上に暗くなって、ほとんど誰も歩いていないですね。とても冷え込んできていますので、皆さん暖かくして風邪など引かぬようにお気を付けください。病院に入る前に近くの神社⛩️に初詣を。何年か振りにおみくじを引いてみました。少し解釈が難しいですが、ご先祖様、神様を常に胸に、心に油断なく、心を落ち着けて、これから先何処へ向かうのか、良く考えて心を定めなさい、と言う事でしょう
今年一年、私のブログを読んで下さった皆さま、ありがとうございました。コメントやいいねで応援下さった皆さま、ありがとうございました。患者さん方と私との講演会に参加して下さった皆さま、ありがとうございました。講演会を支えて下さった患者の皆さま、ありがとうございました。私の治療を受けて下さった皆さま、ありがとうございました。私のセカンドオピニオンを受診下さった皆さま、ありがとうございました。私と縁を持って下さった皆さま、ありがとうございました。来年が皆さま方にとって、素晴らしい一年となり
個別にお返事してましたが、気になってる方もいると思うので穴あき病のベタのその後について💡昨年11月に穴あき病になってたトライデントの治療の様子⬇️『ベタなのに穴あき病〈閲覧注意〉』穴あき病とは非運動性エロモナスが傷口から侵入し、周辺組織を酵素で溶かし、破壊する事で鱗が剥がれ、皮下組織が露出してしまう病気です。見た目の割には、食欲や活動性…ameblo.jp動画クルクル🌀の方には画像コチラ⬇️治療を始めてから1番酷かった時私はグリーンFゴールドリキッドで薬浴しました。その後、完
60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、骨転移再発、急速に進行する肝転移再発の方の治療に当たらせていただきました。『急速に進行する肝転移を目の前にしての医師の治療方針の違い』60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、肝転移再発、骨転移再発の方が来院されました。骨転移は何とかまだおとなしそうでしたが、肝転移は肝生検を挟んで2ヶ月足らず…ameblo.jp幸いにもこれまでにあまり治療薬は使われておらず、戦う武器は揃っていました。再発時の骨盤のCT画像です。矢印の先に骨転移があります。反対側の
数日前、私のブログに「死ね」とコメントをした人が居ました。その言葉を見て、私は別に何も思わないのですが、そのコメントを書いた人は、おそらく自分の命が実際に「死」に直面した事が無いんだろうなと思いました。また自分の大切な人の命が、「死」にさらされた事が無いんだろうなと思いました。私はこの職業に就いてから、「がん」の治療に携わっていますので、常に「死」に直面して生きて来ました。今も多くの方々の生死を意識しながら生きています。この様な言葉を安易に使う人は、とても幼稚で想像力が
70歳の記念にホノルルマラソンを走られた、進行乳がん術後の患者さんが居られました。広範囲皮膚転移再発のため、全身治療を行った後、広範囲皮膚転移根治切除術+全乳房切除術+腹直筋皮弁移植術を受けられました。術後4年10ヶ月が過ぎましたが、再発兆候はありません。「ホノルルマラソンのスタートは朝5時で、真っ暗でした。それに凄い人で、スタートの前に娘と逸れてしまって、見つける前にスタートになってしまいました。」「娘は練習のし過ぎで、膝を少し痛めていました。結局5km地点で膝が痛くなって
60歳代女性、左乳がん、Luminaltype手術からおよそ20年後、術後補助療法を終えてからおよそ15年後に多発骨転移再発。内分泌療法の1次治療(アロマターゼ阻害薬)投与開始から12ヶ月後にPD(増悪)。2次治療(フルベストラント+パルボシクリブ)に変更し、1年10ヶ月後にPDも同じ治療を継続中。再発治療を開始されてから既に4年2ヶ月が経過しています。『骨転移再発乳がん治療譲れること譲れないこと』60歳代女性、左乳がん40歳代でT1N0M0StageⅠの診断Bp+Ax
私は学位取得後、一時期日本の最高峰の研究機関でがん研究に没頭していた時期がありました。実際に毎日平均15時間前後の実験を続けながら、とても厳しい研究生活を続けました。その様な中でも時に、ボスに銀座の行きつけの隠れ家に連れて行かれ、夜中まで飲み明かす事もありました。そこにはボスのフォークギターが置いてあり、酔ってくると自ら弾きながら様々な歌を歌い始めます。私はその歌声を聴きながら一緒に口ずさみ、普段は命を削る様なとても厳しい世界ではありましたが、その瞬間はボスと心を通わせていた様に思います
