ブログ記事2,846件
やっとこの記事が書けます(笑)と、いいますのは表具を依頼したのを鬼佛庵さんに内緒にしていたからなんですね(笑)10月の台東区茶会の帰りに寄ったのが春鳳堂さんでした。春鳳堂さんの若さんである師岡恒平さんと知り合ったのは板橋区の文化祭でした。二度ほどお目にかかり、頂いた名刺を後生大事に取っておいたのです(名刺はもらったら大事に保管してあります)。宗靜先生(母)と相談し、先ずは電話してみると、折り悪く師岡さんは出られず、半ば緊張しながら家電の方に掛けてみますと、お母様がお出になり、お
【道歌】鬼面風炉釻の上がるは炭ありと座り釻下げ立ち前釻上げ道舜釻のある鬼面風炉は、炭を入れる前は釻を下げて設えます。そして、炭点前の最後に釻を上げて、「炭が入っている」ことを示します。点前の最中には、本来の姿を客に鑑賞してもらうために、釻を下げ、釻が余計に熱を帯びないようにするのです。釻の扱いは火箸より前であり、唐銅鬼面風炉の扱いの格の高さを偲ばせます。
唐物は瓶子牙蓋と思ふなよまはす向きとて糸尻にあり道舜唐物というと、瓶子づくの牙蓋で必ず逆回しと覚える人が多いのですが、実は違います。瓶子づくが多いのは、九十九髪茄子が瓶子蓋であったことから、写を求める人が多かっただけのことであり、唐物だからといって瓶子蓋とは限りません。掬蓋の物もありますし、本物の唐物には替蓋として掬蓋が添えられているものもあります。これは盆に飾らず畳に置く場合(唐物の平点前)、茶杓を小帛紗に載せられませんので、牙蓋に置けるようにするためのものです。替蓋がない
茶室のひとつに「台目席」というものがあります。この台目席というのは「台目畳」を点前座とした茶席のことで、小間の一種です。台目席は「台目+○畳」という単位で表され、一畳台目、二畳台目、三畳台目、四畳台目などと呼びます。台目がつくと必ず小間の扱いで、棚物は用いません。なんで棚物を用いないか?というとそれは台目の成り立ちに関わりがあります。台目畳は本畳(京間)の四分の三ほどの大きさと言われますが、実際には「台子の大きさを取り除いた畳」のことです。つまり
日曜日の夜、いつもながら華流ドラマを観ておりました。現在、観ているのは『長風渡』。主人公・柳玉茹は宋軼(ソン・イー)で、歴史ドラマ「慶余年~麒麟児、現る~」や「贅婿」「風起洛陽」に出演している女優さん。相手役・顧九思は白敬亭(バイ・ジンティン)。李宏毅に似た新進気鋭の俳優です。そのドラマの中で馬の乗り方を教えるシーンがわずかながらありました。その時は気づきもせず、一晩ぐっすり眠った訳ですが……今朝、出勤中に駅から徒歩で会社に向かう途中、「あれ?もしかして、点前座の
茶道を、さまざまな理由で辞めてしまった人、離れてしまった人がいます。経済的な問題。距離的な問題。家庭的な問題。人間関係的な問題。そして【流儀を強制される問題】。正直にいいますと、上の4つについては「どうしようもない」と私は考えます。それは、それぞれが、乗り越えるべき問題だからです。経済的にどうにもならないなら、収入を増やすか、支出を見直すかで、月謝を捻出すべきです。月5~1万円というのは、そんなに高額でしょうか。私にはちょっと分か
宗徧流正伝庵の吉澤先生からお招きいただき、お家元のお宅に伺いました。他流とはいえ家元のお宅に伺うのですから装いもきちんと。普段は茶会に訪問着の母・宗靜先生も「ちゃんとしたほうがいいかしらね?」というので「当然紋付で」と答えましたところ、色無地で行くことにしました。吉澤先生としては子供の会でもあるので、「小紋でもいいわよ」と仰ったそうですが、訪問着でいらっしゃる方もいてびっくりしたとのこと。紋の付いていない訪問着は小紋と同じお洒落着なので、家元宅に伺うのですから「紋の
離婚間近のアラフォー非正規雇用のmaccoroです今の職場は去年の9月から働いており車で約40分程度混んでたら1時間かかることも山の上に企業ばかりを集めた場所なので近くのコンビニまで車で10分という立地です。微妙な立地と通勤時間ですがここの会社に決めた理由が時給が高いからそれ一択です募集要項に「事務未経験者歓迎」の記載がありちょっと疑問に思いましたが私は経験者なので応募するととんとん拍子に進み無事派遣先決定前任者も同じ派遣会社でしたので契約終了の理由を聞くと学校に通うためとのこと
よく「許状(相伝を受けて良いという許しをしたためた書状のこと)を持っている人の前でしか披露できない」というルールとともに「平点前しかない」とも聞きます。当流では別段習いませんが「棚物でしてはいけない」というルールもありませんし、人前でやって差し支えない(といっても当流はさほど手数は変わらないですが)ので、お茶会へ行こうでも何度かやっています。ふと気づいたのですが、台天目はなくても、台飾は棚物でなさいますよね?それは、台天目も棚物でできるという証左にならないでしょうか???
