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明日は我が身か・・・でしょうね余計な投資はせぬことです産経ニュースより物価高に薬価引き下げ…経営厳しさ増す中小薬局薬剤師が服薬指導「予防医療」に活路地域医療を支える中小薬局の経営が厳しさを増している。物価高や賃上げで経営コストがふくらみ、度重なる薬価引き下げで収入が減少、赤字に陥っている薬局も少なくない。さらに大手ドラッグストアが店舗数を拡大し、競争が激化。国は医療費抑制の一環で薬剤師への調剤報酬の在り方を見直している。薬剤師が薬の販売にとどまらず、適切な薬の飲み方を利用者に積
10月22日に、新規睡眠薬のボルズィが薬価収載されました。おそらく、まもなく発売されるはずです。ボルズィは国内4製品目のオレキシン受容体拮抗薬です。念のため、先行の3種を挙げると、ベルソムラ、デエビゴ、クービビックです。私個人としては、クービビックを扱ったことがないうちにボルズィが発売になりそうです。現在は圧倒的にデエビゴの処方が多いですよね。気になるのは、4種の違いです。木元先生の新薬情報オンラインから抜粋させていただきます。ボルズィ(ボルノレキサント)の作用機序:ベルソムラ/
先日、新医薬品が薬価収載され、すでに発売が開始されています。ぼちぼち紹介していこうと思います。今回は抗インフルエンザウイルス薬のゾフルーザです。今回、顆粒剤が発売されました。ゾフルーザは、すでに錠剤が販売されていますので、作用機序など詳細は割愛します。では、薬剤情報です。○ゾフルーザ顆粒2%分包(一般名:バロキサビルマルボキシル)【効能・効果】A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療及びその予防※予防にも適応があります。【効能・効果に関連する
効能等追加情報が8月、9月と出ていますので、ぼちぼち紹介します。今回はコセルゴです。私は手にしたことがありません。ただ、とても重要な内容の変更ですので、掲載します。○まずは8月の情報です。これまでは小児にしか適応がありませんでしたが、成人にも適応が追加されました。用量については、以下の表が掲載されています。体表面積(m2)投与量0.55-0.69朝20mg/夜10mg0.70-0.891回20mg1日2回0.90-1.091回25mg1日
新薬ラッシュですねぇ。今週は3連休なので、一気に書いています。今回は、新規月経困難症治療薬、アリッサ配合錠についてです。いわゆるピルですが、ご存知のようにエストロゲンとプロゲスチンの配合薬なので、ほかの薬剤との違いは2種の成分の組み合わせの違いしかありません。「服薬指導のエッセンス」に掲載している一覧表を参照してください(アリッサを追加してください)。では、日経DIから。月経困難症に静脈血栓塞栓症リスクが低い配合薬:日経メディカル以下、私が再編集しました。日
今回の薬価収載、別剤型などが多いんですよね。今回はラゲブリオ(一般名:モルヌピラビル)です。この度、錠剤が発売されました(これまではカプセル)。規格も異なるので注意が必要です。錠剤は1錠400mg、カプセルは1カプセル200mgです。【用法・用量】通常、18歳以上の患者には、1回800mg(2錠,または4カプセル)を1日2回、5日間経口投与する。※メーカーホームページから抜粋ラゲブリオ®の軌跡・剤形|基本情報・Q&A|MSDConnect※ラゲブリ
新規抗高カリウム血症治療薬のビルタサが発売されました。先日、新医薬品が薬価収載されましたが、この薬剤は昨年11月に薬価収載されています。同効薬としては2020年のロケルマ以来の新薬となります。ロケルマが発売されてから、もう5年も経つのですね。高カリウム血症治療薬については、ロケルマのところで触れています。5月20日にロケルマ(高カリウム血症改善薬)が発売されました|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売中!)最近、あまり見かけなくなったケイキサレート、カリ
僕の精神科通院で一番嫌なのは薬局の服薬指導。薬が変わらないけれど生活習慣を聞いてくるなどうるさい。ただ、薬の疑問(作用や飲み合わせなど)。また生活習慣に不安があれば相談にものっているのはいいと思う。今回上げたのは、専門的な領域に入った薬剤師のことである。リチウムの血中濃度まで聞いてきた「手の震えやお腹のくだりはありませんか」「あります」「リチウム濃度はどうですか」「長年飲んでいるので」とスルーはしたけれど。リチウムの副作用だと定性的に把握してくれたら良いのに、リチウム濃度とい
ビラフトビに新しく効能が追加されました。少しややこしいのですが、まとめてみました。○ビラフトビカプセル50mg/75mg(一般名:エンコラフェニブ)【追加内容】化学療法歴のないBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんに対する効能等追加(これまでは〈がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん〉)(アービタックスと化学療法との併用療法による一次治療の追加)【用法・用量】セツキシマブ(アービタッ