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偶然、TVで「カンブリア宮殿」(2025年6月12日放映「ヴィジョンメガネ」の回)を最近見ていたら、MCの村上龍の変貌ぶりに驚いた。写真はその出演時のTV画像をスマホでパチリしたものだ。村上龍は1952年2月19日生まれの73歳。Xを見てみると、脳梗塞?滑舌が悪くて聞き取りづらい、病気?総入れ歯?などの書き込みがある。村上龍は2006年からこのカンブリア宮殿のMCをやっているが、この風貌はちょっときつ過ぎるんじゃないかな。村上龍は武蔵野美術大学在学中に1976年の処女作「限りなく透明
今、現役の女性の小説家の中では一番大好きな桐野夏生がこの4月から朝日新聞紙上で小説「楽園」の連載をスタートさせた。私は新聞の連載小説を情けないことに一度として最後まで新聞でもって読み終えたことがない。いつも数日後に読むのをやめてしまい、単行本となってからその作品は読んでしまっている。大昔の若き日、宮本輝の「ドナウの旅人」の新聞連載をかなり読み続けていたが、結局は途中でやめ、単行本が発行されてからすべてを読み終えた。私は基本的にコツコツ、少しず
「カンブリア宮殿」は日本経済を支えるゲストを迎えVTRを挟みながら村上龍と小池栄子と対談する番組である。2006年からスタートし、もうすぐ20年を迎えるのだがそれに合わせてMCを交代することが発表になった。一番の理由は村上龍の高齢化であろう。活舌が悪くなり何を言ってるのか聞き取れない状態が続いていた。割を食ったのは小池栄子だ。一緒に20年やってきて村上龍だけ降板という訳にはいかず揃って勇退するという形になってしまった。それにしても番組開始当初、小池は25歳である。まだグラ
映画「国宝」を監督した李相日。今、映画監督としては、まさに時の人である。これまで近頃の日本映画といえばあの是枝裕和だったが、今や日本映画といえばもう間違いなく李相日である。李相日が私のあこがれの小説家、村上龍さんの夏目漱石における「坊っちゃん」的な位置にある作品だと言っていもいい「69(シックスティナイン)」を映画化した監督だということは大昔から知っていた。[龍さんの小説はもちろんリアルタイムで読んでいるが、李さんの映画は今もまだ見ていない❗]そし
村上龍は今文学界でどういう位置付けなんだろうか。いや、文学界でなくとも一般的にどういう作家と思われているんだろう。カンブリア宮殿で会社の社長と対談している人くらいの認識だろうか。年代によって当然イメージは違うだろうが、デビュー作の「限りなく透明に近いブルー」というタイトルは村上龍と言う名前も知らない人にも何かしらの形で認知されているのではないか。圧倒的に語られる事が多いのは村上春樹の方だろう。新刊が出るたびにニュースになる、そんな作家は村上春樹だけである。そこと比較するのはフェアじゃない気
第174回芥川賞受賞作のひとつ『時の家』を読了。昔はハードカバーで買って読んでましたが、いつからか、ぶっちゃけ買うに値しない作品ばっかりで、もしも私が宮本輝なら、怒りのあまり『螢川』書いてんぞ?!ってくらいに憤っちゃったりして。だったら文藝春秋買った方が安いよね?選評も読めるしー、となり、紙で買うのが無駄っぽい気がしたのでデジタルで買うようになり、今に至る、と。そんなこんなで今回の芥川賞受賞作の1本目。取り壊し目前の家に忍び込んで青年に始まり、この