流派を変えるというのはどういうことでしょうか。「個人の自由」と言いたいところですが、私としてはあまりオススメしていません。といいますのは、「それまでに費やした時間とお金を取り戻せない」からです。流派を変えると、それはもう一からやり直し。入門からとなりますし、大抵、最初に習った流派の癖が抜けません(長く習えば習うほど)。当流にも裏千家や表千家から流派を変わった方がいらっしゃいますが、やはり癖は抜けないですね。若干点前が違うように見受けられます。ですから
日曜日の「お茶会へ行こう」で、宗静先生が、お正客さんに質問しました。「仕覆を返された(表裏ひっくり返した)のですがどうしてですか?」私は気がついてなかったのですが、たしかにお詰めに流れてきた茶入・茶杓・仕覆の順に並んでいると「留めが茶入を向いている」のです。ん?私が間違えたのか?と一瞬思ったので口にしますと、宗静先生が静かに首を振ります。どうやら違うようです。当流だと、お詰めに流れてきた拝見の道具は茶入・茶杓・仕覆の順にお詰めさんの左膝外縁
昨晩、華流歴史ドラマを観ていて、母から「偉そうに」と言われました。偉そうに言ったわけでもなく、雑談の中で、「仁宗が名君であるのは仁という諡で分かる」と言いましたら、「なんで?」というので「仁は仁愛の仁だから」と言ったのですが、「意味がわからない」と言われたので、「仁の字には思いやりがあって寛大であり、民を愛して徳が高かったという意味があるの」と説明したら、「偉そうに」と(苦笑)え?どこに偉そうな物言いがあったんでしょうか。その後しばらく、母の友人らが「知識をひけらかさない」という
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。■月桑庵の特徴①点前偏重はしない月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。主客というのは「亭主=点前をする人」と「正客=連客の中で一番上座に座る人」のことです。点前偏重というのは、お茶を点てることばかり教えて、お客さんとしての振る舞いとか、道具の由来や掛軸の意味、お菓子の種類と食べ方などを教えないということです。慣れてくれば正客の稽古もできますし、さらには御詰め(末席のお客さん)の稽古もできます♪月桑
茶の湯の師匠を見つけるときは①先生の年齢は関係ない②人の縁を大切にせよ③先ずは体験!できれば茶席もみよ④流派の大小で選ばない⑤初釜がないところは避ける⑥炉が切ってある方がよい⑦できるだけ近場(一時間前後まで)にする⑧入門したら3年は通う⑨頻繁に釜や道具を変える人がいい先生⑩歴よりも知識の十箇条をお薦めします。①先生の年齢は関係ない茶道は年齢ではありません。60代でも40代から習ったら20年程度。50代で20歳から習っていれば30年以上。どれだけ稽古してきたか
令和6年4月27日(土)・28日(日)、護国寺茶寮にて都民の茶会が開かれます。板橋区茶華道連盟は27日(土)、月窓軒で切田宗順先生がお席持ちです。私は28日(日)、宗澄庵にて杉並区のお手伝い(笑)で、点前の予定です。28日(日)の宗澄庵は諸流席となっていて、皆さんのご存知ない流派の方が点前されるかも知れませんよ!(笑)・都千家小笠原宗誉・日本茶道塾岡田幸造・都流内田宗地ほかにも裏千家の鎌倉彫の方などもいらっしゃいます(まだ全員と顔合わせして
茶道教授の毒吐【ドクハク】vol.11なんで茶道人口が減ってるの?㊤茶道教授の毒吐【ドクハク】始まりました!twitcasting.tv茶道教授の毒吐【ドクハク】vol.11なんで茶道人口が減ってるの?㊦モイ!Androidからキャス配信中-「茶道教授の毒吐【ドクハク】」始まるよ!和に関する雑談をします。着物・歴史・茶道などなど!twitcasting.tv茶道は面白いコンテンツである。しかし、年々物凄い勢いで人口が減少しているのは何故だろうか?私は色々な角度から考察し、様
