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村田沙耶香さんの『世界99(上下巻)』を読みました。相変わらず凄かった。というか衝撃だった。でも、今回は安定のクレイジーな世界観でありつつも「とてもわかる」一冊でした。なんというか、ここに描かれてあるのはディストピア小説なのに、もはやリアルとそうかわらないのではないか?と感じてしまう不安さのようなものがありました。おそらく皆さんも「ついていけない」反面「しっくり」くるはず。さっそくですが、あらすじと感想をどうぞ。上巻のあらすじ主人公の空子には性格がありません。性格がないとはど
新潮文庫2018年8月刊(文庫化2021年3月)自分の常識が本当に正しいのかどうか、疑わしい気持ちになる。なんか、自分の存在そのものが脅かされる感じ。こんなにも気味の悪い小説は初めて。今まで読んだどんな怪奇小説よりも怖い。終盤、ホラーっぽい、スプラッターっぽい描写もあって、グロいのが苦手な私は途中、斜め読みしました…そんな小説だと分かっていたら最初から読まなかったのに。しかし、私の机の上にいつからか置かれたままになっていて、多分、娘の本。『コンビ
年末恒例でやっております、この一年僕が読んだ本の中で特に面白かった本10冊を決める「カモシ賞」の発表です。読んだ本なので昨年以前に出た本も含まれます。最後にその中での1位。大賞も決めています。今回15回目。中々やってるな……因みに過去の大賞作はこちらっ。2011年文体練習(レーモン・クノー)2012年遠海事件~佐藤誠は何故首を切断したのか~(詠坂雄二)2013年いつまでもショパン(中山七里)2014年ほんとのおおきさ赤ちゃん動物園(学研)2015年神の子(薬丸岳)20
今年もたくさん本を読めました。100冊届かずの98冊でした。自分的ベスト3です。第3位!綾瀬まるさんの「みちゆくひと」色々な要素が詰まっていて、良かったなぁ。https://ameblo.jp/ryumidee/entry-12951328647.html『綾瀬まるみちゆくひと』綾瀬まるさんの「みちゆくひと」を読みました。綾瀬さん、今年9月の作品。良かったーーーーー。死生観や、親子の在り方、距離感。きれいごとだけじゃない、本音の部分…ameblo.jp第2位!伊坂幸