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紅葉を求めて北上した今回のツーリングですが、福島県の白河市にて小峰城を見学しました。歴史深いお城に鮮やかな紅葉も楽しめましたので、そろそろ小峰城を後にすることにしました。続いて向かったのは、市街地の東側にある「白河市歴史民俗資料館」で、入館料は無料です。平常展示では、白河の原始~近現代までの歴史と文化を、実物資料で詳しく紹介しています。原始(旧石器・縄文・弥生時代)では、人面付弥生土器や天王山遺跡出土遺物などが見れます。古代(古墳・奈良・平安時代)では、複弁六葉
今回は、最初で泣きそうになって、中盤(後半?)で、ぞぉ〜っとして、最後は『???』な物語でした帰ってきて早々、蔦重を叱り飛ばす歌麿。ていさんが自分のところへ来て、(他の一件の事は言わず)出家すると言ったことを伝え。「世の中、好かれたくて役立ちたくててめぇを投げ出すやつがいんだよ。そういう尽くし方をしちまう奴がいんだよ!いい加減分かれよ!このべらぼうが!」これを歌麿が言ってくれたことに、私は泣きそうになってしまって(;_;)。ていさんのことを思う言葉に重ねて、自分自身の事を叫んでいる
8月20日水曜日大河ドラマ「べらぼう」主要登場人物大崎(大奥御年寄)(映美くらら)大崎(おおさき、生没年不詳)江戸幕府第11代将軍・徳川家斉付きの大奥御年寄。大崎というのは大奥での通称であり、出自などは不明。徳川家斉の乳母であるという説もあるが、「徳川諸系譜」によれば大崎は元は一橋家の奥向きで仕えており、家斉出生時の御誕生御用掛(助産婦)を務めたとある。長じて江戸城西の丸へ異動しており、安永7年(1778年)前後の「分限帳」の記録によると、この頃は御客会釈(
【水野為長(みずのためなが)】園田祥太宝暦元年~文政七年(1759-1824)幕府火消与力・萩原弥左衛門貞辰(...というより幕臣で歌人の萩原宗固の名で著名。📖『群書類従』『続群書類従』の編集者で総検校・塙保己一の師)の次男に生まれ、幼くして水野家の養子となる。通称を左内、号を梅里、苟且(こうしょ)堂。左内為長は、田安徳川家に召され初代徳川宗武の子・賢丸の学友、近習となる。安永三年(1774)賢丸改め松平定信が白河松平家の養子となった際に田安家から付人として白河藩に入り、以後幕府老中と
こんにちは、果実帽子です。昔から歴史小説を読むのが好きだったので、中学生のときからNHKの大河ドラマは視てました。今放送しているのが、江戸時代の中期から後期を舞台にした「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で、江戸時代のメディア王と称される蔦屋重三郎を主人公にした物語です。以下は、ネタバレになるので、それが嫌な方は、こで閲覧を止めて離れて下さい。↓↓↓↓↓↓↓↓年が明け、松平定信の家臣の水野為長が江戸市中から黄表紙を買いあさり、定信に届けていました。
清い水には魚が住まず、正しさも行き過ぎれば世の暮らしを圧迫する。松平定信のきびしく清廉な政治は庶民には息苦しく、多少腐敗があっても自由で活気がある田沼時代が懐かしがられた。NHK"べらぼう"で描かれる時代は、このど真ん中の人間模様が映しだされてますよね。
低視聴率ばかり話題になりますが、個人的には面白い大河ドラマ「べらぼう」最近ちょっと中だるみかな〜とも思っていたのですが(すみません)今週すごく面白かったです。恋川春町(岡山天音)の切腹により、責任を感じている蔦重(横浜流星)と、松平定信(井上祐貴)の対比。もちろん直接、黄表紙を描くことを依頼してその気にさせた蔦重には責任を感じてもらわないと困る。しかし、松平定信もやり方があまりにも下手すぎるだけで、春町の死にはすごく責任を感じて慟哭しています。お坊ちゃまでやり方があまりにも下手なのは
