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2024年4月26日今日は久しぶりに明るいうちに帰宅できたのでシャインマスカットのお世話をしました。よーく見ると果実になる【花穂】が大きくなっていました!!少しずつですが、ぶどうらしい形に成長しています。更に花穂が成長すると花穂整形という作業が待っています。先端数センチのみを残して余分なつぶつぶはハサミで切り落とす!という作業。シャインマスカットの成長も載せつつ紹介していきたいと思います!
2023年5月21日今日はシャインマスカットのジベレリン処理を実施しました。ジベレリンはシャインマスカットを種無しにしたり、果実を肥大させたりする薬剤です。ジベレリン処理の時期ですが、ぶどうの花が満開〜満開後3日までに1回。1回目から14日後くらいに2回目のジベレリン処理をします。今回は粉末のジベレリンを購入。ホームセンターで1包装1.6グラムが4本入りで1000円以内で買えました。2リットルの水にジベレリン粉末1本を溶かします。思ったより粒が大きかったのでよく振って溶かしました
昨日の続きになります。『これまでに枯れてしまったブルーベリーをまとめる。』当園には566株のブルーベリーが有り、その大半が今年3年生の苗木です。4年生となる来年からは少しずつ頑張ってもらいたいのですが、現3年生は基本的に全ての花芽を…ameblo.jp昨日は、枯れてしまったブルーベリーとその原因を考えました。その記事で最後に載せた弱ったブルーベリー3株が不調な理由は根にあるだろうと思ったので抜いて確認してみました。まずはこちらの、ハーブハイブッシュ系のノースブルーです。グラグラしているの
2023年8月16日久しぶりの園芸店巡り。今日は群馬県にあるフラワーガーデン泉に行ってきました。群馬の中でも大型の園芸店で、ウチのイチジクのダルマティとレディホワイトはこちらで購入しました。価格設定は少々高めに感じますが、ホームセンターの園芸コーナーには無い珍しい植物が売ってたりするので定期的に来たいお店です。この時期は季節外れなので売り場はスカスカだし暑いのでお勧めしませんが、春は多種多様の植物がたくさん並ぶのでみなさん是非行ってもらいたいです。ドライブがてら有名な赤城神社でお参り
夏から秋にかけて、フィンガーライムの栽培方法を変えました。というのも、果実をたくさん収穫している方のフィンガーライムと、当園のフィンガーライムでは、葉の大きさが違う事に気付いたのが1つ、そして、果実にならない奇形花が咲く理由が肥料不足とわかった事が1つです。手始めに、夏の終わりに与える肥料を予定の1.5倍程度にしてみました。すると葉が大きくなりました。どちらも同じ木で、上が肥料を増やす前に出てきた葉の大きさ、下が肥料を増やしてから出てきた葉の大きさです?明らかに大きさも違いますし、何
2023年6月3日こちらはぶどうの藤稔(ふじみのり)という品種。1粒がゴルフボールくらいになるといわれている大玉の品種で、父→ピオーネ、母→井川682の神奈川県藤沢市で誕生した黒系ぶどうです。私が藤稔を知ったきっかけは園芸yutuberのカーメンくんが動画で紹介していたのを見て、実際にカーメンくんの店であるガーデンガーデン豊橋店に行って苗を購入しました。最近シャインマスカットの記事ばかり投稿していましたが、藤稔も同時進行で育てています。1回目のジベレリン処理から約2週間
絶賛、植替え作業中のフィンガーライムたちです。『フィンガーライム鉢増しと果実の様子』本来常緑樹の植替え適期は春と秋なのですが、根が詰まり成長が止まっている幼苗もあったので、緊急で出来るだけ根鉢を崩さないように鉢を大きくします。全体の写真を撮る…ameblo.jp果実は不作ですが、木の成長は順調で、来年・再来年を見据えて、着実に準備が進んでいます。そんな中、パープルブリスに着いていた果実が、1つ落ちてしまいました。完熟すると皮は薄茶色に、果肉は桃色〜紫になるはずなのですが、まだ緑色をした未
一般にはまだあまり馴染みがないのでしょうか?現在日本で手に入る、ピンク色のブルーベリーとして、ピンクレモネードとフロリダローズの2種があります。今日はその中からピンクブルーベリーの代名詞的な存在ピンクレモネードのお話しです。目を引くビビッドピンクで、青紫のブルーベリーの中では良いアクセントになります。見た目の話題が先行しがちですが、味もブルーベリーの一線級と競い合えるくらい美味しい品種です。レモネードというネーミングを付けた事も頷けるようなレモン風味が微かにあります。それでも、酸っぱ
