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Xではさんざん話題になっていたのですが、ヘパリン類似物質ローションの一般名マスターが更新され、変更になりました。今後は、以下のように表記されます(ただ、絶対これでないとダメという訳ではなく、これまで通りの表記も可能です。医療機関側のマスターの変更にも影響されると思います)。・ヘパリン類似物質外用液0.3%(乳剤性)・ヘパリン類似物質外用液0.3%(水性)先発はヒルドイドローションで、そのジェネリックとして乳剤性と水性があるのは、ご存知だと思います。・乳剤性→ラクール
(追記したので貼り直します)1月30日に、新規インスリン製剤(持効型)のアウィクリ注フレックスタッチが発売されました。アウィクリは、国内初の週1回投与の持効型インスリンです。インスリンもどんどん進化するなぁという印象ですね。気になるのは、週1回投与を可能にする仕組みではないでしょうか?アウィクリは、皮下投与後に血中のアルブミンに結合することで活性を示さない状態となり、緩徐にアルブミンと解離し、インスリンレセプターと結合することで、血糖降下作用が1週間にわたって持続するとされてい
効能等追加情報が8月、9月と出ていますので、ぼちぼち紹介します。今回はコセルゴです。私は手にしたことがありません。ただ、とても重要な内容の変更ですので、掲載します。○まずは8月の情報です。これまでは小児にしか適応がありませんでしたが、成人にも適応が追加されました。用量については、以下の表が掲載されています。体表面積(m2)投与量0.55-0.69朝20mg/夜10mg0.70-0.891回20mg1日2回0.90-1.091回25mg1日
3月19日に新医薬品の薬価収載がありました。ぼちぼち、掲載していこうと思います。まずは、ウプトラビ錠小児用0.05mgです。この薬剤は、昨年12月にウプトラビに効能が追加されたことにより承認されました。以下の記事を参照してください(一部、訂正してあります。ご確認ください)。ウプトラビに効能等が追加されました|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売されました!)このリンクを貼ればで終わりだろうと思いきや、とんでもないことに気付きました。実は、この薬剤は50
移植7回中、2回子宮外妊娠、5回陰性でした。ERA検査が気になりますが、担当医に費用対効果があまりないと言われました。院長はどう思われますか?オンラインセミナーでのご質問です。移植7回中2回の子宮外妊娠と5回の陰性という結果に直面され、ERA検査(子宮内膜着床能検査)を検討されている中で、担当医から費用対効果があまりないという説明を受けたとのことですが、まずERA検査とは、胚移植のタイミングに子宮内膜が本当に着床に適した状態=受容期にあるかを遺伝子発現レベルで評価する検査であり、20
9月12日に新規潰瘍性大腸炎治療薬のベルスピティが発売されました。では、日経メディカルさんの解説です。治療抵抗性の潰瘍性大腸炎に新しいS1P受容体調整薬:日経メディカル「ベルスピティは、既存のゼポジアと同じS1P受容体調節薬である。S1P受容体に結合し、受容体の内在化を誘導・維持することで、炎症部位に遊走する活性化リンパ球を減少させる。これにより、炎症性サイトカインの産生が低下し、UCの炎症を抑制すると考えられている。ゼポジアがS1P受容体のサブタイプ1および5に選択的に作用す
新規非小細胞肺がん治療薬のヘルネクシオスが発売されました。このブログを振り返ったところ、この分野の新薬は、約半年前に発売されたラズクルーズ以来のようです。あくまでも、ブログを振り返っての情報ですが…。5月21日に肺がん治療薬のラズクルーズが発売されました|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売中!)この分野の薬剤について書く際、必ず記載することをここでも示します。■肺がんの分類●非小細胞肺がん○扁平上皮がん……肺の入り口近く……ほとんどが喫煙者
今回の薬価収載、別剤型などが多いんですよね。今回はラゲブリオ(一般名:モルヌピラビル)です。この度、錠剤が発売されました(これまではカプセル)。規格も異なるので注意が必要です。錠剤は1錠400mg、カプセルは1カプセル200mgです。【用法・用量】通常、18歳以上の患者には、1回800mg(2錠,または4カプセル)を1日2回、5日間経口投与する。※メーカーホームページから抜粋ラゲブリオ®の軌跡・剤形|基本情報・Q&A|MSDConnect※ラゲブリ
3月19日に新規潰瘍性大腸炎(UC)治療薬、ゼポジアカプセルが発売されました。UC治療薬としては、2022年にカログラが発売されており、それ以来の新薬となります。ただ、カログラは、「進行性多巣性白質脳症(PML)発現リスクを考慮し、維持療法のために投与しないこと」となっています。投与期間はPML発現リスクを低減するために6カ月までとなっており、そのための「管理システム」(登録が必要)があります。5月30日に新規潰瘍性大腸炎治療薬のカログラが発売されました~続く|「服薬指導のエッセン
新規抗高カリウム血症治療薬のビルタサが発売されました。先日、新医薬品が薬価収載されましたが、この薬剤は昨年11月に薬価収載されています。同効薬としては2020年のロケルマ以来の新薬となります。ロケルマが発売されてから、もう5年も経つのですね。高カリウム血症治療薬については、ロケルマのところで触れています。5月20日にロケルマ(高カリウム血症改善薬)が発売されました|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売中!)最近、あまり見かけなくなったケイキサレート、カリ
ふと公知申請情報を見ていたのですが、あることに気付きました。昨年の7月24日に公知申請により、メキニストに「がん化学療法後に増悪した低異型度漿液性卵巣がん」の適応が追加されています。公知申請についてはご存知だと思います。医療上必要性の高い適応外薬に関しては、例外的に保険適用を認める場合があり、このような品目を公知申請品目と言います。実は、公知申請品目というのはけっこうやっかいで、添付文書が改訂されるまでに、数年かかることがあります。つまり、添付文書に載っていない適応症に使用して