本日は旧暦三月七日、乙巳年庚辰月癸卯日。二十四節気の第五節「清明」です。清明とは「清浄明潔(清らかで活き活きとした様子)」を略した言葉で、春先の躍動感に溢れる情景を意味します。『暦便覧』には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」とあります。花が咲き始め、枯れた草花の中から新芽が出てくるなど「復活」の印象が強い時期ですね。ちなみに、キリスト教では3月末~4月中旬ぐらいに「イースター(復活祭)」があり、これはキリストが死後三日後に復活したことを祝う祭りとされていますが、実は
霰三盆糖(あられさんぼんとう)曲物入300g三友堂:ec-0075-4:高松片原町西部商店街-通販-Yahoo!ショッピングstore.shopping.yahoo.co.jp6,048円商品を見る高松にある三友堂の霰三盆糖が桶に入って売られているのですが、これを溜塗にして建水にするというのが、昭和初期に流行したんだそうですよ。これもその一つなんでしょうか。旅の思い出にいただいて、それを建水として使うなんて、物語ですよねぇ。私は残念ながら香川に
茶道の電熱器といえば「野々田式」というほどメジャーだった野々田。昨年末に廃業なさったそうです。電熱器が使われ始めてから、炭の形の電熱器を生み出したのが創巧・野々田でした。以来、さまざまなバリエーションから電熱風炉まで生み出して、茶道人口の広がりを後押ししてくださった会社でしたが……。時代の流れというか、茶道人口の激減を感じますね。現在はヤマキ電器という会社さんが無段階切替電熱炭などを中心にさまざまなものを作ってくださっているようです。ウチも今のものが
今回はご新規さまお二人を迎えてのお茶会へ行こうでした。裏千家を習われていらっしゃる方と遠州流宗家を習われていらっしゃる方でいらっしゃいました。風変わりな霙点前、愉しんでいただけましたでしょうか?いつもながらお目怠いことだらけではございましたが、エアコンの使いすぎかブレーカーが落ちるという事態に大慌て。また、遠州流の方にお茶を点てるだけでもとお願いし、丁度先日華流ドラマで見た「琴の手」の点て方の実演を拝見でき、また、遠州流の特徴である「こき帛紗」を教えていただきました。これ、
きたる4月26日(土)・27日(日)に東京護国寺で「都民の茶会」が開かれます♪今回、板橋区はお休みだそうで、誰も席を持たないのですが、杉並区の小笠原先生(都千家)の手伝いで点前をすることになりました。茶室は月窓軒とのこと。お茶券がご入用の方はdarkpent@gmail.comまでご連絡ください。ご用意できますのは26(土)のお茶券となります。1枚6,000円です。お振込いただきましてからの郵送とさせていただきます。あと3~4枚ぐらいかと思い
「小板にて濃茶をたてば茶巾をば小板の端におくものぞかし」昔は濃茶の時、台子では茶巾を地板の中央に置いていました。のち、台子から長板が生まれ、長板から半板(現在の大板)が生まれ、そして小板が生まれます。ここから、大板や小板の右端に茶巾を置く所作が生まれました。そして、それぞれの炉点前が生まれていき、炉のときに点前座に板がない状態が生まれます。ここから、茶巾を水指の上にのせる点前が生まれます。小板に風炉を据え、濃茶点前をするとき、茶巾を茶碗から初めて出すとき、ま
月桑庵で平点前に想定している水指は、六種。・中水指○・平水指○・細水指○・耳付水指○・四方水指○・釣瓶水指○中水指を基準として、扱いの違う基本的な水指六種です。毎月同じ道具で、平点前していても、味気ないでしょう?(笑)ならば、水指を変えて、趣向を少しだけ変えましょう!ということです。5月・中水指6月・耳付水指7月・四方水指8月・釣瓶水指9月・平水指10月・細水指(中置き)11月・中水指12月・釣瓶水指(塗)