衝動買いシリーズです。かなりの頻度で行っているホームセンターがあるのですが、そこでは3,480円で売られていたフィンガーライムに注目していました。相場よりはやや安いのですが、品種違いのリスクもあるし、寒くなって弱り始めたら価格が下がるのではないか?と密かに期待して行くたびにチェックをしていました。ところが、フィンガーライムの価格は一向に下がる事はありませんでした。そして、フィンガーライムほどでは無いのですが、気にかけていたのがヘーゼルナッツです。まず、ヘーゼルナッツ苗がホームセンターで
植物の生命線は根で、根の健全な成長に欠かせないのが土です。そのため土作りは大事なわけですが、土作りさえ上手くいけば、その後の管理はだいぶ楽になります。土作りは極端な失敗さえしなければ、一気に枯れ込んだり、弱ったりはしませんが管理がよりシビアになると思います。半分は植物のため、半分は後々の管理しやすさを上げるための土作りです。昨日のTweetですが、当園こだわりの土で1年間育てたサザンハイブッシュ系のサミットです。ななしの農園@BerrySun2020寒かった!サザンハイブッシュブル
2023年6月13日今日は朝からシャインマスカットの消毒を実施。6月3回目の消毒に使用したのは…住友化学園芸の【GFベンレート水和剤】箱の中に0.5グラムずつ包装されていて使いやすいです。1包装1リットルの水で薄めると2000倍希釈液になります。今回は2000倍希釈液を3リットル散布しました。先日出現した黒とう病は葉を取り除いてからは出ていないので無事に感染を防げたのかなと思います。次回は1週間後、4回目の消毒を実施する予定です。
今回は主に鉢植えの植物がどのような水を使えるのかという話を書きたいと思います。地植えや、野生の植物でも、だいたいは同じなのですが、地下水まで考える必要があり、ややこしくなるので、鉢植えの植物に絞って書いてみます。鉢植えであれば、土でもアクアフォームでもハイドロボールでもだいたいは共通する話です。鉢の土が完全に乾いたわけではないのに、植物の若い枝が萎れているという場面を見た事がある方も多いと思います。それは、なぜかと言うと、土が水を保持していても、植物が使える水と使えない水があり、使える水
どうせなら昨日の記事に入れたかったのですが、1日遅れでレディホワイトが収穫できました。昨日の段階で、レディホワイトの収穫が近くできる事に気付いていれば、今日3つまとめて食べ比べとして載せたのですが、レディホワイトは見るからに熟しておらず、まだ先だと思っていました。緑の皮の品種は一見未熟に見えてしまいます。しかし、今日、ふと触ってみると、ほぼ完熟で、ポロッと採れました。まだ、硬いのでは?と思っていて、ノーマークだったため驚きました。ロングドゥートなどの緑皮のイチジクは未熟に見えるため、市
イチジクを栽培していて、品種が分からなくなった時、個性的な葉を見ればすぐに判別できそうな気がします。でも、ちょっと待ってください。葉の形が同じだから◯◯品種と決めつけるのは、間違いの元ですし、それが原因と思われる品種違いでの苗木販売が実際に行われています。また、同じ品種なのに、葉の形が写真の物と全然違う。と不安になっている人もいると思います。イチジクの葉の形は同じ品種、同じ木でも同一ではありません。日本種とも呼ばれる蓬莱柿はほぼこの形しか出ないので判別しやすいですが。ビオレソリエスを
フェイジョアに蕾が確認できました。いつも開花は5月20日前後に始まるので、今年は進行が少し早いかな?って感じます。蕾から開花にかけての動きは、アボカドだと品種間で1か月くらい差がありますが、フェイジョアは1週間も違わないですね。(私の栽培環境での比較ですが)ホワイトグースアポロトラスクそして昨年購入したフェイジョア・カイテリにも蕾が確認できたと共に、新芽も活発に動き始めたので植え替えしました。カイテリに蕾カイテリは平均果重165gといわれている大玉品種のフェイジ
秋が成長期の植物は、新梢を伸ばして、新しい葉を展開させる、日々変化が見られる時期になりました。ブルーベリーの新葉です。パステルカラーの赤がとても綺麗です。この時期は濃い緑色をした古い葉と、柔らかい色調の新しい葉が混在して、なんとも言えない雰囲気になっています。レッドロビンというモチノキの仲間はこんな感じです。若葉の赤さでは1番目に留まる木かも知れません。フィンガーライムはこんな感じです。ここで、ふと疑問に感じるのは、若葉の色が緑色では無く、赤や紫色をしている事ではないでしょうか?
