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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。今年も、おもに新発売の薬剤について、すんなりと服薬指導できるように準備をしていきたいと思います。余談ですが、実は私、現在転職活動中です。1月は有休消化中なので、更新できるものはできるだけ更新したいと思います。今回のビルベイは、進行性家族性肝内胆汁うっ滞症治療薬です。この疾患は指定難病に指定されており、2024年度の特定医療費受給者証所持者数は7人とのこと。つまり、処方を受けることが極めて少ない薬剤と言えます。ただ、サラっとで
Xではさんざん話題になっていたのですが、ヘパリン類似物質ローションの一般名マスターが更新され、変更になりました。今後は、以下のように表記されます(ただ、絶対これでないとダメという訳ではなく、これまで通りの表記も可能です。医療機関側のマスターの変更にも影響されると思います)。・ヘパリン類似物質外用液0.3%(乳剤性)・ヘパリン類似物質外用液0.3%(水性)先発はヒルドイドローションで、そのジェネリックとして乳剤性と水性があるのは、ご存知だと思います。・乳剤性→ラクール
12月22日付けで、ケレンディアに慢性心不全の適応が追加されました。○ケレンディア錠10mg/20mg【追加内容】メーカーからの通達文書の一部を貼っておきます。思ったより小さかったので、改めて以下に記載します。【用法・用量】〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病〉通常、成人にはフィネレノンとして以下の用量を1日1回経口投与する。eGFRが60mL/min/1.73m2以上:20mgeGFRが60mL/min/1.73m2未満:10mgから投与を開始し、血清カリウム
4月21日に化学療法歴のあるHER2陽性乳がん治療薬、ツカイザが発売されました。なかなか投薬する機会がないかもしれませんが、ひとまず投薬できるように準備したいと思います。HER2はhumanepidermalgrowthfactorreceptortype2(ヒト上皮細胞増殖因子受容体2)の略語で、細胞の増殖に関与するとされるチロシンキナーゼの1つ。同じような構造と機能を持つものにHER1(EGFR)、HER3、HER4があり、HERファミリーと呼ばれます。HER2陽性率が
5月28日に新規アルツハイマー型認知症治療薬のリバルエンLAパッチが発売されました。成分はリバスチグミンで、すでに1日1回タイプのイクセロン/リバスタッチパッチが販売されています。リバルエンLAパッチは、週2回投与タイプです。○リバルエンLAパッチ25.92mg,51.84mg(一般名:リバスチグミン)【効能・効果】軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制※イクセロン/リバスタッチパッチと同じです。【効能・効果に関連する注意】(抜粋)
3月19日に、新規子宮筋腫治療薬のイセルティが発売されました。同効の経口医薬品としては、すでにレルミナが販売されており、両方ともGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)アンタゴニストです。一番の違いは、イセルティは食事の影響を受けないこと。レルミナは食事の影響を受けるので「食前」となっています(食後で効果減)。イセルティには食事の縛りがありません。作用機序などについては、レルミナの記事を参照してください→レルミナ|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売中!)
3月30日に新規神経膠腫治療薬のボラニゴが発売されました。なかなか接することがないかもしれませんが、投薬することもあるかもしれませんので、ポイントを押さえておきます。まずは神経膠腫ですが、脳において栄養供給や神経伝達物質の伝達などを担う神経膠細胞こうさいぼう(別名:グリア細胞)が腫瘍化する疾患(脳腫瘍の1つ)で、グリオーマとも呼ばれます。最近、神経膠腫の約70%にIDH1またはIDH2遺伝子変異陽性があることがわかってきました。ボラニゴ(ボラシデニブ)の作用機序【神経膠腫】
3月19日に新規うつ病・うつ状態治療薬のザズベイが発売されました。この薬、発売前からけっこう話題になっていましたよね。特徴的なのが「14日間服用」ということ。再投与までは「投与終了から6週間以上の間隔を空けること」となっています。これまで、このような抗うつ薬はありませんでした。うつ病の急性期に即効性が期待される新規治療薬:日経メディカル↑の記事では「急性期に即効性が期待される」と記載されています。ザズベイは、新規の作用機序を有するアロプレグナノロン様γ-アミノ酪酸作動性ク