本当はここで公表する事はフェアではないのかも知れません。セカンドオピニオンの受付再開についてです。10月の時点で2月一杯まで既にセカンドオピニオン枠が埋まってしまいました。私のセカンドオピニオンを希望される方は殆どが進行乳がんの方であり、長々とお待たせする事が出来ない方ばかりです。その方々を4ヶ月以上もお待たせする事は到底出来ないと思い、セカンドオピニオン外来の受付を一中断させていただいていました。その間もセカンドオピニオン自体は、一度も中断する事なく続けています。年末が近付き、年が
乳がんの治療をされている方で、食事制限をされておられそうな方に時に出会います。表題の如く、食事で乳がんが治るとは考えていませんが、進行乳がんで無病状態を目指したい方には、必要であれば事細かに食事や水分摂取の種類や方法のアドバイスをさせていただきます。乳がんが食事では治らないと考えているのに、何故食事指導をするんだと一見矛盾に思われるかもしれません。昔むかし、私が乳がんの手術をさせていただいた方で、乳がんの再発予防の為に、ニンジン🥕ジュースを毎日2リットル飲まれていた方が居られました。私は
私は進行乳がん(切除不能乳がん、転移乳がん、再発乳がん)の無病状態までの道筋を考える時、出来るだけ感情を排除します。その方の想いや大切な方々への想いは、痛い程伝わってきます。しかし根治を目指した治療の道筋を考える時には、判断を鈍らせる可能性を考えます。進行乳がんを無病状態に到達させる事は、あくまでもサイエンスの積み重ね(あるいは組み合わせ)です。この場合のサイエンスは、臨床試験の結果や統計の結果ではありません。臨床試験をいくら行っても、その結果をいくら掻き集めても、現時点で目の前の転移
これまで、発がん性や細胞毒性で問題視されていながら、使用されてきました根管貼薬剤FC(ホルンマリンクレゾール)が、昨年発売を中止して、市場から消えました。これまで、「歯医者さんの匂い」の原因であり根管貼薬剤として、多くの医院で使用されていましたが、今後は水酸化カルシウムなどが中心となって行くものと思います。また、FCの親戚FG(ホルマリングアヤコール)も、近日中に発売が終わるかもしれません。よくも悪くも根管貼薬剤の中心的な立場にあったFCの販売中止は、一つの時代の終焉の象徴
50歳代で、ルミナルタイプ、切除不能、縦隔リンパ節転移陽性の方が転院して来られました。主治医には、「もう治ることはない、あとは延命治療、原発巣を切除することは出来ない」と伝えられたそうです。それをどうしても素直に受け入れることが出来ず、私のセカンドオピニオン外来にお越しになられました。私は、これまでの治療経過や現状から、必ずしも諦める必要は無い、まだ何とかなるもしれない、無病状態に到達し得る可能性は充分にある、と考える事をお伝えしました。そう私が考える理由を、具体的に出来るだけ分かり
60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、肝転移再発、骨転移再発の方が来院されました。骨転移は何とかまだおとなしそうでしたが、肝転移は肝生検を挟んで2ヶ月足らずで、最初に出現した肝左葉の転移が急速に増大していました。それ以外にも短期間の間に肝臓全体に新規転移が多数出現して、さらにそれらも急速に増大してきていました。『急速に進行する肝転移を前に』60歳代後半、ルミナルタイプ乳がん術後、肝転移再発、骨転移再発の方が来院されました。画像で確認された後、肝生検を施行されました。再発時の造影CT画像で
私はがん治療外科医の道を志しました。進行がんを自分の手で根治させられる医師を志しました。しかしその壁は厚く、自分の無力さに打ちひしがれる日々が続きました。最終的には、がん治療の臨床医を諦めるかどうかまで悩むところにまで行き着いてしまいました。その様な折、日本で最高峰の基礎医学研究機関での研究生活の機会をいただきました。私ははじめに、「拘束時間(研究に携わる時間)は何時間ですか?」と尋ねました。すると、「13時間以上」との返答でした。今では考えられない事ですし、実際に今その様に
60歳代女性、左乳がん40歳代でT1N0M0StageⅠの診断Bp+Axを施行。ER+,PgR+,HER2-,Luminaltype術後補助療法として、EC×4→LH-RHagonist+TAM(タモキシフェン)4.5年間で終了。15年後、多発骨転移再発。骨転移巣に放射線照射施行AI(アロマターゼ阻害薬)+DENO(デノスマブ、ランマーク)12ヶ月間投与後腰椎転移がPD(増悪)。FUL(フルベストラント、フェソロデックス)+PALBO(パ
40歳代前半pT1N0M0StageⅠER+(90%),PgR+(80%),HER2-(1+),Ki67の情報なし術後治療:TC療法×4残存乳房照射+TAM術後4年2ヶ月に鎖骨上リンパ節・左内胸リンパ節転移再発、頸椎・胸骨転移再発IDC,HGⅢ,ER+(80%),PgR-(0%),HER2-(1+),Ki6780%主治医はアナストロゾール(anastrozole,アリミデックス、アロマターゼ阻害薬)+アベマシクリブ(abemaci