突然ですが、微生物と植物は肉の取り合いをします。ご飯やパンは微生物が独り占めします。何の話?という感じですが、読んでいけば分かるはずです。先日のブログで、窒素飢餓、C/N比については後日解説します。と書きましたが、まだ書いていなかった事を思い出しました。『花ちゃん培養土を再現してみました!』花ごころが出している花ちゃん培養土という土があります。鉢植えで植物を育てるなら(室内管理は除く)とりあえずこの土に植えておけば間違いないレベルで信頼しています…ameblo.jp化成肥料だけを使って
*デライト初収穫〜味の評価*ブルーベリーデライト2021年初収穫!表題の通り、本日今年初収穫のブルーベリーを味わいました記念すべき初収穫となった実はデライトでございますデライトと言えば、ワタクシがブルーベリーにハマるきっかけとなった品種です。大玉で甘みが強くジューシー農園に行くと、他の品種なんか見向きもせずそりゃもう必死に採りますよ本物のお味を知っているので、淡い期待を込めながらワタクシのデライトを冷静に評価してまいりますでは、まず大きさから。約1
昨年の冬、成功率100%を叩き出した、イチジクの秋冬挿しです。特に上手く行く秘訣のようなものはありませんが、方法と管理について書きます。挿し木自体は枝を切って、土に挿すだけなので、特別な事は何もしていませんが、管理の考え方がセオリーとは少し違うのかも知れません。セオリー通りにやっていると、何%かは失敗するので、少し改良した管理方法になります。用意するのは、今年伸びたイチジクの枝、できるだけ小さいプラカップ、鹿沼土細粒です。今回は、斑入りイチジク・ジョリータイガーで挑戦です。1本に芽を2
昨年の秋に食べて、春が来るまで冷蔵庫で保管しておいたポポーの種子を4月に蒔きました。ポポーを食べたのは昨年が初めてだったのですが、想像以上に好きな味で気に入りました。『人生初のトロ〜りフルーツ!美味しく頂きました。』生まれて初めて念願のフルーツを食べる事ができたので、簡単な食レポをします。食べたフルーツはポポーです。昔から存在は知っていて、食べてみたいと初めて思ったのは中…ameblo.jp熱帯果樹のイメージがあるポポーですが、実は温帯の果樹で、種子を発芽させるためには冬の寒さを経験させる
※この記事には虫の写真が多く載ります。幼虫などは載せませんが、苦手な方は注意してご覧ください。実家の植物を毎日見回って害虫がいないか探すのが日課です。昔、レモンかみかんかを植えたと思われるのですが、台木のカラタチが勝ってしまい、今はカラタチとして生きている木があります。その木にいつもゴマダラカミキリが来ています。上は恐らく去年カミキリムシに食べられ開けられた傷口です。下の写真は齧られたてだと思います。ずっと、カミキリムシの大好物=イチジクの木というイメージだったのですが、イチジクの
今日は、木を剪定した時、挿し木の上端部を塞ぐ時にあると安心な癒合剤についてです。みなさん、使っていますでしょうか?先日も書きましたが、剪定はメリットがたくさんあるとは言え、傷を入れる事でもあります。『枝を切る事は木に傷を入れる事』植物の枝を切る事を、剪定と言うのですが、剪定には植物にとって良い事がたくさんあります。・樹形が整う事・枝が密になっての蒸れが防げる事・必要な枝に栄養を集約でき…ameblo.jp傷口を保護し、菌や汚染された水が入る事、水分が流出してしまう事を防ぐ役割を果たしてくれ
今年は品種保存もかねて露地のアボカドにたくさん接木しました。ちょうど2ヶ月ほど前に作業しましたが、成功率はかなり優秀で「春の接ぎ木は穂木の栄養状態がいいのが効いている」と実感しました。接ぎ木をおこなったアボカドの状況です。メキシコーラ実生に接いだ「ベーコン」数年前から実生苗を露地に植えて、2年くらい育ててから栽培品種を接ぐことが増えてきました。これは直径5cmくらいに育った台木に接いでいます。カビラキイロに接いだ「メキシコーラ」耐寒温度が0℃程度のカビラキイロは、暖冬以外の