『蔦重危機一髪(治済が仕掛けた毒饅頭)』さてさて…昨日の「べらぼう」では…死んだ筈の平賀源内が生きている⁉️という噂を江戸市中に流すことで…傀儡好きな黒幕殿こと、一橋治済を誘い出して…これ…ameblo.jp『黒幕傀儡師一橋治済の野望とその息子で傀儡だった将軍家斉』『蔦重危機一髪(治済が仕掛けた毒饅頭)』さてさて…昨日の「べらぼう」では…死んだ筈の平賀源内が生きている⁉️という噂を江戸市中に流すことで…傀儡好き…ameblo.jpさてさて…徳川御三卿の顔
「恋川春町は、どうしても死ななければならなかったのですか?」ええと、それはドラマ演出、考察の話ってことで、いいですか?以下、歴史考証の話ではありませんのでご了承ください。恋川春町は死なないとダメだったのか?と言われれば、そりゃあドラマはフィクションなんですから、死なないで済ませたっていいんです。「史実で死んでるんだから、仕方ない」とは言えません。事実、「歴史を曲げるのは御法度」の大河ドラマですら、史実では死んでいるキャラを「実は生きていたことにしちゃった」ことはあります。たとえば「
毎話事件が起きて、毎話解決されるんだけど、実はシリーズ通しての大黒幕がいて、って種類の推理ドラマは、結構ありますけど。そのパターンになってきたか?この葵の御紋の入った提灯は、先週、長谷川平蔵が退治した「葵小僧」のものですね。平蔵が潰れた提灯を松平定信に提出して報告してました。それが今週冒頭、ひさびさ登場の一橋治済が、わざわざ持って出てきましたが。治済なりに、江戸の治安の悪化を憂いている、ということか?ならばなんで笑っている?もしや、葵小僧も、傀儡師一橋治済の操る「人形」の一人だった、
【高岳(たかおか/たかだけ)/冨永愛】生没年不詳宝暦期は、筆頭老女で上﨟御年寄の松島(将軍家治の乳母)に続く位置だったが、明和期には松島に代わり筆頭老女(上﨟御年寄)を務めた。元来、上﨟御年寄は大奥女中の中で最上位の位置にあったが実務を持つことはあまりなく、名誉職的な意味合いを持ち、実質的には下位の御年寄(老女)の最上位者が最高権力を持つ者が多かった。この筆頭御年寄の中で一番高名なのが幕末の瀧山である。しかし、稀に幕府や幕府人事をも左右する権力を持つ人物が出ている。列記すると✴綱吉
いつもお付き合いくださり、ありがとうございます。今回の「英雄たちの選択」は一橋治済(ひとつばしはるさだ)を取り上げていました。あまり聞いたことのない名前かもしれませんが、「べらぼう」を毎週必要以上に観ている私にとっては、「一橋治済」という男を素通りすることはできません。生田斗真が演じている、いや~~~なやつでございます。笑10代将軍家治の息子が鷹狩りで亡くなったのもこの人の計略、その将軍家治の命を縮めたのもこの人の計略、そして、田沼意次も田沼の息子意知も、治済に
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺』の蔦重とほぼ同時代に海運業で大活躍した『検証!200年前のロシア危機~露寇事件松平定信3つの意見書』のについて(『NHK-英雄たちの選択』より)大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺』の蔦重が活躍する時代から蝦夷地をめぐる動きが活発化し、1806年にロシアが蝦夷地を攻撃する露寇事件がついに起こります。このときの対応を元老中首座・松平定信の意見書をもとに見ていくものです。露寇事件(1806~1807)について磯田道史先生は、この事件につ
生田斗真さんの一橋治済が、ここのところやたら元気です。大雨で利根川が決壊したというのに「時が来た!」と大喜びしていましたが、どういう意味でしょうか?少なくとも、今までは彼の「時」ではなかった、ということです。御三卿の「一橋」というのは、江戸城内の屋敷の名前で、単なる通称です。本名は「徳川治済」つまり徳川の御一門ですから、幕府の職には一切就けない、政治決定には全く関与できないんです、本来は。だから、裏技的な陰謀ばかりをしていたわけです。いっぽう。松平定信が、ついに幕政に参画しました