きたる4月26日(土)・27日(日)に東京護国寺で「都民の茶会」が開かれます♪今回、板橋区はお休みだそうで、誰も席を持たないのですが、杉並区の小笠原先生(都千家)の手伝いで点前をすることになりました。茶室は月窓軒とのこと。お茶券がご入用の方はdarkpent@gmail.comまでご連絡ください。ご用意できますのは26(土)のお茶券となります。
_/_/_/_/_/_/_/_/「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」_/_/_/_/_/_/_/_/お茶事に抱くイメージってどんなものがありますか?お茶事ってどんなもの?茶道ってどんなことしてるの?■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□茶道の醍醐味といえば「茶事」。茶事というのは、まず懐石があり、お酒があり、そして最後に濃茶と薄茶をいただくというもの。そう、本来のお
購入元:ヤフオク購入額:★★☆素焼の楽灰器です。赤の土器【かわらけ】の建水として寸法があいそうなので購入。口径18cm、6.5cmとあるので、今度こそ……大丈夫でありますように。届いたので、入れてみます……おっしゃ!水に濡らすとこんな感じ。いいですね。これで、安心して使えます。楽入さんに箱をお願いしなきゃ。
茶筅は、最初「竹帚」という道具から始まります。これは所謂「箒」のことで、外用の広い場所を掃く道具でした。次第に「箒」という一文字で表されるようになると、「竹帚」は台所の掃除用道具として転用され、「炊帚」とか「飯帚」とも呼ばれるようになっていきます。そこから調理道具として変化し、薬品道具としても転用されるに従って、お茶にも使われるようになります。それが、団茶を削って、粉にするための薬研から、器に移すときの茶掃きとして用いられるようになりました。団茶とは団(まる)-いと
少し前に、茶道の参入障壁が「着物」であると気づいたのですが、これは大きな勘違いといえます。茶道の稽古は、勿論、着物でしたほうがいいというのは、事実ですが、着物でなければできないという訳ではありません。実際、洋服で稽古する方は結構います。ある方は、浴衣で稽古します。ある方は、羽織に帯をして稽古します。ある方は、洋服で稽古します。最近は稽古着なんてものも売っているそうです。【茶器/茶道具お稽古着(御稽古着/おけいこ着)】四季の彩り袖付和装
家元制度というのは、如心斎の時代にゆる~く作られた体制です。ただし、現在の家元制度は明治時代に組織されたものになります。また、許状(相伝)制度は、表千家も裏千家も武者小路千家も江戸千家も多かれ少なかれ同じような制度です。当流はだいぶ数が少ない上に免状制度なので、少し違います。家元などの茶家というのは「次世代に正しく教えを受け継ぐ」ことが目的であり「茶を教える」ことが生業です。ですので、巷にいる先生というのは、茶家から「許しをもらって教えている」ということになります。
🌸大人からのベリーダンスクラス🌸赤坂・六本木・築地✨Information✨未経験者歓迎!当講座ではエレガントでありながらエンターティメント性に富み、エジプトの花形ダンサーが女優的要素をも持った時代のクラシカルなベリーダンスに現代のエッセンスをちょこっと味付けした「ネオ・クラシカルスタイル・ベリーダンス」を教えます。誰もが皆、女神性をそれぞれのなかに秘めています。ベリーダンスを通して呼び起こし、さらに素敵な貴方へと変身いたしましょう💎<赤坂クラス>BUZZ赤坂502st(4/14