【柿の生理落果&ブラックベリーの仕立て方】九州〜山口が梅雨入りしましたねいよいよ梅雨入りが近づいてきました今日は梅雨入り前の貴重な晴れ間でしたので、野菜〜ブドウ〜柿〜柑橘まで総薬剤散布デー頑張りました〜バテバテなタカさんです柿の6月生理落果(ジューンドロップ)が始まりましたこれは落果した痕跡適正な数になるまで自然落果は続きます。これからの時期は曇雨天による日照不足での栄養不足、果実同士や果実と枝葉の伸長での養分奪い合いが起こるので、栄養争奪に負けた果実は落果していきます。甘柿『興
2011年6月8日さくらんぼの着色管理について「佐藤錦」の、着色管理の時期になりました。適正な着色管理を行い、品質の良い果実を生産しましょう。樹冠内部まで光が届かないと着色が遅れます。主枝や亜主枝背面の日当たりを邪魔する新梢は、必要に応じて摘心します。摘心を行う場合は、幹に近い部分から枝の横に伸びて日当たりを邪魔する枝を切り取り、主枝や亜主枝、側枝の中央部から先端の新梢や、斜めや真上方向に発出した新梢はできるだけ残すようにしましょう。新梢の切り過ぎは、枝先ま
フィンガーライムの剪定は難しいです。海外の文献を読んだり、他の柑橘剪定動画を見たりもしたのですが、正解のイメージを掴む事はできませんでした。恐らく柑橘なので、切り過ぎは厳禁なのだと思います。主軸枝を3本作り、それ以外の基部枝は取り除き、枯れ枝と下垂枝、1節から3,4本出ている枝、交差枝あたりを最低限外し、整えていきたいと思います。また、最低限しか切りたくないのですが、トゲの強い性質上、樹冠に手を突っ込む事は次第に困難になっていくと思われますので、内向枝は早い段階で除去しておきたいです。
日曜日は朝からだった!スイカ、トマトの直播きした畝は、ビショビショにならないようにビニール掛けて応急対応!…発芽するまで心配でならんなそんなに濡れながらの作業を進めました。デラウェアは良く果実が付きます(°∀°)b…ひとつの新梢に、四つ付きます。このままでは多過ぎると…いうのがセオリー…実際、4番目は形が貧弱なのがおおいのです1番目~3番目までは、良い形してるので全部良さそうな
定年退職後、昨年11月からの見様見真似の果樹栽培。久しぶりの投稿です。肥料まき、剪定などの秋冬の作業後は、家の片付けや農作業環境整備をしつつ、JAの指導書に沿って病害虫予防の薬剤散布を3月までに実施しました。下の写真は、3月27日、農作業にむかう途中に中央道釈迦堂パーキングエリア付近から撮影した、澄み渡った快晴・青空の甲府盆地と南アルプスの山々の眺めとぶどう畑です。あまりに見事な青空だったので・・・今年の3月はやや寒い日が続いたため生育は例年より遅れ気味だったようですが、4月半
珍しい柑橘類の枝を入手しました。最近、キンカンとライムを掛け合わせたキンカンライムという果樹が出回るようになり、ネットでも苗木を取り扱っているショップを見かけるようになりました。今回手に入れた枝も、キンカンとライムの掛け合わせなのですが、一般に出回っているキンカンライムとは違う品種のキンカンを親に持つ親戚品種です。一般のキンカンライムはライムクワット(Limequat)、今回入手した品種はユースティスライムクワット(EustisLimequat)と呼ばれています。未熟果はライムのよう、
ブルーベリーの芽には花が咲き果実になる花芽と、枝や葉になる葉芽に別れます。花芽は前年の晩夏の限られた期間に作られ、それ以外の芽は全て葉芽になります。赤い枝の途中にあるコゲ茶色〜黒のトゲのようにも毛が集まったようにも見える尖った物が葉芽です。黒くみずみずしさも全くないため枯れている芽にも見えますが、正常な状態です。そして、一方の花芽は主に枝の先端付近に付いている丸い球状の芽です。色は桃色〜濃い赤で、休眠中でもはっきりと生きている事がわかる芽です。これくらいの時期なら見間違える事はないの