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺』の主人公の蔦屋重三郎らを処罰する松平定信を取り上げた『偉人・敗北からの教訓|BS11(イレブン)|全番組が無料放送』の『第85回松平定信・度が過ぎた寛政の改革』についてセーフティネットはうまかったのに、やりすぎと筋に拘り過ぎて失脚に追い込まれた”寛政の改革”の松代定信(『偉人・敗北からの教訓|BS11(イレブン)|』より)異例の若さで老中首座となり、寛政の改革を行った松平定信大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺』の主人
*前回記事の続き・補足にもなっちょります。『歴史人物が見せる光と闇と多面性、『べらぼう』松平定信を引き合いに』○2025年NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』唖々!いい歳のとり方したオッサンたちの豪華共演に、あられもなく枯れ専の血が滾るッ!!・・…ameblo.jp○北尾政美(きたおまさよし)/鍬形蕙斎(くわがたけいさい)1764~1824年江戸生まれ、父は畳職人。生まれた頃には多色刷り錦絵の技法が確立し、また少年期には戯作小説が隆盛して、町人が楽し
大河ドラマ『べらぼう』の時代にあった蝦夷地のアイヌの反乱を描いた大スペクタクル小説『蝦夷地別件上』田沼意次から松平定信期にかけて起こった国後島のアイヌの反乱を、ロシア帝国・フランス革命・ポーランド&松前藩の思惑などを交えて展開する小説蝦夷地別件上(小学館文庫)Amazon蝦夷地別件中(小学館文庫)蝦夷地別件下(小学館文庫)蝦夷地別件(上)[船戸与一]楽天蝦夷地別件(中)[船戸与一]蝦夷地別件(下)[船戸与一]蝦夷地別件上【
こんばんは~明日に最新話が放送されてしまう前に第2回「べらぼう」について、もう少し書きます。初回から登場のこの時代のキーマン・田沼意次を演じているのは、渡辺謙さんさすがカッコいい凄みのある武士らしさを感じる一方で、町人江戸っ子みたいな口調で主人公に話しかけていました。(前回のとき)ちょっと勝海舟を連想しました。蔦重に教示するところなんかはヤクザの大親分みたいでしたが、城中ではちゃんと品のあるエライ人で、いろいろな顔の渡辺謙さんが視られて楽しいな第2話では、そんな渡辺謙さんを上回る『
レビュー一覧1~5回6~10回11~15回16~20回21~25回26~30回31~35回キャスト一覧『べらぼうキャスト一覧2025年』大河ドラマ「べらぼう」キャスト一覧ドラマ視聴のための参考です。更に詳細はコチラキャスト蔦屋と駿河屋蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)横浜流星駿河屋市右衛門…ameblo.jp感想ていの諫言も空しく、我が道を行く蔦重。遂に目を付けられた。それは三冊の黄表紙絶版の沙汰。そのあおりで喜三二や春町もお咎めを受ける。だが春町は深刻だった
毒手袋の経緯について、整理してみたいと思います。前将軍家治の嫡子、家基が狩りの途中で、突然死します。公式には病死とされましたが、死因が「手袋の表面に毒が塗られていて、家基がその手袋を齧ったから」であることは、ドラマを見ている我々には明らかです。この手袋は、田沼意次(渡辺謙さん)と、大奥総取締の高岳(富永愛さん)が特別に作らせて、家基に献上したものです。問題は、この手袋に毒を仕込んだのは何者なのか、ですが。これはドラマでは明示されていないのですが。一橋治済(生田斗真さん)が大奥に送り込ん
大河ドラマ「べらぼう」第33回「打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)」の感想の続きです。蔦重は脇腹を刀で刺された新之助を背負いながら、医者のところへ連れて行こうとする。新之助は自分が生きる価値のない男であるような話をするので、蔦重は否定する。新之助は自分が世を明るくする男を守るために生きたことを喜んだ。新之助は自分の命がもう終わるような話をするので、蔦重は「よしてくだせえよ。」と言い、